~The Night Shadow Allows You~

月の水面に 映りし君の 愛でき姿は 己が命の 容なるかな

CB400 スーパー ボールド オア

2010年09月27日 | motorcycle
文章を書くのに最も必要なものはモチペーションではないかと思う。
これが無いと全く以ってどうしようもならない。
その原因の多くというのは日々の雑事である。
だから文章を書いたりするときはなるべくそれから離れていなければならないのではないかと感じている。
だが現実はそんな事を許さず、私の昇華するエネルギーの大半を奪ってゆく。


さて今更だが7月に撮った愛馬の写真でも掲載しようかと思う。




(7月18日 自宅駐車場にて)

納車から丁度一ヶ月目の写真である。
この日は天気が良く洗車日和であった。



私の愛馬は所謂フルノーマルな訳だが、転倒時に備えてスラッシュガードだけは装着している。
見た目も一種のアクセントに見えて好ましいように感じる。

ちなみにエンジンガードの効果に関しては、前の愛馬VTR250に装着していたスキットパッド(※参考)で実績がある。



タンクパッドはこんなもんで良いと思った。
シールでなくマグネット。



何の変哲も無いメーター周り。
車載を考えて何かつけたが今は飾りにもなっていない。



この後、何氣に国道52号を走ってきた。
装備にはVTR250のときから使っているGOLDWINの「シートバッグ28」。
近場やちょっとした買出しならこれで十分、便利。


最後にボルドールのスペックを転載。元はホンダのページ

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CB400 SUPER FOUR CB400 SUPER BOL D’OR
車名・型式 ホンダ・EBL-NC42
全長(m) 2.040
全幅(m) 0.725
全高(m) 1.070 1.155
軸距(m) 1.410
最低地上高(m) 0.130
シート高(m) 0.755
車両重量(kg) 194〔199〕 198〔203〕
乗車定員(人) 2
燃料消費率(km/ℓ)  31.0(60km/h 定地走行テスト値)
最小回転半径(m) 2.6
エンジン型式 NC42E
エンジン種類 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒
総排気量(cm3 399
内径×行程(mm) 55.0×42.0
圧縮比 11.3
最高出力(kW[PS]/rpm) 39[53]/10,500
最大トルク
(N・m[kgf・m]/rpm)
38[3.9]/ 9,500
燃料供給装置型式 電子式〈電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)〉
始動方式 セルフ式
点火装置形式 フル・トランジスタ式バッテリー点火
潤滑方式 圧送飛沫併用式
燃料タンク容量(ℓ) 18
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6 段リターン
変速比1速 3.307
変速比2速 2.294
変速比3速 1.750
変速比4速 1.421
変速比5速 1.240
変速比6速 1.130
減速比(1次/2次) 2.171/2.933
キャスター角(度) 25゜5′
トレール量(mm) 90
タイヤ(前) 120/60ZR17M/C(55W)
タイヤ(後) 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピック式
懸架方式(後) スイングアーム式
フレーム形式 ダブルクレードル
備考 -
〔 〕内はABS 仕様
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ときに、前に私のバイクの写真を撮ってくれた同じ道場のカナダ人門下生に「Bol d'or」を読ませたら「ボールド オア」だそうだ。
私も最初そう読んでいたが、やっぱり普通はそう読むのかと思った。
まあボルドールなんだけどね。

行楽と 馳せる心の ゆとりとは 行き交う人の 忙しきなり

2010年07月22日 | motorcycle
ここ最近、バイクの話題しか書かないのは話題性の薄さの為である。
また自身の人間性の薄さを露わにしているとも言い得るが、ともかく、先日の連休中に撮影した写真でも貼ってゆく。

町田に移り住んでからここ最近、週に1度は実家に帰っているのだが、高速道路利用の際はよく富士川SAで休憩をとっている。



写真は連休中(平成22年7月18日)のもので、流石に自動車の利用が多い。

ともかく、もう一枚。



午後4時頃の撮影なので、人もまばらになってきているのだが、それでも利用客は多い。
また音楽イベントなんかもやっていたようで、オールディーズの生バンドの演奏が聴こえてきて、「少し前まで自分もこういうのをやっていたなぁ」と感慨に浸る部分もあった。



