★ハイブリッド授業

★中間・期末テストの準備

　月日の経つのが本当に早く今日は６月２日（日）。先日まで寒く雪が多くて５月の検査入院はどうなんだろうかと心配していましたが２月には入って入試の連続で喜びもつかの間・・・今度は新規の生徒の募集で休む暇もない状況です。そして落ち着いたら中間・期末テストです。
　
　毎年卒業生と入れ替わりに新しい生徒が入ってきます。正直楽しみでもあり不安でもあります。そう云ったことをもう何年も繰り返してきましたが近頃はチラシの折込が早くもう夏期講習の募集のチラシが入っています。これもジャブの感じで印象づけるには大事なことかもしれません。私共では各教室で異なりますが本部でNETで大きく宣伝をして頂いていますのでお任せしています。つまりどこもパイの取り合いなのです。そう云った意味で年々チラシが早くなっています。
　
　そう云う中で実力テストの結果が返ってき始めました。正直な処半年前には３８０点だった生徒が今や４５０点を獲得。それも実力テストということになれば話は別です。
　反面、入塾して少し在籍しただけで結果が出ないからと云って他塾に行って失敗した方もいます。子供たちの話で伝わってきますが正直流れに逆らうことは止めた方がいいです。結果なんてそんなに簡単に出るものではないしそんな魔法があれば教えてもらいたいものです。塾の方では新聞は岐阜新聞を取らせていただいていますがいつも入試の情報を共有させていただいています。しかし、1年で結果は出さなくてはいけないと思っていますし今は以前と比較して判断が早くなっているのも事実です。

　まだ中間・期末テストには時間がある学校もありますがほとんどはこの中旬で終わりになってしまうようです。テスト対策については　http://mm.visia.jp/dozan/ をお読みください。詳細に書いてあります。

　さて、本日はハイブリッド授業についてお話をしたいと思います。ハイブリッドとはHV自動車と同じ意味なのですがガソリンと電気の異質のものを組み合わせたものです。授業ですから異質なものを組み合わせた授業といえます。実はこれの発祥は三重県と風の便りで聞きましたが本当かどうかは定かではないです。しかし、実際にHV授業が多く取り入れられていることは事実のようです。

　早い話集団塾は高すぎるのです。私から云えば半額でいいのはないでしょうか・・・。10,000円辺りが相場の気が致します。それを20,000円近くに付加価値を付けてもっともらしくしているわけですが価値観は個々に違うわけですから20,000円が100,000円だとしても個人的には問題はないわけです。集団塾は凡そ7人いればペイ出来るようです。ですが集団塾と云いましても徐々に郡部においても少なくなっています。今や都市部では個別指導ばかりで集団塾は大手の塾が僅かにやっているだけです。これはバブルの時期に団塊の世代が競争に勝ったことを前提にどんどん値上げをしていった結果なのです。ですから今の金額が高いという根拠はそこにあるわけです。従って昨年ごろから値下げをする大手の塾が目立ち始めました。

　「しかし、個別に比べて如何に集団塾が高いといってもお前さん方の方がはるかに高いじゃないか・・・」

　「ごもっともです・・・。金額に関しては返す言葉はありません・・・」

　ですから塾は経営面で云いますと殆ど人件費なのです。私共の社員は全員正社員ですと云っても殆どが契約社員であることは云うまでもありません。正直正社員の数で優劣を付けるものでもなく金額で優劣をつけるものでもありません。先程私が云いましたように価値観は個々に違うのですから・・・。

　しかし、週1回（90分授業×４）の金額が7,087円であったら個別の費用が高いと思いますか？長良教室＆芥見教室の1コマ90分の時間コストは7,087円なのです。基本的に土曜講座を含め週4回の方が多いですから×４となります。答えは週4回で28,350円（中学３年生の場合です）となるわけです。個別指導ですから指導形態は１：２～３人となります。ただこの金額は長良教室＆芥見教室の『土曜講座』が含まれています。また昨年の12月から『補習タイム』をオリジナルで導入しました。これは２０分間の延長になります。来た時にすでに問題には入って頂きますので実質は120分授業になります（延長分は無料です）。そうしますと基本的に週4回ですといくらになるでしょうか・・・。土曜講座には延長はありませんので計算は少々複雑ですが取り敢えず長良教室＆芥見教室ではこれをベースにしています。

