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ベーシックインカム7つの長所

 3月15日の『日本経済新聞』朝刊の「領空侵犯」というコラムで、ベーシックインカム(BI)について語らせて貰った。書いたり、語ったりするたびに思うのだが、BIは、「夢の制度」ではないものの、さまざまな反論に強い「悪くない制度」だ。
 まとめるのに「7つ」がいいかどうか分からないが、改めて、長所をリストアップしてみる。

(1)BIは、コスト(特に官僚や業者による中抜き)の小さい富の再配分だ。

 生活保護、雇用保険、年金、それに公共事業等々再配分の仕組みは多々ある。一つの大きな問題は、再配分の過程で、官僚や業者による「中抜き」が起こることだ。これが少なくて済む分、BIはスッキリしている。
 
(2)BIは、手続きが単純だ。

 書類を書いて申請したり、その申請を受理して貰ったりしないと、貰えるものが貰えない制度は感じが悪い。

(3)BIは、使途が自由で、国の介入が少ない。

 余計なお世話が少ないことが自由主義者には嬉しい。子供学費に使おうが、寄付しようが、パチンコだって、競馬だっていいではないか。
 
(4)BIは、先の見通しが立ちやすい。

 一人当たり幾ら、という受給内容がハッキリしているので、生活設計がしやすい。例えば、まだ売れていないクリエイティブ系の人達にはいいのではないか。

(5)BIは、働くインセンティブを阻害しない。

 おバカさんが分からないらしいのはこの点。BIは無条件且つ定額なので、所得水準の如何に関わらず「より稼ぐと、より多くのお金を得ることが出来る」。現実的な額(一人月5万円とか)なら、労働意欲を削ぐことはないだろう。「働かなくてもカネを貰える」のは、生活保護も一緒。だが、生活保護は、稼ぎが増えると貰えなくなる。BIの方が労働インセンティブに対して中立。

(6)BIは、恥ずかしくない。

 生活保護の申請や、受給の事実には、不当な「恥」が伴う。BIは頭数に対して給付が自動的にあるので、恥を伴わない。これは、なかなか大切なポイントだと思う。

(7)BIは、徐々に、部分的に、実現できる。

 行政のムダなコストを削減して、その分の予算を平等な給付にすると、「BI的な政策」が部分的に実現する。BIは、一気にではなく、少しずつ実現することが出来る。

 現実的な問題として、官僚や業者(要はレントシーカー達)にとって行政のムダのムダの部分こそが生活の糧であり人生のビジネスモデルでもあるので、BIの一気の実現は、殆ど可能性がない。しかし、制度や政策をBIを基準に評価して、少しずつBI的にすることで、政府、ひいては社会が効率化されるのではないか。
 BIは、即効性のある成長戦略や景気対策になるようなものではないが、効率の改善を通じて社会に貢献する有効な仕組みの一つであり、その「考え方」を理解することは、政府・社会のあるべき姿に対する理解も改善するように思う。
 当面は「これは、BI的か?」という価値軸で、多くの政策を評価してみたい。
コメント ( 175 ) | Trackback ( 6 )
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コメント
 
 
 
まず最低保障年金から (佐藤健)
2010-03-16 00:24:41
民主党の検討している最低保障年金は、他の所得によって給付減になるようなので、完全なベーシックインカムではないけれど、まずこれから実現してほしいです。
年金の保険料を払ってこなかったのに満額の国民年金以上の現金給付を生活保護で受けている人がいるでしょう。こういう人も結局救うなら始めから誰にでも給付の権利を認めればいいのです。
またサラリーマンの夫を持つ専業主婦と自営業の専業主婦の間の不公平も最低保障年金で解決です。

政府を小さくしながら、徐々に高齢者と年少者からBIを広めていけばいいと思います。
 
 
 
確かに実現できれば、厚生水準は高いと思いますが。。 (へなちょこ技術者)
2010-03-16 00:32:27
いや、おっしゃる通りなんですが、、ただ、どうやって所得を正確に(且つ低コストで)捕捉するか。。
それに、クロヨン・トーゴーサンのような形で優遇されていた方々(と仕事が無くなりそうな官僚さん?)の抵抗も厳しそうですね。。
 
 
 
消費税とBIの相性が良い (佐藤健)
2010-03-16 00:58:39
消費税が低所得者にとって「逆進性」のため不公平という批判があります。現状の税率なら大したことないと私は思うのですが、今後大幅な消費税増税があれば低所得者の支払う税の絶対額も馬鹿になりません。
その際にBIの支給は小額だとしても、増税から低所得者を保護するという別の役目を負わせることが出来そうです。一部の商品を低率の消費税に留めて最低限の生活を守ろうとするより筋がいいと思います。
 
 
 
Unknown (よよよ)
2010-03-16 02:09:44
BI導入後、経済的に落伍した人(ギャンブル依存で生活保護を受けてるような人)を保護するなら、現行システムと大差ないと思いますが?
殺すわけにもいかんでしょうし
 
 
 
Unknown (山崎元)
2010-03-16 03:25:49
>どうやって所得を正確に(且つ低コストで)捕捉するか

「負の所得税」だと所得補足の問題がありますが、BIは所得に関係なく配るので、後は徴税の問題であって、BIの問題ではありません。

但し、この議論とは別に、納税者背番号制は早くやって欲しいと思いますが。

>BI導入後、経済的に落伍した人(ギャンブル依存で生活保護を受けてるような人)を保護するなら、現行システムと大差ないと思いますが?

それは、そうでしょう。「殺すわけにもいかん」んおであれば、その制約の中で、よりマシな制度を考える必要があります。それに、教育クーポンを配っても、それで浮いた教育費をギャンブル等に転用する人はいるでしょう。

>消費税とBIの相性が良い

消費税の逆進性といわれているものの相当程度をBIがカバーできるように思います。

インボイス方式で品目別に税率を変えるよりもいいかもしれませんし、併用してもいいかも知れません。
 
 
 
子供手当+高校無無償化+最低補償年金 (RealWave (馬場))
2010-03-16 06:01:46
上記3つの政策でカバーできる人は日本の人口のほぼ半分です(最低補償年金は65歳以上として)。BIの出発点として悪くはありません。

3つの政策はかなり機械的に支給するので、BIに移行するとしてもレントに基づく反対勢力は最小限で済むのではないかと期待できます。

BI、子供手当に関しては、子供に配ったものを親が博打につかってしまうといった使い道の問題が指摘されることがあります。このようなことは当然あるのですが、それでも全体としては直接カネを個人に配る方が中間段階を介在させるより、はるかに個人にとって有効なカネの使い方になります。

大部分の人はは自分のため、子供のために有効にカネを使って、例外は僅かだという当たり前の事を周知徹底させる必要がありそうです。
 
 
 
おはようございます (黒崎玄太郎)
2010-03-16 06:28:32
BIには、長所もありますが、短所もあります。と申しますより、BIにもいろいろある訳です。その説明を抜きに、長所を述べられても、なかなかピンと来ませんね。URLに昔の私のエントリを貼っておきましたので、ご一読いただければ幸いです。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-16 08:15:05
BI、子供手当に関しては、子供に配ったものを親が博打につかってしまうといった使い道の問題が指摘されることがあります。

小学校高学年くらいになればそういう親はぶん殴られるんじゃないですか?
情報の伝達も早いから自分の親が他人の親とどこが違うか今の子供はすぐに分かるだろうし。
まああんまりおかしな親だったらひと暴れるするように周りがけしかけることですよ。むちゃくちゃしたらいい。
 
 
 
Unknown (年上女房っていいですよ)
2010-03-16 08:21:42
制度もその背景にも賛成です。

分からないのは(例えば日本の予算規模から考えて1人5万円とするなら)現行の生活保護費よりBIが非常に安く見えますが、支出を圧倒的に減らす仕組みがあるのでしょうか?
収入は4人以上の家族がいる人はその分貰うので良いとしても、そうでない人は収入面でも厳しいように思えます。
 
 
 
すがすがしい (おさる)
2010-03-16 09:01:47
BIによって生活の基礎や基盤が成立しているのであれば、地方が「妙なにんじん」(予算)をチラつかされることで(世論などが)分断されたり、(生活が)混乱したり、(住民が)消耗したりすることもなくなりそうです。

「妙なにんじん」とは、
1.原発
2.ダム
3.空港
といったものの誘致や設立に伴う予算配分などを指します。

人々が「雇用や家計リスク」から中立(フリー)であれば、国策事業(カネや利権)というアメに神経をすり減らしたり、懐柔されたり、抱き込まれしまうことも減るのではないでしょうか。

そう思うと、すがすがしい気がしました。



政治資金などもオバマ大統領がネットを使って小口募金を大衆から募って、旧態方式のクリントン女史を破った「ネットマネー」といった作戦も日本で可能になれば、面白いのになあとつくづく思います。

ドラゴンボールの孫悟空の必殺技のひとつである「元気玉」にあやかって、「現金玉」作戦というのはどうでしょう。

「オラに現金玉をくれ!」

のようなことが出来れば「ネット政党」のようなものも出来そうです。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-16 10:43:48
お金持ちは二種類いるそうです。
自分がお金や物を持っていて気ままにつかえればいい人、
もうひとつは自分がお金や物を持っているだけでは飽き足らず他人が窮乏していたりいろいろ差異があって初めて豊かさを感じる人、
前者のお金持ちはまあどっちでも良いんじゃないとなりそうですが後者の金持ちは過激に反対するでしょう。ほかの福祉や公共投資より予算をつけなくて済むと具体的に提示しても聞く耳もたんでしょう。そういう費用対効果で反意を示しているのではなく感情の問題ですから。

でも自分個人は最高の社会福祉は人間が少なくなることだと思っています。これもPLとは関係ない感情の問題ですね。
 
 
 
誤用です。 (せいじ)
2010-03-16 12:50:35
ベーシックインカムに興味があってあちこち見て回ってここに来ました。
本筋と無関係で申し訳ありませんが、大辞林によると以下のように書いてあります。
最近はみっつ目の意味から転じてコストを減らす意味で使われています。
上の文章では「中抜きされないからコストが減る」という意味で使われています。
本来の使い方は「中抜きするからコストが減る」です。

【中抜き】ぬき (名)スル ①中の物を抜き取ること。 ②中間を省略すること。 ③製造業者と需要者の中間に存在する問屋や小売業などの流通経路を省くこと。 〔電子商取引によりその規模や取引き形態が拡大している〕 ④「中抜き草履ぞうり」の略。「━の細緒をはき/浮世草子・一代男7」
 
 
 
日経読みました (子育て世代)
2010-03-16 15:01:38
日経の記事、説得力があったので切抜きしてました。
ベーシックインカムは、子育て支援にもなりそうですね。子供手当が5万円/月みたいなものですから。
年金財源をBIに充当する場合、年金を納めてきた人、治めてない人の不公平をどうするか、という問題が出そうです。
この不公平については、年金問題を考えるには避けて通れない問題ですが。
今まで支払った年金を一旦返却できれば、問題は解決ですがそんな金無いですよね、多分。
 
 
 
Unknown (クズ)
2010-03-16 20:47:30
年金の廃止と正社員過剰保護の廃止と流動化もセットであれば賛成です。
 
 
 
ぜひ実現してほしいですね。 (hrk)
2010-03-16 20:53:13
「大学院で勉強したい」「独立のために資格の勉強をしたい」という人の背中を後押ししそうですね。結果、雇用が流動的になって、正社員・非正社員の不当な格差も小さくなることを望みます。
 
 
 
根本的な考え方に疑問? (ゆうじ)
2010-03-16 22:03:24
 山崎様 いつも楽しく拝見させていただいています。

 さて、黒崎玄太郎さんも書いてあるように、物事にはすべて良い面と悪い面があり、ベーシックインカムの最終的判断もその両面を考慮すべきだと思います。

 当たり前ですが、良い面だけ並べ立てればすべての物事は良いことです。

 山崎さんは考えが及ばれていないようですが、BIを導入したとしてすべての人が受け取るとは限りませんよ。私のようなひねくれ者や、富裕層が5万円程度のはした金を受け取るとは思えません。一人でも受け取らなかった時、ベーシックインカムの大前提が崩れるのではないでしょうか?
 
 
 
Unknown (へなちょこ技術者)
2010-03-16 23:42:51
>「負の所得税」だと所得補足の問題がありますが、BIは所得に関係なく配るので、後は徴税の問題であって、BIの問題ではありません。

確かにそうですね。失礼しました。
でもそうなると、原資に消費税が含まれる場合は逆進性がそのまま反映されるってことなんでしょうか?
しかし、消費性向の高い人に低コストで配分できるという点では厚生として良さげな感じですね。
(こういうとこが”さまざまな反論に強い「悪くない制度」”?)
ビンボー人のくせに個人的には累進性には拘りない方なんですが。。
 
 
 
はじめまして (KUBO)
2010-03-17 00:30:06
はじめてコメントします。

BIは良い仕組みですが、思うに、民主主義との相性が良くないのではないでしょうか。
民主党の子供手当に見られるように、特定の社会階層に利益を与える政策は、投票行動に結びつきますが、
BIのような社会の平等化を進めるような仕組みは、敢えて積極的に支持するインセンティブが生じません。

BIそのものには賛成ですが、上記のような理由から、政治的リアリティが無いと思っています。
 
 
 
廃止される制度 (ケビン67)
2010-03-17 00:39:54
山崎様
不勉強なので、質問させてください。
BIが実現すると生活保護や基礎年金のような制度はどのようになるのでしょうか?
廃止されるのでしょうか?
他にも、関連して廃止される制度があるような気もします。
というか、他の制度との関係は整理されているのでしょうか?
よろしくお願いします。
 
 
 
Unknown (もら)
2010-03-17 01:20:04
>>ゆうじさん
>BIを導入したとしてすべての人が受け取るとは限りませんよ。

意図的に受け取らないということは、実質的には給付元(おそらく国)への寄付になるんじゃないですか?
そうであるならば、記事中の「(3)BIは、使途が自由で、国の介入が少ない。」の範疇にあるので、BIの大前提が崩れることにはならないと思います。
 
 
 
コメントありがとうございます (山崎元)
2010-03-17 01:28:45
>ゆうじ様

>>当たり前ですが、良い面だけ並べ立てればすべての物事は良いことです。

私は、BIに対して「疑い」の気持ちも、常に持っているつもりです。だからといって、いいと思うものをそう言わないのは、人間の屑でしょう。

BIのどこが、どのように悪いでしょうか? 
論理的なご説明を期待しています。

>KUBOさま

BIには裁量や利権が伴いにくいので、政治家や官僚にとって魅力のない制度である、というのは、ご指摘の通りです。だからこそ、いい、のですが。

>ケビン67 様

BIの基本的な考え方は、生活保護や雇用保険など、既存の社会保障を置き換えることです。

仮に、日本でBIが実現できるなら、健康保険だけは別枠で維持する方がいいと思いますが、年金や生活保護はBIに吸収すべきでしょう。
 
 
 
新田ヒカル (ぺこぽん)
2010-03-17 07:24:30
カリスマ・トレーダーの新田ヒカルという人がベーシック・インカムを言い出したのは自分が世界で一番最初だと言っています。
お金になると分かるといろんな人が湧き出てきます。

山崎さんのご意見は非常に参考になりました。
社会主義の嫌いなアメリカでは絶対採用されない社会システムですね。


 
 
 
おバカさんの疑問 (おバカさん)
2010-03-17 08:08:49
>(5)BIは、働くインセンティブを阻害しない。
>おバカさんが分からないらしいのはこの点。

おバカさんとして、この部分がやはり疑問です。

仮に、ここに現在の月間所得が10万円の個人がいたとしましょう。
この個人に月間5万円のBIを給付したとしたら、この個人の労働供給はどうなるでしょうか。

1)この個人が、支出水準をBI給付以前と変えないと考えたとすれば、労働供給は5万円分にしかなりません。
この場合、「BI導入により、人は働かなくなる」といえます。

2)この個人が、以前と同じ所得を得るべく、以前と同じ労働供給をするとすれば、可処分所得はBI分の5万円増加します。
可処分所得の増加は、それだけをみれば、個人の満足度(効用)は増すのですが、ここで注意しなければならないのは、経済学でいうところの「限界効用の逓減」です。

【限界効用逓減の法則】(wikipediaより引用)
分りやすい具体例をひとつ挙げれば、普通、最初の1杯のビールはうまいが、2杯目は1杯目ほどうまくない、3杯目は2杯目ほどうまくない。このように1杯目、2杯目、3杯目となるほど、ビール(財)から得られるメリット(効用)は小さくなる。そのようなことを指している。

①BIがない状態での所得10万円
②BIで5万円分のゲタを履いた状態での所得10万円
とでは主観的価値は異なり、②の価値が低いことが知られています。

結果として、労働供給は減る方向になります。

いづれにせよ、「BI導入は、働くインセンティブを阻害する」といえるのではないでしょうか。
 
 
 
Unknown (おバカ)
2010-03-17 08:25:24
僕はどちらかといえば賛成派ですが、「BIは、働くインセンティブを阻害しない」というはホンマかいなと思います。

例えば最初の5万円を稼ぐのと、次の5万円を稼ぐのではインセンティブが結構違いませんでしょうか?単純に言えば最初の5万円は生死に関わるのに対して、次の5万円はもう少し良い生活するためですから、その必要度が違うのではないかと思います。

また生活保護については、「働かなくてもカネを貰える」のではなく、「(事情があって)働けない人がカネを貰える」システムですから、BIの方が働くインセンティブに対して中立とは思えないのですが。

生活保護の場合、働けるかどうかの判断を役所の裁量に任せてしまう問題点もありますが、多くの人にとって貰うのが「恥ずかしい」という感覚もありますので、それが無くなってしまうと労働のインセンティブという点ではマイナスではと思う次第です。

個人的にはBIが導入されれば、早速遅咲きのNEET生活でもしようかと思う次第です。
 
 
 
Unknown (おバカ)
2010-03-17 08:39:48
上に似たようなコメントがあり失礼しました。

投稿後に思ったのですが、山崎さんがわざとツッコミどころを残しておいて、それにまんまとのせられたのではないかという気がしてきました。
 
 
 
積極的な長所 (夜泣石)
2010-03-17 10:02:07
私も以前、似たようなことを書いたのですが、
BIのもっと積極的な長所も追加したいと思います。
といっても、人は生きがいを求めるもの、働きたいと思うもの、
といった楽観論が前提です。
(障害者の必死で働くさまなど見ると、そう信じたくなります)。

1.産業が振興する。
- 人々が金のためでなく仕事の喜びを求めるため仕事の質が向上する。
- 企業は人件費の制約が減って新製品や新分野に取り組みやすくなる。
- 利益率の低い第一次産業にも人々が従事できる。
- 起業への障壁が低くなって産業が活性化する。

2.多様な文化が栄える。
- 金にならない芸術や学問にもいそしむ人が増える。

3.犯罪が減る。
- 食うための犯罪が減り社会が安定する。
- それにより捜査や防止にかかった社会全体の経費が削減できる。
 
 
 
誤解をなくすことが大切 (市村志郎)
2010-03-17 10:56:28
BIは誤解されている。理解を広げていくことが必要。子供手当てのように部分的にできる。すぐ親がギャンブルに使うとか言って反対する人がいるが、使ってなにが悪いのかわからない。言っている人が自分はすぐギャンブルに使うから反対と言うならわからなくもないが。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-03-17 11:24:36
自分の意見が通らないと相手をバカ呼ばわり
するのは正真正銘の大バカですね。
主観だらけの文章であなたに理解させる
能力がないだけです。残念でした。

もう少し勉強して出直してください。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-17 11:30:14
おばかさんの疑問へのつたない解答と切なる要望
要望から
相手に枕詞で“おばかんさんへ”と応えるのはかなり抵抗があります。ハンドルネームを変更していただけませんか。

ベーシックインカムは固定収益ですね。
労働供給関数は限界損失です。
労働供給関数に微分する前の労働者が労働を供給するたびに増える損失の関数x二乗やx三乗、直線の式でもかまわないですが、に定数項をいくら加えても微分後の式は変わりません。
ですから労働供給関数も変化しません。

まあ純粋に屁理屈だけで応えました。
当方は経済学でも労働経済学は習ったことも本を読んだこともありません。心理学も詐欺の手口のホントかしか読んだことありません。門外漢ですのでほかのルートでの検証はできません。
上の式も穴があるかもしれません。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-17 11:48:52
ベーシックインカムで一番困るのは
軍ですね。志願者が減る。
ただこれに反論できるのは中国の宦官です。
実は王朝が変わるときに歴代どの王朝でも宦官はかなり激しい抵抗をしているんです。得物を持って戦うひとも珍しくなかったそうです。食う物着る物に困らず柔和惰弱と思われがちですが王朝交代期は軍人より御し難い存在で鎮圧に一苦労させられました。殉死も正規の文武官より多く出たそうです。
衣食足りたからこその精忠だったのではないかと忖度します。
有名な将帥でも実は宦官だった説みたいなのがあるひともいます。

石原あたりはまあはじめに国防志願者が減るっつうのは言うと思いますよ。自分の子供以外に財産とられるのは嫌でしょうね。しかも財産の無い家の子供が優秀で聡明だったとしたらもっともっと嫌でしょうね。更に更に絵がうまかったら悶絶するでしょうね。
 
 
 
インセンティブ問題 (おさる)
2010-03-17 11:52:44
「労働へのインセンティブ問題」は、実際のところ「やってみないと分からない部分」が多く、思考実験上は期待と懸念が交錯してしまって、なかなか一筋縄ではいかないようですね。

例えば、給料なども基本的に「基本給(BI)+インセンティブ」という構造をしているわけですが、BI部分がある・ないからといってビジネスに対する達成意欲が減退したり増幅したりすることはあまりないように思えます。

(労働も含めた)社会の生産活動への関わり方といった“社会参加態度指数”は、もともとBIの有無に関係なくひとそれぞれに関数があるように思えます。

ある人は「ハングリー精神」に基づいてあるビジネスやスポーツといった「世のなりわい」に取り組んでいて、ハングリーな状態が解消されたら取り組む意欲がなくなるかもしれませんし、別の人は自らのハングリー加減に関係なく動く「動力(情熱)」を持っているかもしれません。そう考えると、BIの存在によって、「真の情熱」に基づいた行動が取れる人が今よりも増えそうです。

楽観論ついでに言えば、お金に左右されずにやりたいことに取り組みやすい環境は、お金のために自分自身にウソをついている人を救ってくれるのではないでしょうか?

懸念されるのは、一部でご指摘の通り、社会全体に「なまけもの」が増えてしまって、労働資源が枯渇してしまって行き詰ることです。

どうなるのか、こればかりは、なんともいえませんね。

あるいは、BIのおかげで最低賃金などが今よりも安く設定されてしまうといった類の、これはこれでよろしくない出来事が生じる恐れもあると思います。

但し、その場合も、人件費が下がった分だけ、生産拠点を事件費の安い中国などに移した産業が国内に回帰する可能性もあります。これは雇用に対してはプラスに機能します(でも社会全体の「働く意欲」が減ったのであれば、せっかくの雇用機会の回復も結局は空回り?)。

悩ましいですね。


 
 
 
Unknown (ns)
2010-03-17 13:14:53
労働のインセンティブを問題にしてらっしゃる方々(削がれる派、削がれない派共に)に前提をうかがいたいと思います。

現状の労働供給は不足しているんでしょうか、それとも過剰なんでしょうか?
社内失業者なんて言葉があるところを見ると、少なくとも一部では、労働は過剰供給に陥っているように思えます。

問題は国内全体の労働供給なんですが、これが既に過剰であるならば、インセンティブを失う人が出ても問題ないような気がするのですがどうでしょう?
それによって一時的に供給不足となっても、過剰分の人件費が浮いて労働生産性は上がるので、不足に対応するだけ給与を上げて募集をかければいいというか、市場が勝手に調節する気がしてしまいます。
 
 
 
西方珍奇 (Unknown)
2010-03-17 13:24:12
おバカ様へ、
なんかこれ嫌だなあ。
余暇と物品の二財の場合確かに労働供給は減りますが
これも労働者の効用関数によりますね。
ただ変動的に支給するよりはいびつな変化はありません。
それから余暇と物品の二財で計算していますが
3財4財5財6財・・・・etcにしてみる、
そして奢侈品傾向のいくつかにも効用関数でウエイトをかける。
例えばADSLより光とか
コアツーデュオよりi7とかそういう欲求はあると思いますよ。ハァハァな高スペックの欲求はPC持ってるひとなら少なからずあるんじゃないでしょうか。
服とか異性交遊に例えたくとも例えられない哀しさも分かってください、酌んでください。
一点豪華主義のひとって珍しくないでしょう。
今の日本だとそういう関数が現実的であると思いますが。
そうするとそんなに余暇の需要が増える、労働供給が激減するということは無いでしょう。関数を複雑にすればするほど影響が緩和される気がします。
ただ正直そこまで手を煩わせるのは当方は・・・・・。
エクセルあんまりいじれないんです。今も時々教則本読んでます。恥ずかしい。
昔登録していた派遣の研修で習ってる途中で大いびきかいてつまみ出されました。
とにかくそんなに大騒ぎするほど関数が変わるとは考えづらい気がします。
ウエイトと多変数化が味噌ですね。主観が入りますが。
優秀な御学友か
会社の同僚様か
どちらかは存じませぬがシミュレーションやってみてください。
 
 
 
一部導入に賛成 (名無しのどん兵衛)
2010-03-17 13:45:49
まずは、生活保護者、年金生活者だけにBIを導入してみる、というのは如何でしょうか?

国の側としては、国民全員に配るよりも必要額が遙に少なくて済む、メリットがあり、ます。

生活保護者や年金生活者も働くインセンティブが働き、生活保護者に20万程度払うよりは国民にも納得してもらいやすいんじゃないでしょうか?

