タイムシェアのある人生

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カリフォルニア ナパバレーのワイナリー巡り Part3

2013-08-13 14:43:52 | カリフォルニア ナパ  エンバシ―ホテル

ナパバレーのワイナリー巡り。最終回はちょっと話題のワイナリーをご紹介します。
まずはChateau Montelena Winery(シャトー・モンテレーナ・ワイナリー)

このワイナリー。ワインについては全然知識がなかったのですが、写真の城を見て「行ってみよう」と決めました。このシャトーは1882年にカリフォルニア州最初の上院議員のひとり、Alfred L. Tubbs氏がこの土地、
254エーカーを購入。ヴィンヤードとシャトーを造ったのだそうです。
シャトーだけではなくワインの方も1976年に行われた「パリ・テイスティング」でシャルドネが一位を獲得するなど有名みたいです。(私は建物だけで決めたのでよく知りませんでした。。。。)


敷地は広くて駐車場の横にはこんな大きな池が。


そして小高い丘の上にシャトーがあります。


階段で登っていきましょう。


ジャーン!これがシャトー・モンテレーナです。でもなんか「意外と小さいやん」。場所間違えてないかもう一度確認してしまった位、写真と違います。こんなんだったかなあ。。


とりあえず中に入ってみましょう。


テイスティングルームはこちら


テイスティングルームも意外とこじんまり。カウンターで飲めるものはお値段も手頃ですごくカジュアルな感じです。


テイスティングツアーもあって、その場合はこんな部屋で飲めるみたいですが、もうここに来る前に散々飲んでしまっていたので、今回はツアーは止めてカウンターで飲みました。


ちょっと期待はずれのシャトー・モンテレーナを後にして、その近くにあるクロペガス(Clos Pegase)ワイナリーに行きました。ここは比較的新しく1984年に設立され、今最も勢いのあるワイナリーのひとつで数多くの賞を受賞しているそうです。


日本では石田純一さんと東尾理子さんの挙式が行われ話題となったそうですね。(これも全く知りませんでした。。。)


ここのワイナリーでは世界中から集められた美術品も見る事ができて美術館のような趣があります。


オーナーのジャン・シュレムさんは出版業界で成功を収め、日本人の妻・ミツコさんと共にワインに魅せられワインの世界に入ったそうです。ミツコズ・ヴィンヤードと名付けられた畑のワインもあって、そこのワインをお土産にしました。


2006年の夏、小泉元首相がアメリカを訪れ、ブッシュ大統領とホワイトハウスにて会談を行った際、その後の公式歓迎晩餐会で乾杯のワインとして用意されていたのがここのミツコズ・ヴィンヤードのシャルドネだったそうです。結構有名なワイナリーだったということもハワイに帰って来てから知りました。

尚、このクロスペガスという名前は「ペガサスがひづめで大地を蹴ると、女神ミューズの神聖な泉が湧き出た。これがワインの誕生である。」というギリシア神話から来てるそうですね。

次に訪れたのがベリンジャー(Beringer)

1876年創立のナパ・ヴァレー最古のワイナリーだそうです。ハワイでも近所のスーパーでよく見かけるワインです。


ここも駐車場から階段を上がった上に建物があります。もうここに来た時点で相当飲んでいたのでテイスティングはせず、建物を見て帰りました。ワイン専門誌「ワイン・アンド・スピリッツ」において「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を11回も受賞したことがあるそうです。でも気軽に寄れる感じのワイナリーでお値段も安かったです。


飲みすぎたのでちょっと休憩がてらセントへレナでランチ。この町は本当にきれいで品がよく、おしゃれな感じです。
時間があればここでもっとゆっくりしたかったところです。

そして最後に向かったのがルビコンエステート(Rubicon Estate )

1880年に設立されたワイナリー「イングルヌック」の畑の一部を、『ゴッドファーザー』などの名作で知られる映画監督、フランシス・コッポラが1975年に購入してワイン造りを始めたものだそうです。「ルビコン」は英語で「背水の陣」を表す「The crossing of the Rubicon」(ルビコン川を渡る)」にちなんで名づけられたものだそうです。
そうなると私も今月は「ルビコン川だよなあ」などとつまらないことを考えてしまいました。


コッポラはナパとソノマのそれぞれワイナリーを持っていて、ソノマのワイナリーが「フランシス フォード コッポラ ワイナリー」。 そしてナパのワイナリーがこのルビコン エステートだそうです。


庭の緑がきれいなワイナリーでした。


葡萄棚


葡萄畑。気持ちのいい景色です。


ワイナリーに向かう並木道がいい感じです。


ここでランチなんかも良さそう。


イングルノックワイナリーのシャトーをデザインした建築家は先ほどご紹介したシャトーモンテリーナーのシャトーをデザインした建築家と一緒で、


ちょうど前の晩に食事に行ったCIA(カルナリーインスティテュトオブアメリカ)のグレイストーンレストランのデザインもしているそうです。(どうりで似てると思いました)


シャトーの入り口からこんな階段を上がって行くと。。。。


ワイナリーやコッポラの歴史の展示があって映画博物館みたいです


ワインに関係のない展示物もいっぱい


何故か車も!


そしてカメラも!


シャトーの中も歴史を感じさせます。


このように最終回はシャトーや展示の面白いものをご紹介しました。ワイン通の方から見れば邪道なナパバレーのワイナリー巡りかもしれませんが、建物や美しい庭園を楽しみ、気持ちの良い気候の中でワインを飲みながらのんびり過ごすワイナリー巡りもあっていいのではないか?と思います。

ちなみにナパバレー巡りの拠点にはナパバレーのエンバシーホテルの他に、


ソノマのヒルトンホテル


またこの写真のようにRCIのネットワークを通して使える施設が幾つかありますのでオーナーサービスにご相談下さい。

年に一度、大切な人と、また気心の知れた友人とワイナリーを訪れる。そんな人生もあっていいですよね。
ヒルトンのタイムシェアのオーナーになると人生の楽しみがいろいろ広がりますね!