しかし、ラストソングが「津軽じょんがら節」ってのは(笑)
ちなみに御大、寺内タケシ氏は私の大学の先輩だそうである(六浦の方だが)。

次にSA周辺の写真である。





もう本当に天気が良く、絶好の行楽日和であった事がよく分かる(残念ながら富士山は写せなかったが)。
SAを出発する前にスタンドで燃料を補給するが、その際、店員さんとちょっとした会話、やはり梅雨の鬱憤を晴らすかのごとき人々の多さだったという。

最後に愛馬の写真。



ちなみに、ツーリングチームも結構きていて、SS系のバイクやアメリカンなど多種駐車場にいた。
しかし、アメリカンの「空ぶかしってのはどういう神経してるんだ?」と思うところがある(アメリカでやれ)。

VTR250 B-Style

2010年07月17日 | motorcycle
VTR250のニューカラーが出ている。


VTR250 B-Style

正直、ちょっと欲しくなるようなカラーだ。
しかし、リア側の足下まで赤に配色するのは如何なものかと思う。
もともとそんなにグレードの高くないモデルであるから、足回りなどのこういったデザインは安っぽいのだが、せめて配色くらいはもっとセンス良く決めてもらいたいものである。
まあ意図的に本家と全く被らないようにした・・・のかもしれないが。


Ducati Monster400

VTRとモンスターは異母兄弟ということなら堂々とやればよいのにとも思う。
若しくはVTR400(又は600)を出せば良いのに。

それはそうと、合氣道道場のカナダ人の友人とバイクの話で盛り上がったときに写真を撮ってもらった。







何とも珍妙なポーズばかりとっている。

CB400スーパーボルドール

2010年07月15日 | motorcycle

平成22年5月18日深夜の事故からおよそ一ヶ月、とうとう新車の納車日が来た。
この日、生活先の町田より東名を使ってホンダドリーム静岡店へ。



思えばこのForzaもよく働いてくれた(写真はディーラー近くのコンビニ駐車場にて撮影)。
東京の普通自動二輪の駐輪事情もあって、細かい傷などをつけてしまったのが残念だった。

そしていよいよ、CB400スーパーボルドールの納車である。



何と美しいフォルムであろうか。
外観からも、流石にホンダで最も完成された400ccバイクと称される理由も頷ける。



私が次代車をこれにした理由というのは、高速移動での風とパワーの問題であった。

確かに先代のVTR250は確かに優秀なバイクであった。
街乗りに際しては、軽快さや燃費の点から云ってもVTR250の方に分がある。



しかしながら、これでの片道160kmの移動は、私の体力が常人のそれとは少し勝っていたとしても苦労であった。
つまり、CB400スーパーボルドールを選んだのは当然の帰結とも云える。

ハーフカウルに53馬力は伊達じゃない。
次には何処へ行こうかと想いを馳せるのである。


フォルツァ

2010年07月06日 | motorcycle

平成22年5月18日の悲劇については「Sサイズの幸福」で書いた通りである。

愛馬の廃車が決定的になったとき、当然の事ながら交通手段という実用的な必要に迫られることになった。
元々、電車もバスも拒否反応を感じていたので選択肢は決まっていた。勿論、バイクである。
しかしながら、次なる愛馬を見つけたとしてもその納車には手続きを含めて時間がかかる。
そこで当然に進められたのは「代車」である。

フォルツァである。


代車がフォルツァになったのはドリーム店の代車に250クラスのMTが無かったせいであった。
懇意にして頂いている整備士さんもその不本意を汲んでくれたか、即日、代車が実家に運ばれてきた。



二輪経験としては、自動車教習所(MTにおけるAT研修)以来のビックスクーター乗車である。
納車時には元インパルス乗りの友人も一緒にいたのだが、最初エンジン始動の際、流石に「250の」単氣筒の音の馬鹿でかさにお互い驚いた。



またODDメーターは7000km位だったのだが、その後2~3週間のうちに1000km近く走行する事になる。
乗り心地としては・・・前車のおもしろさ軽快さを知っているだけに、正直物足りなかった。