政府の関与は、全員にBIを導入するほどには少なくなりませんが、現行の複雑な制度よりは簡単になるんじゃないでしょうか。

それで受給者の行動様式を数年フォローして、拡大するか縮小するか決めれば、良いのでは?
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-17 13:54:02
日本の行政官僚の場合そういうトライ&エラー
ヒット&アウェイ方式がへたくそです。
小競り合いで力試しのつもりがあれよあれよという間に本格的な総力戦になる。
もうそういう恐ろしいこと何度も経験してます。

やれたらそういう形が一番いいですが不公平感を煽るやからが一番突出しやすい、支持を得やすいシチュエーションではありますね。
 
 
 
労働インセンティブ (山崎元)
2010-03-17 14:31:35
皆様

コメントありがとうございます。

やってはいけないと思いつつも、「バカ」という単語を使うと、たくさんの賢い人達が真剣に反応してくれます。いや、なるべく止めておこうとは、おもっているのですが、つい・・・。

獲物が増えすぎないうちに議論の整理を試みると、貨幣の限界効用がマイナスだとすると、BIによる所得の嵩上げが労働供給のインセンティブを削ぐ効果はいくらかはあるでしょう。これは、BIの額を徐々に高くした状態を思考実験してみると実感できるでしょう。

ただ、生活保護と違って、どんな所得層でも、働けば収入は増えるので、インセンティブはゼロにはなりません(労働の負効用とのバランスで労働供給は決まるでしょう)。また、インセンティブは所得の変化に対して比較的連続的に変化するはずです。

BIはフリードマンの負の所得税とほぼ効果が同じです。稼ぎのプラスのインセンティブは残るという意味で、労働意欲を阻害することはない、と言いたいところです。

ただし、社会全体では、BIは所得の再配分なので、BIと税を合わせて払い超になる高所得者と、受け取り超になる低所得者がいます。

BIを増やしすぎると、高所得者への課税が大きくなりすぎてやがては働かなくなるでしょうし、低所得者はBI収入に満足して、やはり殆ど働かないかも知れない。これは悪しき共産主義状態でしょう。それこそ、みんなが貧しくなるかも知れませんが、このレベルのBIを導入したいと思う人は少ないでしょう。

では、月額5万円くらいのBIならどうか、というのは、やってみないと分からない面がありますが、これで働くのを止める人は働くことに向いていないか、働く以上に大切な時間の使い方があるのでしょう。そうした人達を、社会的に罰したり、彼らに無理に働いて貰うことが、社会として正しく且つ必要なことだとも思えません。

例えば、週に5日バイトする若者が、バイトを3日に減らして学校にでも行くようになるなら、いい影響ではないでしょうか。

生存を脅かしてまで働かせるのは如何なものかと思いますし、現代社会では、大きな付加価値を生む人は割合としては少数派の能率のいい人達でしょう。

また、別の考え方をするとして、所得の再分配を全く否定するなら、労働インセンティブは最大化するのかも知れませんが、現実に再分配はいるのだとすると、BI的な固定定額の支給は、労働インセンティブに与える影響が中立に近い点で優れていると思います。

もちろん、制度の簡明性や、コストの点でも悪くないでしょう。
 
 
 
こういう考えもある か (作業員)
2010-03-17 17:19:27
世の中には、すでに穀潰し、である人がいるわけですね。そういう人は、親に月五万もらい、あるいは、ジジババに月五万円もらい、女からひっぱり、子分からひっぱり、かつあげてみたり、上手に恵んでもらったり、なわけです。月五万、国を介して渡せば、親やジジババや女や子分や慈善家や道行く人、の五万円の支出は浮きますね。もちろん、どこかで誰かの財布から、原資として徴税はされる、のですが。働かない人は、なかなか働かない、もんですね、働く人は、ただただ働きます。身内等を介さず五万円入る、ことを理由に働き始める人、ってのは、どうでしょう、あんましいないでしょうかね。いずれにせよ、月五万、ぐらいで、ものすごい心配、をするのですね、人ってのは、勉強になります。
 
 
 
その記事の記者の分析に対する回答が聞きたい (TSトリオ)
2010-03-17 18:31:58
その記事にも載っていましたが、「ベーシックインカムがあるからという理由で企業が賃金をカットしないか」という懸念についてはどうお考えですか?

私は、企業がそういった方向に舵をきってしまう可能性はとても高いと思います。

それを解決する手段さえあればベーシックインカムは良い制度と思いますが…
 
 
 
懸念 (のひ)
2010-03-17 21:01:44
BIに対する私の懸念を述べます。
1.格差社会が拡大しすぎる危険性はないのか
ーーーーーーーー
無駄な仕事によって潤っていた人々の数が多く、その人々は中流階級と呼ばれる層にいて(公務員やそれにぶら下がる会社)それらの層をとると、残りは、下流と上流となってしまわないのか?
ーーーーーーーー
2.もし1に事実っぽいのなら有権者はそれを選択する覚悟はあるのか
3.人々が給料の高い仕事or自己満足系(給料は安いが自己満足は高い)の仕事しか選択しなくなるのでは?
ーーーーーーーー
生きていくお金を恥も受けずにもらえるのなら、人々の労働意欲をかき立てるのは上の2つしかないのでは?

ーーーーーーーー
総じてBIには賛成です。なぜなら、山崎さんの言われている利点は全て正しいと思うし、これらの利点は現在の日本の悪い部分を修正してくれると思うからです。
 
 
 
Unknown (光琳)
2010-03-17 23:09:17
飢えの恐怖に怯えながら絵を描くのはもう疲れました・・・
 
 
 
>労働インセンティブ (山崎元) (へなちょこ技術者)
2010-03-18 00:01:30
労働へのインセンティブを考慮すると、BIの原資は累進性のある所得税よりも消費税の方が良さそうですね。これは消費税率-給付水準の関係が明確になので、透明性・公平性は高そうですね。
しかし、消費税となると政治的(感情的?)に実現が難しそうですが。。
 
 
 
5千年前はピラミッド、現在はBI (ケビン67)
2010-03-18 00:36:43
山崎様
私の書き込みに対するご返答、ありがとうございます。

◆長所をもう一つ 「社会が必要としない仕事を作らない」 
 私は、「技術の進歩によって、1億3千万人に必要な物資・サービスは、3千万人(あくまで比喩です)ぐらいが働けば提供できるのではないか」という時代認識を持っています。若者が就職できないのは、現在の日本ではこれ以上の労働者が必要とされていないからです。現在の労働人口が約6千万になので、無駄に3千万人分の仕事を公共工事とかで作っていると考えています。無理して仕事を作って資源を浪費するよりも、何もしないでカネだけ配るというのは、ある意味、合理的だと思います。
 5千年前にピラミッドが作られた理由も「仕事を作るため」という説が有力のようです。その当時のエジプトは気候と肥沃な土地のおかげで、食料生産が容易で、統治者には、食料生産しない国民に仕事を与えることが、重要な政策課題でした。
 ここで、問題です。国民の一部が働けば、全国民の必要な食料・物資・サービスが供給できる。残りの人たちは何をすべきか?
 (1)ピラミッドを作るような、無用の長物を作って、仕事を作る。この場合、「働かざる者、食うべからず」の倫理観が担保されるが、無駄なエネルギーが浪費される。無駄なものを作った人間が「自分は仕事をした」という認識を持つことはそれはそれで不健全なような気もする。
 (2)生活に必要な最低限のカネを与える。この場合、「働かざる者、食うべからず」の倫理観は崩壊する一方で、社会が必要としない仕事も消滅する。「仕事を作り出す」という政策ニーズが消滅し、人々は本当に必要なこと以外はやらなくなり、資源の無駄使いも無くなる。趣味に没頭する人が増えるので、文化・芸術の面で大発展があるかもしれない。

◆提案
どこかの掲示板サイトで大いに議論できるようにしてもらいたいです。制度に対する疑問をつぶしていくということが重要と考えます。もしかして、もう既にあるのでしょうか?

◆私の直感
私はいわゆる大企業に勤めていて、会社の偉い人がぶち上げた「理念としてはすばらしいけど、実務的にはうまく回らない仕組み」をどうやって回すかを考える仕事をしています。この手の「仕組み」は、大概、うまく回らない結末になるので、最終的には、偉い人のメンツを傷つけることなく、誰も気がつかないようにフェイドアウトさせる方法を考えることになります。BIについても同じ匂いを感じます。私も理念としてはいいと思います。

◆疑問
(1)受給の条件は、「日本国民」であることでしょうか? 日本人になれば、自動的に月々数万円がもらえるのでれば、外国人に日本国籍を取ることの強い動機を与えてしまのではないかと考えます。 国籍取得に関する不正(具体的にどのようなことが起こるかは分からない)の横行が心配です。
(2)3Kと言われる仕事などの賃金が上昇する? そのような仕事をやる人がいるのは、そのような仕事でもやらないと生活の糧を得られない人がいるからである。そんな仕事をやらなくても生活の糧が得られるなら、そんな仕事は誰もやらなくなる。外国人労働者にやらせるというのも納得できない気がする。怠惰な日本人の横で外国人にそのような仕事をさせるのは、何かおかしいと思う。
<考え出せば、もっといっぱい問題が出てきそう>
 
 
 
日本の将来にとって良い政策でしょうか? (180)
2010-03-18 03:03:23
私はBIの理念には共感しておりますが、実施に対しては断固反対です。
おバカな人間ですが、どう考えてもうまくいくとは思えませんし、
日本にとって良いことにも思えません。

正直、有識者と言われる方々が賛成することに強い恐怖を覚えます。

以上の立場から、以下、質問させていただきます。
ご回答いただければ幸いです。

1)何の目的のためにBI導入をするお考えなのでしょうか?
  どのような日本の将来像を描いてBIを語っておられるのでしょうか?
  
  恐れながら、上記長所というのは、いずれも現状の諸問題に対する
  対処療法的と言いますか、「●●のような未来の日本を作っていくんだ」とか
  「世界の中で日本はこういう存在にしていくんだ」のような、
  ポジティブな政策には感じません。

2)BI導入後、10年、20年経った日本はどのようになっているとお考えでしょうか?

3)ナミビアがBI実験を打ち切った理由は何だとお考えでしょうか?

  2年間のBI実験を行ったナミビアは、実験を打ち切りました。
  その際の政府のコメントは、
  「貧困救済のために月額100ナミビアドルを給付することは最良の方法ではない」
  「そのようなプロジェクトを運用する資金はない」
  だったとのことです。

  ▼引用元
   http://blog.goo.ne.jp/our_freedom/e/768764c31f63829b19d908fe73897c33
  
  もし、この2年間給付を受けた人達が、豊になった時間やお金を使って、
  勉強に励んだり、新たな商売をしたり、新たな作物を育てようとしたり、
  生産性や労働意欲が上がり、「国として」よくなる傾向が見られれば、
  打ち切られることはなかったのではないでしょうか?

4)働ける人が「働かなくてもカネを貰える」のは、
  長い目で見て、本人にとって、日本にとって、本当に良いことでしょうか?
  
  例えば下記のような事例について、どのようにお考えでしょうか。
  
  ▼ナウル共和国
   http://www.ntv.co.jp/q/oa/20070624/02.html
   http://book-sk.blog.so-net.ne.jp/2009-11-09
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%83%AB
   
  ▼酒を飲んだり、パチンコをしたり……「公設派遣村」は有効だったのか?
   http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1001/19/news011_3.html
   

5)「まだ売れていないクリエイティブ系の人達にはいいのでは」
  とのご指摘がありますが、今でも、夢を持ってアルバイトしながら
  頑張っている人達などはたくさんいます。
  また、音楽家(演奏家)などを見ても、小さいころから努力を
  重ねている方々ばかりです。
  BIによって活動しやすくなることを否定しませんし、
  ゼロとは申しあげませんが、それと成功するとか生産性が上がるとかが
  相対的に一致するとは到底思えません。
  
  つまり、メリットにはならないのでは?と言うことです。
  
  もしBIによって簡単に向上するならば、
  今だって、数十年前に比べて優れた芸術家などが
  溢れるほど出ていてもおかしくないのではないでしょうか?
  美大・芸大、毎年何人が卒業しているのでしょうか?
  彼らは、学生時代、創作時間はないのでしょうか?
  なぜそこから優れた芸術家がたくさん出てこないのでしょうか?
  BIがあれば変わるのでしょうか?
  
  逆に、大した覚悟や情熱、能力もないのに中途半端にそういう道を選び、
  社会に適応できない大人が増える方がむしろ問題だと思いますが
  いかがでしょうか?

6)支給額によっては、労働者のストレスが増すと思いますがいかがでしょうか?
  また、労働意欲については、減ることはあっても増えることはないと思いますが
  それは本人にとって、日本にとって、本当に良いことなのでしょうか?

  自分は、少なくとも短期的には経営者も労働者も、
  今以上のストレスにさらされ、多くの混乱を招くようにしか思えません。
  一定期間が過ぎればもちろん安定するはずですが、
  その時の日本が今以上に良い国になっているとは全く思えません。

  ア.多くの一般労働者の不満は、BI導入後今より高まると思いますが
    いかがでしょうか
  イ.BI導入後、多くの従業員を抱える企業ほど、経営がやりにくくなる
    と思いますがいかがでしょうか
  
  山崎さんをはじめ、実名でBIに賛成する方々の多くは、
  組織に属していたとしても自立していて、
  皆さん個人の能力が高い方ばかりです。
  そして、皆さん、能力もあって労働意欲もある方々ばかりですが、
  そういう方は、ヒエラルキー上、極めて少数派です。
    
  特に、大企業の経営者視点、労働者視点が欠けすぎていると感じます。
  世の中の多くの人は企業等に属する一労働者であり、
  そのほとんどが仕事や待遇に対して満足しているとは到底思えません。
    
  BIを導入後、「現在不満を感じている人達」が、
  今までと同じ時間で同じ仕事をする気になるとは到底思えません。
  上記コメントで「限界効用逓減の法則」を指摘されている方が
  いらっしゃいますが、働かなくても収入があり、感覚が変わりますので。
  
  また、所得税を財源にする場合、実質的に給料ダウンになるとのこと。
  そうなれば、同じ時間働いて同じ額をもらえないことになり、
  余計にストレスが増すのは明白だと思いますがいかがでしょうか?
    
  特に薄給の人、つまり、中小企業やベンチャー企業など、
  そして、パートやアルバイトでその傾向が強まるように思います。
  今でも、すぐに辞めてしまう若者が増えていると言われていますが、
  我慢の限界点が下がることは明白です。
  少なくとも、今以上に労働意欲が出ることはないでしょう。
  それは良いことなのでしょうか?
    
  流動性が高まっていいと仰るかもしれませんが、
  そんな人達を雇う企業はいるでしょうか?
  雇用自体が増えるのでしょうか?
  そもそも、今だって、仕事が全くないわけではないですよね。
  
  また、流動性が高まるということは、
  企業にとっては人材確保が難しくなるということで、
  余計な出費も増えますし、少なくとも今のような経済状況で
  プラスになるとは思えません。
  
  >大きな付加価値を生む人は割合としては少数派の能率のいい人達でしょう
  
  とありますが、楽天規模の会社にいらっしゃるなら
  おわかりでしょうが、企業は決して生産性を求める仕事だけで
  成り立っているわけではありません。
  
  山崎さんは、つまらない仕事、やりたくない仕事、
  部下などにやらせていませんか?
  大きな付加価値を生まないとお感じになっている多数の人達を
  辞めさせて会社が成り立ちますか?
  成り立つのなら、なぜ今そういう人達を今雇っているのでしょうか?
    
  BI導入で、給料を下げられる、首を切りやすくなると考える企業も
  初めはいるでしょうが、結果的にそういう企業はますます雇用が
  難しくなり、倒産するところが増える可能性があります。
  淘汰されて然るべきかもしれませんが、その分雇用は減り、
  また、そこで働いている人は失業することになります。
  今でも外国人採用が増えている中でそれが加速する可能性も高く、
  日本人失業者が溢れる社会になりかねないと思いますが、
  そんなことはないでしょうか?
    
  仮に失業者は増えなくても、
  それは経営者や労働者が何らかの無理・我慢をすることであり、
  繰り返しですが、ストレスは今以上になると思います。
  
  また、何とか生き残った会社の経営者は、
  労働者に対してとても強い立場になることが予想されます。
  それこそ、今まで以上に安い給料で働かせることも可能でしょう。
  強烈な格差が生じる可能性があると思いますが、
  そんな世の中が果たして良いのでしょうか?
    
7)ネットで見かけるBI賛成派の多くに「個人尊重」的な観点が見受けられます。
  「嫌々会社に行かずに済む」「働かないで済む」「自由に生きられる」等々。
  しかし、「個」を尊重しすぎ、過保護にし過ぎると、
  スウェーデンのようになりかねないと思いますが、いかがでしょうか。
  
  事実関係はわかりませんが、下記のような情報を見る限り、
  
  http://ameblo.jp/sanntyan/entry-10150031629.html
  http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=27156
  http://blog.komamori.com/article/12322292.html
  http://0901plala.blog81.fc2.com/?mode=m&no=68
  
  ・離婚率が高い
  ・犯罪率が高い
  ・家庭崩壊
  ・財政難による民営化の失敗
  
  などがあるようです。

  今の日本も、
  
  ・財政難
  ・失業者の増加
  ・ニートの増加
  ・少子高齢化
  ・独身者の増加
  
  などがよく言われる問題ですが、
  スウェーデンと比較しても、
  BI導入で改善されるとは思えません。
  
  バブル期のような日本でBI導入ということなら、
  それほどすぐに悪い影響はでないでしょう。
  しかし、バブル期にBI導入する必要性もなかったでしょう。
  
  >例えば、週に5日バイトする若者が、バイトを3日に減らして
   学校にでも行くようになるなら、いい影響ではないでしょうか。

  のような部分も含め、  
  BI導入が、様々な問題の本質的解決に繋がるとは
  到底思えません。
  
  家庭が貧しく学校に通えない学生いる一方で、
  お金に困らず遊びほうけている学生もいっぱいいて、
  そうした人達が社会に出てどのような日本になっているのでしょうか?
  もちろん、素晴らしい人達もいっぱいいます。
  でも、それはBIのような、何の対価もなくもらえるものによって
  培われたものではないのではないでしょうか?
  
  もう少し言わせていただくと、子供は親からBI的なお金等を支給されて
  生きていると言えなくもないと思いますが(=親の投資を受けている)、
  投資されたお金を有効に活用できている子供はどれだけいるのでしょうか?
  どれだけの子供が、親からの期待に応えられているのでしょうか?
  繰り返しですが、BI導入が、本質的な問題解決になるとは
  到底思えません。
  日本が良くなるとも到底思えません。
 
 
 
(続)日本の将来にとって良い政策でしょうか? (180)
2010-03-18 03:05:03
連投にて失礼いたします。
続きです。

8)BI導入によって、日本全体としては貧しくなると思いますが
  いかがでしょうか

  上記で書かせていただいてきたように、
  BIは労働意欲を減退させるものだと思いますし、
  労働者と経営者のバランスも崩れ、
  失業者が増える可能性があります。
  BIがあるからと言って、アルバイト程度でいいと思う人も
  増えるでしょう。職があればの話ですが。
  
  少なくとも、全体として所得や生産性が上がることは
  ないと思います。
  
  そして、以前と変わらぬ労働意欲を持ち、
  一部の高い給料をもらえる企業にいる人や経営者以外、
  つまり、ヒエラルキー上大多数の人達との間で
  所得格差は広がると思います。
  
  所得格差自体はあって然るべきだと考えていますが、
  日本全体が貧しくなるということは、
  日本全体の教育レベルが下がるということになり、
  日本の将来にとって良いことには思えませんが
  いかがでしょうか?
  
  そして、そのような中で、財源が続くのでしょうか?
  今でも海外に行く方が増えていると聞きますが、
  そのような状況になった時に、さらに高所得者から
  搾取するようなやり方にして追い込んだら、
  ますますその傾向は増すでしょう。
  そうなったらあっという間に破綻すると思いますが、
  間違った見解でしょうか?
  
9)BIは、一度導入したら後戻りが難しい制度であり、
  政府も国民も強い覚悟がないと無理だと思いますが、
  長期的な見通し(特に財源)をお持ちなのでしょうか?

  上記に挙げさせていただいたスウェーデンだけでなく、
  多くの国が経済不況の影響を受け、
  様々な問題が噴出しています。
  
  財源の見直しが非常に大事な課題になっています。
  
  にも関わらず、財源もあやふやで、
  しかも将来的に何ら明るい見通しもない状態で
  BIを導入して本当にうまくいくのでしょうか?
  
  少子高齢化だ、バブルだ、金融危機だと、
  散々言われながらも有効な対策が出来ずに今の状態があるのに、
  このような政策が永続的にうまくいくのでしょうか?
  
  また、万が一財源が足りなくなったとき、
  支給額を減らすようなことは極めて難しいと思います。
  財源に関して、少なくとも今後数十年単位の
  明るい見通しがないならば、断じて導入するべきものではないと
  思いますがいかがでしょうか?
  
10)もし、BI導入で本当に日本がよくなると仰るのなら、
  賛成派の方々で「出資」してどこかで実験していただけないでしょうか?
  
  私個人として、BIの最大の問題は労働意欲。
  それに尽きると思っています。
  
  本当に生産性が上がり景気も良くなるならば、
  消費税や所得税も相続税やらも増える一方なので、
  極端な話、税金徴収の時期をずらすとかしながら、
  最初の数ヶ月給付できれば回収することも可能でしょう。
  
  数ヶ月というのはさすがに極端過ぎる例ですが、
  いずれにしても、本当にうまくいくなら、
  導入方法はいくらでもあると思います。
  
  うまくいく自信をお持ちならば、
  投資しても回収可能ですし、
  拒む理由もないと思いますがいかがでしょうか?
 
  うまくいけば正しいことが証明されますし、
  国レベルでの導入にあたっての問題点も明確になるでしょう。
  ご検討いただければ幸いです。
 
 
 
180さんへ (RealWave (馬場))
2010-03-18 14:53:11
BIに限らず福祉政策が怠けものを作り出すことは、「可能性」というレベルではなく事実です。現在の生活保護やもうすぐ支給の始まるだろう子供手当でも、国家からもらったカネを酒代、博打に使ってしまう連中は大勢いるはずです。ここで考えなければいけないのは、例え無駄があっても他の手段と比べてどうかということです。

BIを評価する場合:

1) 他の福祉政策との効率性の比較
2) 福祉政策を実施しない場合の国民生活との比較

の二つの点から論じることが必要です。1)については生活保護申請の面倒さ、不正の発生など分配に伴う非効率性や年金で役人が食べていたという問題などとBIを比較するべきです。BIは分配すると決めてしまえば、他の手段より簡潔でその分効率は高そうです。全体として見れば、個人は自分にもらったおカネは他人が色々考えるより有効に活用すると考えて良いと思います。

次に2)ですが、国民の勤労意欲を削ぐほどBIの金額が大きければ制度の維持は不可能でしょう。これについてはさらに検討を進める必要があるだろうとは思いますが、北欧諸国のような高福祉国家で問題になったのは分配により怠けものが増えたというより、所得税が高くなりすぎて働く意欲がなくなったということです。法人税が高すぎて企業が国外に脱出するのも同じ種類の問題です。

要はあまり働く意欲のない人間が全く働かなるというより、稼ぎ手がバカバカしくなって働かなくなることの方が影響が大きいと考えられます。消費税がBIの財源として望ましいのはその点にあります。

ご指摘のあったナウル共和国の例の詳細は知りませんが、うまくなった理由は依存していた天然資源が枯渇して国家がおかしくなったということでしょう。産油国が一番心配している事態ですが、BIの問題とは違うと思われます。

「実験してみたら」という180さんのご意見は正しいと思います。ただ、BIが有効だとしても全体として日本国の効率性が高まるという話ですから、営利企業で試してみるのは難しいでしょう。

むしろ、実験としては5万円ではなく子供手当と同額の月々2万6千円くらいから始めるのはいいかもしれません。その場合国民年金、生活保護などの支出は統合する必要があるのはもちろんです。
 
 
 
BIの導入は、少しずつ 徐々に・・・ (kyunkyun)
2010-03-18 17:16:03
ベーシック・インカムと労働意欲との関係について、以前こちらでも紹介させていただいた次のアンケートがあります。

◆ もし、月8万円のベーシック・インカムが支給されたら?
http://lislog.livedoor.com/r/22868

ですが、BIの金額にもよりますが、やはり 「実際にやってみなければ分からない」 というのが本当のところのような気もします。
http://q.hatena.ne.jp/1260355228

その後、よりBIに近い状況として、宝くじに当選した方々のことを調べてみました。

◆ 実際に高額宝くじに当選した方々への調査
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=a5ya1bca57a5ca5afa1a6a5a4a5sa5aba5e0a4ka4da4a4a4f&sid=1000003&mid=209

http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1000003&tid=a5ya1bca57a5ca5afa1a6a5a4a5sa5aba5e0a4ka4da4a4a4f&sid=1000003&mid=220
(* それぞれリンク先参照して下さい。)

180さんの紹介されているナミビアのOtjivero-Omitara村で行われているBI給付のパイロットプロジェクトは、今も続けられているようです。
このプロジェクトはナミビア政府が行っているものではなく、ナミビアのBI給付連合という支援団体によって実施されています。
BI給付連合によると、実験の結果は、
「貧困水準の向上、子供の栄養不足改善、就学率向上、犯罪数の低下、失業率の低下、経済活動の活発化などが確認された。」
とあります。
ですが、ナミビア政府の見解は、
「貧困救済のために月額100ナミビアドルを給付することは最良の方法ではない」
「そのようなプロジェクトを運用する資金はない」
というものでした。

■BI給付連合のコメント
実験が目覚しい結果を収めたにもかかわらず、政府がまだ全国的なBIの導入に専念していないことに失望。

■今後の対応
BI給付連合は、あきらめずに今後も活動を続けていく。
政府が全国的にBIを導入すると予想する1~2年間は、Otjivero-Omitara村の住人に月額80ナミビアドルを給付し続けていく。

■政府の動き
国民議会の何人かのメンバーと知事は、BIの導入以来起こっている変化を観察するためにOtjivero村を訪問。

ナミビアのベーシックインカム
http://blog.goo.ne.jp/our_freedom/e/768764c31f63829b19d908fe73897c33

BI給付で人は働かなくなるのか? - ナミビアの場合
http://blog.goo.ne.jp/our_freedom/e/3ca4b70b10c573c64909e6cb19c610aa

ベーシック・インカムと労働意欲との関係については、もしも可能ならば、BI給付額は少しずつ増やしていく、という方法が良いのではないでしょうか。
社会信用論の立場から国民配当を提案していたルイ・エバンは、次のように述べています。

「食事制限状態から好きなだけ食べる状態へ移る際には、何らかの対策が必要なことは分かりますね。
回復特別食を経ることなく、不健康な食事から健康的な食事に、直接移行しません。
それ故、定期的な万民への配当の額は徐々に増やしてゆくのが賢い方法でしょう。」

スウェーデンについては、こちらの記事が大変参考になるのではないでしょうか。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/1606
 
 
 
万能の制度は無いと思います (PET)
2010-03-18 19:23:58
初めまして。山崎参のブログ、楽しく拝見させて頂いてます。

RealWave (馬場)さんもおっしゃっていますが、
私も「現行制度と比べてどうか?」と考えて行くべきと思います。
万能の制度は存在しないと思いますし、
現行制度に不満があるために持ち上がったのがBIだと思うからです。

実現は非常に難しいと思っていますので、
最終的には現行の制度に落ち着くとも思っていますが...

私がBI導入時に気になるのが、BIの月額でしょうか。
「健康で文化的な最低限度の生活」という
生存権の定義をはっきりさせる必要があると思います。

車買って外食するのが最低限と思っている人も多いみたいですが、
基本的に三畳一間+三食自炊+古着の購入資金、
かつ図書館(文化的)及び公園(健康)があれば最低限度と考えます。
ここまで「最低限」であれば、さすがに働く、という人もいるのでは無いでしょうか?

