岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★うっかりミスの直し方

2011年11月20日 15時37分35秒 | 冬期講習

★冬期講習の準備

 日が経つのは本当に早いです。あっという間に時は過ぎていきます。苦しいことや悲しいことが走馬灯のように走っていくのです。
昨年の今頃は何をしていたのかと云いますとやはり同じようなことをしていた筈なのですがまさに振り返ることの恐ろしさを感じます。

 年が明けると中学受験を皮切りにセンター試験や高校受験が本格化していきます。今その時期に向かって自分なりの対策を立てていなければ大変なことになります。
 11月7日(月)から19日(土)の二週間にかけて学習相談会を実施いたしました。その中では普段の学習状況や進路の問題など、また苦情など色々お話を聞かして頂きまた提案もさせていただきました。年3回実施していますが入塾されてから毎回熱心に来ていただく方もいれば全くお見えにならない方もいます。
 私は大した話は出来ないですがお子様が思っていることが塾の方で方向が仮に違っていたのなら大変なことになります。また我慢をしているのならば、成績が充分に上がらないのであれば何が原因なのか互いに考えることにしているわけです。

 実際のところ永年参加していただいてる方は何でもお話が出来るような雰囲気になっています。これは個別の特徴かといいますとそうでもないと思われます。何故なら集団塾にしても生徒、ご父兄、塾の三者は相互関係にあるからです。ですからどこかが欠けてしまってはいけないのですが集団であろうが個別であろうが考え方ひとつかもしれません。

 そんな中で受験生を見てみますと非常に情緒が不安定な方が見えます。これは例年なのですがイライラして質問がきつくなったり反抗的になったりまた逆にハイ状態になったりでバイオリズムが日によってかなり違ってきます。それをなだめたりおだてたりで日々過ごしているのですがとうとう入試の時期になってきました。

 今、岐阜新聞テストや学校の実力テストの結果を見て不安に思っている方、昇り状態にある方・・・。それぞれに問題を抱えていますが兎に角前に前にしかありません。
そして難しい問題にチャレンジしてみましょう。年内は大丈夫です。但し年が明けたら難しい問題は避けましょう。基本に忠実にやるだけです。ですから今はがむしゃらに前に前に進むだけなのです。

 凡そ私はうっかりミスが多いからとお嘆きの方にミスを直すコツをお教えいたしましょう。ミスは誰でもあると云うことです。ミスのない方は果たしてどれだけの方がいるでしょうか・・・。いたとしてもほんの一握りの方ではないでしょうか。ここではそんな完璧な方は別として一般論をお話したいと思います。

 結論から云いましょう。うっかりミスは治りません。そう云ってしまうと身も蓋も亡くなりますが正直直らないのが普通です。何故なら性格だからです。ですがそうも言ってはおれません。うっかりミスを全部直せば20点や30点近くはある筈です。1点の重みは口では分かりますが実際1点で泣いた方も見えます。実際私が採点してる訳ではありませんが1点に笑い1点に泣くことはただあります。しかし合格には点数は書いてはありません。合格すればいいのです。

 性格的なもので直らないとすればどうすればいいのでしょうか・・・。それはミスをなくす努力をするしかないのです。いつもミスをする方は慎重にするだけです。ですが私はいつも慎重に対応をしていると云うでしょう。誰だって慎重に問題文に取り組んでいるからです。

 結論から云いましょう。もう一度問題を解いてください。これしかありません。通常は問題用紙の片隅にぐちゃぐちゃと書いて計算をしています。しかしその途中式は見ているとあっているように思うのです。これは自己確認の中の自己満足の一種なのです。ですからそれで確認出来る方はいいのですが冷静に後で考えれば何だこれは・・・ってことになります。
 
