★春季生募集ー4
3月7日の入試まで20日間を切りました。長良教室では入試直前講習が実施しています。芥見教室は24日(日)3月2日(土)の2日間午後2時から10時まで食事を挟み10時間の特訓を致します。気持ちは随分盛り上がっていますがこれを再度ギアUPさせていきます。生徒の心理状態は戦いの気持ちになっていきます。兎に角その日は中学3年生にとっては大変な日であり、また私どもの教室におきましても最後の集大成に向けています。
さて、先日2月15日の岐阜新聞の記事両面を使って堂々と掲載されました宮川サトシ(聡)君についてお話しておきたいと思います。『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った』が映画化され2019年2月22日(金)より岐阜県内一斉ロードショウーが始まることになりました。ともあれおめでとうございます。私もFacebookでお祝いを伝えましたが義理堅い彼は早速お礼のメールを返してきてくれました。是非時間のある方は見て欲しいと思い今日は少し彼との思い出を書いてみようと思います。
彼と出会ったのは芥見教室の講師として応募をしてきたのが切っ掛けです。彼は非常に英語の好きな方で英語は難しくはない易しいんだということを最初にちょっとオーバー気味に30分ほど話していました。それはオーバーでは彼にすればなかったのでしょうが当時は私の目にはそう映りました。その間5分ルールがありますので他の生徒を見てやる必要があるのでフォローしてたりしていましたが兎に角英語に関しては指導した生徒は洗脳されるように成績は上がって行ったことは事実であります。
彼は当時から病気を持っていましたがそれを苦にしない強さを持っていました。帽子を取って私に見せる姿は今も忘れることは出来ない一場面でした。その後私の補佐を随分としていただき私と彼との繋がりは私の弟の霊が繋いでいるのだと言っていました。彼には関ケ原にそう言うお友達がいたようですがどうもその辺はその関ヶ原の方にお会いしていないので分からないですが「よく眼鏡を外す方」という私の印象を当てたようです。その当時は漫画の話は余りしませんでしたし絵を描いていることも知りませんでした。ただノートの端っこに原作と似たような絵を見たことはあります。しかし、それで漫画家になったというには出来過ぎの話ですが彼にはまだまだ波乱万丈の世界があったようです。私の処を止める時亡くなられたお母さんからお電話を頂き止む無く病気のために塾を止めることになりました。それから数年後彼が再度教室を訪れてきたのです。それは塾をしたいので教えて欲しいということでしたが当時は芥見はダブついていましたので長良教室に行ってもらいました。そしてその後岐南町の方面で塾を開いていました。私は一度も彼の教室には顔を出さなかったのですがきっといい生徒を育てただろうと思います。そしてそれから十年近く経って「東京で活躍する岐阜人」というタイトルだったでしょうか。突然岐阜新聞の紙面に顔を出してきたのです。その時点でもうある程度有名になっていたようです。その時から映画化の話は合ったので知っていましたがまさかという気もありましたが本当に映画化にされました。
インタビューの中で一番大事にしているものは「人間臭さ」だと言っていますがそのことでは随分話をした思い出があります。ともあれ「次代のエースは君だ!」という考えは当時から互いに共有していたことは事実です。
そして、今尚私どもの人気講座「土曜講座」の発案者でもあったのです。当時100人越えしていた教室が3年生が去って一気に少なくなってしまったことに対応をどうするかということで考えたのがこの講座であったのです。ですから彼の置き土産かもしれません。そういう意味では何か不思議な縁を感じます。
2月22日からTOHOシネマズ岐阜/TOHOシネマズモレラ岐阜/イオンシネマ各務原/大垣コロナシネマワールド/CINEX/シネックスマーゴで上映されます。松下奈緒、倍賞美津子などの有名役者出演だそうです。この教室から飛び出した一人の男の生き様をまた感動を違う形で全国に発信していただいたことは多少なりとも縁がある私には嬉しいことです。
教室の方は今は入試の過去問題をやっている方や苦手科目の中でも特に苦手なところを再徹底演習をしているところです。今日チラシを配布いたしましたが内容は http://mm-homepage.com/dozan/ に書いてあります。是非お読みください。