もう一点、BIは保障性が強いと思われがちかと思いますが、
どちらかというと「金はやるから後は全て自己責任」という感じがします。
BIを担保にさせる金融機関の存在もあるかもしれませんが、
最低限の生活をどう使うかは自己責任で、それ以上手を差し伸べない
と言う点で個人的に良いと思っています。

最近の派遣村等、ニュース等を見ていると「ごね得」感が強く、
「仕事が無い」「役人が生活保護を認めない」等と言う大義名分があれば
給付は当然と言われる傾向にあると思います。
そういった言い訳を排除するためにもBIと言うのは良いのかなと思います。

BIの問題は山積みかと思いますが、十分に議論した上で
「BI導入してみる」「現在の制度の方がベター」という結論が出れば良いと思っています。
(他にもっと夢のような制度が出てくる選択肢もありますが...)
 
 
 
北海道でやってみたら (ぎんえもん)
2010-03-18 20:43:01
おバカという言葉につられるのがいやでコメントを避けてたんですが、たくさん釣られた後なんでコメントします。
インデックスファンドより毎月分配型ファンドが人気のある日本でベーシックインカムが実現できる可能性は、ほとんどないと思ってますが、試しにやってみたらおもしろいと思います。
たぶんアクティブファンドを買うのとインデックスファンドを買うぐらいの違いしかないのではないかというのが私の予想です。(たいした違いがないという予想)
いまでも月5万円ぐらいの不労所得を得ている人はたくさんいますが、それで本業のやる気が出ないという人はほとんどいないはずです。
要は、日本国民は全員親から月5万円稼げる不動産を相続した状態と考えればいいわけです。(但し売ることは出来ない)
資本主義は、資本を所有している人にはとてもいい仕組みなので、日本国民全員にその恩恵を分け与えようという発想にも近いです。
(BIの本家の理想は全然違うと思いますが)
例えば、鳩山(兄)さんは、親から毎月1500万円もらってますが、総理大臣というみんなに罵倒されてとてもいい職業とは思えない仕事をまじめに出来不出来は別にして務めております。
5万円受け取って駄目な人は最初から駄目なのですよ。
いきなり日本全国でやるのも大変なので、最近検察に狙われていいことのない北海道で実験してみたらどうでしょうか。
あんまり今の制度をいじらないで単純に北海道に住民票があるひとには5万円振り込むことにするのです。
それで北海道に人が集まり繁栄すれば成功。
変わらなければそういうものだということです。
住民票だけ移す人もいるかもしれませんが、本業があれば面倒なので、そんなに厳しくする必要もないでしょう。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-18 21:32:48
まあ常識的に考えてそうですよね。
5万円で働きたくなくなる人が果たしてけつをひっぱたいて送り込んでどうなるのか。
世捨て人のような私でも5万円もらって労働市場からさよならは無理ですね。道楽は金がかかる。
あと山崎さんが何度も
BIはフリードマンの負の所得税とほぼ効果が同じです。
って言ってるのに
ほかの社会保障と比較検討してみよう
と言っているのに
何で響かないんでしょう。
多分導入かその前段階になったら
これの繰り返しでしょうね。
そのうち山崎さんもあきれてもうおら知らねっ、勝手にすればってなったら残念です。

食品とか光熱費だけが購入したい品目だったら予算線が5万変化したら影響はまあ無視できないくらいはあるでしょうね。ただ日本人の消費傾向と現実的な品目の多さ選択肢の広がりを考えて5万ベースアップで余暇激増労働激減つうのは常識的にね、本当にそうなるの?ってのが本音です。余暇も消費したい品目のひとつと考えるとベースアップで余暇需要へ向く所得効果はほとんど埋没すると思いますよ。限界代替率を数十もはじき出す人間は現実的じゃありませんが食うや食わずの国で工業化もしていない場合みたいな2財の単純モデルでいいのでしょうか。未開の奥地だったらお金もらった限界効用何たらかんたらで余暇激増労働供給激減は成立するかもしれませんけど。

5万もらって仙人になるような人はもう何も道楽が無いってことでしょう。そういう人のけつをひっぱたく意味がねえ、正直はあ・・・・ため息って感じです。

あとスウェーデンの比較はちょっと大袈裟かと、
税法の体系そのものと社会保障費の厚みが違います。
ベーシックインカムを導入した影響と比較検討するモデルとして問題があると考えます。

ベーシックインカムを導入する場合はやはりほかの社会保障制度を整理する必要はあると思います。
そしてその実績を公表する必要はあると思います。
何年かは追跡調査する必要があるでしょう。今までの社会保障費のコストとの比較を詳細に明かさないと半信半疑になるのは無理なかろうと思いますね。
あとスタートする場合コストと効果ぎりぎりの低額からはじめるのもいいかもしれませんね。
恐る恐るやるのが反対する人への配慮だと思います。
 
 
 
労働意欲 (関西より)
2010-03-18 21:58:36
人それぞれ違うのでしょうが、大半の人は食べるために働いているというのが根本的なところではないかと思っています。当然従事する仕事を真剣に取り組めば、上手く行かずにカリカリしたり、いい成果が出て嬉しかったりするもんだと思いますが、喜怒哀楽あって時間を過ごせているだけでもなかなか豊かなものではないかと考えます。
その仕事を通じて自己実現していくと、働いていない人は何故意欲がわかない?『働かざるもの喰うべからず』という昔から良く聞く考え方が沸いてくるのかもしれません。
また、多くを稼いでいる人たちに対してはまっとうな事して稼いでいるのか?というあまり根拠無い負の感情が出てきたりするのでしょう。
BIは働こうが、寝てようが皆一律給付されるものであろうと思いますので、人がどのような生き方をしようが生きるための最低の保証を与えるというところでは良いのではないかと感じます。
現状でも労働意欲がわかずにたくさんの人が引きこもったり、働きたくても住所がないため始めの一歩が踏み出せないという厳しい現状がある以上、そこを下支えする必要はあり、BIを導入してもバリバリ働いている人と、ぼちぼちやっている人、働かない人の割合はそんなに変わらないかもしれません。
たまたま上手く行ってたくさん稼いだ人は社会へ還元し、BIだけでギリギリの生活をして好きなことだけしているという人もありかなと。
他人に焦点を当てることより、まずは自分がどうありたいかに焦点を当てられる個々、その集合体としての家族、地域、国家という形が望まれます。

一生懸命働くことは美徳だと思いますが、働かないことをとやかく言う必要も無いかなと。
DNAに組み込まれた寿命までのプログラムを日々実践する時間つぶしが仕事なのか、遊びなのか、いじけているのか、楽しんでいるのか、人それぞれだけどその時間つぶし(生きる)が定年までは自分で稼ぎ、定年後は給付されるという確立されてきたパターンが変化するしかない状態にきていることは確からしいですね。
 
 
 
Unknown (たけまる)
2010-03-18 22:54:49
複雑で穴だらけのセーフティネット(社会保障)を見直し、わかりやすいものにするという意味でのベーシックインカムは理解できますし、多くの賛同を得られると考えます。

しかし、労働意欲を削ぐ/増すという話になると、直感的に理解しにくいものになります。毎月5万円の地域振興券が配られるというイメージとは異なるのでしょうか?

お金を無条件にもらうという事に対して抵抗感があるためにそんなことを考えるのですが、ベーシックインカム導入後に生まれてくる世代ではそんな抵抗感もなくなるかもしれません。それが幸せか、不幸かが判断できずにおります。
 
 
 
BIと負の所得税 (山崎元)
2010-03-18 23:31:03
BIと負の所得税は、所得把握と徴税・手当て支給が正確に行われると、効果としてフリードマンの負の所得税と同じです。

敢えてちがいを考えると、たとえば、BI&消費税の組み合わせで社会保障と徴税を全て賄うと、所得の把握が必要なくなり、個人は税務署と縁が切れるし、鳩山首相も脱税のしようがなくなります。

負の所得税の場合、幾ら支給するか、あるいは徴税するかにあたって、所得の把握が重要です。納税者背番号制を早く実現したいところです。

BIは「いらない」という人が全くいないとは限りませんが、定額を一人一人に渡せばそれでいいので、単純です。漏れや計算ミスが少ないのではないでしょうか。一方、国と個人との間で、お金の行き来に重複が生じてしてしまいます(大した問題とは思えませんが)。正確に所得把握され、計算された負のケースも含む所得税にはこのような重複がありません。
 
 
 
BIの額 (ばる)
2010-03-19 00:27:44
BIの額ですが最低でも7万は必要だと思います。
BI第一の利点であるコストの削減とは
生活保護や年金などを廃止一元化し、官僚や民間の高コスト社員を解雇し易くし、公共事業者の仕事を奪うことですが
5万では生活保護の廃止も年金基礎部分の置き換えもままなりませんし
職を失うことになる官僚や土建業者が生活していくこともできません。
これでは、この方々の抵抗はよりいっそう強くなる=BI実現がより困難になるということですし
仮に、BIが実現したとしても現行の社会保障制度を並立させる必要があり、
解雇規制や、公共事業のような雇用を守る・作るといった無駄な税金投入も続けることになってしまいます。

山崎さんは5万を想定しているようですが、生活保護の廃止や官僚や公共事業等のドラスティックな削減はしないということなんでしょうか?
それだとBIの意味が9割減だと思うのですが。
 
 
 
増税には触れないw (takahashi)
2010-03-19 01:49:56
で、試算上どの程度増税するんですか?
増税分は間違いなく
労働インセンティブもしくは
消費インセンティブの阻害になりますよね

あ、ちなみに五万じゃ死ぬ奴たくさんいるんで
その人たちには死ねって事ですね
そういう肝心なこと書かないのは
卑怯ですよね
 
 
 
5万か7万か (山崎元)
2010-03-19 02:32:02
BIの金額は悩ましいところですね。

一人5万円あれば、私は人はほとんど「死なない」と思っています(「絶対」とは言いません。まあ、ほとんど死なないでしょう)。たとえば、4人集まって暮らせば月20万円ですから、田舎なら十分暮らせるでしょう。

(>takahashiさん、 大丈夫。貴殿に友人がいれば、月5万円でも、きっと死なない!)

暮らしにもある程度規模の経済が働きます。そもそも、一人暮らしは「贅沢」と考えるべきでしょう。社会に要求できる生活水準ではありません。

ばる様の、ご指摘のように、基礎年金や生活保護の置き換えには7万円必要かも知れません。年金や生活保護はBIに置き換えるといいと思いますが、何もしなくても貰える基本的な最低限としては、現在の水準ほど確保しなくてもいいとも思います。もちろん、7万円あるほうが安心なので、あるいは7万がいいかも知れません。

年金は、BIと自分で運用するDC(確定拠出年金・個人型)が全国民に共通に用意されていればいいと思います。

医療保険や、障害者への手当てなど、別途対応が必要なものはあるでしょうが、BIはなるべくシンプルで最低限の大きさのものからスタートしたい。

尚、現実からBIへの移行を考えると、いろいろな制度を一部は潰し、一部は残しつつ、徐々に移行することが可能ですし、現実的です。全部を一気にBIにする必要はありませんし、その状態をいきなり想定する必要もありません。(→ 長所の7番目)
 
 
 
無理が通れば・・・ (ゆうじ)
2010-03-19 07:45:19

 山崎様

 BIの一人5万円という額は日本の財政規模から計算した数字じゃないですか!(怒)

 10万円にすると財政では賄えないから、BIの定義を無視してひねり出した数字。生活保護や老齢基礎年金の支給額を調べて、もう一度お考えになるとよろしいかと思います。

 私は大学で理系でしたが、文系の方々のこういった論法を常々苦々しく思っておりました。理系ではほぼ不可能な「言い張る」という行為が文系では可能です。生きるか死ぬかといった問題は確かに一概には言えませんが、現在の社会がどう判断しているか冷静に見つめなければいけけません。

 こう少し科学的に、論理的に。
 
 
 
ゆうじさんへ (RealWave (馬場))
2010-03-19 12:09:20
>BIの一人5万円という額は日本の財政規模から計算した数字じゃないですか!

というより:
(1)5万円なら年金、社会保障費の置き換えに見合う財政規模でカバーできそう
(2)1人5万円なら家族で暮らすことを考えれば「健康で文化的な」最低限度の生活はできそう
(3)故にBIの政策として機能する数字は存在する(5万円) Q.E.D.
というこでしょう。 論理に何も無理はないし、言い張っているとも思えません。これが財政の許すBIの額が月1,500円くらいだったり、財政支出が1,000兆円になるのなら政策として意味はないということになります。

プランニングの時は色々な数字と仮定に基づいてシミュレーションをするのは当たり前のことだと思います。これには理科系、文化系関係ないのではないですか?
 
 
 
少し分かってきました (ゆうじ)
2010-03-19 13:28:43
 RealWave 様

 コメントありがとうございます。

 山崎さんが個人で住む事を否定する意味がやっと分かりました。答えは、個人で住む時の生活保護の支給基準ではどうしても10万円を超えてしまい、BI支給額を5万円と主張できないからです。

 しかし、流石山崎さん!考えましたね。家族で住む場合なら、なるほど一人頭5万円程度に考えられなくもない。
 
 ただ、ここでも一人暮らしから四人暮らしを強要されたり、二人暮しのご夫婦がいきなり「BIやるから四人で暮らせ」などと言われた時の葛藤などは思いの外です。
 
 ベーシックインカム7つ長所(6)BIは恥ずかしくない、も同じように人間の感情をよく理解していません。今でも「お上の世話にはなりたくない」という人が世の中には意外といますよ。

 

 
 
 
 
>5万か7万か (ばる)
2010-03-19 15:26:11
>山崎さん

>BIはなるべくシンプルで最低限の大きさのもの
全く同感です。
ただし、BI本体を小さくしても、政府(の仕事)が大きくなっては本末転倒ではないかと危惧します。
BIをやる以上は「BIがあるんだからあとは自分で好きにやってください。政府は何もしません。」と言い切れなければ嘘だと思います。
(医療保険や、障害者への手当てなど、別途対応が必要は大前提)
しかしBI額が中途半端で労働と所得の分離が不完全な状況だと、この言の正当性が失われ結局、生活保護的なものや、公共事業の名をした雇用対策をせざるを得ず政府か大きくなること必至です。


>ゆうじさん

>今でも「お上の世話にはなりたくない」という人が世の中には意外といますよ。
現実にはほとんど存在しないようです。
定額給付金の受け取り率は99%(≒予算の99%使い切った)と新聞に出ていました。
私は定額給付金受け取らなかったのでこの結果には驚愕しましたが同時にBIは絶対実現出来ると確信しました。

>一人暮らしから四人暮らしを強要されたり、二人暮しのご夫婦がいきなり「BIやるから四人で暮らせ」などと言われた時の葛藤
これは「強要」ではなく「選択」です。
BIにより一定の生活保障をされている上でそれに飽きたらず、より贅沢でコスト高な暮らしを自身が選択しただけです。


むしろ現状の、仕事をしないという「選択」は不可能である(生きられない)が故に劣悪待遇での労働に従事する状況を「強要」と言うべきでしょう。
BI導入下であれば、労働者側は待遇に不満があれば働かない「選択」が可能ですから、自らの意志に反した労働を「強要」されることはなくなります。
飢餓の恐怖に左右されず、労使ともに中立な状況でこそ、市場原理は真に機能するのだと思います。
その意味でも、半ば労働が前提になっているBI額5万ではこの中立性が担保にくい気がします。
 
 
 
物価も変動するでしょう (こたつねこ)
2010-03-19 16:26:58
5万、7万、10万、いくらだとしても、
いずれも今の物価水準を想定して話されていると思いますが、
BIを導入したときに果たして物価はどう変わるのだろう?
そこのところがよくわかりません。

儲け度外視で安売りをする人もいれば、
売れなくても構わないと割り切って高値をつける人もいるだろうし、
そこまで考えなくてもコスト要因の人件費が変わるんだし、
需給バランスも大幅に変わるだろうし。。。
インフレになるのかデフレになるのかはわかりませんが、
海外との関係を考えたらインフレになりそうな気がします。
ただ、多すぎず少なすぎずの金額を設定できたとしても、
その絶妙なバランスは長くは続かないと思います。

そもそも、月いくらかといった絶対値ではなく、
税収の何割を山分けするかの比率で考えるべきではないでしょうか。

みんなが働きものなら税収も増えてBIも増えて、みんな豊かになる。
みんなが怠け者なら税収が減ってBIも減って、みんなで貧しくなる。

隣人を信用できるかどうかが問われている気がします。

ちなみに、BIは誰かにお金の使い方を指図されないので、
日頃、お上に「余計なお世話だ!」と感じている私は好きなアイデアです。
 
 
 
会社をクビになった (国語)
2010-03-19 19:31:15
3月16日に会社をクビになりました。BIがまちどおしいです。生きていてもしょうがない人には自殺を薦めるのも大事。
 
 
 
Unknown (de-bu)
2010-03-19 21:18:53
BIて、始める時って、個人資産はすべてクリアーになるんでしょうか?そうでないですよね。でももらえるだけいいかなあー。こういってはなんだけど、ばらまきに見えることもある。資本主義の社会で、BIのような共産的なこっとて、違和感がないのだろうか。
国の政治主張を明確にしてほしいです。この国のモチベーション、指針てあるのだろうか?これがないと精神のよりどころはどこに持っていけばよいのだろう。
 適当にぐっちっぽく書いてしまいました。
 
 
 
やるなら長期実験の後でしょう (かくせいⅢ)
2010-03-19 22:26:41
BIがなぜどの国でも採用されないのかを、具体的に調べないといけないと思うのですが。

官僚が反対する等の推定で採用されないことを切り捨てる人が多いようですが、どの国のいつ、どういうやり方で潰されたのかが分からないと、何が原因で不採用となったのかわからない。

もしアメリカの禁酒法の失敗がなかったら、酒を禁じるのが、全国民に取って実に好ましいという論はいくらでも立てれる。(このときは、店主は猛反対をするでしょうがね)

良いことずくめの話は怖い。
若い頃、共産主義は絶対に正しいと思っていたもの。論理的に考えても、上手く行くはずだもの。しかし、机上の空論だったのは、ソ連が大規模実験をしてくれたからで、スターリンに殺された2千万人とも言われる犠牲まで払ってダメなことが分かった。それも70年余かかってね。

BIも絶対長期実験がいるはずのシステム。しかし、やってる市町村に移動してくる人がいるから困るよね。・・
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-03-19 22:47:57
はい、突っ込みは必要ですよね。
自分は財源より野放図に人間が増えるのが怖いかなと。食い扶持の心配がなくなったところで生めよ増やせよは風情が無いなあ、人間が増えすぎることに漠然とした恐怖を抱く性分です。
実験だったら株主総会の基準日みたいに給付資格だけストップしてしまえばいいんじゃないですか。
出て行ったひとの分だけ年代資産が偏らないように流入者から抽選する、
そういうのは不可能なんですかね。
昔と違って文書が電子化されているから問題ないような気もしますけれど。
 
 
 
Unknown (WAT)
2010-03-20 13:26:29
持病を抱えており通院している人は5万では到底足りないと思うのですが、
医療費は全額無償にするのでしょうか?
 
 
 
タダより高いものはなし (tomtomclub)
2010-03-21 11:15:37
 いつもブログを楽しく拝見させてもらってます。
おおむねご意見には共感することの多いわたしですが、BIに関しては、違和感を否定できません。
 どうしてもイメージするのは朝三暮四の故事のサルたちです。このたびの民主党の子供手当でも感じたことですが、いったんもらいはじめると人はそれを既得権として認めてしまい、取り上げられるとヒステリーを起こすものです(わたしの経営者としての実感ですが)。
 国家の権力者側あるいはそれになろうとするもの(具体的にはどのようなものになるのか、その時代の趨勢を見ないと何ともいい難いのですが)からはこうした反応は非常に利用しやすいものであり、これを奇貨として、全国民にとりかえしのつかない巨大なつけまわしを約束させたとしても、不思議ではありません。
 やはりタダより高いものはないのではないでしょうか。
 なお、私は行政の効率化が金科玉条となるのは、危険な兆候であると考えています。なぜならば、いろいろな小さな縄張り争いの摩擦があってこそ、公共全体への最適化がより図られると思われ、ひとつの(大蔵でも政府でも)権力装置に集中することの危険性を考えると、今の制度のなかで、弾力的運用を目指した方が適切だと考えます。
 キーボード慣れしていないもので、拙い文章で要領を得ず申し訳ありませんが、大意は伝えられたかと思います。
 
 
 
確かに、タダは高いのですが (山崎元)
2010-03-21 14:14:52
tomtomoclubさま

コメントありがとうございます。

BIに対する批判ないし懸念には、社会的再配分そのものに対する批判と、単純に現金で給付する事に対する違和感の二つがあるように思います。

(人が)怠ける、既得権となる、社会・共産主義的、といった批判の多くは、生活保護や年金のような他の社会的な再配分にシステムについても同様に問題となるはずのポイントです。

どのくらいの再配分が必要あるいは最適なのかは難しい問題ですが、私は、再配分があること自体は仕方がないと思っています(社会の安定のためと、広義の社会的保険としての容認です)。

もう一つの問題は、各種の行政を伴う再分配と、現金給付の再分配のどちらがいいかです。この点に関しては、ご指摘のように、常に行政の効率化(=削減)がいいとは限らないのでしょうが、既存の行政に対するBI的な置き換えは多くのケースで有力なオプションではないでしょうか。

「BI化」が進んで財務省に権力が集中するのは心配かも知れませんが、BIは行政側の裁量が小さいので、権力自体が肥大化しにくいのではないかと、私は思っています。(官僚側が、妙な条件や手続きを編み出す可能性には注意が必要ですが)

BIにとって、真に手強い別の批判は、人は、果たして、お金を有効に使えるかどうか、でしょう。自由主義的な観点からは、他人が生活を指図するよりも、自由な裁量の下で自分で考える方が概ねいいだろうと言えるのでしょうが、人間はある程度パターナリスティックに面倒を見てやらなければならない生き物であるのかも知れません。

BIで全てが解決!という訳ではないのですが、BIのアプローチは有力だと私は思っています。
 
 
 
(BI的)の(的)がいいですね (tomtomclub)
2010-03-21 22:57:09
 お返事いただきましてありがとうございます(ブログの双方向性はすごいですね。素朴に驚きました)。
 私もたとえば、どこかの古い社員寮やお屋敷を利用して、行き場のないお年寄りや親から離れたいこども、芸術家志望の若者などなど10人前後が、BIの給付をもちより、助け合いながらけんかしながら暮らしていく、そんな風景を見てみたいです。ちばてつやさんの描くドヤ街とか新世界とか好きですし。
 また、富の再配分は当然あるべきだし(私はスクルージじいさんではないです)、お金をどう使うかについてパターナリスティックな介入は必要かについてははっきり不要!と答えます(お金は使うことにのみ価値があると考えますし、私は古典的な意味で自由主義者です)。
 また確かに行政が制度運用の際に、メルクマールとしてBI(的)な価値軸を意識してもらうのは、掲げられた長所からしてもいいのではないかとは思われます。
 ただ、私が危惧するのは、、、山崎さんのようないわゆるオピニオンリーダーがBIを提唱する、これに便乗してアジテーターが論点として大きく取り上げ、カリスマ的政治リーダー(的?)あるいは政党があらわれて衆愚政治の状況をつくりわざと無理な導入を試みる、そして結果としてやむにやまれぬとかなんとかいいだしてファッショ(的?)な社会契約を国民が結ばされる、、、という流れです。
 ちと妄想かな、、、とも思いますが。あくまで、(権力に対しての)自由主義者の立場からの反論なのです。
 
 
 
Unknown (遠山太郎)
2010-03-22 03:13:42
なんかBIを考えていると怖いんですよね。感覚が変になるといいますか。

大人は1人立ちしなければいけないという大原則が崩れることのなんらかの怖さかもしれません。


国レベルではなく地方レベルで芸術家村などが出来たらおもしろいと思いますけど。
 
 
 
BIの問題点 (くまさん)
2010-03-22 20:11:36
私もBIに賛成します。何の申請をしなくても何がしかの収入が保障されているという点が良いです。過酷な職場であっても、家族を養うためには辞められずに、文字通り命をすり減らして働いていているお父さんにとっては、BIは転職の手助けになるでしょう。これにより、ブラックな企業は労働市場から退場することになるでしょう。これまでは、労働者には「食べていくためには働かざるを得ない」という弱みがあるため、使用者がこれに付け込んで、労働力を買い叩く例があったのですが、BIによりこの弱みが薄まり、買い叩きにくくなるという点が良いのです。もっとも、山崎さんによると、この「買い叩き」は問題ないとのお考えだそうですが...

