おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

#WILLPOWER / will i am

2013-05-19 18:36:08 | Music
RAP

ブラック・アイド・ピーズ(BEP)の中心人物で、ラッパー&シンガーであり、プロデューサーのウィル・アイ・アム。
ギャングスタ系のラップはあまり好きではないが、ウィルのラップはポップで大好きだ。
もちろん彼のラップだけが好きなわけではなく、彼の作るポップなダンスナンバーだったり、プロデュースする作品全般が気に入っている。
なかでも彼のプロデュースしたセルジオ・メンデスの『Timeless』は、ボサノバとヒップポップを融合させた新たな作品として大好きなアルバムのひとつとなっている。

ご存知の通り、BEPは現在活動を中止している。
だからウィル本人のソロアルバムのリリースを待ち望んでいたのは自分だけではないだろう。
そしてやっとリリースされたのが本作『#WILLPOWER』だ。
前作ソロの『Songs About Girls』も持っているが、あまり気に入っておらず、数回聴いたきりでiPodにすら入っていない。

しかし、本作は最近のウィルらしい期待通りのエレクトロ・ポップなアルバムだった。
ブリトニー・スピアーズがfeat.されている「scream & shout」はすでに大ヒットしているが、エッジが効いたビートが小気味いい気持ちいい。
他にも強力なナンバーはあってジャスティン・ビーバーをfeat.した「#thatPOWER」もヘビーなビートが印象的だし、エヴァ・シモンズをfeat.した「this is love」はドラマティックなナンバーでなかなかいい。
エヴァはファーギーに雰囲気が近いような気がする。
他にもクリス・ブラウンをFeat.した「let's go」、マイリー・サイラスをFeat.した「fall down」もいいし、feat.無しの「Hello」もノリが良く気持ちのいい曲だ。
逆にこれはあまり好きでないという曲がほとんどない。
いずれもノリのいいポップなダンスナンバーだったり、エッジの効いたビートが心地よい曲ばかりだ。
基本的にウィルの曲はたくさんの音色をつかっているような曲はあまりなく、シンプルだがグルーヴ感に溢れている曲が多い。
しかしそこにキャッチーでポップなサビが乗っかっていて、このポップ感がウィルの最大の魅力だと考えている。

本作は最近のエレクトロ・ポップ路線を突き進むウィル好きには満足のいくアルバムだと思う。
まあ、『モンキー・ビジネス』や『エレファンク』の頃のBEPサウンドはもっと厚みがあって好きだったが、これはこれでありだな。
私は結構、気に入ってます。本作!


お気に入り度: 


will.i.am - Scream & Shout ft. Britney Spears


will.i.am - #thatPOWER ft. Justin Bieber


will.i.am - This Is Love ft. Eva Simons


最新の画像もっと見る

コメントを投稿