タイムシェアのある人生

このブログでは私が実際に訪れたタイムシェアや現地で経験したいろいろな情報をシェアしていきます。

Bolgo Alle Bigne Part4(情熱のワイナリー!La Spinetta)

2014-09-08 11:15:54 | イタリア トスカーナ ボルゴ アッレ ビーニュ

さて、今日は今回のイタリアの滞在で一番楽しみにしていたワインテイスティングツアーです。
ボルゴ アッレ ビーニュのあるTerricciola(テリッチオラ)は"City of Wine"と言われるだけあってワイナリーが沢山あります。その中でもタイムシェアから一番近いのが"La Spinetta"(ラ スピネッタ)です。


恥ずかしながらLa Spinettaについては何も知らずにテイスティングツアーに参加したのですが、後で調べてみてびっくり。イタリアでは結構有名なワイナリーで日本でも販売されているんですね。
ラ スピネッタについては以下のウエブサイトを参照下さい。
http://www.la-spinetta.com/

またラ スピネッタのワインにご興味のある方は以下のウエブサイトで販売されてますのでご参照下さい。
モンテ物産 http://www.montebussan.co.jp/wine/spinetta.html
トスカニー http://www.rakuten.ne.jp/gold/toscana/winery/toscana/285.html
このトスカニーというお店のウエブサイト、オーナーへの突撃インタビューの記事もあって面白いですよ。


Rivetti ファミリーによって1977年に創設されたLa Spinettaはイタリア内に4つのエステートを持っており、ボルゴ アッレ ビーニュの近くにあるワイナリーは3番目にできた"LA SPINETTA Casanova in Tuscany"です。


こんな素晴らしい建物です


このワイナリーまでボルゴ アッレ ビーニュから歩いて15分。田園地帯の小道をぶどう畑を眺めながら歩きますのでいい散歩になります。が、車で行くこともできます。


場所はフロントのマネージャーに確認していったので間違いなかったはずですが、なんとこんな小さな看板しか出ていません。また誰も迎えに来ないので入口を探して随分迷いました。


やっと見つけて建物の入口へ


建物に向かう途中は一面、ぶどう畑の景色!


このデッキから見たら最高です


こんな広大なぶどう畑からワインが産まれるんですね


畑まで降りてみることもできました


娘とぶどう畑をパチリ。娘にはいい記念になることでしょう。


建物の入口まできたら今日の案内役のMirko Bessiさんが迎えに来てくれました。


今回のハイライトはなんと言ってもこの人です。この親父が熱い!私はワイン初心者でまだナパで10ヶ所くらいしかワイナリーを訪れたことはありませんが、こんな熱い語りをする男は初めてです。
ワイン造りに対する情熱がビンビン伝わってきます。先ほど紹介したウエブサイトに"La Spinetta, Making wines with passion"と書かれていましたが、まさにその通りの男でした。


まずはワインの製造工程の見学です。今回のツアーはボルゴ アッレ ビーニュにお泊りのオーナーさん、総勢12名。我々以外はアメリカ本土からの方でした。皆さんオーナーさんなのですぐに打ち解けて和やかなテイスティングツアーとなりました。こんな友達同士のようにワインテイスティングを楽しめるのもタイムシェアオーナーならではですよね。


工場に入りました。ステンレスのタンクが並んでいます


整然として綺麗です


熱い男 Mirkoの説明にはワインへの想いが感じられます。このエステートでは22名の従業員中、20名が畑にいるのだ!と言ってましたが、それだけぶどう作りに力を入れているのですね。。「ワイン造りの90%は畑にある」という信念なのだそうです。


タンクの前でも熱い男が語ります。


オーパスもそうでしたが、樽を寝かせてある部屋はムードがありますねえ。美術館のようです。


瓶詰めの機械


ここでは瓶に詰めた後も寝かせるのだそうです。瓶内二次発酵なんですね。


さてお待ちかねのテイスティングの時間がやってきました。


テイスティングをする部屋はこのガラス張りのスペース。ワインも景色も最高でした。


既に綺麗にテーブルセッティングされています。


まずは最初の一本


ここでも熱いMirkoは語ります


イタリア人らしく大きな身振り手振りで熱く語ってくれました


次々とワインを開けてくれます。気前いいなあ。。


参加したオーナーさんは皆さん、シニアのカップルでした。ご夫婦でワインテイスティングできるなんていいですね。


テイスティングのアテは生ハムにサラミにチーズにオリーブオイル。


これが美味しくて娘は食べてばかりいました。


オーナーさん同士で色々感想を言いながら和気藹々とテイスティングが進んでいきます。


そんな中、Mirkoはどんどんボトルを開けていきます。


ボトルが空くにしたがって彼の語りもヒートアップ!


語る!


語る!


そしてまた一本。熱いなあ。


これで10本以上空いてます


最後にはグラッパまでテイスティングさせてくれました。


アルコールも回って皆さんすっかり酔い気分


テイスティングの後はワインの購入の時間です。皆さん、気に入ったワインを結構買ってました。


どれにしようか迷いますねえ


スパークリングもいいなあ


ラ スピネッタではオリーブオイルも作っています。先ほどパンと一緒に出てきた奴です。


テイスティングを終える頃には外はいい感じの夕焼けになっていました。


素晴らしいサンセット。と言っても夜の8時半過ぎです。


夕陽に映える建物が美しい。


トスカーナという感じの風景ですね。


絵画のようです。


ぶどう畑に輝く夕陽。ナイス!

ツアーが終った後、一緒に参加したオーナーさんから「お部屋で一緒に飲みませんか?」と御誘いいただきました。こんな家族みたいなお付き合いができるのもヒルトンのタイムシェアのオーナーならではですよね?

こんなワイナリーに歩いて行けるタイムシェアって世界でここだけじゃないでしょうか?
ヒルトンがここにイタリア初のタイムシェアを作った意味がわかった気がしました。
こんな情熱に溢れ、気前のいいワインテイスティングツアーなんて初めてです。
これで20ドルは安い!安過ぎる!。ボルゴ アッレビーニュに泊まったら絶対行くべしです。