以上より、BIには賛成なのですが、山崎さんや皆さんと私の間には考え方の相違があるようです。そこを述べます。

[消費税と相性が良いか?]
良くないです。消費税には、逆進性(収入が多いほど収入に占める負担率が小さくなりやすい)があります。一方、BIは全国民に平等に配ります。つまり、全体(主に中低所得者)から金を集めて、全体(中低所得者?)に配ることになり、所得の再配分にはならないでしょう。たとえば、5万円の現金を納税して、5万円の現金がBIで還ってきても、意味がありません。壮大なマッチポンプです。行政コストの無駄です。したがって、BIの財源は累進性が高いものをあてるべきです。

[福祉の置き換えになるか?]
なりません。山崎さんによると、生活保護廃止、消費税増税、の代償がBIの5万円だそうで、少なくとも生活保護世帯に対する福祉の切捨てでしかありません。そもそも、BIを配る代わりに生活保護を廃止する必要があるのでしょうか?不足分のみを生活保護費として支給すれば済む話です。「それでは行政の効率化にならない」との指摘があるかもしれませんが、「行政の効率化のために生活保護世帯を切り捨てる」というのは本末転倒な話です。

そもそも、個別の事情を無視して一律5万円で済まそうという発想が間違えです。お役所的です。また、「一人暮らしは贅沢だから、生活困窮者は集団で生活すべき」というのは、一人暮らしが増えているという社会状況に逆行しており、つまり、生活困窮者を強制的に収容所に収監すればよいという考え方になりかねません。人々の自由を保障するためのBIが、生活困窮者の自由を奪うというのは、本末転倒です。「BIさえ払えば、それ以外の金はびた一文払わない」という考え方は間違いだと思います。

[賃金は減るか?]
減るでしょう。賃金には相場があり、それは「必要な生活費」というものを織り込んだものです。言い方を変えると、すでに、賃金にはBI分が含まれてます。国がBIを始めると短期的には労働者はBI分を二重取りすることになりますが、そのうち、企業が賃金に含まれるBI分を削除することになるでしょうから、結果としては、労働者の賃金が下がるでしょう。つまり、BIが導入されれば、労働者の収入はトータルとしては変わらず、企業の負担はBI分だけ減るということです。したがって、BIを始めるにあたっては、企業から、賃金の減少分を税金として徴収するような仕組みが必要になるでしょう。ちなみに、BI分が含まれているとは到底思えないような賃金の例もあるので注意が必要です。正規vs非正規の議論はこれでしょう。

[労働へのインセンティブを奪うか?]
奪うでしょう。どの程度奪うかは程度問題です。労働強度と収入が割に合わない仕事の、なり手がいなくなるでしょう。したがって、ブラックな企業、ブラックな業界は壊滅するでしょう。世の中全体で見たときこのような労働強度と収入が割に合わない仕事ってどのぐらいあるでしょうか?多ければ多いほど、BI導入時のインパクトは大きくなると思います。

また、「BIは、より稼ぐと、より多くのお金を得ることが出来る」という主張がありますが、同じことが所得税の累進性の強化についても言えるはずです。所得税の累進性を強化したところで、収入が多いほど手取りも多くなる点は変わりませんから。BI賛成派の方には所得税の累進性の強化についても賛成していただかねばなりませんね。

[私の主張]
「BIで生活に必要な金額をすべてまかなう」という発想が間違えです。
BIの良いところは、「無申請でもBIにより一定額の収入が保証される」ところです。これより、生活保護申請などが通らなくても直ちに路頭に迷うということが防げるのが良いです。たとえば、市役所に生活保護申請が無視されて餓死した老人の件でも、BIがあれば、この老人が市役所と争う時間を与えてくれたかもしれません。ただし、BIの金額は少な目の設定であり、不足分のみ、従来どおりの、生活保護申請や雇用保険、年金などで補償するのが良いです。失業時の貯金の減り方のペースを鈍化させる程度でも十分ありがたいはずです。「給付をBIに一本化する」という発想はあまりにも大雑把であり、この方法による行政の効率化は副作用が大きいと考えます。
 
 
 
譲れない一線 (ばる)
2010-03-22 22:36:09
>くまさんさん

>働力を買い叩く例があったのですが、BIによりこの弱みが薄まり、買い叩きにくくなるという点が良いのです。
全く同感です。しかし、

>BIの金額は少な目の設定
としてしまうと

>企業が賃金に含まれるBI分を削除することになるでしょうから、結果としては、労働者の賃金が下がるでしょう。
となってしまい

>「BIで生活に必要な金額をすべてまかなう」という発想
で労働者が使用者と対等にならない限り結局、買い叩きは続行します。また、額が少ないと

>代償がBIの5万円だそうで、少なくとも生活保護世帯に対する福祉の切捨てでしかありません。
という問題も出てきます。
しかも仮に額を半分にしたところで財源も半分は必要で膨大ですから、実現を考えたときには新自由主義的BI論者の方々への大義名分でもある

>「給付をBIに一本化する」という発想
を外すわけにはいかないでしょう。
BIを実現させるには幅広い人達の支持が必要なわけですからそれぞれ妥協出来る点あるでしょうしそうしない限り実現は不可能です。
財源が消費税なのか所得税なのか累進なのかフラットなのかという程度は誰しも十分妥協できる範囲だと思われますが

>「BIで生活に必要な金額をすべてまかなう」という発想
>「給付をBIに一本化する」という発想
の二点だけは維持しないとBIの意義そのものが崩壊してしまう―譲れない一線と私は考えます。あと
>個別の事情を無視して一律
はBIの定義そのものですね。
 
 
 
BIの影響で賃金は減るか (佐藤健)
2010-03-23 08:16:18
>くまさん

おはようございます。
くまさんは賃金の相場に対し必要な生活費が織り込まれていると仰っていますが、果たしてそうでしょうか。
賃金を決定するのは、会社の業績とその仕事が務まりそうな求職者数のバランスです。BIが導入されても売り上げが減少せずそして求職者も増えなければ賃金水準は不変でしょう。
くまさんのご指摘にある「BI分が含まれているとは到底思えないような賃金」の場合、売上の動向はともかくとして求職者数がBIの導入のせいで増える例は少ないかと考えます。

くまさんの心配なさっている低所得層にBIの考えが知れ渡れば、出来ることなら貰いたいという意見で占められるのではないでしょうか。BIの話に上がる数字が働けなくても無条件でひとり当たり5万円だとすると、4人世帯なら20万円。例え消費税の税率が20%に上がって支給された5万円のうち1万円を結局政府に返す制度で当初から始まるとしても希望すると思います。
 
 
 
BIに光明をみる (平  國創)
2010-03-24 00:36:34
山崎様、皆様、始めまして、最近ベーシックインカムを知り光明を感じている者です。

今この国には多量の食料品、製品などがある一方で、それに対する購買力が足りていない状態ではないでしょうか。
工場が半雇用状態にあり、米の収穫量を抑制するなど購買力不足のために種々の商品が生産制限されているのが我が国の現状ではないでしょうか、
くどいようですが、生産力が落ち商品の供給が追いつかないようなタイプの経済危機ではないのです。先進国はほぼ同じだと思います。

景気の悪化で企業の倒産や失業が増えれば人々の所得の減少で消費は落ち込み、それがさらなる倒産や失業を生む。
運よく会社に残れても、危機の中であえいでいる会社に給与の保証は期待できない。しかも現代は産業のオートメ化が極限にまで進行した時代であり、
たとえ経済危機がなくても強欲株主からは「合理化」の圧力がかかり、給与の減少、雇用の不安により消費を控え蓄財に向かい通貨の流通が滞りさらに
消費が落ち込み・・・・・・・。

企業は生産された製品を消費する消費者を際限なく求めなけねば行き詰まります。その解決のため国境を超え、他国との摩擦の回避にと合弁会社や株式会社を
設立しているのではないのでしょうか?しかし、自国民の雇用を最大の経済政治政策とする政府の場合は摩擦は避けられないでしょうね。
このような事は幾度となく繰り返されていたのではないでしょうか、破壊を伴う強制消費と当該行為で破壊された設備への設備投資へとそれに基づく
雇用とそれを担保にする金融機関による信用創造による融資と・・・・・そして、みたびめの・・・・・

なぜ生産力は余りあるのに貧困に向かうのでしょうか。なぜ、多くの食品を廃棄する国でありながら餓死する人がいるのでしょうか、
生産物の分配媒体であるお金の分配方法に欠陥があるとは思いませんか  

ベーシックインカムは第三の道として、ケインズとマルクスと同世代のダグラスの社会信用論に基づき考えられていたそうです。
そのダグラスによれば、ベーシックインカムはオートメーション、機械化などでの生産で基本的欲求を満たす商品を充足する事により
生産の方の問題はすでに解決している先進国にのみ成し得る制度で、生産は個々人の労働能力ではなく共同体の文化的伝統の成果であり、
ゆえにすべての国民にはそうした伝統の相続人として配当をもらう権利があるとし、BI通貨は商品ではなく分配の手段であるから、
それは消費のための生産を円滑に促進する切符のような手段であり、所得保証はそうした通貨供給の一環なのである。と
BIの財源は借りること貯めることで利息が発生する銀行券でなく、政府が直接管理する通貨で賄うことが前提で思考されていたそうです。
その為か、発案者のダグラスが表舞台で話題にならなかったのは、最大の既得権益者であった銀行の経済学者に無視された為とも言われております。

昔も今も最大の既得権益集団が金融機関であると私は思っています。なにせ信用創造で創った架空の預金通貨で金利を得られる特権を
昔の民衆主義以前の為政者から得ているのですから、生産と消費の果てし無い拡大を「経済成長」という言葉に置き換え
民衆に催眠をかけているのではないのでしょうか。

人として生まれ人間として生活し人として死んでゆく私たちと通貨の本来の役割を思うと
ベーシックインカムは私には今考えられうる唯一光明さす提案であると考えたしだいであります。
 
 
 
Unknown (de-bu)
2010-03-24 01:38:07
ベーシックインカムするくらいなら(わかっていませんが)この国、共産主義国にすればスッキリすると思う。て、どうですか?
 
 
 
賢い奴は、海外移住だなぁ (歌人)
2010-03-25 19:49:48
私のビジネスパートナーは、バーチャルカンパニーでCTOはAustralia、CEOはNZ、COOとHQはシンガポール、SEはイタリアで、仕事をしている、そんな仕事環境にいると、ベーカムなんて言われてもね。略すとイメージ悪いね!負け組のテクノロジーじゃありませんか?
 
 
 
BI、3つの視点で賛成です。。 (通りすがりの人)
2010-03-26 13:25:34
ちょっと乱暴ですが、BI、3つの視点で賛成です。。

1■もし日本が景気が良くなっても、産業構造の変化で、これだけ莫大な人口の国の雇用維持は不可能な気も・・・・その受け皿として。

『雇用維持企業を支援→助成金』は暫定的には理解できますが最終的な解決策には、ならない気が・・・

2■例えば公益法人改革とか言っても、結局『生首は切れないだろ・・・・』というロジックの前に、無力化されちゃいますし・・・・。

この『生首は切れないだろ・・・・』という蔓延しているロジックを封印すめためにも・・・BI。。

3■色々歪んでしまった社会システムをリセットする
装置として、BIは非常に可能性があるんじゃないでしょうか・・・・。。
 
 
 
Unknown (gじゅyty)
2010-03-28 02:06:09
資本主義なんだから、もっと格差よ広がれ。
 
 
 
Unknown (また通りかかってしまった人)
2010-03-29 13:56:51
・・・しかし、なんで、BIならいっそ、共産主義にした方がいいとか・・・資本主義なら格差広がるべき・・・
とか いう人が 多いのでしょうかねえ。。
あと、負け犬システムとか

新自由主義的BI論者の本音的な部分は・・・

『金のないやつ、能力のない人には、最低限の金くばってやるから・・・あとは、ガタガタいわず、すっこんでろ・・・』という事ですよね、多分。だから逆に格差拡大・・・・

つまりBIは望むところ だと 思うのですが・・・・

BIには
1■社会が雇用を維持できない場合の、分配システムとしての合理性(富の再配分システム)



2■社会システム・産業構造のリセット促進→官・民のポテンシャル&競争力強化=人材再配置・最適化という2つの面もあると思うのですが・・・

(つまり『生首は切れないだろ・・・・』という論理をストップさせるということ・・・ →最適再化・再配置促進)
(成長戦略ツール??としてBI)

今後BIが、社会モデルとしての「学求」フェーズから、
BIを具体化する「政治」フェーズをあわせもつステージに移行すると仮定した場合・・・・

日本の場合、いくら『所得と雇用の分離』とか『社会的な配当』とか言っても、三百年かかっても理解しない層がある程度の数・存在する・・・

つまり、上記2の部分をある程度、強調すべきなのかも、しれない・・・という気もします。。

ただ、この『金のないやつ、能力のない人は、最低限の金くばってやるから・・・あとは、ガタガタいわず、すっこんでろ・・・』というのは・・・

つまりWW2以降の戦後復興の国民全員でやったが、今度の次回の経済復興(!)は「国民全員じゃなく、能力のあるものでやって、他の人は邪魔しないシステム」という考え方・・・は、あたってる気もして、怖い気もするのですが。。

結局、上記の『・・・すっこんでろ・・・』が固定化されずに、例えば、4年働いて1年休む(あるいは勉強する)というような(失業率20%対応のワーキングシェア的な)社会的流動性が担保されればいい訳だという気もしますです。。

(BIは原理的にそういう部分も持ってるとは思うのですが・・・・)

まとめると。
BIのキャッチフレーズは
『社会&産業構造をリセットするツールとしてのBIを活用して、日本に新たな繁栄を!』
『中国に追いつけ・追い抜け大作戦!
『サムスン追いつけ・追い抜け大作戦!』
『新幹線だけじゃなくて交通システムが売れる産業構造を再構築・大作戦!』
とか。。
 
 
 
Unknown (de-bu)
2010-03-29 18:24:40
よくわかりません。ベーシックインカムやったってしょうがないいて。考えないんだから。融合的な考えならもうすでにやっている国はあると思います。国の指針すらない形で発展はあるのか疑問。
 
 
 
Unknown (Unknown)
2010-03-30 21:32:15
(1)~(7)まで主観の域を超えてないww
経済評論家なら説得力のある数字出してみたら?
BI肯定派なって所詮その程度なの?
 
 
 
BIは格差解消ツールではない? (通りすがりの人)
2010-03-31 12:53:45
結局・・・

新自由主義的BI論者の本音的な部分=

『金のないやつ、能力のない人には、最低限の金くばってやるから・・・あとは、ガタガタいわず、すっこんでろ・・・』という事ですよね、多分。

→頭のいい新自由主義の人(ホリエモンとか色んな人)が、上記の方が
合理的・効率的かつ、最終的にはコストが安い可能性があるかも、と言ってる訳ですよね・・・・
それって主観的ですが、現象的に興味深いです。

多分、BIは格差解消ツールではない?? のでは。。
それは、またちがうツールが必要では・・・

(03-17 21:01:44懸念 (のひ)さんの・格差社会が拡大しすぎる危険性はないのか・・・・
が、どう考えても正しい気がします。普通に考えれば、格差は拡大する・・・のでは。)

でも、他にもいい面があると思うのでBI賛成です。

・・・厳密に言うと「社会福祉論」みたいなところからBIにはいるのはマチガイで
「社会システム最適化論」みたいなところが、正しいのかもしれませんが
あまり厳密に言ってもしょうがなく、両面性あると思うので
世界に冠たる日本の「絶妙の落とし所・創出術」で推進していくのが正しいような気がします。
 
 
 
Unknown (ルイヴィトンコピー )
2010-04-01 11:51:09
(1)~(7)まで主観の域を超えてないww
経済評論家なら説得力のある数字出してみたら?
BI肯定派なって所詮その程度なの?
 
 
 
BIの金額は (t3080005)
2010-04-07 12:54:44
夫婦2人で暮らせる額を半分にしたものが根拠として適当と考えますが、

10万で生活出来るか?

と他人のお金(税金)を使って票を貰う友愛議員がどんどん出て来て、共産主義国家への道を。

がんばれ財務省。
 
 
 
格差解消ツールではない (まいる)
2010-04-09 12:19:17
「格差解消ツールではない」に反応しました。
(個人的には格差は広がると予想しますが)格差社会がまずいのはその結果として、死にそうな目にあうからですよね? ものすごい金持ちが貧乏人を使い捨てにするようなイメージ。BIで生活が安定していれば、格差なんて気にせず、自分を保てるのだと思います。一発逆転の夢を追うことも中二病と呼ばれて蔑まれることもなくなる。
よって、格差がどっちに転ぶか?は問題ではないでしょう。

気になるのは、配り方です。
住所不定の人、ホームレスさんにはどうやって配るのか?
IDとパスワードでATMみたいな機械でコンビニあたりで気軽に受け取れるようにしたいですね。
 
 
 
生活費と貯金という観点から (kyunkyun)
2010-04-10 11:28:44
こんにちは。
新しいアンケートを作りました。
後ほど、もう一つだけ類似のアンケートを作る予定です。
ご迷惑かとは思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
もしかしたら、意外なことが分かって来るかも知れません。

【問1】
もし、月5万円のベーシックインカムを一生涯もらえるとしたら?
http://research.news.livedoor.com/r/43444

・おもに生活費に使う
・おもに貯金する

【問2】
もし、月8万円のベーシックインカムを一生涯もらえるとしたら?
http://research.news.livedoor.com/r/43603

・おもに生活費に使う
・おもに貯金する
 
 
 
Unknown (city of gyoza)
2010-04-10 11:36:38
山崎さんも少し書いてますが、配り方は国民背番号制度が導入されれば、ある程度解決していくと思われます。

ただし、ホームレス状態の人には不可能ですが。

所在不明の人の場合、BIは一時的に支払いを止め、行方が判明した時点で期間中のBIを支払うというような仕組みが基本になるのではないかと。

>通りすがりの人

BIは、平等主義の観点からの理解と、合理主義の観点からの理解との二つに分けると、現在の論点や論者の立場をある程度切り分ける事が出来る気がしてます。

前者の考え方をする人の中には、「社会主義への足がかり」程度にしか考えてなさそうな人も散見されます(経歴的に)。

山崎さんが「新自由主義」かどうかはさておいて、さまざまな制度が複雑に併存するよりも、一つにまとめた方がすっきりするというのは、合理主義の思考スタイルですね。

要約すると「面倒ごとが更に面倒を生んで、それをメシのタネにしてるのがいる!」といったところか。

そんなことに労力をかけるくらいなら、衣食住の最低ラインは補償してやるから、あとは好きにさせておけということでしょう。


BIが成功するか否かは、どちらの考えに重点を置くかでまた変ってきそうな気もしますね。



さて、BIの実現性ですが、「いつのまにやらこれって事実上のBI?」みたいな事になってる可能性はあるのでは。

ここでは話題になってませんが、為替や金利にも影響が出そうですし、正面切ってBI導入とはならんでしょうが、民主党政権の政策を見てる限り、「結果的にBI」みたいな状況になっていく可能性は大いにあるでしょう。

ただし、それが政治機構の質的な改変や景況にどれほど影響があるのかは、よくわからないので、この辺でお茶を濁してさようなら。
 
 
 
turusankamesanさんへ (西方珍奇)
2010-04-18 00:03:52
turusankamesanさん、
山崎さんに怒る前に
↓見たいなひとを説得すべきじゃないんですか。


景気太郎さんへ (みるこ)

2010-03-26 08:49:37

ベーシックインカムを実施すると働く人が減りますよね
そうなると国民の所得も下がります。
所得税UPは10%で済まなくなりますよね
せっかく働いても多額の所得税を取られると労働意欲も下がりまたまた労働者が減りますね
所得税UPスパイラルになっちゃいますね
容易に実施して国潰さないでください


世の中には一人5万円払うだけでも大騒ぎするひとが
いるんです。
所得税がどういう体系かも知らないのに所得税の心配しています。
あなたもこの書き込み見てるはずでしょう。
なんでこういうひとの空想に付き合ってあげないで
山崎さんに対して怒りを感じるんですか。
お門違いにしか思えないんですけど。
山崎さんを不快に思うんだったら
5万で赤化の妄想にふけっているひとにきちんと応対してください。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-18 15:14:10
例えばですね、
仕事について謂えば
本当に尊厳が犯されそうになったときに辞められる手当てと考えます。
5万円あれば会社が相当おかしなことをやっていたらトンズラできます。親や知人の下に逃げ帰ります。
15万円だと寒かったり暑かったりしただけで辞めてしまいそうですね。
学生だといじめとかで行きたくない場合ですね。休みたいけど親がうるせえ、
特に親父が飯を食わせるなだとか、5万ぶつければ黙らせられるでしょう。
挽回不能な相当ひどいいじめですよ、クラスが束になってかかってくるような。
あといじめられているひとを助ける覚悟はつくと思います。
これも15万あったら個人のいざこざくらいで逃げ出す踏ん切りがついてしまいますね。


あと国も15万配ったら相当個人に介入してきますよ。
もう箸の上げ下げから言葉遣いまで。
基本娯楽は無くなるでしょう。
そういう国民的な合意は形成されやすくなるでしょう。
5万もらったくらいだったらうるさいだまれで言い返せますが15万もらったら勝手にやらせていただきますは難しいでしょう、心情としてね。
隣近所のうるさい誰かとわけが違います。強制的に入ってきます。


 
 
 
Unknown (隠居)
2010-04-19 23:04:50
私は、山崎さんの5万円という金額は、絶妙なラインだと感心しています。なぜかというと、私が田舎で引篭もり生活をしてまして、ちょうど月5万ほどあればなんとか、ギリギリ我慢できるレベルのストレスで生活できるという実体験があるからです。月10万も貰えたらすごく贅沢な生活ができます。結局、今の自分を基準にして考えるから、幸せって相対的なものか、絶対的なものか、なんなんだろうと考えました。
 
 
 
リアルな話をするなら すべり台住居をどうしますか (作業員)
2010-04-20 17:31:59
こんちわ。ニポンで高いのは、東京タワーと交通費と住居費と教育費、だとずっと言われてきました。この三つの費用において、汲々としない、人が中流(から上)なんじゃないでしょうかね。店主のように、キャバがあるから好きな東京に住んで、規制緩和が進まないから気が進まないけど好きにタクシーに乗り、とりあえずお子たちに好きなことを勉強させてやる、という風にいかない人のための、ベーシックな話、なので、現実、ってことになれば、とりあえず衣食住、ですね。なかでも、これは俺たちの湯浅誠が繰り返し書いてますが、住居、なんとかならねーのか? って話です。月五万ってのには、住居費におけるリアリチー、がありまへんのです、店主さま、そのあたり、なにか妙案はないでっか? 新聞によると、すでに都の西北あたりまで、神田川、らしいでっけど。月五万の、生活の柄、ってのは、実にビミョーですね。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-21 10:07:37
「まずかったらやり直せば良い。」
「時間をかけて少しずつ変えていけば良い」
が利かない政策です。

そうなんですかね?
単なるお金のやり取りですけど。
税法のなんて毎年のように改廃繰り返してますけど
特に事務の混乱はないですね。
国税庁が優秀すぎるのかもしれませんが。
とりあえずこの政策に限って必要な装置とか
特殊な専門知識を備えた人員・組織というのがまったく想定できませんね。


非常に手の込んだ脅し、端的には踏ん切りつかなくさせてやめろと仰りたいだけのような気がします。
 
 
 
自由主義の担保 (tomtomclub)
2010-04-21 21:32:09
 金額についての議論、面白く読ませて頂きました。 私見ですが、5万円という金額の背景には、”自由主義の担保”という理念があるのではないかと考えます。意に沿わない労働からの自由はぎりぎり担保できると考えられますし、複雑でタコつぼのような制度が大きい政府を余儀なくしているとの考えからするなら、国家からの自由も現在よりは担保されると思われます(私も5万円が担保されてたなら、自己破産も恐れないダイナミックでアニマルなプレイヤーになれたかもしれませんしね)。
 ちなみに15万円というのははほとんどアナーキストの世界ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
盛りあがってますね! (ゆうじ)
2010-04-21 23:24:17
 BIの議論が盛りあがっているので、楽しみに拝見しています。tomtomclubさんのコメントを見ながら、
 
「国から金をもらっておいて『国家からの自由』もないもんだ」

 とか

「『自己破産』しても、今でも生活保護により13『万円が担保されて』いるのになぁ~」

 といったツッコミをいれたくなります。

 話は少し横にそれますが、BI賛成派の人達の言動を見ていると、仕事に対する愛情や誇りが感じられません。世の中で起きている問題(宙に浮いた年金・天下り・食肉偽装など)の多くは、仕事に愛情や誇りを持たないことが原因になっていると私は考えています。

 仕事を「富の再分配」や「なりわい」だけに限定せず、「生きがい」や「生活の張り」という意味もあることに気づいて欲しいと思います。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-22 02:05:13
の中で起きている問題(宙に浮いた年金・天下り・食肉偽装など)の多くは、仕事に愛情や誇りを持たないことが原因になっていると私は考えています。

じゃあその誇りのために告発を行った
倉庫業経営者はその後どうなりましたか?
ミートホープの役員は奥さんに別居を迫られ承諾したそうです。娘も何の世話もしてくれません。
その役員が頼った保健所等はだんまりを決め込んでいました。
誇りだけでは限界がある。
誇りが大事だという割には世間ときたらいざとなったら見向きもしない。そこまで含めて矜持を試されているのかもしれませんが
人間には心理的な陥穽やバイアスがあるので短期的に正しい者が勝つとは限りません。
誇りが大事だというならもう少し誇りを持って行動した人の無残なその後に配慮してもいいんじゃないですかね。

生活保護ですが
北九州で起きていたこと起きていることとか
埼玉県のある町でクーラーを買えなかった
老女の話を調べてください。
生活保護は働いて+αにする動機を阻害する要素が多いです。結果ゼロサムな思考になってずぶずぶになります。透明性がない、判断基準が現場依存です。
融通が利いて柔軟性があるという考えもできますがほかの政策にかかわる諸法規・通達と比べてあまりにも裁量の幅が大きいです。


 
 
 
理念の過剰 (山崎元)
2010-04-22 03:10:52
tsurusankamesanさま

BIによる再分配の目的は、生存の保証(の一部)であったり、社会的な保険であったり、行政の効率化のための置き換えであったり、様々です。これらの全てが目的論的な意味でBIの理念になり得ますが、その内容は人によって異なるでしょう。

ここで何らかの理念に無理に統一してBIを思想運動にする必要はありません。特に、自由を重んずる立場から言うと、その種の思想の統一を警戒することこそが重要です。

「効率的で」、「人の行動選択」「資源配分」に与える影響がなるべく中立的で、「経済的な困窮に対する社会的保険である」ということがBIの本質であり、自由選択と社会保険以外の特定の理念を持ち込むことはむしろ有害だと私は思っています。

たとえば、労働と所得の分離を推進するとか、何らかの共通遺産によって全ての人に生活の権利が確保されているのだと考えようといった社会運動のようなものは、BIの枠組みの中での人の自由の発現として許容していいと思いますが、より本質的なのはBIの枠組みとそれが現実的に持つゲーム的構造でしょう。理念ではありません。

私の個人的な希望は、BIをその「思想的垢」とでもいうべき、余計なコンテクストから自由にしたいということです。私が尊重するのは、BIを生んできた歴史ではなく、BIが今後社会にもたらす効用であり、それのみです。

「ベーシック・インカム」という呼称に特別な思い入れはありませんが、敢えて言えば、この言葉に付随する過剰な理念を除去することのお役に立ちたいと思っています。(たとえば、BIが社会主義だとか共産主義だと勘違いの批判をする人がいなくなるように)

従って、「ただの再分配じゃないか」というところから出発することがむしろ大事だと私は思います。過剰な思い入れは止めましょうよ。

どうしても理念をと言いたいなら、「BIは最も効率的な社会保険だ」と申し上げておきます。社会的保険の設計としては、これだけでは多分不十分でしょうが、BIは必要性の多くの部分をカバーできるように思います。もちろん、社会の制度としては、他の制度と合わせて考える必要があります。

「効率的な社会保険」以外に適当な定義なり理念なりがあると思われるなら、もちろん、ご意見を書いていただいても構いません。

これは素晴らしい!というものがあれば、「ベーシックインカムの冠」なるものをその理念にかぶせていいのではないかと思いますが、いかがですか。

もっとも、さすがにこれだけ書くと、お互いの違いはよくお分かりになったのではないかと思います。「再び、理念を問う」みたいな不毛な問いかけを繰り返さずに、淡々とご意見を書いてください。(私は「論争」をしているつもりはさらさらありませんので、どうぞ、お気楽に)
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-22 08:00:21
仕事に愛情や誇りを持たないことが原因になっていると私は考えています

愛情や誇りを持てないからかえって効率的に振舞える場合も多いんです。悲しいことに。
嫌々やっているから問題点が見つかる、
やけっぱちだから積極的に上役に進言する。
好きで好きでその仕事に執着するひとよりパフォーマンスが高いケースは世の中にいっぱいあります。
はっきりいって適正のある分野と好きな分野は重ならないことが多いです。嫌々やっているのになぜか得意なことってみんな思い当たるはずです。

試験でも得意な科目は丸ごと呑み込めるんでいろんな本に当たるでしょう。
嫌いな科目は2冊くらいに絞って演習と過去問中心で攻める、
ふたを開けるとなぜかその場しのぎで絞り込んだ勉強をしている科目が平均以上の点数だったりします。
嫌々やっているからこそ本質が見抜ける、どうでもいい部分が切り捨てられる。

すきでもない仕事をやっていると倫理に抵触するおそれがありますが逆にすきな仕事をやっているからって倫理的に振舞えるのでしょうか。
これはほとんど組織全体特に上層部が規定している問題でしょう。個人がどうにかできる可能性としてはやけっぱちになった場合ですね。それと異端の枠があり活発に彼らがくすぶっている場合、この点から観てもその仕事が好きなひとばかり組織にいても全体として過剰適応になる可能性があります。何せ執着心が強いですから。好きだから顧客を裏切れないという気持ちは仕事を離れたくないから組織に順ずるという気持ちに勝てるんでしょうか。
 
 
 
少し補足します (tomtomclub)
2010-04-22 11:08:36
 ゆうじさんつっこみしていただきありがとうございます。議論からは、ずれますが、この場をお借りして再度ぼけさせていただきます。
 自己破産云々は軽率でしたね、確かに現行でも十分手当されてますし、改正後の破産制度が非常にゆるやかで負担の少ないものであることも知っている以上、
いうだけ番長発言でした。反省します。
 ただ(国家からの自由)についての発言は、現行の諸制度がややもするとパターナリスティックであろうとする(国家による自由の色彩が強い)ことへの批判とみてください。こどもだの老人だの地方だの安全だののマジックワードを駆使して余計なお世話を焼かれるぐらいなら、5万円だけの関係と割り切ってお付き合いさせていただきたい、という趣旨です。
 
 
 
 
分かり難くてごめんなさい (ゆうじ)
2010-04-22 13:12:42
 私のコメント、「議論の発想が飛躍しすぎて」(友人より)分かり難かったですね。ごめんなさい。

 山崎さんは社会を良くする一方法としてBIを考えられているのだろうと思いますが、私としてはBIでお金を配るような事をしなくても、人々の考え方を変えるだけで社会が良くなるのではないかと思っています。

 その一つが「好きな仕事に就く事」なのです。

 つまり、「社会変革にBIは必要なく大切なのは価値観の転換だ」と言うのがコメントの趣旨でした。

 皆さんにはさらに議論して考えを深めていって欲しいと思います。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-22 22:59:27
社会変革にBIは必要なく大切なのは価値観の転換だ

それにまつわる映画で
エンドオブバイオレンス

マッスルモンク
を思い出します。

両方ともすわ最終決戦に臨むのかと思いきや
結構あっさりした脱力のラストで終わります。
初めて観たときは何じゃコリャなんですが
時間が経っても忘れられない作品になってます。
価値観を変えるあるいはもっと深く業を断ち切ると謂うほうが正確なのかもしれませんが
そのことによって一応因果や危機からは脱します。
しかしすごく重い映画でした。自分にできるんだろうかと。

外部の環境を変える働きかけと自分の志は両方大事ですね。
ただ黙っていてても為政者は選挙直前以外は後者を強いてきますからわざわざ一般市民が言わなくてもそのうちそういう声で満ち満ちてきます。
そして自己や組織を変えるのはある程度余裕のある時期で無いと頓挫します、特に凡人の場合。追い詰められて変われるというのは実は非常にまれです。
 
 
 
ミニマムインカムからベーシックインカムへ (kyunkyun)
2010-04-22 23:04:38
こんにちは、山崎さん。
ベーシックインカムのことを初めて知ったのは、山崎さんとほぼ同じ頃で、約2年余り程前のことでした。
その頃日本でベーシックインカムのことを紹介されていた中心の方は小沢修司先生でした。
その小沢先生は、一つのモデルとして、生活保護の生活扶助を参考に、所得税による月8万円の試算をされていました。
ですがこれは、あくまで一つの試算であり、あくまで実現可能性を示す一つのモデルである、と言われています。

ドイツのヴェルナーは、所得税や法人税などを廃止して、消費税に一本化し、大人で月額1,500ユーロ (子供には300ユーロ、など段階をつけることも考えられる、としています。)
そして 「15~20年かけて段階的に実現していく」 という考えのようです。

最近、月5万円のベーシックインカムは、「ミニマムインカム」 という表現の方が当てはまるような気がしています。

・ ベーシックインカム 『基本所得保証』
・ ミニマムインカム  『最低限所得保証』

山崎さんは、上の方のコメントで、
「BIはなるべくシンプルで最低限の大きさのものからスタートしたい。」
とおっしゃっていました。

これは、最初は5万円前後のミニマムインカム的な水準からスタートして、財源、その他の面で大丈夫な状況になれば、徐々に金額を増やしていくことも考えられる、ということなのでしょうか?
 
