20111217 「福島県飯舘村・長谷川健一さんを囲んで」

２０１１１２１７
福島県飯舘村の酪農家　
長谷川健一さんの講演会へ行って来ました。


飯舘村は山の上にある村だそうです。
どこから訪れても坂を上る。
登りきると美しい村がパーっと広がるんだそうです。

村のモットーは
「までいの村」
“までい”とは
大切とか丁重という意味だそう。

そのモットーで取り組み
日本一美しい村の認定を
受けた村だそうです。


ＤＶＤや時系列にスライドを見せていただきながらの
長谷川さんのお話。

涙をこぼしながら聞かせていただきました。

いろんな情報をネットから集め
知っていたと思ってたけど
ご本人から直接お話を伺って
何にも分かってなかったんだと
つくづく感じました。

その日のsachiのTwitterの書き込み

飯舘村の酪農家瀬川健一さんのお話会より。
なぜ「ポスト」の写真が１番衝撃的だったか。
その写真のポストは投函口に封がされていた。
日常が壊れるとはこういうことだったのかと愕然としてしまった。
そう何も分かっていなかったのだ。
牛と別れるシーンでは涙するが本当のことなど何ひとつも。

とつぶやいた。


まさに“シーン”だった。
傍観していたのです。

現実は

「分かる」

なんてそんな生易しいものではなかった。

想像を絶する。
きっとその立場にならなかったら
一生分からないんだろうと思う。

けど
ご本人から話しを聞くことで
空気感は伝わる。


想像を絶するに余る現状なんだ

ということが分かる。

それ以上は無理でも
それだけ感じさせてくださったことは
大いに意味があると思います。

思い出すだけでも辛いだろうお話を
長谷川さんは力強く語ってくれます。
まずは「知る」こと。
多くの方に現状を知って欲しいと思います。

皆さんも機会があれば
長谷川さんのお話を聞きに
行かれることをお薦めします。


長谷川さんのお話の内容を
その日はたくさんつぶやきました。
よかったらTwitterもご覧下さい。

その日長谷川さんの写真を撮らせていただいたのですが
森住卓さんのフォトブログの長谷川さんが素敵なので
ココをクリックして見てください。

講演会依頼のアドレスも載っています。





よろしゅおあがり。