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全能神―主イエスの再臨

全能神の発表「唯一の神自身 6 神の聖さ(3)」抜粋13

2018-04-28 00:14:47 | 全能神の発表

 

 全能神教会 | 全能神の発表「唯一の神自身 6   神の聖さ(3)」抜粋13

 これらのサタンが人間を腐敗させる手段は、それぞれ人間を無力にして反抗できない状態に陥れることが可能であり、人間にとって致命的なものであり、人間に対して反抗する余地を全く与えないものである。つまり、サタンの行動とサタンが用いる手段は、すべて人間を堕落させ、人間をサタンの支配下に陥れ、人間を邪悪の泥沼に陥れて脱出不可能な状態に陥れる可能性がある。以上が、サタンが人間を腐敗させるために用いる手段であり、これらの手段は極めて残忍であり、悪意に満ち、陰険であり、卑劣なものである。こうした手段の苦痛は、誰もが個人的に経験したことのあるものなので、人間の精神はサタンを激しく嫌悪し、こうした邪悪な悪魔に対抗することを固く決意する。

 サタンは邪悪であると言えるが、それを確認するためには、サタンによる人間の腐敗の結末と、その腐敗がどのような性質と本質を人間にもたらすかを検討する必要がある。これについては皆ある程度知っているので、発言して欲しい。サタンが人間を腐敗させると、人間に現れる邪悪な側面には、どのようなものがあるだろうか。(傲慢さ、横柄さ、身勝手さ、卑劣さ、不正と狡猾さ、陰湿さ、悪意、そして人間性の欠如がある。)全体として、人間性が欠如していると言えるのではないだろうか。他の兄弟姉妹の意見を聞こう。(傲慢さ、狡猾さ、悪意、身勝手さ、貪欲さ、浅薄さ、偽りがある。)一部の側面の性質により明示される事柄を述べるのではなく、その性質の本質となる事柄を述べる必要がある。そのことを理解できるだろうか。(人間がサタンにより腐敗させられると、通常その人間は傲慢で独善的、思い上がってうぬぼれが強く、貪欲で利己的になる。こうした事柄が最も深刻な問題である。)(人間がサタンにより腐敗させられると、人間は物質的にも精神的にも悪徳な行動を取る。さらに、その者は神に対して敵意を持ち、神を拒否し、神に反抗し、人間に必要とされる良心と理知を失う。)あなたがたが言っていることは、細部の相違点を除いてすべて同じことであるが、細部に関心を持っている者もいるようである。概括すると、最も多く挙げられたのは「傲慢さ」という語である。傲慢さや狡猾さ、悪意や利己的などが挙げられたが、あなたがたは皆ある一つの事を見落としている。こうした人々は、理知を失い、良心と人間性が欠如している、ということだが、あなたがたのうち誰も挙げなかった、重要なことがある。それは何であろうか。(裏切りである。)その通りである。「裏切り」を挙げた者はいなかった。サタンに腐敗させられた人間全員に存在する、こうした性質による究極的な結末は、神を裏切り、神を認めなくなることである。神がどのような言葉を述べても、どのような業を行っても、腐敗した人間は、真理であると分かっている事柄を認めないので、腐敗した人間は神を認めず、神を裏切っていると考えることができる。これがサタンによる人間の腐敗の結末であり、人間の腐敗した性質すべてに共通することである。人間が習得する知識、知っている科学、人間が理解している迷信や伝統文化、社会動向など、サタンが人間を腐敗させる方法の中には、何が義であり、何が不義であるかを判断するために人間が使用できるものがあるだろうか。そうした方法から判断基準を得ることが出来るであろうか。(出来ない。)人間が聖なる物事と邪悪な物事を判断する上で役立つ可能性があるものは、存在するだろうか。(存在しない。)人間に役立つ判断基準や基礎は存在しない。人々は「聖なる」という言葉を知っているが、聖なるものが何であるかを実際に知る者はいない。こうしたサタンが人間にもたらす物事により、人間は真理を知ることが出来るであろうか。そうした物事により、人間が真理を知ることは決してできない。そうした物事により、人間は人間性が向上した生活を送ることが出来るであろうか。そうした物事により、人間は神を真に礼拝する方法を更に理解して生活できるようになるであろうか。