しかしながら、このフォルツァにも色々お世話になった。
またドリーム静岡店の方々の好意にも唯々感謝するばかりである。


貴嶺宮

2010年07月06日 | motorcycle
伊勢神宮参拝より一日空け、平成22年5月17日、念願の貴嶺宮へと向かう。



静岡ICから東名を経て岡崎ICで降り(本当は音羽蒲郡ICで降りるつもりだった)、下道を迷いながらも何とか貴嶺宮に参詣に至る。
自動車でごった返した国道、県道を抜け、貴嶺宮の敷地に入るなり、まずは清浄な空氣に不思議な感覚を覚えた。



そういえば貴嶺宮には大きな溜池があったが、尊き存在を感じるような清浄感があったような氣がする。


ときに貴嶺宮とは、「己貴秘伝」や「神道の神秘」を著わした山蔭基央氏の伝える『山蔭神道』の総本社に当たる神社と表わすべきか。
由緒については下載写真を参照して頂きたい(右クリック→画像保存で読まれること推奨)。



簡単ではあったが参拝を済ませ、社務所で行法云々について軽く説明を乞い帰るだけの一日であったが充実した一日であった。


あと、おまけの写真。

貴嶺宮駐車場にて一枚。


夕方近い逆光の浜名湖。


そしてかつての愛馬。
次の日、悲劇に見舞われることなど想像だにもできなかった。

伊勢神宮へ(内宮)

2010年07月05日 | motorcycle
そして内宮へ。

平日にも関わらず凄い混みようで、駐車場に入ろうとしている車で神宮前通りで30分ほど縦列に加わる。
その間、日ユ同祖論で時折出される「カゴメ紋」の石灯籠を見る。
これがGHQ指令によって地元の石材屋に作らされたものなのかと、現物を確認して思う。

その後、右折待ちしていたタクシーの運ちゃんに、二輪は鳥居前に専用のスペースがあるからわざわざここに並ばなくても良いと聞き、お礼を述べ、早速そこに向かう。


駐輪スペースでは色々なバイク乗りを見かける。
CBR600RR1000RRとか、結構SS(スーパースポーツ)系のタイプもやってきたりする。
KONICA MINOLTAモデル(中野真矢モデルか?)で来てた若い人もいた。


一の鳥居は早速人々でごった返している。
観光客メインであるが、頼むから周りに氣を配ってくれと思うところ多々。




橋上から五十鈴川を撮る。
実物はもっと煌びやかであった。


さすが伊勢の神宮ともなると欧米系の外国人も見かける事が多い。
日本の精神文化にますます敬意を払ってくれればと思ってやまない。


看板位置を低めにして撮影したのは、その下にお姉ちゃん二人がくっちゃべっていたため。








外宮に引き続き、哲学的意図を感じる日本庭園である。
伊勢神宮には宇宙的なそれを含めようとしているのではとふと思うところがある。






御手洗場は清浄である。
ただ口を濯ぐというのは水を口に含んで吐いても良いものなのか小さな疑問を抱く。
後で調べてみよう。




この風景はかつて見た夢のヴィジョンに似ている。
夢では龍神の存在を感じていたことを思い出す。














伊勢神宮の最大の見所はこのように鬱蒼と繁った木々ではないかと思う。
この一本一本が私の年齢より、ましてや祖父母よりも年上なのだと考えると感慨深いものがある。










この後、内宮正宮へと至り、参拝に至る。
結論として「やはり伊勢は良い」、これに尽きる。

ちなみに帰路に至って、静岡IC料金所にて料金所のおじさんとバイク話で盛り上がるとか(わずかな間だが)、何だか幸せな一日だった。

伊勢神宮へ(外宮)

2010年07月05日 | motorcycle

平成15年5月15日快晴。思い立って伊勢神宮に単独、日帰りツーリングをした。
伊勢神宮には数年前、電車を乗り継ぎ、やはり日帰りで行った事があり、人生では二度目の参拝になる。



今回は愛馬を駈り、東名静岡ICから豊田JCTを経由して伊勢湾岸自動車道へ、四日市JCTを経て東名阪に入り、そのまま伊勢自動車道を走行し伊勢西ICを降り伊勢神宮外宮、そして内宮へといったコースであった。