 
 
その他の案も紹介して下さると、ありがたいです (kyunkyun)
2010-04-24 19:43:37
こんにちは。
もう一つ、新しいアンケートを作りました。
どうぞよろしくお願いします。

あなたにとって、
  あなた自身にとって、
   最も理想とするベーシックインカムとは・・・

   どういうものですか?

◆ あなたの最も理想とするベーシックインカムとは?
http://research.news.livedoor.com/r/44334

財源の考え方についてですが、
所得税案の他にも、ヴェルナーの消費税一本化案や、社会信用論などもあります。
山崎さんの提案は、現状から考えると、一番現実的な規模のプランなのかも知れません。
でも、出来ればこのような案も検討して、紹介していただけると、とてもありがたく思います。

◆ ベーシックインカム・実現を探る会より
http://bijp.net/studybi
 
 
 
理念ある5万円 (石郷岡)
2010-04-25 01:11:55
山崎様こんばんは。私もベーシック・インカム(BI)に賛成する者です。
日毎に拡大する世代間格差を縮小し、公平な社会・活力ある社会を構築すべく、税制の抜本的改正と同時にBIを導入すべきだと考えております。

私も色々なブログ・掲示板でBI反対の方と意見交換してきました。
マルクス主義・共産主義的な見解、キリスト原理主義的な見解、共同体主義・家族主義的な見解、単に利己的な見解と色々な反対意見がありましたが、中でも一番手強いと感じたのは、経済的な側面からの反対論です。

その要旨を纏めますと「BI導入は労働の需要と供給のバランスを崩し、商品の需給関係も崩すためインフレ要因となる。そうなれば毎年BI金額を増額せねばならず、それはさらなるインフレを呼び、最終的に破綻する」という意見です。

労働も製品も供給過剰の現状では、需給関係が変わって少々インフレ傾向になるのは、世代間格差是正の意味におきましても歓迎するところです。しかしながら、とめどもなくインフレが拡大する事態は当然避けなければなりません。

ここのコメント投稿欄で「BIの金額を150千円程度にするべき」とのご意見がございました。
信用創造のBIでは、余程使途に制限を設けないと、インフレどころかバブルの懸念があります。またBIに使途を設けたとたんBIはBIでなくなってしまいます。
従って財源に一定の根拠を持ったBIを念頭に置きますと、150千円支給して100千円個人から回収する事態に成りかねず、初めから50千円支給するのと大差無くなると考えます。

またどのような金額であってもインフレの可能性は皆無とは言えませんので、その要因を最小限にするために、BI金額は憲法二十五条を根拠にすべきです。

BIだけで生活しようとする人の過半数は、物価の安い田舎に移動するでしょう。過疎問題はBIで解決の方向に向かいます。
私の田舎での家賃は、一軒家で7千円が相場です。単身でも50千円で何とか生活ができます。
もし私の主張通りの税制となり、消費税率がアップされるのであれば、その分加算することはやぶさかではありませんが、基本線で50千円というのは妥当な金額だと考えます。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-25 05:02:37
信用創造のBI

あんだけ量的緩和で滴らせても
物価は上がらなかったわけですから
まああと預金しないで使っちゃう可能性ありますからそんなに信用創造が働くような気はしないんですけれど。
インフレよりも在庫調整が甘くなって無駄なものを造りすぎて経営が危なくなるほうが心配ですね。
 
 
 
持てる者なんていない (tomtomclub)
2010-04-25 20:08:19
 持てる者への説明義務について、ひとこと言わせて下さい。そもそも今の日本で、持てる者といわれてもどんな人かイメージできますか?戦前には各地方に素封家も上流階級も存在したでしょうが、現代日本では寡聞にして存じかねます。私はこの国は(持てる者)というカテゴリーが存在しないように動いてきたし、あるいは存在したとしても無視してもいい程度に押し込めて来たと考えています(そしてそのことは戦後日本の達成として誇ってもいいのかもしれません、ひょっとして)。
 
 
 
 
 
 
おわび (tomtomclub)
2010-04-25 20:51:46
 前言は論議のながれに沿わないし、個人的意見を言いたいだけの見苦しいものでした。おわびし、撤回いたします。
 
 
 
知恵を出し合って、協力して (kyunkyun)
2010-04-26 21:48:53
こんにちは、山崎さん。

 BIを推進する人たちは、
 社会の根本的な改革に向け、
 風を起こそうとしています。
 このBI構想は、船乗りが頼りにする、
 かなたに輝く恒星のようなもので、
 それを頼りに多くの人たちが自分自身で考え、求めれば、
 道は開けていくでしょう。

これはゲッツ・W・ヴェルナーのBIに対する姿勢をあらわす象徴的な言葉です。

ベーシックインカムについては、現在様々な方が研究・検討をされていると思います。
そのような方々と、ぜひ意見交換をして頂き、より良いベーシックインカムの形を作り上げていって頂きたいと思っています。
個人的に、特にお話をして交わりを持って頂きたいと思っているのは、

・ 日本でのベーシックインカム研究の先駆者で、3月に設立された 『ベーシックインカム日本ネットワーク (BIJN) 』 の代表でもある京都府立大学の小沢修司先生と、

・ ベーシックインカムのことを広く総合的な見地で研究しているサイト、『ベーシックインカム・実現を探る会』 の代表、白崎一裕さん
のお二人です。

ぜひ機会を作って意見交換をされてみて下さい。
 
 
 
Unknown (ばる)
2010-04-28 21:57:07
>BIとは「労働と所得の分離」言い換えれば「働く行為が絶対必須では無くオプションにできる額」
この部分はBIの根幹だと思います。このように
「労働と所得の分離」を完遂することが前提になっているBI額が8万~
「労働と所得の分離」はせずに一応労働が前提になっているのが5万という額
なんだと思います。
この溝は結構大きいように感じます。

BIの目的はシステムの単純化効率化にあるはずですから
現在の雇用を守る、労働者を守るといった施策はなくなりますし
それを残すならBIの意味がありません。
その状況下で、労働をしなければなんとか生命維持できるだけ、というのは非常に危ない。
今以上にワーキングプアを作る可能性があります。

BIを実現させるためには広範囲の人の同意が必要ですから
妥協すべきところは妥協する必要があるとは思いますが
額の下限は7万程度までかなと個人的には思っています。

この条件だけは譲れない。
この条件が満たされないならば
BI賛成派からBI反対派に変わる
みたいなラインをみなさんどの辺りにお持ちですか?
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-29 10:10:21
いきなり理想的なものを作らなくてもいいという点はBIのアプローチの大きな長所です。

多分日本の行政というのはトライアンドエラーができなさそうという致命的な不信を国民に抱えさせたんじゃないでしょうか。
試しにやってみて小刻みにぎこちなくても良いから何度も修正していくみたいな過程を政府が見せてくれたこと無いからあたらしい制度への恐怖は諸外国の比ではないんでしょう。
だから最初から相当に細かい漏れも抑えてくれていないと枕を高くして眠れないんです。
ためしに小さいところからという考えに反論が多いのは
ためしにでもなんでもなくそれが不磨の大典になって改廃罷りならなくなるからでしょう。
うまくいかなきゃ変えてみる、やめてみるというあたりまえのことを日本の政府に求めるのは贅沢だという思い込みは根強くあります。
 
 
 
Unknown (ばる)
2010-04-29 14:05:14
>「労働と所得の分離」が出来るBIを払ってなおシステムが維持できるかどうかが第一義的に重要であって、そうでないBIならいらない、というのは不毛なアプローチだと思います。
第一義的に重要なのは既存の歪んでいて非効率な社会システムの効率化であって
労働と所得の分離が第一義的にあるわけではありませんし理想的なものを求めてるわけでもありません。

BI導入で現在の厚遇を失うであろう人達への対価として、
その人達の賛同をギリギリ得られるラインとして
5万円という額では無理があるだろうということです。
公務員に限らず元々、手厚すぎる保護を受けていた人達が
解雇規制が弱まり、失業保険もなくなりといった状況になるのに5万で賛同するでしょうか?
私はその額で彼らを説得する自信がありません。
逆に、既存の非効率かつ不平等なシステムを続けつつ5万とするとBIの意義が失われますし別の反対者も出てきます。

要するに理想論ではなくむしろ現実的なBI導入を考えた上での妥協論として
「労働と所得の分離」が出来る額は正当性を持つと考えます。
 
 
 
既得権 (山崎元)
2010-04-29 15:43:18
ばる様

既得権を必ず守るというのはどうでしょうか。まして「厚遇」に該当する人の場合は大変です。

とはいえ、レベルの如何を問わず、自分が今よりも損をする制度に賛成せよと説得するのは難しい(この点、JALのOBは、年金削減によく賛成したものだと感心する)。

毎月15万円は論外としても、どのレベルなら納得できるかは難しい問題です。

尚、BIは月5万円で年間75兆円かかります。これは、現在の社会保障支出約90兆円から医療保険分30兆円を除いた(健保と障害者への手当ては別枠で維持した方がいいと思うので)、60兆円を、15兆円上回ります。

もっとも、BIは経済的弱者にばかり配られるわけではないので、現状の「厚遇」と較べて反対する人は出てくるでしょう。
 
 
 
7万円/子供半額というのは、どうでしょうか? (タロウ)
2010-04-29 19:56:35
BI毎月7万円(最低保障年金と同額)、15歳未満半額3.5万(子供手当の増額イメージ)はどうでしょうか? 
(総額100兆弱)

子供は「生み得」とかになっても問題かと思い、半額でいいのではないでしょうか?

上記、最低保障年金制度と子供手当を前提とすれば、あとは15才~64才ということになると思います。

それでボリュームゾーンであり、当然・一番議論沸騰する現役世代15才~64才の部分は例えば7万円として、
システムが維持できるかどうかの保険として、金額を『もしもの際』は可変的にするというようなモデルはできないのでしょうか?

(うまい例か分かりませんが、何かを指標にして「年金スウェーデン方式 /自動財政調整方式」みたいな
政治的判断等をいれない、制度維持のためのもしもの保険/金額可変システムみたいの事なんですが。)
 
 
 
7万 (山崎元)
2010-04-29 20:20:08
タロウさま

コメントありがとうございます。

7万という額は検討する価値があるかも知れませんね。BIはお金持ちにも支払われるので(そのかわり、お金持ちはたくさん税金を払います)、そうでない人に対する給付を富の移転と考えるなら、まあまあの頃合いかも知れません。

都会でも3人寄れば暮らせるし、地方なら2人で暮らせるでしょう。

ただ、第一に政府の規模(公務員の数と政府による富の移転以外の支出規模で測る)は小さい方がいいし、第二に富の移転もなるべく小さい方がいい、というのが基本的判断基準でしょう。

最近出たBIの本の副題に「分配する最小国家の可能性」とありましたが、ポイントを突いた言い回しだと思います。
 
 
 
解雇規制は即時撤廃 (山崎元)
2010-04-29 20:23:20
ばる様

追伸です。

>解雇規制が弱まり、失業保険もなくなりといった状況になるのに5万で賛同するでしょうか?

BIを導入するか否かに関わらず、解雇規制は即時撤廃でいいと思います。こんなものがあるおかげで、正規・非正規の妙な壁があり、特に労働市場の弱者が職を見つけることが難しくなっています。解雇の基準と補償の条件を明確化して、正社員の既得権をフラットにすべきでしょう。
 
 
 
Unknown (ununun)
2010-04-29 23:01:47
私ごときが話に割り込むのもなんですが。。。

後半の議論のやり取りを見ていると、思想性を優先する向きと、現在の制度疲労の解決策を探る向きとの間で衝突が起こっているように感じます。

10万以上はどのみち不可能ですが(通貨価値が劇的に変化したらしりませんが)、5万でも7万でも、BI以外の公的なサポートをどうするのかということが焦点になってきそうですね。
 
 
 
A-B+C+D-・・・? (山崎元)
2010-04-30 00:08:24
unununさま

>5万でも7万でも、BI以外の公的なサポートをどうするのかということが焦点になってきそうですね。

私もそう思います。たとえば、一人の国民に対して、BI+健康保険-消費税-所得税みたいな形で、出入り(重複)はあってもシンプルにフェアで納得性のある再分配の仕組みができるといいのではないでしょうか。

基本的にはお金のやりとりをどのようなルールに集約するのがいいか、だと思います。
 
 
 
中抜き率試算 (至(弟))
2010-04-30 06:30:00
>(1)BIは、コスト(特に官僚や業者による中抜き)の小さい富の再配分だ。

BIにすればコスト/中抜きは小さいだろうな、と僕も直感的に思うのですが、さて現在の富の再配分ではどのくらいコストが掛かっていると想定されていますか?

説得力ある試算ができれば、BI推進の力になりそうな気がします。例えば(説得力ある試算だ、という意味じゃなくて、こんなふうに言われれば素人は理解しやすい、という例です):

A:あるべき富の再配分はいくら?

生活保護が現在2.6兆円(180万人)、補足率10-20%なので実際にはその数倍の再配分が必要として、ざくっと20兆円。うち半分は医療関連なので別枠だとすると、再配分すべきは10兆円。

そのほか一般会計の社会保障のうち、年金が10兆円。

トータル20兆円。これが必要なところに的確に届けばよい、のだと思う。

B:現状どれくらい富の再配分がされているか?

生活保護の補足率、ワーキングプア、あるいは逆に配分のし過ぎ、などを考えると、上で見た20兆円のうち、何兆円かは現状届いていなさそう。届いているのは15兆円てところでしょうか。

C:現在富の再配分のために掛かっているのはいくら?

藤沢数希さんのBI財源試算では、現在50兆円くらいがBIで代替できるだろう、となっています。

【結論:中抜き率70%】 

B/C(15兆円/50兆円)=30%が的確に届いた再配分。つまり70%はコスト(特に官僚や業者による中抜き、あるいは不当な受給)だったということになります。無駄なハコモノなどみるとさもありなんの数字ですが、いやいやいくらなんでもそりゃねーだろとも思う。

【BIと富の再配分】

問:20兆円再配分すればいいのに、75兆円のBIはいかにもでかくないか?

答:残りの55兆円はコストではなく納税者に戻るだけ。75兆円のうち20兆円が低所得者へ、その20兆円は高額所得者の純負担増、中間層は多少の凸凹はあっても35兆円の負担に対して35兆円のBI支給でプラマイゼロってイメージでしょうか。


参考/ネタ元URL:

藤沢数希さんの財源試算
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51562616.html

生活保護:
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/syakai/z-fukushi/gyosei/kaikai.html

 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-04-30 10:45:44
中抜き率試算

それに地下経済の捕捉を精緻化した計算も入れて欲しいですね。
更に金持ち連の負担は減るはずですから。
金持ちでかつ地下経済の担い手の場合踏んだり蹴ったりなんで死に物狂いで反抗すると思いますけどね。
 
 
 
社会サービス費を含めたBIの金額は? (kyunkyun)
2010-04-30 17:15:44
>「(BI額が)5万でも7万でも、BI以外の公的なサポートをどうするのかということが焦点になってきそうですね。」

この部分はとても重要だと思います。
最近のBI賛否のアンケートを見ると、
「ベーシックインカムが導入されても、他の社会保障が無くなるので、賛成することに躊躇する。」
という理由から反対する人も、以前より増えているようです。
小沢修司先生も、
「社会サービス、すなわち社会保障の現物給付部分の構想は別途検討されなくてはならない。」
とおっしゃっていました。

そこで、ぜひ教えて頂きたいのですが、
健康保険料・介護保険料・教育補助費・住宅補助費を、仮にBIの中に含めたとすると、
大体いくら位になると考えられるでしょうか?
 
 
 
ばる (Unknown)
2010-04-30 17:30:19
>山崎さん
>既得権を必ず守るというのはどうでしょうか。まして「厚遇」に該当する人の場合は大変です。
私は、既得権を守れとは一切言ってません。
出来るなら対価無しにとっとと取り上げたいし、それは正しいことだと思っています。

>BIを導入するか否かに関わらず、解雇規制は即時撤廃でいいと思います。こんなものがあるおかげで、正規・非正規の妙な壁があり、特に労働市場の弱者が職を見つけることが難しくなっています。解雇の基準と補償の条件を明確化して、正社員の既得権をフラットにすべきでしょう。
もちろん「こうあるべき」とか「正しいこと」いう基準であればその通りですし、私が独裁者になれるならそうします。
しかしながら現状、「こうあるべき」とか「正しいこと」という基準で政治は動いていません。
高級官僚やエリートサラリーマンのみならず、単なる正社員まで既得権益層になってしまっていて
それらは少なくとも今のところは数自体多数派でしょうし、政治への影響という点ではさらに強い力をもっているはずで
彼らの主張がいかに道理に合わないことであっても、道理に合わないからという理由でその既得権を取り上げることは政治的に無理なのではないでしょうか。
いっそ、さらにこの不合理が進み、ワープアの人達の数と怒りの度合いが既得権益層のそれを上回ったほうが状況は好転するのではとも思ってしまいます。

>unununさん
>10万以上はどのみち不可能ですが(通貨価値が劇的に変化したらしりませんが)、5万でも7万でも、BI以外の公的なサポートをどうするのかということが焦点になってきそうですね。
BI以外の公的なサポートをほぼ全て(医療や障害者への対応など以外)撤廃すべきですし、それが可能な限界が7万という額だと思います。
 
 
 
Unknown (ばる)
2010-04-30 17:34:09
>第一に政府の規模(公務員の数と政府による富の移転以外の支出規模で測る)は小さい方がいい
こちらだけではダメですか?

>第二に富の移転もなるべく小さい方がいい
ここは最小化やパレースが言うような最大化を考える必要はないと思うのですが。



目的関数:経済の最大化
制約条件:格差の下限≧健康で文化的な生活

を解いた解として偶々BIや、第一の意味での小さな政府があるイメージなのですが。
仮にこの解が健康で文化的な生活を大幅に上回るBIであるとするなら(現在の状況でその解が出るかは別に)
例え社会主義的などと揶揄されようともそれはそれでよいのではないでしょうか。
 
 
 
可変型7万みたいなものは・・・ (タロウ)
2010-04-30 22:54:57
山崎さま

コメント頂戴してありがとうございます。

BI毎月7万円(最低保障年金と同額)、15歳未満半額3.5万(子供手当の増額イメージ)の・・・続きですいません。

たとえば財源を所得税(&消費税)として、15歳~64歳の現役世代へは当初7万円として、税収によっては、6.6万にする等、下方修正可の柔軟性持たせるのもあるのではないかという気がするのですが、おかしいでしょうか?
(制度維持のバッファとして。万一、集まりすぎたら減税にしてもいいし。なぜ現役世代だけかというと、他世代より強者だし・バッファとして数多いですし。なによりも世の中・支えてる現役世代ですし。失業者増えて、税収減って、金額さがってどうするんだという批判もあるかとは思うのですが。でも、制度維持からは、そういう考えもありではと。また、失業者増えて、即・税収下がるでも、無い気がするのです)

あと、やはり、65歳以上は所得制限も、ありでは。
個人資産の年代分布も、年代別平均収入見ても、やはり富が高齢者に偏在している気がします。頑張ってこられたのは分かりますが、やはり「徴収モレ」要素が高いと思うんです。(相続税の控除等も一考)

原則シンプルには分かっているのですが、65歳以上のは、やや、とりみだし気味で、すいません。
 
 
 
Unknown (山崎元)
2010-05-01 02:14:05
>ばる様

コメントありがとうございます。

>目的関数:経済の最大化
>制約条件:格差の下限≧健康で文化的な生活

富の再配分の規模は、「格差の下限≧健康で文化的な生活」に近い考え方で決まるでしょうが、「健康で文化的な生活」の条件にはかなりの幅がありそうです。

それもさることながら、私は「経済の最大化」を第一義に考えているわけではありません。単に自由が重要で、経済の最大化はその副産物としてそうであればいいと思っています。

短気・長期等の期間の取り方にもよりますが、計画経済の方が「経済が最大化」する場合もあり得ますが、これは採りたくありません。この点に関しては、案外「思想的」かも知れません。

>タロウさま

BIに所得制限を付けるのは、得策とは思えません。所得なり資産なり消費なり(あとは相続・贈与か?)に適切に課税して合計で辻褄を合わせればいいのであって、BIで所得制限を付けると、余計な手間と官僚機構が残るだけでしょう。

ともかく、申請や審査が必要な制度にするのは拙いと思います。

他方、親子それぞれのBI支給額、さらに子供のBIに対する権利は考える価値がある問題でしょう。


 
 
 
Unknown (ばる)
2010-05-01 04:34:19
連続投稿すみません。

>山崎さん
>単に自由が重要で、経済の最大化はその副産物としてそうであればいいと思っています。
私の考えもそう変わらないか同じです。
経済の最大化というのは、とにかくGDPを増やそうというような狭義の経済ではなく
個々人の豊かさを最大化というような意味でそうなれば個々人の自由も広がるだろうということです。
そして、個々人が自由である為には、健康で文化的な生活がそれなりに高い水準(例えば、朝日訴訟の判例より遙かに高い水準)で必要だろうということです。
あと、計画経済のことは一切言ってないつもりです。
単に、財政上可能であるのに、あるいは経済全体にプラスに働く状況になった場合にまで
既存の倫理観を根拠に、BI額を低く抑える必然性はないだろうというだけです。
思想的なことなのかもしれません。

>タロウさん
世代間の富の偏在を解消することが目的ならば
親が60歳になるまで(あるいは子が30代のうちに)などに相続(贈与)すれば相続税半減とかどうでしょう。
私は、相続税100%でもいいんじゃないかと思ってるほうですが
それは色々な意味で実現性が低いようなので、どうせ富裕層一族間で相続するならば
早いうちに若い世代に富が移った方がだいぶマシという考えはナシでしょうか?
 
 
 
ご質問。「分配する最小国家の可能性」としてのBPについて (タロウ)
2010-05-01 13:02:20
>山崎様

>所得なり資産なり消費なり(あとは相続・贈与か?)に適切に課税して合計で辻褄を合わせれば
いいのであって、BIで所得制限を付けると、余計な手間と官僚機構が残るだけでしょう。

たしかに、そうですね。ありがとうございます。

>ばる様 『相続税の早割』みたいなことですか、ありがとうございます。

山崎様・他皆さま ひとつご質問がございまして。

自分はBIの総額75兆とか115兆とかの金額は、前はあまり気になってなくて、
それは (至(弟))さんが『中抜き率試算/2010-04-30 06:30:00』で言ってるように、
「問:20兆円再配分すればいいのに、75兆円のBIはいかにもでかくないか?/
答:残りの55兆円はコストではなく納税者に戻るだけ。」
ということだと思ってました。結局「払って・戻ってくる」お金がかなりの大部分な訳と思ってのですが。

でも、最近この「払って・戻ってくる」お金が気になりだしまして。

最も効率的な再配分システムを考える立場の人等からみれば、この巨額の「払って・戻ってくる」
お金は、再配分システムとして非効率・出来悪いと感じられるのでは、ないでしょうか?

