岐阜/医大生が指導する明光義塾長良教室&芥見教室

医大生が個別指導する全国でも珍しい塾が明光義塾長良地区、芥見地区に登場。山県市、美濃市、関市からも通塾されています

★二つの視線

2014年04月13日 16時08分23秒 | 受験

★啄木の桜

 「4月13日午前9時石川啄木君死す。」
 昨日4月12日岐阜新聞『季の観覧車』に歌人栗木京子女史が「啄木の桜」と題し寄稿していました。啄木は非常に若者に好かれ三行詩としても一連の短歌史の中でも随分と改革した人で今更私がどうこう説明するまでもないかと思います。上記電報を打った若山牧水と妻の節子、啄木の父親に見とられ26歳の若さで亡くなった悲運の天才歌人です。

 少し彼について書きますと彼の妹三浦光子さんは彼これ80歳近くまでお元気だったと思います。76歳の時「兄啄木の思い出」という本を出しています。この本の中身には世間でいうこととは違った見方をしているのが特徴です。
 
 啄木は小説家になりたく東京に出るのですが小説家としては売れずその悔しさを歌で紛らわしていましたが結局は「悲しき玩具」と呼ばざる得なかったのです。

 そんな訳で最初に今日が啄木の命日と云うことで少し書いてみました。
 
 世はSTAP騒動で小保方晴子女史の論文の捏造、改ざんについてもっともらしい意見を云っていますが要はSTAPは存在するのかどうかが問題なので論文がどうのこうのではなく若い科学者を潰そうという得体のしれない利権の怖さを感じます。

 また一方自民党は少数の人数で閣議決定し選挙前と全く反対のTPP,脱原発、消費税全て逆をしてきました。此処ではSekilala&Zowie氏のブログに瀬戸内寂聴さんの話を聞いてみたいと思います。
 http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-2022.html

 さて、本題に入ります。今日は『二つの視線』と云うことでお話をしていきたいと思います。この話は先日の講師研修の時にお話しさせていただいたのですが常日頃生徒を指導していくについて視線をどこに置くのか・・・。これは非常に簡単そうに見えて難しいです。
 
『一つ目は講師の目が生徒の目よりも低くです』
『二つ目は講師の指導レベルを生徒のレベルに合すことです』

 昔CMで「講師の蟹歩るき」というのがありました。つまり生徒の目線より高くしないために次の生徒に移動する場合横に蟹あるきをしていた訳です。その後は椅子でシャーという一連の流れになっていますがそう云う意味なのです。
 
 よくいわれたのは医大生は頭がいいから目線が高いでしょう?って他塾の方が云ってるのかどうか知りませんが意外と最初から低かったです。何故って?患者さんは赤ちゃんからお年寄りまでいますから聞く耳を持たなくてはいけないのです。中には人間ですから色々な方が見えますが基本的には非常に低いと思って頂いた方がいいかと思います。

 次に指導レベルですが個別指導は学年、科目は基本的にバラバラです。ですから出来る子もいれば普通の子もいますし遅れている子もいます。これが欠点だと集団塾の方が云うならば個別もクラス分けをすれば解決しますし現実に長良教室&芥見教室ではクラス分けを土曜講座では致しています。現在はまだ新しい生徒の実力が分かりませんので4月20日のテスト次第で大きくクラス分けになっていくかと思います。また高校生にしても5月に記述模試を実施しますので当然そう云った大学への準備がなされてくると思います。

 ですから指導レベルについても左程問題はないのです。要は視線には二つあって主役は生徒であるということなのです。生徒に合せよと云うことです。生徒の科目は自由です(基本は決めています)。しかし、教材は個々に合していますので大体4タイプ位になります。英語は得意・・・ならば難解な教材を、数学は苦手・・・ならば標準版か易しめを。これが集団塾ならどうでしょうかAクラス、Bクラスとかに総合点でなるのでしょうね。出来る子が苦手科目があれば問題はそこを伸ばすために行ってるのが余計駄目になってしまいませんか?

 問題点はそこなんです。集団塾が悪いということではないのですが通われているお子さんがそのことに気づいているでしょうか・・・。得意科目を伸ばす・・・。そう云う感じになっているのです。ですから併塾されてる方もいます。特に高校生には多い気が致します。今からの高校生は大変です。新課程に入ってきましたので普段は勿論のこと評定もセンターに大きく左右するようになって来ます。特にセンター試験が昔の共通一次からセンター試験に変わったようにまた変わるようですが今度は大変です。何が大変かと云いますと現在のセンター試験は大学の要求するように受験をしていますがこれは赤点さえとらなかったら進級できる訳ですから大学受験のためだけの学力になってしまう訳です。これが問題だと云ってる訳で全科目評定を上げていくしかない訳です。つまり高校受験と同じようになってくるのです。一方就活においても大学の成績を提出させるという企業が出て来ました。

 つまり平均して頑張るしかないのです。大学は勉強だけでなく人格形成の場でもあります。そして社会に出た時初めて自分の学力が社会に対し如何に無力かを知る時が来るのですがそれは仕事が面白くなった後に必ず出てきます。出てこない方は真面目に仕事と云うものを真正面から捉えずに斜めから構えている筈です。まあこれは諸説がありますが全部とは云いませんがかなりな確率でそうなって古今東西変わりません。

 そんな時に役に立つのが今までお話しした『二つの視線』です。これを守っていれば必ず役に立ちますし講師の方も生徒の方もそう云う意識で見られたらいいかと思います。いつかまた『次代のエース』になった時思い出して頂けたらいいかと思います。

<今週の言葉>
『青春の生活の中で、もっぱら幸福を与えてくれる本質的なものは友情の贈り物である』
                         ウィリアム・オスラー

<今日のYouTube>はJUJUの『また明日』を選びました。
https://www.youtube.com/watch?v=cyXPCufrt6k


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長良教室 058-210-1730
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