　「個別ってどこも同じじゃん！」

　ならば集団塾や他塾の個別が真似をすればいのです。私たちも色々な情報を仕入れいいものはいち早く吸収させていただいています。ですから価値観は何度も云いますが個々に違います。物差しは自分の物差しで測っていますととんでもないことになる訳で同じ1メートルでも私の1メートルと他塾の1メートルは違うのです。そして評価は第三者がするわけでそれが生徒数になるのだろうと思います。

　何故、こんなことをHV授業の話の前に書くのかといいますと実はここが大事なところなのです。今や塾業界は大きな曲がり角に来ているのです。生徒を指導するに於いて一番の問題は生徒の集客なのです。ですからそれを費用だけでご判断される方もいるでしょうがそれはそれでいた仕方ないかと思いますし世の中アベノミスクと株価乱舞で景気がよさそうに見えますが所得がなにも上がらない。逆に国債の利回りが上がり住宅ローンの金利が上がり輸入品が上がるため6月から値上げラッシュになっています。輸出については円が100円から102円にかけて変動していますが為替差益で企業の利益が上がっている。これは85円で設定していますから当然出てくるのですが輸出は赤字ですから実質は何も利益はないのです。円高の時海外に日本企業は会社を建て現地生産に踏み切りましたのでTPPなんて全く自由貿易なんて聞こえはいいが有識者は殆どが反対しているわけです（TPPについてはまた話が長くなりますから後日にします）。

　ではHV授業とはどういうものでしょうか・・・。異質な者の組み合わせなのですから集団形態、個別形態、映像形態等の組み合わせということになります。
もっと正確に云いましょう。

　『個対数』

基本的には個＝数でなければ収益が出ないのです。塾も経営ですから大風呂敷を広げて何でもやります・・・サービスします・・・では潰れてしまいますし当たり前のことなのです。ですから個＝数にするにはどうするか。そしてコストを下げるにはどうするか・・・、集客するにはどうするか・・・。そこが問題なのです。

　ですから『集団塾＋個別指導』や『集団塾＋映像』など。そう云う意味では集団塾の方が危機感があるのかもしれません。生徒が少ないから普通二クラスが一クラスでしているなんてのがありますがもうそれは集団塾の態をなしてはいません。ですから以前も云いましたが１：２０でも個別指導と名前を付けている塾もあるのです。これは笑いごとではありません。その内ほとんどがそうなるでしょう。何故なら集団塾が個別指導をしているということがその証拠なのです。

　私たち明光義塾はどう云った方向に進むのかは正直私には分かりません。ただ言えることは「以前の教室長は良かったから生徒が多く集まった。しかし今度の教室長は駄目だから集まらない・・・」
　これは私は大いに間違いだと考えています。他のオーナーの皆さまにお叱りを受けるかもしれませんが誰が教室長になっても多少のブレはあるでしょうが大きく激変することは合ってはいけないことだと思います。人海戦術をとっていますとそうなるのです。会社では良く配置転換をしますが我々の世界ではなかなかそうもいきません。ですが誰がなっても生徒の集客について、指導方法については変わりはないというのが理想であります。その為にはシステムの統一化をすることが必要なのですが今は明光義塾と云うよりも学習塾業界そのものが再編を含め大きく変貌をしているようです。それはタブレットを使用した学習です。学校でもやっていますので今更なんて思いますがそれでも考え方、使い方によっては大きく変貌をすることでしょう。

　このHV授業は近い将来必ず表に出て来ます。すでに出て来ている塾も見受けられます。長良教室＆芥見教室は今その変貌の中で模索しながらHV授業を本格的に考えていこうと思っています。

　要は費用が安く個別に指導をしてもらいたい・・・。そして講師の質を上げNETを使った本格的なHV授業が一日も早く来ることを祈ってやみません。それまで長良教室＆芥見教室は何処にも負けない医大生を中心とした講師陣や質的な卓越した指導方法で成績を上げていきたいと考えています。

今日のYotubeは浜田省吾の『あれから二人』を選びました。　
http://www.youtube.com/watch?v=TgP0k_fIR08

＜今週の言葉＞
『人間にとって転んだことが恥ずかしいのではない。起き上がれないことが恥ずかしいことなのだ』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　三浦綾子「帰りこぬ風」から

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長良教室＆芥見教室
＜詳細＞
http://mm.visia.jp/dozan/

長良教室　058-210-1730
芥見教室　058-244-0170