☆夏本番!
高校野球の県予選がほぼ終わりに近づいています。汗と涙の感動がきっと自分の未来を作っていくのに如何に大事なことであったのかいづれ分かる時が来ると思います。私の高校も今年は特別優秀な生徒はいなかったのですがそれでも準決勝で敗れてしまいました。今年は第4シードでしたが次々上位校が敗れ期待を抱かせてくれたのですが最後は力尽きたようですがよく頑張ったと思います。残念!
夏期講習も7月度の講習は終わり4DYASは終わりました。しかし講習は今からが本番です。時間帯によってはまだ空きがあるところもあります。一度ご相談を下さい。部活で日に焼けた逞しい顔を見せながら通って来てる生徒を見ると私も年を忘れ夢中で泣き笑いの毎日を過ごし充実感を感じながらまた反面今後のことを考えますと不安も抱えながら日々を送っています。しかし私が不安になれば生徒諸君は余計に落ち込みますから強気で激励しています(笑)。
さて、立て続けに『特色化選抜』と『学力テスト』が発表になりました。29日、30日と岐阜新聞に詳細が書かれています。また入試情報は長良福光教室&芥見教室のホームページ http://mm.visia.jp/dozan/ の左側の『高校入試情報』をご覧ください。
最初に特色化選抜はやっと落ち着いたようです。毎年変わっていましたが今年は昨年度と同じ結果になっています。従って内申点が非常に大事になってきますが今からでも大丈夫です。12月上旬の三者面談までは大丈夫。もっといえば9月最初の実力テスト、二期生の学校では9月すぐにある期末テスト。そして三学期制の学校では二学期末の期末テストが大事です。先生はその時点でほぼ決めているはず。12月には滑り止めの私立を決めることが多いです。それにしても誰彼となく『私立に特大生で行ったら?』ってそれなんでしょうか・・・450点もある生徒に特大生で私立に行ったら?なんて先生何考えてんでしょうか?私立が悪いとは云いませんが本人は一生懸命に頑張って公立を目指しているのですからその気持ちを大事にしてあげないと。一般的に塾での評価はこの辺までは大丈夫ですとは云いますが学校の先生は2ランクは下げてきます。そこで生徒は悩み先生が云うのなら・・・となるのです。そのために岐阜新聞テストや私共の定例模試などで自分の位置を確認するのです。偏差値合格率80%で私共はしていますがテストの種類によっては60%位のが多いです。そうしますと合格率が高くなりますがここは落とし穴なのです。ですから実力テストや岐阜新聞テストの結果を教室長と相談をしてください。平均点があれば岐阜の私立高校なら問題ないです。ほぼどこでも大丈夫と思います。出席日数が大事ですので注意をしてください。
特色化選抜で『小論文』と『自己表現』について書いておきたいと思います。まず小論文は岐阜高校、岐阜北高、大垣北高、武儀高校などが隣接校も含めますと対象になっています。小論文は思考力や分析力、表現力が明示されて作文とは全く違います。従ってある程度やれば誰でも出来るようになります。またテーマも左程特殊なものは出ません。比率の高い岐阜高校でも一般的です。
また自己表現につきましては体験(ボランティア、生徒会活動)作品(美術、工芸など)特技(楽器演奏、スポーツなど)が対象とされます。商業科や工業科は生徒会の会長、副会長をしていればかなりの確率で合格しています。つまり簡単に云えば人材確保です。人気の生徒はそれなりのものがありますから将来もリーダーになり得る要素があるというわけです。それを最初から狙ってなる生徒もいますが普通科ではあまり期待はできません。学業優先です。
全国学力テストにおきましては色々意見があります。私にも言わせろ・・・ってことになりますがここでは一般的なお話に徹したいと思います。つまりコラムではありませんので自説は出来るだけ押さえておきたいのです(笑)。
岐阜県の中学3年生は全国平均を上回っていました。しかしA問題(基本)とB問題(応用)の格差が非常に大きくまた苦手な単元も明確になってきています。
平均正答率は以下のようになっています。
【小学校(国公私立)】岐阜新聞データー参照
全国平均 国語A B 算数A B
83.5% 78% 74.4% 49.6%
岐阜平均 83.2% 78.6% 72.8% 48.4%
【中学校(国公私立)】
全国平均 国語A B 数学A B
76.1% 66.5% 66.1% 45.2%
岐阜平均 77.5% 68.4% 67.7% 48.6%
以上が結果となっています。特筆すべきは中学3年生の数学のBは全国3位と云うことでしょうか。昨年まではほぼ全校が受験されましたが今回は抽出による調査でしたがあまり変わらなかったということです。参加校は岐阜県では小学校は42.6%。中学校は48.5%とのことです。
内容的には小学生の基礎知識の落ち込みが激しく漢字では読みが出来て書きが出来ない。文と文の接続助詞の使い方や資料、長文の分析力の弱さを見せています。また自分で文章の関連を記述することは正答率がやはり低く昨年と同じ結果がでていました。算数では分数、割合が分からない生徒が多く記述問題では話にならない結果が出ています。ゆとり教育の弊害でしょうか・・・塾の教材もかなり易しいのを使用しています。その結果です。私共は以前から難易度の高い教材を使用していましたがやはり間違っていなかったと思っています。図形の応用問題は中学生にも言えます。
其の中学生の国語は文の構成や伝えたい言葉の表現は出来ない。つまり自分の考えが書けない。教えられてことしかできない生徒が多くなっている気が致します。つまり自立心の心構えで自分で考える力の低下に繋がっているようです。それは夏目漱石の文章の中で比喩的な内容が理解出来るかの問題に対しては非常に正解率が低かったようです。数学におきましては円柱の体積の問題など公式さえ使えば左程難解な問題ではなかったのですが公式を上手く活用できた生徒と忘れている子がはっきりしていたようです。またグラフの関数が出来ない生徒が多いです。また図形の問題が出来ず正答率が低かったようです。つまり演習問題の量が少ないからだとおもいます。
実はこのブログにも以前書きましたが特色化の問題は関数と図形が3年連続で出題されています。こう云う実態ですから今年も同じような問題がでそうです。またグラフや表から読み取る力や記述問題に力をつけましょう。特色化選抜では隣接地域も受験できます。つまり西濃地区や美濃地区も岐阜の高校を受験が出来るわけです。その分非常に岐阜地区の普通科は激戦区となっています。難易度の高い問題に挑戦しないと出来る問題ばかりしていても効果はないです。優秀な生徒ほどレベルを上げてください。通常の塾では平均的な問題しかしませんから自分でレベルを上げるしかないですが明光義塾は先のブログにも書きましたが併塾も認めています。是非体験をしてみてください。
長くなりましたがブログの更新に特色化と学力テストについて思うがままに書いてみました。関心がある方は教室までお問い合わせください。
『幸福の便りというものは、待っている時には決して来ないものだ』
太宰 治
夏期講習まだ入会できます!
詳細はHP http://mm.visia.jp/dozan/
長良福光教室 058-210-1730
芥見教室 058-244-0170