西湘ケチおばRIN

こういうものが欲しい!を中心に
(読書はたいてい借り物で…)

遺品を みだりに人に譲ろうとする前に

2017-02-13 23:11:28 | 高齢化してますぜ

これは、「財産と言えるものがあって、親族に適切に配分しなければならない」場合を除くハナシだ。

6年前に母が亡くなり。
1年と数カ月前に、父が亡くなった。

この間に、ワタシもいろいろ経験した。
「前と今」は違う。
5~6年の間に、世の中も変わった。

(母が亡くなった直後、「人形供養」の依頼先は妙に少なかった。今、たいていの神社で受けている。需要があるんだわ、きっと!)

言うに忍びないことだが、「遺品を人に譲ろう」と思い込んではならない。
特に、先だった連れ合いのものは。

もったいない、とも思うだろうし。
誰かに使ってもらいたいと、感情的に思うだろう。

よくわかる。
わかるけれども…。

「よかったら…」
と、言われた相手は、断りにくい!

ワタシ自身、断れなくて、いただいてしまった物もある。
でも…今、使うかと聞かれれば…使ってませ~ん。

これを、いつ処分すればいいのだろう。
譲ってくれた方の、亡くなったあとかしら。

知り合いに譲ろうとする前に、ちょっと落ち着こう。
1年くらいすれば、捨てるとか、寄付するとか、何か思いつくし、気持ちの踏ん切りもつく。

とにかく、人間、正気のうちに、身辺を整理しなければならない。

その第一歩は、「買わないこと」「ものを増やさないこと」だ。

難しいことだと、わかっている。

若い世代の子から義務的にしか接してもらえないと、年金で物を購買すること以外で、世の中と肯定的にかかわることができない。

「実家の親が、いらないものをやたらと買う」と思っている人たちは、実家の親の孤独を知らない。
ただ無駄な用が多いだけなのに、「自分の人生は充実しており、親の世話は余分な苦労」だと思い込んでいる子供たち。

とても面倒なことだが、老親とかかわることをお勧めする。
それは、「充実してる」あるいは「意味があって忙しいと錯覚している」ご自分の生活が、もう片足を突っ込んでいる老年時代を知るチャンスだ。


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3 コメント

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Unknown (あまおう)
2017-02-14 00:44:13
今晩は。
今日の記事は、近くに寄ってきて遠巻きに責めるって のパターンの記事で、難しい。
返信する
Unknown (あまおう)
2017-02-14 08:02:36
おはよう御座います。
目覚めに ひらめいたので一発ギャグを

本日はバレンタインデー

やり取りするチョコレートは
バレンタインチョコ
が主流。

ひょっとして・・・
義理で頂くチョコを
こう呼ぶかな??


ボランタイン チョコ


面白かったら、、反映を、、
ダメナラ  反映不要に・・・
返信する
Unknown (あまおう)
2017-02-15 00:59:58
今晩は。
あらァ~・・保険の約款の様な小さい文字になってます。眼鏡を替えなくっちゃ~・・
返信する

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