(ならない。)そうした物事により、人間が神を礼拝することや、聖さと邪悪さを知ることが可能となることが無いことは、明らかである。それとは反対に、人間は一層堕落し、神から遠ざかって行き、邪悪になり、歪んでゆく。これが、サタンは邪悪であると言われる主な理由である。サタンの邪悪な性質を数多く精査したが、サタンの性質や、サタンの本質に関するあなたがたの認識において、サタンに聖さの要素を見出したであろうか。(見出さなかった。)それは確かであろう。それでは、あなたがたはサタンの本質に、神の本質との類似点を見出したであろうか。(見出さなかった。)サタンの表出には、神の表出との類似点があるだろうか。(無い。)それでは、あなたがたに尋ねるが、神の聖さとは、あなたがたの言葉で言うと、正確には何であろうか。まず、神の聖さは何と関連して述べられるであろうか。神の聖さは、神の本質に関連して述べられるであろうか。それとも、神の聖さは、神の性質の一部に関連して述べられるであろうか。(神の聖さは、神の本質に関連して述べられる。)わたし達は、所望の論題について明確な足がかりを得る必要がある。神の聖さは、神の本質に関連して述べられる。まず、神の本質の引き立て役として、サタンの邪悪さを用いたが、あなたは、神の中にサタンの本質をひとつでも見出したであろうか。(見出さなかった。)人間の本質をひとつでも見出したであろうか。(見出さなかった。)誰かに回答を述べて貰いたい。(神の聖さは独自のものであり、誠実であり、真摯であり、神には腐敗したご性質が一切無い。神は完全に肯定的であられ、神が人間に与えられる物事も、すべて肯定的である。)(神の本質は、全て肯定的であり、神が明示される物事は、人間の救いと、正常な人間の実現のためである。そうした物事は、神が人間を真に保護するため、人間が正常な人間性を実現するためのものである。)神が明示する物事の目的は、正常な人間性を実現することのみであろうか。(人間が本当に真理を知るためのものである。神の聖さは、神の人間に対する真の愛と救いである。)(神の本質により明示される物事は、全て肯定的である。神の真実性、誠実さ、無私さ、謙虚さ、そして神の人間に対する愛は、全て神の聖さの本質を表出するものである。)(神は傲慢でも、利己的でもなく、裏切ることもなく、この面でも、神の聖なる本質が明示されている。)なるほど。その他の回答はあるだろうか。(神には、サタンの腐敗した性質が全く無い。サタンの中にある物事は完全に邪悪なものであるが、神の中にある物事はすべてが肯定的である。人間は、神が常に人間のすぐ傍らにいることを知ることができる。幼時から成熟した現在に至るまで、とくに人間が道を見失った時、神は常に共にいて人間を見守られ、安全に保たれる。神には、狡猾さや偽りが無い。神は明瞭かつ分かりやすく御言葉を述べられるが、それもまた神の真の本質である。)素晴らしい。(神の御業には、他意も、豪語も、空虚な誓いも、狡猾さも無く、サタンの腐敗した性質は、一切見られない。人間が信じることが出来るのは神のみであり、神の御業は誠実であり、真摯である。神の御業からは、神が人間に対して、誠実であるように、知恵を得るように、善良と邪悪を見分けることができるように、そして様々な人々、出来事、物事に対して分別を持つように、と言われているのが分かる。こうしたことから、神の聖さを理解できる。)その他の回答はあるだろうか。あなたがたは全て回答を言っただろうか。(全て言った。)あなたがたは、自分自身が述べた回答に満足しているだろうか。あなたがたはどの程度、真に心で理解しているであろうか。あなたがたは、神の聖さについて、どの程度理解しているだろうか。あなたがたは、それぞれ心の中にある程度の知覚的理解を持っている。なぜなら、全ての人間が自分に対する神の業を感じることが可能であり、また程度の差があるものの、全ての人間が多くの物事を神から得ているからである。人間は、神から恵みや祝福を受け、啓示と光を受け、神の裁きと刑罰を得ているので、神の本質に関して、ある程度の簡単な認識があるであろう。

 

 

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