 一度解いた問題はすぐに出来ます。そして大事なことは見直しの順序です。凡そ配点の高い問題から見直ししてください。見直しと云うよりか再度解いてください。一度解いた問題には時間はかかりません。これは私の持論です。ですから配点の高い問題から再度計算をしてみてください。配点の高い問題から低い問題へ・・・。大抵そこで何問かの気付いたことが起こります。その為には条件が一つあります。時間との闘いです。折角何年も頑張って力を付けたのに時間が足らずに出来なかった・・・。これではいけないのです。時間はセンター試験でも同じです。時間との戦いと云われています。ですから見直しに最低5分から10分は取りましょう。そう云う問題の解き方を今から実践してみてください。数学は特にまた理科の第一分野、高校の化学や物理の計算はほんのミスが命取りになります。また社会にしても漢字が違って学校では△がくれたかもしれませんが本番ではそうはいきません。そこで失敗したら受験に失敗するのです。大学受験の場合は浪人の手があります。また第二希望の大学に行って来年再度センターにトライすることも可能です。しかし高校受験はそうはいかないです。滑り止めの私立高校に行くしかないです。中学受験では私立を諦めればいいのですが問題は高校受験なのです。

 ですから見直しの訓練をすることが大事なのですがそれと共に時間の配分をしっかり考えて残りの日々で努力してみてください。誰でもミスはする。そう思えば皆同じハンディを持っていると考えれば楽です。ですから私が云うように其のミスを見つけた者が勝利するのです。3問見つけたら10点上がるのです。偏差値が1点あがります。そのように気持ちの持ちようで点数は動いていきます。

 私が受験の時最初の問題が一番簡単なのに焦って分からなかった。本当に馬鹿な問題なのに環境によって頭が真っ白になってしまいます。そしてそのことが次の科目にも尾を引きます。苦い思いです。結果受験は合格はしたもののクラス分けは良いクラスではなかったです。ですから頑張って実力テストでは素晴らしい?点を取って周りを驚かせたものです。自慢の一つで苦い苦い思い出です(笑)。

 何年か前に特色化問題で裏面に気が付かず時間切れになってしまった方がいます。その方は岐阜高校を目指していたのですが裏面に気が付かなかったのでやっていませんでした。小論文が厭で岐阜北高校を受けたのですがどうせ岐阜高校を受けるのだから落ちてさばさばすると思ったらしいのですが受かってしまったのです。今頃くしゃみをしてるかもしれませんがそんなこともあります。
 また滑り止めの私立高校を受けて受験番号を書かなかった人・・・。どうして落ちたか分からないと嘆いた人。結果公立に受かったのですからよかったのですが危機一髪でした。また大学受験で二次試験で受験番号を書き忘れ泣く泣く推薦で大学へ行ったのだけどもパイロットの夢を捨て切れずアメリカに留学した方等などです。

 ですから失敗はみんなあります。ですが致命的なミスは何ともなりませんがミスを防ぐ手立てはあります。人生には三つの坂があると云われています。一つは『登り坂』もう一つは『下り坂』そして最後の一つは『真坂』という坂です。この真坂が人生では大きいのです。意に反して逆に走るのですからたまりません。兎に角ミスをなくすように再度問題を解き直してください。そして問題の配点の高いものから順に。次に時間の配分を今から充分気を付けて頑張ってください。特に高校生は大変ですがセンターは時間との戦いと云われます。問題が解けるのでは駄目なのです解き方は何種類かあるのですが最短に解けるのが正解なのです。期待しています。

 最後に今落ち込んでいる方に伝えたいです。諦めるのはまだ早いです。人生最後まで諦めたらいけないです。あのなでしこジャパンのように・・・。

今日のYouTubeはガロの『君の誕生日』を選びました。
 http://www.youtube.com/watch?v=hkEuBYGBXwI&feature=related

<今週の言葉>
『決定を焦ってはいけない。一晩寝ればよい知恵が出るんものだ』
                   
                   プーシキン ロシアの詩人

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長良教室&芥見教室
<詳細>http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170

 


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