~The Night Shadow Allows You~

月の水面に 映りし君の 愛でき姿は 己が命の 容なるかな

一期一会

2010年04月10日 | motorcycle
気候も穏やかになり、バイク乗りたちにとっては大変嬉しい季節となった。
当然、その分だけ危険も多くなるが、それでも風を感じる快感を覚えてしまったからには乗らざるを得ない。

先日は、右手第五中指骨骨折のその後の経過を検査しに病院に行った。
病院に着き、バイク置き場を見るに、奥のバイクの発進を妨げるかのように並べられたスクーター、そこには居ない持ち主を不快に思いながらも自分のバイクを駐車した。
案の定、その最中に奥のスクーターで帰ろうとしていたご夫人が、手前に邪魔するように置かれていたスクーターにあくせくしていた。
当然、防犯アラームをピーピー云わせながらそのスクーターを動かし、ご夫人のスクーターを出す手助けをしたのだが、この駐輪の「我良し」の感覚は全く困ったものである。

診察後、静岡市内の旧道沿いの電気屋を巡る。
「流石は静岡だ。店はでかくてもめぼしいものが揃ってない」と感じる。
そんな状況でも田舎の人は有難がって買っているのだろうなと思うと、店側の努力のしなさに辟易する。

ときに清水方面に向かう途中、信号待ちでほんの一瞬なのだが、右折待ちのライダーと遭遇。そして挨拶。
"SRV"と冠されたその高貴なバイクは夕方の日差しに美しく映え、乗る者の品位を物語っているようにも思えた。
家に帰って早速、調べてみる。

ヤマハ SRV250の写真1
YAMAHA SRV250 (photo from)


ちなみに、このバイクと並列した間、身振り手振りで会話とも取れない会話をしたのだが、この時の印象は全く強烈なものであった。
青信号、そして後続のワゴンの発進がこのライダーとの別れを促したのだが、もし別の場所で遭っていればと思うのである。

その後、Suzuki インパルス400乗りだった友人の家に行き、この事を話すと、「まさに”一期一会”だね。」と云われ、妙に納得する。

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