上記のような疑問に対しては、「払って・戻ってくる」システムこそが、
『中抜き削減』『政府の規模(公務員の数と政府による富の移転以外の支出規模で測る)は小さい方がいい』を実現するシステムとして最も効率的であるということでしょうか? (自分もそれが最も効率的だと思うのですが。)

それとも他に「払って・戻ってくる」システムには、経済学的とかに、他のメリット/デメリット等あるのでしょうか?
(結果として、>(6)BIは、恥ずかしくない。等もあるとは思うのですが)

とりとめない質問で、すいません。

(『ベーシックインカム-分配する最小国家の可能性/立岩真也&齊藤拓 (著) 』は読んでなくて、GW中に読もうと思ってます。)
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-02 09:06:36
規模の経済に関して興味深いことが、
財務省法人企業統計調査
企業規模と一人当たり営業コストの奇妙な関係が載っています。
普通規模が大きくなっても一人当たりのコストは同じか管理部門集約化でむしろ低くなりそうなもんですが
見事な逓増型の関数になっています。
何でなんでしょう。
会社がでかくなるほど余計な仕事を増やして迷走しているみたいですね。
家族の規模なら、1人が5人10人くらいなら規模の経済は働くでしょう。
それ以上は分からないです。

規模の経済は営業部門に限っては
夢幻のようです。
装置産業とか少品種大量生産のみで通用するモデルなのか
あるいは本社費の根源文系職が怠慢の巣窟になっているのか
どっちなんでしょう。
 
 
 
払う額戻る額は予め確定している訳ではない (佐藤健)
2010-05-02 23:21:41
>タロウ様

はじめまして。
仮にBIで再分配したら、支払った税額と受け取った金額が結局ほとんど変わらなかった世帯は多いでしょう。過半数になるかもしれません。
しかし、それは個々の世帯にとって始めから分かっていたことでなく結果に過ぎません。
所得(所得税額)や消費(消費税額)は毎年一定ではないでしょうし、新しい家族の一員が誕生したり家族を失う不幸が突然やって来ることも有り得ます。
たとえ差し引きゼロだとしても、失業手当・生活保護に比べて会社を自ら辞めやすく生活費を受け取るに恥ずかしくない選択肢を持ちながら働いていけるのは大変有利ではないでしょうか。

徴税の事務経費ですが、既存の税の税率を上げるだけならそれほどかからないと思います。
配る方の手間は、子ども手当の対象者が6倍に増えるようなものと想定すればいいと思います。

(20兆円)困っている人だけに配るというのは「線引き」や匙加減が困難です。僅差でその対象から外れた人に著しい不満感をもたらしますし、同じ家族構成なのに再分配で貧富の逆転が起きれば不公平です。不公平ゆえに働く量を調整することも必ず起きるでしょう。
BIは導入に貧富の境の線引き不要ですから、以上の問題はありません。
 
 
 
BIの「払って・戻ってくる」システムについて (タロウ)
2010-05-04 17:39:35
>西方様  >佐藤様

どうもありがとうございました。

>所得(所得税額)や消費(消費税額)は毎年一定ではないでしょうし
>(20兆円)困っている人だけに配るというのは「線引き」や匙加減が困難です。

ということですよね。どうもありがとうございました。

「所得(所得税額)や消費(消費税額)は毎年一定じゃない」という「一定じゃない事」は、今後、雇用形態や産業構造の変化に伴って、どんどん増えていく気もしますし。

 
 
 
年齢別のBIについて (kyunkyun)
2010-05-04 19:32:45
こんにちは山崎さん。
年金についてなのですが、年齢別にBI額を設定することで、ある程度解決しないでしょうか?

例えば、こちらで山崎さん考えておられるBI額の上限、月7万円を参考にした場合、

・ 18歳又は20歳未満までは月額5万円のBI。
・ 20歳から65歳未満までは月額7万円のBI。
・ 65歳以上は月額9万円のBI。

というようなプランはどうでしょうか?
 
 
 
BIの財源はもうすでに、どこかに隠されている? (kyunkyun)
2010-05-08 12:46:15
時々、こんなことを思います。

BIの目的の大きなものの一つに、需要と供給のバランスを是正させる、ということがよく言われています。
つまり、現代のように産業の機械化が進んだ時代においては、供給が需要を上回っている。
供給と需要のバランスを是正させるために、BIを支給する必要がある、と。

もし、そうであるならば、BIの財源はどこかに見えない形で隠されているだけであって、
新たに所得税や消費税を増やして賄う必要はないようにも思うのですが、どうなのでしょうか?
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-10 10:03:16
確かに伊・仏のラテン系先進国は大家族多いですね。
あそこはベーシックインカムこそありませんがそれに近いことをやっています。
特に雇用の護られ方、
一人が運よく就職できたらそれにみんなが乗っかる感じですかね。ベーシックインカムの塊がひとりに与えられている。

規模の経済に水をさすような話をしましたが
もちろん一人が十人ならば規模の経済は働きます。
ツーカーで会話できる限界の人数でしょう。
つまり単身から家族規模というのはどんなことをやるのでも効率性は上がるということです。
それ以上増員するとざこざや細かい約束事を決めなきゃいけなかったりで公的な感じ、寮や他人同士の集団生活に近くなります。意思の伝達のコストが増えます。会社もその辺りまでは余計な仕事は増えずチームワークの恩恵を享受できるみたいです。



貧しい頃は大家族が多かった

親戚同士近所同士が連帯している
つまり規模の経済が働いていた場合もありましたが
食えないくせに富国強兵に乗せらて勝手に子沢山で縮小均衡しているケースも多かったですよね。
働いても働いても食えないというより勝手に食う口を増やしている印象があまりにも強い。
逆に今ならば勝手に増やしまくっててカツカツになっている世帯は少ないですから合わされば豊かになる可能性余地は十分あります。

それに都落ちすれば規模の何たらかんたらみたいなかたっくるしいこといわず一人暮らしはぎりぎり可能な気がしますけれどね。
派遣でかなり間欠のあるゆるい働き方でどうにかなる気がします。


あと家族で暮らすとしても家はでかいほうが顔を付き合わせる頻度も減りますからいざこざも減るでしょう。規模の経済の恩恵にあずかりつつ限りなく一人暮らしの気楽さも享受したい場合も田舎に引っ込んだほうが良いですね。家が狭いとよっぽど物質的に豊かな場合以外はイライラがつどります。

ただ田舎は文化的にひどい圏がありますからね。
東京を離れて千葉埼玉でさえも図書館なんてのはものすごい格差です。あれこそ東京が思い切り規模の経済を働かせているんでしょうね。
それは呑むしかありませんね。
田舎の小屋がへぼいというよりも東京の方が凄すぎるんでしょう。


なんではじめから15万円じゃないといけないんでしょう。
商売だったらはじめから一気にほかを突き放さないと先々の利益が確保できなかったりしますから
金額が小さい提案とでかい提案がぶつかるというのは理解できます。
ベーシックインカムはそういうのないでしょ。
5万円にしたことによる機会費用ですね、
あと10万円ケチったことによる損失が私には想像できません。そして5万円から漸次増やせるという希望は5万円支給という決定がなされたことによってついえるわけではありません。
とりあえず最少額で同意してさっさと既成事実を作ってしまおうという魂胆が生まれるほうが自然であると思います。
それを突破する前に同士討ちのような発送をする戦略観ですか、私は理解できません。
遺恨ですか。
 
 
 
内ゲバ (ぎんえもん)
2010-05-10 21:40:36
なんか昔の中核対革マルの内ゲバのようですね。
BIに反対な人(主に金持ち、公務員)からすれば、5万だろうが7万だろうが15万だろうが100万だろうが絶対反対なんでしょうから、みんなで協力したら如何でしょうか。
今週の週間エコノミストの編集後記に横田さんという方が
「典型的な新自由主義者である堀江氏のベーシックインカム論には与しませんが」
と書いてます。
BI論者も共産主義と言われたり、新自由主義者と言われたり大変ですね。
 
 
 
二世帯家族同居リポート (朝風夕波)
2010-05-10 22:01:33
我々ロートルになると古女房との会話もさっぱり弾まなくなるし、衰えた体力で孫の面倒をみるのは大変といえば大変ですが、やはり新品人間にしかない躍動感のようなものに接しているといろいろと刺激を受けて叱咤激励されるし、子供たち夫婦もジジババ保育園に預けて、出産休暇を取る位で共稼ぎキャリア・プランが可能で、人のためになっているといえばいえるし、価値観は人さまざまだし、田舎暮らしの形もいろいろあっていいと思いますが、まあ私としては自分の器なりに満足している(せざるを得ない)といったところです。
規模の経済説も意識しなかった訳ではありませんが、たまたま、いろいろな事情でそうなってしまい、そういう分業が最大公約数的には、それぞれの世代にとって生きやすいだろうと思ってやってきた結果です。
こういう世帯は、田舎の私の周りにはあちこちにいます。
日本も衰えたりとはいえ、まだ先進個々の末席に連なっている訳ですし、いろいろ批判すべきはすべきですが、餓死者が多数出ている国でもないので、あまり算盤勘定ばかりに拘らず、少し自分自身の身の丈から社会のことを考えるのもいいように思います。人はパンのみにて生きるものにあらず、ということもあるでしょうから。
山崎さんの5万円説に賛成です。15万円もポンとくれるとしたら、多分私はそんな政府を信用しません。それにしてもこの鬱陶しい官僚支配国家何とかなりませんかね。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-10 23:55:21
とりあえずこれはかなりの新機軸ですから
賛成派は金額がどうたら同士討ちしてる場合じゃない。
だいたいもっと多くもらいたい案だって
最少額で通して既成事実で風穴を開けてそのあとごねたっていいでしょう。
無知な人はコミュニズムと勘違いしそうな新機軸です。ですから多数の反対派が想定される以上細かい点は捨象してさっさと大同団結するのが筋です。
額のことならそのあとゆっくり暗闘に持ち込めば良いでしょう。

 
 
 
やっぱり、よく分かりません。 (山田ジョナサン太郎)
2010-05-11 18:31:11
>tsurusankamesanさま

・・・・やっぱり、よく分かりません。

>「一人暮らし贅沢説=ルームシェア」論は、BI5万円説の前か後か、BIを知る前からそのようなお考えを持っていたのか、そこを確かめたく、しつこく問いかけさせて頂きます。

それは、山崎さまも言ってるように、前・後ろ=つながりじゃなく、別レイヤーだと思います。

効率論から言えば、一人暮らしは非効率ですよ、どう考えても。単に、それだけ。

tsurusankamesanさまのコメントは、要は、なにか、山崎さまのコメントをムリやり前・後ろでつなげて『差別的な、最下層弱者に対する目線・疑惑』捏造を図る意図に、どうも見えてしまうのですが。
あまりに、バレバレって感じです。

tsurusankamesanさまが「社会的に最も効率的なシステムを追求するうえでのBI賛成論者」に反対する立場のBI推進論者なら、もっと別な論点から反論されべきじゃないでしょうか?

現状のtsurusankamesanさまのコメントは、話題の勝間和代さん的に言うと
「だめだ、こりゃ」とういう印象を受けます。横合いから、大変失礼ながら、個人的な読んだ感想として。
(蛇足ですが、話題のあの対談では、ひろゆきさん意見に賛成ですが。)

自分は匿名ですから・・・生保で一人暮らしは、どちらかと言うと贅沢と思いますよ。
夫婦+子供一人で16万円、住宅扶助が6万で、生活保護関連の職員が約1.5万人で捕捉率が10~20%なんて、ホント常軌を逸したシステムだと思います。
 
 
 
やりとりを終了しましょう (山崎元)
2010-05-11 21:31:52
tsurusankamesanさま

他の方とも不毛なやりとりが始まったようなので、ブログの管理者として、tsurusankamesanとの、この問題に関するやりとりを打ち切ることにします。

あなたは、あなたのブログなり、どこか意見を受け入れてくれるところでご意見を主張されて下さい。

>「弱者切り捨て」を言える人がBIを語る矛盾に怒りを覚えています。

コメント欄で述べているように、私は弱者切り捨てを考えているわけではありません。BIのみで最弱者までを救うというシステムが非効率的だと申し上げていますが、上記のような理由なので、貴殿にご理解いただく必要はありません。



私としては、上のような整理が出来たことと、現状の日本で、BI自体は、5万円なり8万円なりで十分であることが良く分かった点が収穫でしたが、これ以上、あなたとやりとりをしても得るものがないと判断しています。従って、あなたとのやりとりは、これにて打ち切りとします。

(当ブログにあっては、やりとりの打ち切りは、どちらか一方の自由であり、何の責任も伴いません)

本当は「一人暮らしなのかどうかは存じ上げませんが、どこかで、お幸せにお暮らしになって下さい。」と書いた時点で、もう止めましょう、来なくて結構ですよ、とお伝えしたつもりだったのですが、文字だけのコミュニケーションだと的確に伝わりませんね。

もともとブログで論争をしているつもりはないので、勝利宣言も敗北宣言もしません。tsurusankamesanがどこか別の場所で、ご持論を主張なさることは自由です。ただ、「このブログには、もう来るな」とだけ明確にお伝えしておきます。

コメントをいただいても削除することになりますので、どうぞご遠慮下さい。

> 読者の皆さんへ

tsurusankamesanのご意見に、興味のある方、又はtsurusankamesanとやりとりをされたい方は、以下のURLのtsurusankamesanのブログをお訪ね下さい。

http://d.hatena.ne.jp/turusankamesan/
 
 
 
鶴・亀の千年・万年王国? (tomtomclub)
2010-05-11 21:56:08
 turusankamesanさんへ
 全国で通用する兌換不可の地域通貨?壮大な構想がお有りのようで興味深くはあるのですが、妄想の王国は文学界の新人賞あたりで発揮されてはいかがでしょうか。案外石原都知事あたりに評価されたりして。
 厳しいようですが、興をそがれているのであえて言わせてもらいます。こういうネット場での自由討論は、匿名であるがゆえに、紋切り型でない、生々しい意見が交わされる面白さはありうる。ただ、発言者自身が無名匿名であることからすれば、ある種の慎みは必要なのではないでしょうか。
 
 
 
BI月5万円でも現行制度より最下層を助ける (佐藤健)
2010-05-12 00:03:18
>tsurusankamesan様

はじめまして。
tsurusankameさんも指摘する最下層弱者は、現行制度の生活保護を受けている人達のほかに、生活保護の基準以下の収入なのに保護を受けられない世帯として多数います。
彼らは分相応の生活を守ってきた為若干の貯金があったり(預貯金ゼロとウソをつけない正直な性格であったり)、役所に出向いたり親兄弟や成人した子どもに連絡が行くのを恥ずかしいことと考えるため貧しい境遇に耐えているのです。
またそれに比べると極めて僅かな人数ですが、全国で路上生活をしている数万人の浮浪者が存在します。
すでに現状が「最下層弱者切捨て」ではないでしょうか。
BI支給額が月5万円だとしても、最貧困階級のうち下位500万人に分け隔てなく行き渡った時点で現在の生活保護総額を上回る現金給付になります。

なお、私は現行の生活保護支給水準は多すぎる面があると思います。例えば大都市の一人暮らしは全て生活保護で面倒を見てもらうと月13万円程度の現金給付。会社員でも安月給なら厚生年金は同じ位しか出ないでしょう。
保険の掛け金を払ってこなかった人に対しては、義務を果たしてきた人より明確に少ない支給であるべきです。
場合によっては弱者を大都市から「切り捨てる」のも必要だと考えます。

>BI支給月額は各都道府県内で、自地域に則した額として決めれば良い。
>支給されるのは全国で通用する兌換不可の地域通貨

各自治体単位で決めて、全国で通用するというのはあり得るのですか?各自治体が住民に支給した分だけ小売業者からの求めに応じて兌換するならそれも問題ないのですが。
兌換禁止でどうやって業者が安心して取引できますか?強制したら円は大事に仕舞われて、生活の場から姿を消してしまうのではないでしょうか。

働かずしてBIで15万円貰えるなら、労働者は経営者にとって一段と使いづらい存在になるでしょうね。もともと不人気な職種はなり手が一層不足するに違いありません。
労働者が市場からどんどん退出するようなことになれば、せっかくのBI月15万円も以前ほどの有り難味は無くなるはずです。
 
 
 
管理人様 削除してください (佐藤健)
2010-05-12 00:05:55
管理人様のコメントを読まずに投稿してしまいました。大変失礼しました。
 
 
 
承諾のお願いです。 (turusankamesan)
2010-05-12 02:44:15
書き込み禁止は承知しております。山崎氏のメールアドレスを探したのですが見つからず、やむを得ずここに書かせていただきます。
この「ベーシックインカム7つの長所」での、
私turusankamesanと山崎元氏とのコメントのみ抽出し、初めから終わりまで全て、私のサイトでの公開の許可をお願い致します。
当然ながら文章には一字一句変更は加えません。

全くの不毛な議論だったかどうか、読者に判断を委ねたく考えております。

どうか、寛大なご返事を期待しております。
 
 
 
承諾しません (山崎元)
2010-05-12 04:48:17
tsurusankamesanさま

転載は、一切承諾しません。

率直に言って、私はあなたを信用していません。引用が正確であるかどうかを確認する手間も掛けたくはありませんし、あなたのサイトに協力することには、何のメリットもありません。鬱陶しいだけです。

やりとりが、結果的に一部有用であり、大半が不毛であったことについては、私としての結論を得ており、どこのものとも知らぬ読者に判断を委ねる意味など少しもありません。

最後になって批判がましいことは言いたくありませんが、あなたは、相手が何を考えているかについて、いささか想像力が欠けているのだと思います。

あなたの言論活動に何らかの意味があると思えば、私は、このブログでのやりとりを打ち切るようなことはしません。

場所を移して、私の知らないところで粘着質の無礼な議論が続く(かも知れない)、というような、面倒な話に、協力する筈がありません。
 
 
 
連絡先 (山崎元)
2010-05-12 05:16:25
私へのメールでの連絡先が分からない、とのカキコミがありました。

gooブログの場合、管理者に対しては、gooのIDにメールに送ることができます。

私は毎日gooのメールをチェックするわけではありませんが、時々は見ていますので、個別にご連絡のある方はgooにメールを送って下さい。
 
 
 
鶴云々は削除してください (tomtomclub)
2010-05-12 09:12:12
管理人様のコメントに前後して投稿してしまいました。お詫び申し上げます。
 
 
 
読者へ、 (山崎元)
2010-05-12 13:08:18
tsurusankamesanというハンドルネームの方のコメント及びこれに返信した私のコメントの相当数を削除(正確には「保留」、何れにせよ非表示に)しました。

議論としては、特段の意味を持つ内容ではありません。

尚、ベーシックインカムについては、そろそろ単行本を書こうと思っています(出版社は決まりました)。
 
 
 
削除に反対します。 (くまさん)
2010-05-13 04:57:24
>>山崎元さん

>tsurusankamesanというハンドルネームの方のコメント及びこれに返信した私のコメントの相当数を削除(正確には「保留」、何れにせよ非表示に)しました。

とのことですが、コメントの削除というのは重大な処置ですが、その割には理由が明記されていません。断片から、読み取れるのは、

>議論としては、特段の意味を持つ内容ではありません。

>他の方とも不毛なやりとりが始まった

>粘着質の無礼な議論が続く

などですが、要するに「つまらないから削除した」「無礼だから削除した」という程度ですが、これでは警告無しにいきなり削除する理由としては納得できません。

いきなり削除するに足る理由は、個人情報が書かれていた場合や、第三者に対する根拠の無い誹謗中傷が書かれていた場合のような、一刻も早く消さないと被害が拡大する場合や、あらかじめ公開されていた、gooブログコメント利用規約や、ブログ主の制定した利用規約に反していた、などのような重大な場合に限定されるべきだと思いますが、いかがでしょうか。

やりとりを打ち切るのは結構ですが、「削除」には慎重であってほしいと思います。削除してしまうと、削除理由の妥当性の検証が不可能になります。「言論で商売する人が、他人の反論を、つまらない、無礼だという理由で、いきなり抹消した」という事実のみが残ることになります。せめて、別の場所に隔離するするとか、もう少し穏便にしてほしいです。

と、これだけ反対するのは、現在の立場は、山崎さんの提案されるBIの問題点をはっきりしたいという立場ですが、この立場からは、tsurusankamesanさんとのやりとりは有意義だったと思うからです。tsurusankamesanさんの発言には鋭い指摘も含まれていましたし、また、tsurusankamesanさんは無闇にけんか腰でしたが、だからこそ余計に山崎さんの考え方を引き出せていたとも思います。

あと、細かい話です。

>勝利宣言も敗北宣言もしません。

とのことですが、しきりにおっしゃっていた、

>現状の日本で、BI自体は、5万円なり8万円なりで十分であることが良く分かった

というのは、私には勝利宣言にしか見えないのですが。

>転載は、一切承諾しません。

だそうですが、gooブログコメント利用規約、第7条、一項によると

>1.ブログ情報のうち、自らが投稿したコメントにかかる著作権は、当該コメントの投稿者に帰属するものとします

だそうなので、tsurusankamesanさんが、tsurusankamesanさん自身のコメントを引用するのは自由だと思いますがいかがでしょうか?

最後に、ベーシックインカムについて、私と山崎さんは考え方には違いがありますが、だからこそ、単行本の発売を楽しみにしております。
 
 
 
と金のおそはや (経済評論家審議会)
2010-05-13 08:28:43
私も、上のくまさんの意見に同意します。

山崎さんとtsurusankamesanさんとの議論の応酬は、縁台将棋をみるようで大変面白かったと思います。
野次馬としての形勢判断をすれば、tsurusankamesanさんが「やや良し」の印象を受けました。

今後、店主がこれをどう巻き返しを図るかを楽しみにしていたところの突然の打ち切り→削除です。
これを将棋に例えてみれば、
「tsurusankamesanのネチネチとした”と金攻め”に店主が癇癪を起こし、将棋盤をひっくり返してご破算にしたような印象を受けました。

くまさんも書いておられるように、tsurusankamesanの意見にも傾聴すべき鋭い指摘が含まれていますので、このような幕引きは非常に残念です。

今回の一件であったり、本エントリーで少し話題になった店主の「おバカさん」発言やら、経済評論家としての品格に疑問符がつけざるを得ません。
 
 
 
コメント非表示の理由 (山崎元)
2010-05-13 11:26:06
くまさん様

コメント非表示というのは確かに些か手荒な処置ですが、tsurusankamesanに対する非協力を具体化するには、こうせざるを得ないと判断した、ということです。

私としては、コメントの書きぶりからみても、匿名のtsurusannkamesanを信用できないということです。

コメントのカキコミについて、コメント者に著作権があるのは承知しています。ご自分で記録しておいたものを発表されるのは自由でしょうし、私も自分の著書や原稿にブログに貰ったコメントをコメント者の承諾無しに長々引用するようなことはしません。tsurusankamesanの文章を、私のブログに表示し続ける義務もありませんし、転載に協力するつもりもありません。

住所・氏名等を名乗って依頼があれば考えないでもないですが、無礼且つ匿名の相手を甘やかすと森はありません。

尚、5万、8万でOKとの私の表明は、単に私の見解はこうだと述べたに過ぎません。tsurusankamesanには別の見方が未だあるのかも知れませんが、私としては、興味はありません。こちらの意見は変わらない、もう終わりだよ、ということが伝われば十分です。

将棋の喩えがいいかどうかは分かりませんが、お互いに自分がいいと思っていて際限なく指している持将棋模様の将棋を、客の相手をしていた対局者でもある将棋クラブの店主が、客のマナーと時間を理由に打ち切ったというような状況ではないでしょうか。観戦者がいろいろな感想を持つのはもちろん自由です。
 
 
 
>コメント非表示の理由 (くまさん)
2010-05-16 09:49:34
>> 山崎元さん

>コメント非表示というのは確かに些か手荒な処置ですが、tsurusankamesanに対する非協力を具体化するには、こうせざるを得ないと判断した、ということです。

「非協力を具体化する」でしたら、一利用者として以後のコメント拒否を言明し、一利用者としてコメントを無視すれば良い話です。したがって、

> 客の相手をしていた対局者でもある将棋クラブの店主が、客のマナーと時間を理由に打ち切ったというような状況ではないでしょうか。

あくまで一対局者として対局を打ち切れば良いだけの話であり、店主としての権限を行使する必要はなかったはずです。

少なくとも以下は一利用者としての意見の表明でしかありません。

>私としては、コメントの書きぶりからみても、匿名のtsurusannkamesanを信用できないということです。

さて、どうしてもシステム的にやりとりを拒否されたいのでしたら以後の書き込みのみ削除すればよいだけであり、過去の書き込みまでさかのぼって削除する必要はありません。少なくとも過去のやりとりについては山崎さんが返事されている通り、一コメントとして承認されていたのですから。

しかし、今回は管理者としての権限を行使されてます。これは、伝家の宝刀であり、ことさら公共性や公正さが必要なはずです。今回は他の利用者から苦情が出たわけではありません。苦情をいっているのは山崎さんからだけです。それに加えて削除理由が具体的でありませんし、証拠となる一連のやりとりがすでに削除されているため、「こうせざるを得ないと判断した」には素直に同意できません。また、無警告にいきなりの削除なので、傍目には「気にくわないから削除した」程度に見えてもおかしくありません。

あと、「tsurusankamesan様」と丁寧な表記だったのが、急に呼び捨てに変わるのは違和感を感じます。

究極的には。ここは山崎様の箱庭なので山崎様の一存で自由に運営出来る場所ではありますが、あくまで、私は、一利用者として、「今回の削除には反対でした。」という意見を表明します。
 
 
 
格差とBI (くまさん)
2010-05-16 10:35:49
格差解消にBIの意見がちらほら見れますが、BIでは格差はそれほど縮小しないと思います。BIの効果のメインは、あくまでベースの底上げであり、ホームレスにならざるを得なかった人がホームレスにならなくてすむといったセーフティネットの効果です。

格差は賃金だけではありません。能力の格差ですね。たとえば、技能が必要な仕事につこうとすれば予めその技能を身につけなければなりません。学校に通う必要がありますがそのコストは月5万円で足りるのでしょうか?また、採用する側の企業は、応募者に実務経験を求めたりします。つまり、企業は社員を育てあげるには興味がなく、出来上がった社員を他所から取ってくるのに興味があるのです。広島ではなく、巨人や阪神なのですね。したがって、学校を卒業したところで、その仕事に就けるとは限りません。

この例では、

・教育が低コストで受けられるように国の制度を作る
・企業が社員を育てるように、企業の意識改革をする

が格差解消に必要であり、BIだけではどうにもならない、BIの限界の一つを示していると思います。
 
 
 
最低限の給付 (くまさん)
2010-05-16 11:18:40
ホリエモン的BIでは、能力のある人を有効に活用しようという哲学があります。これはつまり、通常の能力の持ち主10人を働かせるより、10人分の能力を持つ人1人を働かせれば良いという考え方です。

つまり、ホリエモン的BIの立場に立つ場合は、前者に比べて9人分の仕事がなくなります。その9人には仕事がなくなる代わりに生活費を支給しようというのがBIです。つまり、ホリエモン的BIでは、その金額というのは生きていくギリギリの金額というのはありえません。普通に生きていく金額が必要です。さらに必要になります。(当然、稼ぐ人の負担が多くなりますが、そんな金額を納税するのがバカバカしいとなると、ホリエモン的BIは哲学の段階で破綻しているということになります。)

逆に、「働かざるもの食うべからず」の立場を取るならば、つまり、「BIだけもらって働かないのはけしからん」という立場に立つならば、働きたい人に仕事が行き渡るようにする必要があります。つまり、最初の例でいうと、能力のある人1人でできる仕事を、通常の能力の持ち主10人に分割して与えようという考え方になります。いわゆるワークシェアリングの考え方です。

つまり、ホリエモン的BIを行うならば、BIは普通の生活が送れる金額が必要であり、無職は罪ではありません。一方、生きていくための必要最低限度の金額しか支給しないならば、ホリエモン的BIはNGであり、ワークシェアリングシェアリングを目指す必要があります。

さて、年金、失業給付廃止で、一人当たり5万円給付のBIはどちらの立場に立つのでしょうか?