(伊勢西IC近くの某PAにて)


そして外宮へ。

ちなみに外宮には駐車場側から入って参詣に至ったため、そのため以下写真は順不同である。





さすがに御手洗(みたらし)場の水は清浄であった。








駐車場とは反対側の鳥居近くの風景。
中央にある岩が周りの情景と相まって哲学的宇宙観を醸し出しているように思えた。




外宮のマスコット的存在「草音号」(くさおと)。
あれだけ衆目にさらされていると流石にストレスを感じざる得ないのだろう。






外宮正宮へと続く参道。
貧弱な携帯での撮影だったが何気に上手く撮れたので少し拡大して掲載。






外宮正宮前。
前回もそうであったが、参拝の後に外宮でお務めされている方々にも一礼。
何となく嬉しいものである。


式年遷宮も時代の変遷を経て今日まで至ったが、話によると現在は経済という化け物が立ち憚っているようである。
神宮に物乞いをさせるような状況は、ある意味、世を動かすフィクサーの姿をありありと示そうとしているようにも思える。


(「伊勢神宮へ(内宮)」に続く)


Sサイズの幸福

2010年07月04日 | motorcycle
平成22年5月18日午後10時30分頃、国道1号線藤枝バイパス)上りをVTR250で走行中、見通しの悪いカーブの出口で乗用車に追突される。
幸いにも身体に大事は無かったが、愛馬VTR250を失う。

一日空けて後日(ディーラー定休日のため)、レッカー先のホンダドリーム静岡に行く。
そして変わり果てた愛馬と再会する。





(写真では分りにくいかもしれないが、見て分る追突箇所は元より、車体本体にまで歪曲が見られた。)

一応、どんな状態であるか、懇意にさせてもらっているドリーム店の整備士の方に説明を聞き、切なくなる。


(事故前の写真)

変わり果てた相棒に別れを告げその場を去ろうとしたとき、ふと最後にもう一度、こいつに跨ってみた。

思えばこいつとは本当に色々なところへ行った。
様々な想いが脳裏を駆け巡った。

ライダーは正義

2010年05月06日 | motorcycle

ライダーっていうのは基本的に正義の見方なのかもしれない、と最近の出来事と少年時代に観ていた「仮面ライダー」を思い比べた。

それはゴールデンウィーク中の出来事である。
知人とツーリングに行く事になったのだが、私が井川ダム方面に先頭を切って法定速度で走行中、後列のバイクが着いてこない事に氣がつく。
怪訝に思い、ダム直前のトンネルを抜けたところで一時停止して、ちょっとの間待つ。
すると、後列のライダーのうち、一人しか到着しない事に嫌な予感を覚える。
即、Uターンして最後尾のライダーの元へ向かう。

しばらく後、先程後列を走っていた他のツーリングチーム(5,6人ほど)が私の知人と彼のバイクを囲んで交通整理をしていた。
「ああ、やはり・・・」と思って、即、ツーリングチームの直ぐそばに停車し、状況を聞く。
状況としては、彼がブラインドコーナーから右に膨らんで走行してきた乗用車を避けようとして壁際に追いやられ、そのままコケてしまったらしい。
乗用車のドライバーの過失である。
幸いに、知人自身には怪我は無く、またバイクもエンジンとミラーに多少の傷が残り、また懸かりが悪くなった程度で済んだ。

ちなみにその際、転倒してしまった知人の安全を確保し、またバイクを起こしてくれた方がいた。
一見してベテランライダーと分かるその方には、他のライダーと共に感謝してやまない。
また去り際もまさに”漢”であった。

勿論、「ライダーにあらず」者もいるが、これはそもそも問題にならないし、また話題にも上げてもらいたくない。
ともかく、「ライダーは正義」と感じた一日であった。


晴れた日には出かけよう、バイクに乗って

2010年04月20日 | motorcycle
昨日、冬の日の、まさに雪辱を晴らしに井川方面へと向かう・・・というのは嘘。



目的地は井川ダムだが、道路工事中の一時通行止めに萎え、達成しえず。
まあ軽く流す程度だったので。


春山の景色を何気に撮らえてきた。









安倍川様子も何気に収めてきた。
雪解けと雨の影響でか、水嵩が増えている。












走行距離1万キロ

2010年04月20日 | motorcycle
先日、私の愛馬VTR250も早、走行距離1万キロを超えた。
これは結構、早いペースであるという。



3000キロ毎の点検は既に終っていて、且つ法定点検の時節でも無いのだが、先日の走行でガチャ付きを感じていて、この日、購買元のホンダドリーム静岡店にオイル交換と点検をお願いしに行く。

