これは1877年の日本の英単語表だそうですが、クオリティ高いですなー。
これは今でも通用しますね。
1877年というと、、、、
明治10年。江戸時代が終わってすぐですなー。
ちなみに、個人的にはかなり意外だったのですが、今回調べたところによると、機械文明的にはヨーロッパに大きく後れを取っていましたが、江戸時代は経済文明的には世界トップの実力があり、現在使われている株価のロウソクなどはこのころの日本発祥なのだそうです。
数学も世間一般に広く教育が進んでいて、数学の問題や理論などが絵馬として神社に奉納されていたりします。
現代大学生が苦しむような複雑な幾何学の問題を、江戸時代の庶民の子供が自力で解いてそれを神社に報告した絵馬があるそうですよ。
江戸の町の人口密度も世界トップの大都市だったそうです。
一般市民の識字率も世界ナンバーワン。ヨーロッパでも足元にも及びません。
キリスト教を布教しに来たザビエルも、キリスト教の矛盾点などを突かれ、理論的に論破されて自信喪失。失意を抱えて帰国したとか。
具体的には、
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『もし神様が天地万物を造ったというなら、なぜ神様は悪も一緒に造ったのか?(神様がつくった世界に悪があるのは変じゃないのか?)』などと質問され答えに窮していたようです。
ザビエルは、1549年に日本に来て、2年後の1551年に帰国しますが、
日本を去った後、イエズス会の同僚との往復書簡の中で
「もう精根尽き果てた。自分の限界を試された。」と正直に告白しています。
集団原理の中で生きてきた日本人にとって、魂の救済という答えは
個人課題ではなく先祖から子孫に繋がっていくみんなの課題であったはず。
「信じるものは救われる」=「信じない者は地獄行き」
といった、答えを個人の観念のみに帰結させてしまうキリスト教の欺瞞に、
当時の日本人は本能的に気づき、ザビエルが答えに窮するような
質問をぶつけたのではないでしょうか。
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キリスト教の宣教師が神について説明したら、
「ああ、そいつは大日如来様のことだろう。マリア様ってのは観音様にちがいない」って
受け入れられたけど、宣教師は釈然としなかった
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日本人はただの町人や身分の低い馬引きや農民に至るまで
ほとんどの者が最低でも2~3冊の本を持っていて暇な時はそれを娯楽として読んでいる
しかも男だけでなく女までもが
世界中いろんな土地をまわったがこんな事は日本だけだ
見たことも聞いたことも無い
まさに驚愕するべき事実だ
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などなど、調べてみると面白い話がいっぱいです。
正直な話、
「あなたが入信すればあなたの先祖は地獄行です」
(キリスト教を信じない人は地獄に行くことになってますから、キリスト教を知らないご先祖様は当然地獄に行きます)
と言われたらぼくでも引きますからねー。
ザビエルは、日本人にキリスト教の素晴らしさより、入信者の数を教えるべきだったかも、、、
「隣の家の○○さんもみんな入信しました、
あとは入っていないのはあなたぐらいのものですよ^^ 」
ちなみに、天皇陛下はローマ法王と同格なのだそうですよ。
つまり権威的にはローマ法王と天皇陛下でトップ2になるそうです。
知ってました?
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