これは、哲学とBI支給額が関連している例であり、同じBIではありますが、前者の立場の人と、後者の立場の人が、果たして一緒に共闘できるかというと、今のところ私にはそうは思えないです。BIは目的ではなく手段です。目的が違う者同士が、たまたま手段が同じだったというだけで共闘するとどうなるか? 打倒自民党で共闘した現与党連合の政権獲得後のグダグダさが思い出されます
 
 
 
最低限のBIでワークシェアリングは不要 (佐藤健)
2010-05-17 01:09:09
>くまさん

こんばんは。

必ずしも十倍の稼ぎのある人が、九人の失業者を生んでいることにはならないと思います。そもそも高い付加価値を生んだ仕事を後から分割できるのでしょうか。(ナマコ漁などは儲けを独占しないよう漁獲制限で対応出来るかもしれませんが)
長期的に過去を見ると日本の失業率は徐々に上がってきてはいますが、日本人が仕事内容を選り好みして不人気な作業を連れ込んだ外国人にさせている側面もあります。働く機会はあるのです。
最低限のBIを国民で分かち合った上で、後は現在の経済状況の中から仕事を探して選べばよいのです。あくまで自分の希望に拘り社会の需要と折り合いを付けることを拒否し続けるなら、何とか生きながらえるだけの状態でも仕方ないと思います。

ワークシェアリングには反対です。
一番の問題点は、ワークシェアリングそのものにお客さんの視点が全く欠けていることです。消費者に利点がなく、手間のかかる制度は商売上不利に決まっています。
ある分野で仕事(雇用)が足りないなら、賃金を下げるかいっその事働き口を変えることです。その方が世の為人の為になるでしょう。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-17 17:22:29
一番の問題点は、ワークシェアリングそのものにお客さんの視点が全く欠けていることです。消費者に利点がなく

自分も労働者という視点があれば話は別なんじゃないでしょうか。
ワークシェアリングなんて最初から無理と宣告するのではなくて
国民が選ぶべきでしょう。

危険回避的な人が多ければ
消費者としての主張を引っ込めるだろうし
危険選好的な人が多ければ
消費者としての主張をどんどん打ち出してくるでしょう。
それは国民に諮るべきことであると考えます。



 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-17 19:17:38
賃金を下げるかいっその事働き口を変えることです

これに関してですね、
特にサービス業に関して若いひとが疲弊しないような施策が必要に感じます。
練れたひとや老獪なひとでもない限り10代やそこいらであれな感じの客に遭うと後々まで心的外傷を引きずるでしょう。労働に対して忌避感が芽生えます。
つまりクレーマー問題です。
結構これで働くのいやになるひと多いんですよ。

客が店を選ぶなら
店も客を選んで良いんじゃないでしょうかね。
公共機関やトラブルシューター系の仕事ではない限りそういう権利を発動しないのが不思議で仕方が無い。
利益の取りこぼし機会損失の算定をきちんと行ったうえでこれからもクレーマーを丁重に扱い続けるかどうか決定していただきたいものです。

客単価ごとに売り上げ全体を階層化して
クレーム率や利益と原価の関係を層化抽出してみて
貢献力とその集団に対して払っている労力を対比してみて欲しい、面白い結果が得られるでしょう。飲食系とかはそういうのやってなさそうなんですよね。
偉そうな客は本当に偉いのかというのを定量分析してみてはいかがでしょう。
銀行の信用情報と一緒で業界でキ印客の情報を共有したらどうなんですか。
場合によっては業界全体で締め出せばいい。機会費用はゼロに近づくでしょう。
器質的な障害を負っているひとを排除するのではないですから法的にぎりぎりokな気がします。自分の胸に手を当てればどうにかなることですから。

統計分析が無理でも
クレーマー処理の活動基準原価計算くらいはやったほうが良いでしょう。その費用を減らすのと逸失利益をしっかり衡量した上で何でもかんでも来る者拒まずを続けるかどうか悩んで欲しいですね。


また店もはおかしな客を排除する方針だと宣言すれば雇われる方のリスクが減りますから労賃もその分安く出来るでしょう。
何でも来いの店は労賃を高くすべきです。
雇われるほうも選べる。



後は現在の経済状況の中から仕事を探して選べばよいのです

まさしく競争原理ですが
競争は選択肢も明示されないと最適にはなりません。
情報の非対称性はもってのほかです。
リスクの負担、危険度も分布階層化していないと更にいびつな偏在が起きます。とにかく選べないとだめ。

クレーマーはよくよく考えて扱って欲しいですね。

 
 
 
ワークシェアリング (佐藤健)
2010-05-17 23:18:00
>西方珍奇様

期待の新人西の方様、はじめまして。

ワークシェアリングの採否ですが、もちろん国の施策を待たずも労使が合意さえすれば出来ます。私は反対だけれども、当事者は勝手にしたらいいと思います。

しかし消費者は、商品がワークシェアリングで製造されたものかどうかを基準に買い物をするでしょうか?(輸入品がどんな労働条件で生産されたのか、ゴミ処理業者が回収してくれた廃棄物の行方など気にする人がどれだけいるでしょうか。)

私なら例え自分がワークシェアで守られた立場になろろうとも、買い物は買い物で一円でも安いものを選ぶような気がします。

もし私のような考えの人のほうが多くて売り上げに影響を与えるなら、ワークシェアリングは単に市況が一刻も早く回復するのを祈るだけのジリ貧政策です。すぐ商売を取り巻く環境がもとどおりになればいいのですが。

>競争は選択肢も明示されないと最適にはなりません。情報の非対称性はもってのほかです。

求人票に載せる内容にウソがあるのは困りますが、求職者も自分自身を買いかぶっていたり、いい人を演じる訳ですから「非対称性」はお互い様とも言えます。

>クレーマーはよくよく考えて
クレーマー?それ私です。こっちは正直に疑問を口にしているのですがね。相手が困って愛想笑い、お茶を濁すこと度々。スマンスマン。

 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-18 02:11:19
おはようございます。こんばんは?


クレーマー?それ私です。こっちは正直に疑問を口にしているのですがね。

それは違うと思います。
普通に話がつうじる相手はクレーマーではないです。
どうやら彼ら彼女らは
落としどころを念頭において乗り込んで来たり
違約を非難する目的でそこにいるのではでない気がします。
多分見たことありますかねえ、
本当にすごいひとがいるんですよ。
最近郵便局で見たのは消印が斜めになっているのに怒っている初老の女性。
私はその方にに怒りを覚えました。
支局で窓口少ないですから最終的には大行列になってました。
理由も常軌を逸しているし時間がかかるなら一度列から離れるなり後ろのひとに前に出てよいと促すべきでしょう。
これ日本中で散発的に起きていたとしても
相当無駄がばら撒かれているんじゃないでしょうか。

あとそのおばさんはかなり差別的な暴言を吐いていました。一般的な郵便局に対する見解ではなく担当者から受ける印象をそのまま口に出していました。
いまでも思い出すとぎりぎり刑事事件に出来る内容のような気がします。

ひとをいきなり殴ったり刃物で刺したりするのは通り魔ですよね。新聞沙汰です。職を失います。
山崎さんみたいな知名度があれば失う名誉・収入のでかさは半端じゃない。
ひとに暴言を浴びせたり周りに不快感を与えるのもある意味通り魔なんじゃないでしょうか。
精神的な暴力に関して結構世の中が甘いことになんとなく違和感があります。
ただそこまでとがめて引っ張ったら警察国家になってしまいますけれど
最近は本当にひどいのが多いです。
もっとすごい具体例はあるんですけれど
特殊すぎて特定可能性な場合がありますので調子に乗らないことにします。

あと「凶悪」
という新潮社の本をご存知でしょうか
不動産にかかわる詐欺で次々にひとを殺めた男の話です。最後は仲間が塀の中からの裏切り詳細な証言を添えた告発によって完全に司直にロックオンされます。
そいつをどうにかこうにか引っ張った理由は牛丼屋の店員に土下座をさせたこと。
この件で証明されるようにクレームでも口頭の行為でも十分刑事事件にはできるんです。
あと500円を超えるかどうかも分からないくらいのデフレ飯でそこまで居丈高になれる嗜虐性は怖いなあと感じました。私は自給数百円のアルバイト青年にそこまで攻撃性を発散できる彼の養育歴に興味津津です。
さすがは人殺しと思いましたよ。

世の中にはペロペロ味見を見たのをあとから注意するかどうか煩悶するひともいれば
あったかなかったかもわからないような店員の些細な瑕疵に土下座の要求一直線で何の疑いも無いひともいる。不思議ですねえ。


おやすみなさいませ。
 
 
 
>最低限のBIでワークシェアリングは不要 (くまさn)
2010-05-23 22:14:56
>日本人が仕事内容を選り好みして不人気な作業を連れ込んだ外国人にさせている側面もあります。

なぜ、外国人が、日本人がやらない仕事をするかと言えば、それは円が高いから、賃金を本国に持って帰れば家族を養っていけるだけの十分な金額になるからではないでしょうか。それこそマフィアに大金を払ってまで。一方、日本人にとっての本国は日本に他なりません。それでは、その賃金は日本で生活できるための必要な金額を満たしているのでしょうか? たとえば、家族を養える程度に達しているでしょうか?

佐藤さんが想定している「日本人が選り好みしてやりたがらない仕事」って、具体的に、どのような作業内容で、どのぐらいの月給を、想定されているのでしょうか?ひょっとすると、この観点からもBIの金額はいくらが好ましいかという話につながるかもしれません。

> 一番の問題点は、ワークシェアリングそのものにお客さんの視点が全く欠けていることです。

とは言えないでしょう。旧社会主義国ではあるまいし。これについては西方珍奇さんと同意見です。我々は労働者でもあり消費者でもあるので適切な落とし所が見つかるはずです。

>ある分野で仕事(雇用)が足りないなら、賃金を下げるかいっその事働き口を変えることです。

その新たな働き口が無いのが現在の日本の問題点なのですが。社会の仕組が、仕事がなくても生きられる仕組みになっていれば問題ないのですが、そうでない以上は、社会は、仕事を求める人に仕事を与えるよう努める必要がありますよね。それで、ホリエモン的BIでは、「BIさえ与えれば、仕事を与える必要は無い」と考えてます。したがって、「BIだけもらって働かないのはけしからん」とはならないのです。

実際のところ、人間の本質は「貧すれば鈍する」だと思います。「最低限のBI」で食いつないだところで、その人はどん底の生活から脱出するための教育や訓練なんかは受けられず、つまり、社会にとっての負債であり続けるだけであり、社会全体にとっても良くないと思います。やっぱり、BIは生きていくための下支えにはなっても、格差解消にはならないような気がします。
 
 
 
ワークシェアリング (くまさん)
2010-05-23 23:36:44
現在の日本では以下を徹底するだけでも十分ワークシェアリングになるような気がします。

・サービス残業の禁止
・週40時間労働の徹底

これを守る程度では、旧社会主義国のようなことにはならないと思います。というか、これさえ徹底できればBIは不要になるかもしれません。
 
 
 
BIは下支えになりさえすればいい (佐藤健)
2010-05-24 03:42:54
>くまさん

こんばんは。コメント有難うございます。

くまさんのおっしゃるとおりです。BIは生きていくための下支えにはなっても、格差解消にはならないような気がします。
特にBIは5万円でいい、そしていい歳して独身でかつ経済的弱者には金銭的に豊かになることを期待していない(私のような冷たい)考えをする立場からすると当然とも言えます。
ただし「普通の生活」が出来る程度の金額をBIとして支給し、教育や企業の意識改革をもって経済的弱者が向上していく機会を与えるべきという(あたたかい?)考えなら格差も縮まるかもしれません。くまさんはこのようなお立場ですか?

不況とはいえ日本には仕事自体はあると言うのが私の認識です。(この点がくまさんとの違いですね)
求職者が以前の待遇や職種や勤務地そして現在の住所に拘っているから見つからないのです。
既に日系ブラジル人など多くの外国人が家族と一緒に日本で暮らしています。また来日してから結婚し子どもを持つこともあります。いずれの場合も日本を本拠として家族を養っている訳です。これこそ近年日本人が仕事を選り好みしている結果の一面ともいえるのではないでしょうか。

くまさんは、日本国内にある同じ不人気な仕事でも貧しい外国人が選択することについては許容し、貧しい日本人には認めがたいのですか?別途に政府が日本人のための雇用を創出する努力をすべきとお考えですか。

彼らの勤め先の代表的な例は自動車部品の製造現場ですね。
日系人ではありませんが、農作業も研修生という名の外国人労働者が担う例も多数あるようです。
以上が「やりたがらない仕事」の典型ですが、職安で求人してもなかなか応募の無い仕事やアルバイト求人誌に掲載される多くがそれに当てはまると思います。
どの事例も雇用主から見たら最低賃金程度の負担でしょう。フルタイムで働いてもせいぜい月給12、3万位ですか。
はっきり言って家族を養うにはきつい額です。しかし日系ブラジル人ように日本語も片言しか出来ない外国人家族でさえこの日本で生き抜いているのです。ましてや生粋の日本人が一生涯働かなくても普通の生活をBIで保障しろというのは虫が良すぎます。
そもそも、日本で当たり前になっている生活は世界の水準から見ると大変恵まれてはいませんか?

もし月5万円でもBIが導入されるなら、最低賃金は現状よりさらに低くていいと思います。そのほうが雇用主が雇用を増やしやすくなり、就業の機会や職種の選択肢が増えます。
弱者を学校に再送りさせるより、「BI+就業の機会」のほうが手っ取り早い対策と思いますがいかがですか。端的に言って働くのもダメかつ学習もダメな人ってたくさん存在するでしょう。

格差の解消と言うのは難しいですね。
大人に再教育を受けさせるというのは、本人が望むならともかく、政府が用意または強制しても一般的には効果ないような気がします。
格差について社会ができるのは、持てる個人への課税と、せいぜい小中学校までの学習環境を手厚くして世代と越えた格差の完全な固定を防ぐことぐらいでしょうか。

>ワークシェアリング
一般に買い物の基準は必要か、より便利か、より安いかそして楽しいかなど専ら買い手の都合ですね。会社の仕入れもそうです。その製造元の従業員の待遇がよいかなどどうでもいいことです。むしろ自分(や自分の夫)が完全な競争を強いられている場合、目前の商品が他より若干高いのはそこの休業員の雇用が遠因と思えばそんな物は忌避するのではないでしょうか。もっともくまさんは私生活でそんな狭量な事しないと思いますが。世の中の財布の紐を握っている多くの方々は同情まじりで購入などしないと思います。台風で落ちたリンゴではあるまいし。

夫の収入が減ると、妻が働きに出てそれを補おうという行動があります。これでは個々の会社がワークシェアを導入しても世帯単位で見れば、効果はいまいちです。

かつてワークシェアリングを話題にしたのはマスコミですが、典型的な長時間労働の代表たる彼らが実際導入したとは聞きません。おそらくしてないでしょうしする気も無いのではないでしょうか。
ワークライフバランスなどとキレイ事を言っても結局自分の出番を譲りたくない、ポジションを分割するのは集団として働きにくいことがある等金銭的以外にも人間の欲求と適合していないことを示している実例だとと思います。


 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-24 08:39:12
ワークシェアリングもいかんとなると
あとは
派遣の国有化ですね。
超単純労働の派遣は民間より召し上げて
中間搾取・フィーを極限にまで抑えることです。
グッドウィルやフルキャストの得意な案件です。

ワークシェアリングもダメならこれしかないでしょう。
日本人が嫌がる仕事っておっしゃりますけれど
派遣のきつい労働はまあ結構集まります。

長期で末永くはいやだけど
短い期間ならやぶさかではないということでしょう。

 
 
 
5万円の価値 (ぎんえもん)
2010-05-24 21:09:42
なんか5万円のBIが問題になってますが、日本にいるから生活が大変という話ではないでしょうか。
中国のサラリーマンの給与が5万円(3700人民元)ぐらいです。
もらえるんであれば、中国でもモンゴルでも余裕で生活が出来ます。
一人だとさすがに大変でしょうけど、みんなで行って日本村をつくれば楽しく生活できます。
(ネットもあるから将棋も出来ます。)
そういう事を考えると日本国籍全員に配るという条件だと日本国内がますます人口減少に悩まされるでしょうね。
 
 
 
労働を強要するのは難しい (佐藤健)
2010-05-25 08:02:23
>西の方様

おはようございます。
日本人が避けるようになった仕事、農家の嫁入り、社内で最も嫌われている管理職の下への移動など結局待遇を改善できるかどうかにかかっていると思います。
(イヤな上司の配下になった対価なんて勘定できないですけど)
海外企業との競合があるなら移転や廃業も仕方ないでしょう。

>ぎんえもん様

はじめまして。
海外在住日本人へのBI支給は、相対的に納税者が減らないよう様々な条件をつけなければならないと思います。
また日本国籍取得は納税や日本人との結婚そして日本国内での滞在実績など勘案して一層厳しくしないといけなくなるかも知れません。
他人のために役立とうとせず5万円分消費するだけで生活を送ろうという人が必ず存在するでしょう。もとからそんな魂胆の人が出国しても周りは困らないかもしれません。そもそも現在は自分のカネで輸入品を買おうが海外旅行をしようが海外移住しようが自由な世の中です。
しかし海外での受給という選択肢のせいで働かない日本人や、旅券利用とBI受給が下心の帰化人が増加の一途をたどればBI制度も破綻に向かいます。
海外生活で課税を免れているなら原則支給停止。課税の対象になったら支給再開。後にたくさんの税を納めるようになったたら過去に支給停止された分を税額から控除することで公平を保てばいいと思います。若者の海外留学や高齢者のリタイア後の海外生活などは例外として支給してもそれほど問題ないでしょう。
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-05-25 18:54:00
農家嫁入り、
嫌な上司
う~ん、そっち系のきつさはどうにもならないでしょうね。
どっちも理解できますけど。

うちの周りは全く違いますが
なんで百姓ってあんなに家だ家だうるさいんでしょうか。
摂関家や羽林家でもあるまいし、
子孫が絶えてくたばったらくたばったでそれでいいでしょう。そこまでなんですよ。技術の継承とかそういうことを心配しているならまだしも、どこの馬の骨だか分からん家へのこだわり、正直、しゃらくせえ。

はっきりいってそりゃあ周りに農家に嫁ぎたい男や女がいたら薦めません。大家族でなかったり干渉過剰な一族郎党が周りにすんでいなかったりすればぎりぎりアリかなと。
只最近は因習もだんだん廃れてきているようでだいぶくだけてますね。まあ押し付けるということは従うということですから正直自分もきついんでしょう。



嫌な上司
これは護摩でも焚いて呪詛するしかないですね。


農作業も研修生という名の外国人労働者が担う例も多数あるようです

これは諸外国にも評判の悪さは轟いています。
たしか待遇の悪さが原因で殺人も起きてますよね。
新聞に載らないのも含めると一件二件じゃないはず。
あと受け入れ側も悪用して苛斂誅求を強いているケースが多いそうです。
 
 
 
>BIは下支えになりさえすればいい (くまさん)
2010-06-06 23:46:24
>>佐藤健さん

2週間ぶりのご無沙汰です。先週お返事しようと思ったのですが、途中で考え込んでしまって今日になってしました。

>ただし「普通の生活」が出来る程度の金額をBIとして支給し、教育や企業の意識改革をもって経済的弱者が向上していく機会を与えるべきという(あたたかい?)考えなら格差も縮まるかもしれません。くまさんはこのようなお立場ですか?

私の希望するBIは、以前コメントしたとおり、BIの支給額を最小限とする代わりに、雇用保険、年金、生活保障などの仕組みも継続するという立場です。根本的に、誰もが納得できる支給額というものは不可能なのだから、公的な支給をBIに無理にまとめる必要はないだろうと考えております。ただし、いずれのBIでも格差は縮まらないと考えており、格差解消のためには別の手立てが必要だと思います。少なくとも、どうすれば通常の生活を送れるようになるかの筋道を、政府が示す必要があると思います。その筋道が無いならば、政府がそのような筋道を作る必要があると考えます。たとえば、派遣労働では普通の生活が送れないとするならば、政府は派遣労働から抜け出す筋道(たとえば職業訓練の仕組み)をつくるなり、派遣労働でも必要な賃金が得られるように制度を改革するなりが、必要だと思います。そうやって、筋道を作ったところで、それに乗っかるかどうかは各人の自由です。このような筋道を示していないのに、「各人の自由で...」というのは、単なる無責任だと思います。

>不況とはいえ日本には仕事自体はあると言うのが私の認識です。(この点がくまさんとの違いですね)

そうかもしれません。

>既に日系ブラジル人など多くの外国人が家族と一緒に日本で暮らしています。

と、うまくいっている例を取り上げられてますが、一方で、以前、滋賀県の製造業の工場ではたくさんの日系ブラジル人を雇ってましたが、リーマンショック後、その日系ブラジル人が大量に解雇され、二度と日本に来ないという条件で自治体が旅費を支給して本国に帰すといったニュースがありました。つまり、不況になれば、ブラジル人も同じく解雇されて同じく無職です。

研修生ですが、技能の身につかない単純作業を低賃金でやらせるという、研修とは名ばかりの脱法行為ですね。また研修生として滞在できる期間は限られてます。まさに円高だから成立しているだけの出稼ぎ労働であり、日本人労働者と比較しても無意味だと思います。

>どの事例も雇用主から見たら最低賃金程度の負担でしょう。フルタイムで働いてもせいぜい月給12、3万位ですか。

月5万円のBIの考え方では夫婦2人に支給される金額より高額ですね。もっとも、時給に換算したらコンビニのアルバイト並みであり、ここから住居費やら税金を納めることを考えると本当に生活できるか疑問ですが。それでも無収入よりはマシと考えて、応募する人も居そうな気がしますが。逆にいうと、この月給12,3万円の仕事をしない人はどうやって生計を立てているのでしょうか?

>もし月5万円でもBIが導入されるなら、最低賃金は現状よりさらに低くていいと思います。

つまり、必要生活費を下回るBIを支給して、不足分をブラック企業で稼ぐのですね。つまり、「ブラック企業を存命させるためのBI」ということですね。うーむ。BIには市場から退場すべき企業を社会全体で支えてしまう側面に気づかされました。

>弱者を学校に再送りさせるより、「BI+就業の機会」のほうが手っ取り早い対策と思いますがいかがですか。

「BI+就業の機会」で、十分な賃金が得られるならば良いのですが、さきほどの文脈から推測するにそうではなさそうですね。学校とは言っても、学問をするための学校ではなく、あくまで「職業訓練」のための学校です。つまり企業が求める水準までトレーニングする施設です。教育の機会を奪うということは、「トレーニング次第で高度な仕事ができる人材」の可能性を奪うということです。あくまで教育の機会は用意すべきであり、それを使うかどうかは各人の判断です。判断の結果、教育を受けない選択肢を選び、それで苦労するというのは各人の自由ですが。繰り返しますが国(社会)は、教育の機会は常に用意すべきです。

ここからが考え込んでしまった部分の話になるのですが、佐藤さんは移民の話を出されて、それとの比較でまだ大丈夫だという話をされました。つまり、よりひどい事例と比較することで、現状に不満を持つのは贅沢であると論理を展開されました。これは江戸時代に被差別部落をもうけて農民の不満をそらそうとした江戸幕府と同じ論法です。現代では、たとえば憲法のさだめる水準を下回っているであろうホームレスですら、たとえば北朝鮮の農民と比較すれば恵まれているということになります。それで実際に北朝鮮から大量の移民を受け入れるとそういう事態になってしまいます。つまり、「下があるから大丈夫だ」論法では際限なく生活水準を落とせるのです。かつて、山崎さんにたいして、「BIで守ろうとするものは何か?」という質問を投げた人がおりましたが、それに対して山崎さんは守るものはとくにないと回答されました。つまり、社会保障をBIに一本化する一方で、BIの金額に下限の指標は無かったのです。そこで、この論法を使えば際限なくBIを下げることが可能になります。この結果、BIの支給額は、あらかじめ理念としての下限を定めておかないと単なる福祉の切り捨てになりかねないということに気づきました。

ワークシェアリングについてですが、そもそも、佐藤さんには労働者保護の考え方が無いように感じられましたがいかがでしょうか?たとえば、残業時間の上限なども不要と考えておられないでしょうか? 逆に、労働者の生活を守るためならば、サービスの質や生産性が落ちても仕方がないと考えられるならば、ワークシェアリングにも同意いただけるものと思いますが。

それで、ワークシェアリングのような仕組みを導入する場合、皆で一斉に導入しなければなりません。そうしなければ、導入した企業だけ競争力が落ちてしまうわけで、市場ゲームに負けてしまいます。囚人のジレンマってやつです。
 
 
 
>5万円の価値 (くまさん)
2010-06-07 00:14:56
>>ぎんえもんさん
>>佐藤健さん

ぎんえもんさんの指摘はBIの根本的な問題点を非常に的確についていると思います。

> なんか5万円のBIが問題になってますが、日本にいるから生活が大変という話ではないでしょうか。

たとえば、都市部で生活するのに不十分だったら田舎に移り住めば良いという話がありました。それならば、外国に移り住むのも当然 OK なはずです。

>海外在住日本人へのBI支給は、相対的に納税者が減らないよう様々な条件をつけなければならないと思います。

この考え方はBIの理念と相容れません。支給条件を設けずに一律に支給するのがBIの理念なのですから。

支給条件をいろいろ条件を設ける、労働は相変わらず義務である、しかしワークシェアリングはしない、となれば、「そこまで無理してBIを導入する必要はないのではないか?」という考え方に至ります。

かつては、素晴らしいことだらけに思えたBIですが、皆様と意見交換するうちにかなり問題点が見えてきました。これより、BIそのものを導入するのは副作用が多すぎて問題なので、副作用を抑えるためにもBI的な概念を既存のしくみに導入する程度で良いのかなと思えてきました。BIならではの長所というのは存在する訳なのでその部分のみを生かすことを考えるのですね。
 
 
 
BIは現行の生活保護より公平 (佐藤健)
2010-06-07 05:02:27
>くまさん

こんばんは。わざわざ考え込んで頂き誠に有難うございます。

既に論じられていますとおり、現行の生活保護制度は欠陥を抱えています。いったん給付が確定すると、以後少々の稼ぎを得ても給付が減るだけで手取り変わらずですから我慢して働くのが馬鹿らしくなります。他方、貧困世帯なのに保護を受けられずにいる人も現実に多数存在します。
BIは最低賃金以上の給付にいつまでも甘えたり、セーフティーネットから漏れた人に対し大変有効な原則です。何といっても人頭が基本で余りにも単純な仕組みですから不公平感が少ないです。所得や資産の審査や失業給付にかかるコストを省ければ若干ですが税負担も減りそうです。
くまさんは、生活保護の不正受給者や逆にほとんど世話をされない浮浪者などに対し、BIより明快な手段があるとお考えでしょうか?