前回、7000キロ点検時に連日の雨天のせいもあって、泥だらけの愛馬を持っていった事を鑑み、洗車し、ワックスをかける。





心成しか、洗車に愛馬が歓喜しているようにも見えた。

ビックスクーター

2010年04月16日 | motorcycle
昨晩、近場のコンビニでビックスクーターの兄ちゃんに声をかける。
というのも、その黒の磨がきあげられた車体の神々しさに「美しい」と感じたからである。


私:「良いビックスクーターですね!!ノーマルですか?
兄ちゃん:「いや、ちょっと変えてあります。」
私:「結構走ります?」
兄ちゃん:「う~ん、そこそこって感じですよ。でも走りますね~!」
私:「燃費とかどうですか?」
兄ちゃん:「毎日遠出なんですけど一週間に一度給油するくらいですね。乗った感じも楽っすよ(笑」
私:「そうですかぁ。すみません、じゃあ氣をつけて帰って下さいね~。」
兄ちゃん:「どうも!!」


因みに、お兄ちゃんの格好こそは最近のファッションなのだが、颯爽と走り去ってゆく後ろ姿を眺めながら、こういうのもポリシーがあって良いなと思った。


※あの兄ちゃんの乗ってたビックスクーターはこれかな?

YAMAHA "Majesty"

ポリシー

2010年04月15日 | motorcycle
昨日、猫耳の付いたヘルメットを被ったライダーを見かける。
同系のVTR250に乗った方だったが、ライダーというのは一人ひとりが大体ポリシーというものがあるから、見ていて面白い。
あと挨拶の文化っていうのも良い。
まあ勿論、とんでも無い奴も居るのだが。

ちなみにヘルメットの猫耳部分は「ディフューザー」というものらしい。

一期一会

2010年04月10日 | motorcycle
気候も穏やかになり、バイク乗りたちにとっては大変嬉しい季節となった。
当然、その分だけ危険も多くなるが、それでも風を感じる快感を覚えてしまったからには乗らざるを得ない。

先日は、右手第五中指骨骨折のその後の経過を検査しに病院に行った。
病院に着き、バイク置き場を見るに、奥のバイクの発進を妨げるかのように並べられたスクーター、そこには居ない持ち主を不快に思いながらも自分のバイクを駐車した。
案の定、その最中に奥のスクーターで帰ろうとしていたご夫人が、手前に邪魔するように置かれていたスクーターにあくせくしていた。
当然、防犯アラームをピーピー云わせながらそのスクーターを動かし、ご夫人のスクーターを出す手助けをしたのだが、この駐輪の「我良し」の感覚は全く困ったものである。

診察後、静岡市内の旧道沿いの電気屋を巡る。
「流石は静岡だ。店はでかくてもめぼしいものが揃ってない」と感じる。
そんな状況でも田舎の人は有難がって買っているのだろうなと思うと、店側の努力のしなさに辟易する。

ときに清水方面に向かう途中、信号待ちでほんの一瞬なのだが、右折待ちのライダーと遭遇。そして挨拶。
"SRV"と冠されたその高貴なバイクは夕方の日差しに美しく映え、乗る者の品位を物語っているようにも思えた。
家に帰って早速、調べてみる。

ヤマハ SRV250の写真1
YAMAHA SRV250 (photo from)


ちなみに、このバイクと並列した間、身振り手振りで会話とも取れない会話をしたのだが、この時の印象は全く強烈なものであった。
青信号、そして後続のワゴンの発進がこのライダーとの別れを促したのだが、もし別の場所で遭っていればと思うのである。

その後、Suzuki インパルス400乗りだった友人の家に行き、この事を話すと、「まさに”一期一会”だね。」と云われ、妙に納得する。