また今回の中でZ会groupアオイゼミに関しましてはこのブログで数回書かせていただきましたが全生徒に無料配信を致します。この4月からお月謝の改定がございます(選択制で昨年の4月から変えている教室もあります)。安くなる場合もありますし高くなる場合もあります。しかし、お月謝に関しましては私どもFCでは何もできませんしいいなりになるしかありませんが私が教材として生徒の皆さんに映像を無料で配信することに関しては何ら問題はないと思います。何故ならアオイゼミに支払うお金は全て私の会社DOZANが支払うからであります。家庭学習を口酸っぱく言ってもやらない方はやりません。でもさせるように説得するのが私どもの役目ではないでしょうか・・・。だからBit・campusに関しましても現在1200円頂いていますが4月度からは完全無料となります。これは小学4年生から中学3年生まで使用できるかなり精巧な教材です。半面アオイゼミは偏差値55位からが対象となりますが動画配信と生ライブ授業ですので質問もできますしSNS的な要素もあります。授業を見過ごした方は後で何度でもPC,タブレット、スマホで見ることが可能です。またこのアオイは中学生・高校生対象です。高校生に関しましては高校1年生、2年生の通年用と受験生用に分かれます。生ライブは1年、2年生の通年用になり受験生は生ライブは今年から取りやめになりました。しかし、中学生・高校生共に全教科全科目ありますので何度でも見て欲しいと思います。受験生用にはZ会の問題もかなり入り込んでいます。いずれも週回数に関係なく配信いたします。これは創立20周年記念の一貫行事として始めました。先ほどお話しました土曜講座の様に定着することを願ってますがなかなかWEBの場合継続がされない欠点があります。そこでインストラクターをたてることで最初は形を早期に作りたいと考えています。
今回のお月謝の改定は実は他の教室の場合も同じかと思いますが岐阜市で言いますとFC教室は私の教室長良教室&芥見教室の2教室だけです。他は直営となりますが如何に付加価値を付け金額を安くし成績を上げていくことが出来るか・・・。それが20年間潰れることなく継続させていただいたお返しかと考えています。
「次代のエースは君だ!」のスローガンは私が考えた末、社訓の様に子供たちに言い伝えてきました。そして教室には「すべては心の持ち方次第である」という有名なウォルター・D・ウイントルの言葉を掲示しています。後は何もなく他塾から見れば殺風景かもしれません。しかし、指導者として「先生」と呼ばれる以上は責任があります。そう言う考えで今回最高20コマで小学生の講習費は2000円、中学生は4000円、高校生は5000円という破格な金額を提示させていただきました。但し、これは入会特典で講習のみの場合は通常の価格になります。
そんなことで今日は宮川君のことや春季生募集についてBit・campusやアオイゼミについて書かせていただきました。お電話は365日何時でも通じるようにしてあります。是非一度体験でもと思われる方は教室においでください。来る前にお電話を頂けると有難いのですが宜しくお願い申し上げます。
集団塾も今週、来週の土曜日辺りがクラス分けのテストでしょうか。どちらにしても大きい塾、小さい塾に拘わらずご自分に合った塾、指導方法がいいかと思います。この週は期末テストがは入ってきます。もうすでに終えた学校もありますが結果が出なかった方は一度教室まで相談に来てみてください。すでに来年の継続を約束した人や教材を渡された方は返却することも可能ですしご自分に合っている場合はそれを使用することも可能です。以前他塾を止めて塾に来られてその塾の教材を使用したのですが全部揃っていないのです。多分に全部返却せずに意地悪したと考えることが出来ます。同じものが私どもにはありましたので補充しましたがやはり面白くないのは同じ気持ちだろうと思います。だから私共長良教室&芥見教室は自分たちの考えを未来に向けて次代のエースを作っていきたいと考えているのです。
<今日の言葉>
『拳闘を始めて以来、日を重ねるに従って彼はこのスポーツに熱中した。打ち合う時のあの感動に加えて、試合の時に自分が孤りきりであるということが彼の気に入ったのだ。
その秋晩く行われた、ハイスクールの全国トーナメントに、比較的選手の少なかったフェザー級で、早くも竜哉は選手の一員として出場した。組み合わせの抽選で、彼は運悪く最初の試合に前年度の優勝者を引き当てた。不運に同情する僚友に彼は笑って言った。
「相手が強けりゃなお良いじゃないか。十中八九はかなわねえ奴でも、万が一二にはチャンスがあるんだからね。見ている方にはつまんなくたって、やるほうにとったらこんな面白い試合はないさ、やってみなけりゃわからねえよ、やってみなけりゃ』
石原慎太郎「太陽の季節」
<今週のYouTube>
寒暖の差が激しい毎日ですが確実に春が近づいてきています。
芹 洋子さんの『坊がつる賛歌』を選びました。爽やかな声が春の足音のようです。
https://www.youtube.com/watch?v=Xir6cC8m6qc
開設20周年記念!
春季生大募集!
<詳細>
http://mm-homepage.com/dozan/
長良教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170