もちろん、BIを厚くし過ぎれば国民全体の働く気を削ぐでしょう。BIは食べる分と眠る場所の確保の分だけで十分だと私は思います。原則、他人様から何かを頂くなら代わりに何かしら他人の役に立つべきです。

低賃金の仕事が必ずしも市場から退出すべきとか労働者や社会に有害とは言い切れないと思います。
例えば、以前挙げた日系ブラジル人が担った工場の労働も中国人がやった農作物の収穫自体も決して悪事ではないです。
わざわざ何も分からない外人を連れ込んで働かせることは不要です。日本国内の仕事は日本人がすればいいのです。
仕事やお金がどうしても必要な人のうち、いくらかはそういう場所で働くしかないはずです。
もし完全雇用状態のため日本人が集まらない、そして待遇を上げてコストを価格に転嫁できないならそんな企業は移転なり廃業なりすべきでしょう。
景気動向によって柔軟に賃金を上下させることができれば、それこそワークシェアリング以上に仕事を分かち合うことが容易になるのではないでしょうか。

>佐藤さんには労働者保護の考え方が無いように感じられましたがいかがでしょうか?

くまさんのおっしゃるとおりかも知れません。
私が気にするのは人身事故ぐらいです。それを防ぐために職種によっては労働時間(休憩時間)のきまりが必要かと思います。しかし何でも一律40時間ぐらいという制限は、労働者にとっても不自由なことでしょうから反対です。
予め契約前に労働条件を明らかにすることが何より大事です。待遇は両者が納得し、また契約の解除もお互いに容易なら、最悪見込み違いでも逃避できます。

かつて繁栄していた西ドイツは賃金水準も高く人手不足で、建設労働や農作業などきつい仕事や比較的低賃金な労働を外国人をよんでやらせました。(最近の日本もそうでしたね)
ところが手厚い労働者保護のせいでもあるでしょう、失業率の高止まりが続くようになりました。呼んで来た外国人との摩擦も課題として残っています。
貿易を通じて世界と繋がっているのですから、産業が弱くなれば世界水準と乖離した労働者保護なんて長続きする訳ないのです。

>ワークシェアリングのような仕組みを導入する場合、皆で一斉に導入しなければなりません。そうしなければ、導入した企業だけ競争力が落ちてしまうわけで
直接あるいは間接的に世界の企業と競争しているのですから、世界一斉に導入ですか?やっぱりワークシェアはいい手段には思えません。

中国の労働者の賃金は日本の数分の1です。
しかし国が国民全体に施せる教育の程度は中国、日本とも所詮そう変わらないと思いますのですが。
くまさんは、日本政府の教育や生活保護などの現行の社会保障そして国内のワークシェアによって、日本と発展途上国との所得格差を維持できると思いますか?
 
 
 
BIと厚生年金のことなど。 (タロウ)
2010-06-12 12:54:49
山崎さま

BIと厚生年金のことで、ご質問です。
3月15日の『日本経済新聞』朝刊の「領空侵犯」で書かれているいる部分で・・・・

>1人月5万円なら1億2500万人で年に約75兆円。2007年度の社会保障給付は年金が約48兆円、医療が約29兆円、その他福祉が約14兆円でした。医療は今の仕組みを残し、年金と福祉の財源計62兆円を置き換えれば、あと13兆円。消費税なら5%強です。・・・・

上記、年金が約48兆円というのは、国民年金が17兆くらいだと思うので、それ以外の厚生年金等約30兆を含んでいると思うのですが、厚生年金等等二階建て以降含めて計算するべきなんでしょうか?

国民年金/満額・月6.6万といのは、BI金額によっては代替可能と思うですが、厚生年金等はどう考えればよいか?? 代替しないとして、 制度的に今の厚生年金他の積立金を、年金債務超過等を無視するか考慮するか等の問題はあるにしても、一旦・全て払い戻して解体してしまう等というのは、原理的には絶対・不可能ではないとも思いますが・・・(厚生年金・清算→民間移行は、経済同友会等のプランでもあった気がしますし。)

厚生年金他残すかは、それによってBI実現の必要コストが変わるとも思えるのですが、2007/05/28の『「消えた年金記録問題」の本質的解決策』では、二階建て部以降の完全積立方式への復元を論じられておられ、それは年金改革論としてはそうだなあ・・・と思ったりするのです。で、視点を変えてBI論として=BI実現という条件下で厚生年金等は、原理的というか、どう考えるべきかという、ご質問です。とりとめなく、乱文ですいません。
(なにか質問がBI系というより、なかば年金改革系かもしれませんが、年金支出・金額大きいのでBI考える上で微妙に関係がある気がしまして。)
 
 
 
>BIは現行の生活保護より公平 (くまさん)
2010-06-14 00:03:47
>>佐藤健さん

> くまさんは、生活保護の不正受給者や逆にほとんど世話をされない浮浪者などに対し、BIより明快な手段があるとお考えでしょうか?

(浮浪者にはBIの支給も無理だと思いますが...)
生活保護制度の欠陥の解決策としてのBIを挙げられてますが、BIが最上にして唯一の解決策とは限らないと思います。特に、佐藤さんは心の底では、本当に無条件にBIを支給することについては、抵抗があるのでは無いかと思われますが、どうでしょうか?

BIというのは、生活保護制度の欠陥の解決策としては、いわばちゃぶ台返しとも言える過激な手段です。逆に言うと、既存のシステムからの変更点を最小にした穏健な方法もあると思います。たとえば、就職するように行政が積極的に干渉するというお節介なアプローチもあるでしょうし、収入があった場合は、減額分を収入より少なめにすることで、働いても働かなくても同じといった状況を改めることもできるでしょう。また、生活保護制度の運用主体を国にすることで地域間の不公平を和らげる方法もあるでしょう。

明快さは2の次で良いと思います。確かにBIは従来のシステムの複雑性を回避しているといえますが、それらの複雑性が「支給額」の一点に凝縮されているとも言えます。現に、本トピックでも、支給額の金額の多寡について、一歩も譲らぬ議論が展開されていたわけですが。たぶん、元々が複雑な問題を単純にするのは無理なのでしょう。一見、シンプルにできたように見えてもそれはうわべだけではないでしょうか。

>低賃金の仕事が必ずしも市場から退出すべきとか労働者や社会に有害とは言い切れないと思います。

必要とされる仕事なのに十分な賃金が支払われないということ自体が問題なのではないでしょうか。たとえば、介護報酬なんかそれに該当すると思います。介護って廃業すべき業種なのでしょうか。

>景気動向によって柔軟に賃金を上下させることができれば

労働者も、企業も、基本的には安定を求めるのですから、こういった変動をどのように分担するかは全体の合意のもとで行うべきです。一番弱い立場である労働者に押しつけるのは筋が悪いと思います。

>また契約の解除もお互いに容易なら

そんな簡単に解除できる契約って、つまり「骨抜き」ですね。強い立場である企業側に有利に働くはずです。また、働く前の段階では十分な情報が無いわけで、その状態で適切な契約ができるかと言えばそれもどうかと思います。労組が契約の取りなしをしてくれたりすれば良いのですが。まあ、労組のあるような上場企業では、そんなにひどい労働契約が提示されるとは思いませんが。ともかく、契約云々を言い出す前に法律の遵守の方が先です。世間では「サービス残業」なるものが横行しているわけですから。法律すら守られていないのに契約を持ち出してもナンセンスだと思います。

ドイツの失業率ですが、生活保護があるからの失業であり、日本の失業のような悲劇ではありません。また、ここ最近は政策転換によりその失業率も下がっていたようですが。

労働者保護って国内での分かち合いで行うものでしょう。財源は税金なのですから。佐藤さんのおっしゃる「世界水準」ってどのレベルですか?日本の労働者も、ジンバブエの労働者も同じ水準で保護するのですか?

>直接あるいは間接的に世界の企業と競争しているのですから、世界一斉に導入ですか?

前述と同じで、国内での一斉導入で十分だと思います。

>くまさんは、日本政府の教育や生活保護などの現行の社会保障そして国内のワークシェアによって、日本と発展途上国との所得格差を維持できると思いますか?

やり方次第だと思います。そもそも、充実したインフラと技術の蓄積が売りの日本と、人件費の安さが売りの発展途上国を比較してもナンセンスだと思います。また、内需がしっかりあれば、つまり、働きたい人、消費したい人に、仕事とお金が行き渡るような社会システムを実現できれば、海外から躍起になって金をかき集めてこなくても、それなりに幸せになれると思います。ワークシェアリングってこの意味で有効だと思います。もっとも、資源や食料を輸入できる程度の国際競争力は必要でしょうが。
 
 
 
子沢山、スッテンテンの高齢者、刑務所帰り、私 (佐藤健)
2010-06-14 10:26:34
>くまさん

こんばんは。被差別部落…とかちゃぶ台返しとか毎回面白い返答を頂き有難うございます。

くまさんの仰るとおり、社会保障の支給額の合意は大変な事ですね。現行制度のままでもそうですし、おそらくBIの導入時でもその後の調整局面でも、その問題は、ずーと残ると思います。

しかし、単純明快さは不正不公平感を払拭する重要な性質です。逆に現行のきめ細かい保障の大前提である所得や資産などの実態把握は、隠匿があって不正が絶えません。

BIは現行の生活保護制度で生じている受給対象をめぐる不公平感がかなりの程度減少すると思われます。日本国籍、国内居住の条件をつければ、不正受給も難しいでしょう。

「お客さん」や雇用主から見て、関わりたくないまたは雇いたくない人がいます。一般に高齢者、過去に粗暴な罪を犯した人、見た目が醜悪な方など意欲・能力にかかわらず就職が困難です。
彼らに常勤の仕事を次々と見つけろ、さもなくば定期的に役所へ求人の応募を拒絶された旨を報告しろというのは極めて屈辱的です。
誰もが年老いて行きます。とにかく個人の将来など確実に見通せません。私だってそう遠くない将来、社会保障だけを頼りにしている境遇になっているかもしれません。

そもそも誰だって生まれながらに奴隷であるべきではないし、そしてまた権力者でもありません。人生の途中、予期できない大きな遭難もあるでしょう。その建前から言えばBIが単純明快にして最も有力な制度です。その意味で最小限のBIを導入することに私は賛成です。

くまさんはまず賃金水準そのものを問題にしていますが、たとえ社会に必要とされている物資を製造している企業でも、競争に晒されているなら従業員の都合だけで賃金を上げるのは自殺行為です。競争が途上国地域との争いならなおさらです。(個々の企業に付加価値を上げる力があるなら、外野に言われる前にとっくに実行しています。)
突き詰めれば経営者も従業員も現状の待遇に耐えられないなら、辞めるしかないのです。その結果を受け入れ易くするがBIでもあります。

くまさんの例示した介護制度ですが、もともと介護士に世話してもらうほど資産がない人でも少々の負担で受けられます。経済原理の働いていない政治的な仕組みです。介護報酬は市場原理ではなく財政の都合で振り回されているので、労働市場を語るには必ずしも良い例だとは思えません。

ただし介護現場にせよ、その他の人手不足の職場にせよもっと困窮している途上国から連れて来て済ますというのは、見過ごせません。
それでは国民全体が不人気な仕事(例に挙がった介護制度)の問題について向き合うのを先送りにしているだけとも言えます。
また彼らをわざわざ不慣れな外国(日本)でこき使い日本の全ての産業の延命を試みるより、弱い企業は潰れたほうがいいのではないでしょうか。輸入した方が便利ならそうする方が(個人、法人問わず)購入者にとってもいいし、世界から見てもそれが公正な貿易でしょう。

くまさんはサービス残業について度々ふれていらっしゃいますが、なぜ従業員はそれを渋々ながらも受け入れるとお考えでしょうか。
結局、その程度の賃金しか払えない会社であること、そして転職しても自分の能力ではよりよい待遇にありつける事は出来ないと認めているのに他ならないのだと思います。
ウソをつくのは悪い事です。法律違反です。
しかし、法律を守っても従業員の労働で出した結果や会社の業績に変わりがない場合、会社や雇用が存続するためなら残業代を計上した替わりに、労働単価を下げざる得ないでしょう。賃金は長期的には法でなく、その人の特異な能力と会社の業績が決めます。
採用時にウソをついた会社を罰するのも必要でしょう。しかしウソを知った上で会社に残る場合もあります。貧しい人をウソつきな会社から守るには、何よりBIが実効性において勝るのでないでしょうか。

伝統的に労働者が企業より弱い立場であるという点、そして会社もろとも一緒に消滅する可能性、その他いろいろな訳があって生活が追い詰められることがあります。
いずれにせよ困窮に至った理由をいちいち詮索しないBIが迅速(いつも給付だから当たり前ですが)公正そして恥掻かずであり、セーフティーネットとしては最上だと思いませんか。

ともあれどんな社会保障でも、経済活動に支えられていることには変わりません。世界の経済と無関係でいることも出来ないはずです。
働かずして途上国の賃金水準から大きく乖離した現金給付が受けられるのは、過去に先人たちが財産を残してくれたとか、現在外貨収入をもたらしてくれる輸出企業の存在です。
それらの恩恵が弱くなったら、比較的労働者の保護を重視してきたはずの西欧でも起こった失業率の高止まりおよびその後の社会不安が現実になると思います。

アメリカは内需が旺盛ですが、その需要のかなりの部分を外国からの輸出が満たし、失業率は日本より長期間高いままです。

さて、くまさんは技術の蓄積が日本の売りと指摘されていますが、いったい日本人全体のどれくらいが技術の蓄積に携わっているでしょうか。2割ぐらいですか?
また彼らの仕事というのは週40時間労働の枠に収まる類のものでしょうか?
 
 
 
ベーシックインカム7つの短所 (ぎんえもん)
2010-06-14 22:02:51
とてもよさそうにみえるBIの短所らしきものを上げてみます。

(1)所得再配分以外の何物でもないのに哲学が必要になる。
効率的な所得再配分というだけの話なのに、思い入れの激しい人々を引きつけてしまう。金には色が無いというのがBIの議論にはない。

(2)日本だけ実行すると相対的に不利益である。
円が強い実情を考慮すると、円を受け取って(働かず)消費は他国で行うことが合理的になる。日本の貿易黒字解消にはなるかもしれないが、客観的にみると不利益になる。一国社会主義国のような貿易、入出国の制限が必要かもしれない。

(3)日本国にコミットしている人を大切にしない。
弱者にやさしいと言えば聞こえがいいが、日本の為に頑張ろうと考えている公務員や地域の有力者から働かない人への再配分になる。日本国にコミットしている人が報われないというアナーキーな社会になる。

(4)貨幣への偏愛が止まる。
お金が人的資本に比べて優位なのは、寝ていても利子が付くことで、労働者は働かないとお金にならなかった。人的資本にも利子が付くとなると相対的なお金の優位さが減ってしまう。それに伴い、日本人の美徳と言われていた貯蓄性向が減り国債が暴落する。

(5)日本人が合理的思考を好まない。
毎月分配型投資信託が売れるように、そもそも日本人は合理的でない。その日本で合理性を要求される制度が他国を差し置いて実現するはずがない。

(6)お金では買えないものがある。
日本は規制が激しいのでお金で買えないものがたくさんある。行政が認可したサービスしか提供されないので、例えば保育園や介護などはもっと不足する。

(7)消費税が上がる。
結局財源が必要になり消費税が上がる。
逆進性がありインボイスも政治的に導入出来ず、食品もそのままで、上記のようにインフレ要因が強まるので、弱者にとって生活はより大変になる。

と短所が思い浮かびますが、理屈ではいい制度だと思いますけどどうなんでしょうか。

 
 
 
弱者にとっては助かるはず (佐藤健)
2010-06-16 01:41:41
>ぎんえもん様

こんばんは。
現在低所得で、なおかつ生活保護の恩恵を受けられずにいる人の場合、BIによって文句なしに生活は楽になるはずです。もしBIのためインフレが生じても、損したと確実に感じるのは、BI導入のタイミングで増税になった分よりBI支給額が少ない世帯です。支給額が増税額より多い世帯は、物価上昇率によりけりです。
とにかく物価が上がったとしても収入が途絶えたままよりましですから、セーフティーネットとして有効ではないでしょうか。
第一に低所得者への再分配として公共事業などに比べ即効性がある上、インフレになったら労賃が上がったり雇用の間口が広がる可能性が出てくるので勤労意欲のある低所得者や失業者に有利とも考えられます。

BIの財源として、現行の社会保障支出の転用や消費税増税が話題になります。私はそれに加えて、地方交付税交付金の一部も回したらいい思います。
現在、東京23区勤めの公務員は、収入の割りに勤務地の近くのマイホームなど高すぎてとても購入できません。大抵埼玉や千葉に買って満員電車で通勤です。逆に地方勤務の公務員は自治体によって民間の給与水準を大幅に上回るところも結構あるようです。購買力を反映していないわけです。
そこで、BIは公務員も対象にする前提で交付金(結局は大部分公務員の給料になるはず)を削減し、各自治体の住民に今後も以前からの行政サービスや公務員の賃金水準を住民の力で維持するのか減らすのか決めてもらえばいいと思います。少々乱暴なこじつけですが、名目GDPは停滞するのに利払いのある国債の累積残高は増え続け一方ですから交付金の見直しも避けて通れないでしょう。

すでに引退して年金生活に入っている人は、タイでもマレーシアでも海外にどんどん移住して円高の利点を享受したらいいはずですが、現実にはごく一部の人たちだけにとどまっているようです。
仮にそういう人が多くなっても、もともと本人のお金ですから自由です。
心配なのは、生活実態は外国人なのにBI目的で日本国籍を保持する可能性があることです。現行法では片方の親さえ日本人であれば日本国籍が生じる訳ですから、放って置くと日本人が海外へ行った先でBI目当ての事実上の外人が増えていく危険があります。
 
 
 
>ベーシックインカム7つの短所 (N0.5) (タロウ)
2010-06-16 18:50:19
>ぎんえもん様

こういう考え方って、すごく大事な気がすごくしました。。個人的に最も、あたたたた・・・と思った(5)に回答チャレンジ。。

>問■(5)日本人が合理的思考を好まない。
毎月分配型投資信託が売れるように、そもそも日本人は合理的でない。その日本で合理性を要求される制度が他国を差し置いて実現するはずがない。

答■なんで、一番先じゃなきゃいけないのでしょうか?二番目や三番目では、いけないのでしょうか?・・・
日本人の資質論で言えば、合理的思考を好まなくても、価値観軸の激変にはきわめて順応性高い(事例ex.1945年8月)ので、他国を真似して導入しさえすれば、後はうまくいくんじゃないでしょうか。。

>佐藤健様

>BIの財源として、現行の社会保障支出の転用や消費税増税が話題になります。私はそれに加えて、地方交付税交付金の一部も回したらいい思います。

すごい新鮮でした。ありがとうございます。。話は飛びますが、民主の歳入庁構想正しいと思いますが、いっそ地方税もあわせて徴収してしまえば良いのではと思います。課税ベースほとんど重複だと思いますし、スウェーデンの租税庁ってそういう仕組みだと思いますし。(たしか橋本行革の時とかにアイデアとしてはあがってた気がします。。)

>心配なのは、生活実態は外国人なのにBI目的で日本国籍を保持する可能性があることです。現行法では片方の親さえ日本人であれば日本国籍が生じる訳ですから、放って置くと日本人が海外へ行った先でBI目当ての事実上の外人が増えていく危険があります。

・・・これはBI受給資格に、現日本人用に日本国内居住条件or日本への納税条件(詳細要検討)等をつける・・・問題となるBI目当ての日本国籍取得希望者対策として、BI受給資格=日本国籍&日本国内居住に加えて、日本国内居住年数や納税額等の制限をつける・・・・等々が必要になるかもですね。。

きわめて排他的/防衛的にならざるえないですが、グローバルにみた場合、BIって原理的にそういうエゴイスティックな面も持ってると思うので、しょうがないと思います。コストもかかりますが・・・生活保護の水際作戦のコスト一部転用とかで済むんでは・・・。。同じようなこと、日本国内で今やってる訳ですし、行政はその手の、お手の物と思います。。

>損したと確実に感じるのは、BI導入のタイミングで増税になった分よりBI支給額が少ない世帯です。

日本の場合、BI導入のタイミングで増税になった分よりBI支給額が『多い』世帯でも・・・なんで、税金払ってない奴がウチと同じ金もらえんだよ、ズルだろ、そんなの・・・・・と考える国民感情があまりに強固すぎて・・・それがBIの最大障壁のひとつの気がします。ホントなんとか、ならないものでしょうか?? (やはり他国の成功事例を待つしかないのか・・・。)
 
 
 
Unknown (西方珍奇)
2010-06-16 21:45:31
日本人が合理的思考を好まない。

β問題ですね。そんな私だってβ的な部分はあります。下世話な話もひとの悪口、揚げ足取りも好きです。

野球のドラフトで昔はくじの順番を決める抽選を行っていました。数学的に全く意味が無い所業です。試行回数が変わるだけです。一等賞を引く確率は全く変わりません。
そんなことを全国放送で晒してました。誰も突っ込まなかったのでしょうか。
確率統計の導入にこれをネタにして筋肉馬鹿をくさす教師がいました。毎年やってたみたいです。でもまあ数学的にアホを証明するのは面白いですけどね。

日本で近代合理人の萌芽と一般に謂われる信長すら合理性を逸している手を沢山打っている。
いわゆる和議のあとの不意打ちです。長島一向一揆の討伐で散々打ち負かされたあとに講和を申し出ます。
が締結のあとになってもどうしても怒りを我慢できなかったのでしょう、鉄砲を相手に撃ち込んだものの怒涛の反撃に遭い櫓は倒され何里も手勢は後退し親類一門の人間を数人失います。
これは非常に不合理です。
まず和議を守らないという評判、違約の常習者というレッテルは非常にまずい。そんな奴誰だって抵抗したくなりますよね。自分の欲望に忠実に走った結果かえって自分の欲望に抵抗するような人間を沢山生んだ。

次に袋小路の敵を更に追い詰める愚作、そんなもん死に物狂いになるに決まってます。死に物狂いの民間人は職業軍人が一番苦手な相手です。孫子に言われなくても追い詰めすぎはまずい手だというのは街のチンピラでも知ってる常識。
更に一揆集はほとんど抜刀攻撃だったようです。弓箭すらない肉弾突撃に火力で凌駕し遠戦主体でしのげるにもかかわらず大勢の犠牲を出した。
相手は死に物狂いとはいえ自軍の意外な脆弱性を露呈しました。何が天下布武だと。こういう威信の低下が統治下の中期から後期にかける大勢の抵抗運動を生み出したのでしょう。
約束を守らない奴、しかもそのボディーガードはあんまり強くない。誰だって歯向かいたくなりますよ。

何がいいたいのかというと
こういう狂将をいまだにルネサンスのダヴィンチのように持ち上げ、あげく待望論まで出る、そんな国民性ですよ。馬鹿とは申せませんが合理性は無い。
そんなに劇薬が好きなら飲んだらいいでしょう。
「あんなお方が総理大臣だったらなあ」
なんてぬけぬけとほざくくせに
今度課長になったひとが前任者よりちょっと果断だったりするだけで文句ブーブーたれるでしょ。
合理性は無いですわ。やっぱり。



価値観軸の激変にはきわめて順応性高い

司馬さんが雪崩現象と呼んでいたあれですね。
そんなもったいぶらなくても風見鶏でいい気がしますが。
 
 
 
知りたい! (すずめ)
2010-07-15 13:01:54
はじめまして。山崎さんのBI論に賛同しています。日本人の行政不信とか官僚の中抜きとか、財政事情とか諸々のことを考えると、もはやBIしかないのでは?という心境です。ただ、BIは万能とは思いません。不正の防止や、労働や地域ボランティアなどの「社会参加」を促す仕組みも合わせて行う必要があると思っています。

コメントを全て読んだ訳ではないのですが、日本でBIをもらい、海外で暮らす人が出てくる問題については、「日本に居住していること」を条件にしたらどうでしょう?日本で徴収した所得税を再分配する訳なので、論理的に矛盾しないのでは?海外で所得を得ている場合は、その国の税制に従うので、日本のBI(=所得税の再分配)は不要では?65歳以上の人も、海外ステイしている時は支給せず、日本に戻ったら支給するのではダメですか?すみません、素人考えです。

さて、ここからが本題ですが、「みんなの党」がアジェンダで「ミニマムインカム」というものを掲げています。同党は「小さな政府で大きなサービス」(選挙前の新聞広告にありました)も掲げており、BI的なものを想定しているのではないかと感じました。同党は「社会保障個人口座」(セーフティネットのお好みメニューを可能に)とか、なかなか興味深い政策を掲げています。
みなさん、同党の社会保障政策はどう映りますか?(同党ウェブサイトにアジェンダ詳細が掲載されています)
 
 
 
ベーシックインカム賛成 (民主支持)
2010-07-30 15:23:10
>、「みんなの党」がアジェンダで「ミニマムインカム」というものを掲げています。同党は「小さな政府で大きなサービス」(選挙前の新聞広告にありました)も

子ども手当、高校実質無償化、大学の給付型奨学金の増加、老人手当(国民年金の税方式)大人手当(給付つき税額控除)

みんなの党と民主党と政策が似ている。生活保護をベーシックインカムにしたり、納税者番号導入したりするのにも批判出るかもしれないが、交渉の余地はあるだろう。

政権交代リスクだけど、自民が世代交代して、みんなの党と合併して、みんなの党主導の中道右派政党が
できれば、少なくなる。
 
 
 
Unknown (ツーキャンディーズ)
2011-07-03 18:27:27
素敵ですね。
 
 
 
突っ込み (反BI)
2012-04-11 13:59:14
 
(1)BIは、コスト(特に官僚や業者による中抜き)の小さい富の再配分だ。

 大嘘。中抜き云々以前に予算が莫大=負担が大きい。インフレ圧力という副産物までついてくる。
 
(2)BIは、手続きが単純だ。

手続きなどどうでもいい。

(3)BIは、使途が自由で、国の介入が少ない。

BI自体がメガトン級の介入。パターナリズム。
 
(4)BIは、先の見通しが立ちやすい。

BIが持続不可能で破綻する可能性が大いにある、

(5)BIは、働くインセンティブを阻害しない。

誰もが嫌がる職のインセンティブは確実に阻害する。

(6)BIは、恥ずかしくない。

意味不明。

(7)BIは、徐々に、部分的に、実現できる。

 赤字国債で予算組んでる問題を完全スルーした机上の空論。
 
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