★県立美術館
GWが続いています。明日まで続くようですが明光義塾長良教室&芥見教室では4日の土曜講座から始めています。他の教室はお休みの処もあるようですし明光義塾の場合は個々に異なります。つまり教室としての統一感はありません。従ってこれから出てくる夏期講習においても朝からやっている教室もあれば私どものように夕方のC・D(6:00~9:10)を基本にしている塾もあります。勿論始める時間もそれぞれ異なります。そういう中で私どもが個別指導でこれはおかしいのではないかと思い当初からあまり変えていないことがあります。それは講師の固定制であります。完全固定かといいますと完全ではありませんがほぼ変わりはないです。勿論講習期間は生徒の皆さんに合わすことは不可能ですからバラバラになりますがそれでもできるだけ近づけています。講師と生徒の距離感を無くすためです。
GWの2日(木)県立美術館に行ってきました。美術館のメーンはアートのビロンギングでありましたが私の目的はパプロ・ピカソの絵画でした。一部ルノアール絵も見ることが出来ました。私自身は絵画は好きで特に油彩が好きです。我が家のリビングにも教室にも油彩の絵を何枚か掛けています。キュビズムの作品は非常に私自身興味があって何処か共通するものがあるのです。ではキュビジズムとは何かといいますと20世紀に起こった芸日運動なのですがそれまでの写実的に書くことが重要であった絵画に対し幾何学的に変化させ構成した作品をいうのだそうです。これは一面から物事を見るのではなく幾何学的、多角的、多面的に見る芸術方法を取り入れた手法です。ですからピカソの絵は変な格好をした絵が沢山ありますが何も変ではなく点を強調していくのです。物事を一面だけで考え見て思い込むことは自分を追い込みます。しかし、多面的に見るキュビズムはそういうことを解決してくれます。手前みそになりますが私の作品集Ⅱに「朝子は鵜飼いの篝火にピカソを見た」という作品があります。実はこれを書いたのです。中身の詳細は避けますがamazon kindle、楽天koboの電子書籍では無料で読めます。機会があれば読んでください。私のGWは26年間で初めて休みましたがそれを見たことは収穫でした。
なぜこういうことを言うのかといいますと物の見方考え方はそれぞれ違いますね。よく多面性、多様性といいますが角度を変えて考えて答えが出ると嬉しいものです。答えは一択ではないということです。しかし、これは中学生までの勉強です。高校生は一択になります。数学の公式の選択能力が問われるのです。これが予備校の勉強の仕方というよりかテクニックといった方がいいかもしれません。
「これであっているのだからいいのでしょう?」
「うん、合っているけど間違ってるよ」
「何故?・・・・・・」
つまり高校生の場合今まで解いていた問題では話にならない、テストに通用しないのです。公式はどの公式を使うのか、最短に時間を掛けず解けるのはどの公式なのか・・・・。そう言うことが大事です。実はこれをMLBの大谷選手が各学校に配ったグローブで見事に指導した人が掲載されていましたのでここに紹介いたします。朝日新聞の記事です。https://news.yahoo.co.jp/articles/8c162cc3a807bfd8ebfbe1c03d0a4e0a6567223f
これを読んでいただければどうしてピカソのキュビズムや野球の話をするのかお分かりになるかと思います。つまりこれは講師の固定制について話をしていくうえでどうしてもお話しておきたかったあのです。個別指導塾に行っている方はいつも同じ先生ですか?担当は決まっていますか?特にあの先生は嫌だという場合は変更してくれますが我慢してやっていませんか?
私どもはこの変化に20年前に気が付きました。そこまでやる必要はない、誰がどうだこだというのは我儘だということもあるかもしれませんし現在でも固定制で実施している個別指導塾はそれほど多くはないです。私どもはこの不審なところで考えたのはアンケート形式でした。つまり担当の先生を生徒が評価する。成績が上がる上がらないに拘わらず自分に合っているかどうか・・・。講習時は生徒もバラバラなら先生もバラバラです。ですからよく他の先生でも問題はないのですが講習が終われば元に戻ります。アンケートは匿名でなく実名で頂きます。個人情報ですので講師の方に私琴は絶対にありません。全員提出にしています。例えばA先生がいいので私の曜日は全てあの先生にしてくださいと言いましても同じ先生になることは断じてないです。もしもあるならばそれは事情があるはずです。つまりそこに入れない先生が多いということです。時間帯で言えばCの早い時間に出て来ますが後の方でもあるかもしれません。講師の方は長良教室にしろ芥見教室にしろ医大生は半分見えますしフルに活動をして頂いています。芥見に関してはCの6時の時間では無理ですので最後の時間になります。従って高校生は最後の時間に指定して抱いています。
このようにしてA講師がBさんを担当していくら気に入っても物の見方は一方的です。ですから他の角度から話し方から見つめて頂くことに変化を見出すことが出来るのです。そしてそこに解けない問題の解答の感動があるのです。「野球やろうぜ」といって送ってきたグローブで初めてボールを受けた、捕った、投げたことは凄く感動的なことです。初めての経験で感動は問題が解けた時と同じ新鮮さであるのです。将に今まで諦めていたというか見ることも関心がなかったことがキュビズムによって新しいものを見出していくことが出来る。このことを皆さんに知って頂きたかったのです。
暑いお盛りになりました。修学旅行に行かれる3年生や部活動に勤しむ皆さんは体に注意をして頑張ってください。私どもも出来るだけ全力を挙げて進めていきますが来月には定例学習相談秋が始まりますし来週早々に「志望校判定模試」の解答が返却されて来ます。いい結果ですと嬉しいですね。
<今日の言葉>
「愚者は好んで過去のことを語る。賢者は現在を語る。未来のことを多弁に語るのは狂人だ」
フランス人
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長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170