ROCK
今まさに昔解散したロックバンドの再結成ブームである。
海外ではクリームやレッド・ツェッペリンが再結成したし、ポリスは再結成のワールドツアーで来日もした。
日本ではXジャパン、ジュンスカイウォーカーズ、米米クラブなどの再結成が記憶に新しい。
個人的には好きだったバービー・ボーイズの再結成が非常に気になっている。
そしてもうひとつ、再結成を待ち望んだグループが奥田民生がメインボーカルだったユニコーンだ。
独特のユニークな歌詞と軽快なロックが特徴で結構好きだった。
「服部」というどこかのおじいさんのどアップ写真がジャケになってるアルバムもインパクトがあったし、坂上二郎さんがボーカルととっている曲があったりと遊び心があったバンドだ。
もちろん「働く男」、「大迷惑」、「すばらしい日々」、「雪が降る町」などヒットした曲はいい曲だった。
日本のバンドブームを語る上で欠かすことの出来ないバンドだったのだ。
そのユニコーンが全曲新曲のアルバムをひっさげて15年ぶりの再結成である。
テレビで再結成したユニコーンが出演した音楽番組を観た。
この時演奏したのはニュー・シングルの「WAO!」を除き、ほとんど昔の曲だった。
まあファンは昔ヒットした曲を再び聴きたいわけで、これは当然のことである。
そういう意味ではこのニューアルバムがどんな風になっているのかは全く計り知れなかった。
そしてついに手に入れた本作『シャンブル』は予想以上の素晴らしいアルバムだった。
40歳を越えて一皮も二皮も向けたおじさん達が織り成すロックはなかなか渋いです。
ニュー・シングルの『WAO!』はノリのいいロックンロールだが、ボーカルは奥田民生でなく、キーボードの阿部義晴だった。
ちょっと肩透かしを食らった感じだが、そのあたりがユニコーンなのかもしれない。
この曲、サビのボーカルの裏で延々とライトハンド奏法のギターが披露される。
最初はオヤっ、ここでライトハンドか!?と思ったけど、慣れるとこのサビの部分なかなか気持ちいいです。
阿部義晴は他にもアルバムトップを飾るスローな「ひまわり」やヘビーでズシーンとハートに響く「R&R IS NO DEAD」なども手がける。
なかなか素晴らしいメロディメーカーだと分かった。
これに奥田民生の作詞・作曲・ボーカルの曲が加わる。
彼が提供している曲はソロとあまり違いはなく、いつもの民生節が聴ける。
力は抜けているが、芯が通っているハードロックはどの曲もいい曲ばかりだ。
またこのアルバムではメンバー全員が作詞作曲を手がけていて、それぞれが最低1曲はリードボーカルをとっている。
これら全体が現在のユニコーンなのだ。
40過ぎのおぢさん達が楽しんで、リラックスして作ったアルバムという感じがひしひしと伝わってくる。
事実、初回生産限定盤にはこのアルバムのメイキング映像がついているが、全員が非常に楽しんでアルバム製作に取り掛かっていることがよーくわかる。
やはりファンなら、迷わずこちらのDVD付きのバージョンを購入することをオススメする。
さて、おやぢとなったユニコーンのサウンド、あなたにはどう写るかな?
お気に入り度:
今まさに昔解散したロックバンドの再結成ブームである。
海外ではクリームやレッド・ツェッペリンが再結成したし、ポリスは再結成のワールドツアーで来日もした。
日本ではXジャパン、ジュンスカイウォーカーズ、米米クラブなどの再結成が記憶に新しい。
個人的には好きだったバービー・ボーイズの再結成が非常に気になっている。
そしてもうひとつ、再結成を待ち望んだグループが奥田民生がメインボーカルだったユニコーンだ。
独特のユニークな歌詞と軽快なロックが特徴で結構好きだった。
「服部」というどこかのおじいさんのどアップ写真がジャケになってるアルバムもインパクトがあったし、坂上二郎さんがボーカルととっている曲があったりと遊び心があったバンドだ。
もちろん「働く男」、「大迷惑」、「すばらしい日々」、「雪が降る町」などヒットした曲はいい曲だった。
日本のバンドブームを語る上で欠かすことの出来ないバンドだったのだ。
そのユニコーンが全曲新曲のアルバムをひっさげて15年ぶりの再結成である。
テレビで再結成したユニコーンが出演した音楽番組を観た。
この時演奏したのはニュー・シングルの「WAO!」を除き、ほとんど昔の曲だった。
まあファンは昔ヒットした曲を再び聴きたいわけで、これは当然のことである。
そういう意味ではこのニューアルバムがどんな風になっているのかは全く計り知れなかった。
そしてついに手に入れた本作『シャンブル』は予想以上の素晴らしいアルバムだった。
40歳を越えて一皮も二皮も向けたおじさん達が織り成すロックはなかなか渋いです。
ニュー・シングルの『WAO!』はノリのいいロックンロールだが、ボーカルは奥田民生でなく、キーボードの阿部義晴だった。
ちょっと肩透かしを食らった感じだが、そのあたりがユニコーンなのかもしれない。
この曲、サビのボーカルの裏で延々とライトハンド奏法のギターが披露される。
最初はオヤっ、ここでライトハンドか!?と思ったけど、慣れるとこのサビの部分なかなか気持ちいいです。
阿部義晴は他にもアルバムトップを飾るスローな「ひまわり」やヘビーでズシーンとハートに響く「R&R IS NO DEAD」なども手がける。
なかなか素晴らしいメロディメーカーだと分かった。
これに奥田民生の作詞・作曲・ボーカルの曲が加わる。
彼が提供している曲はソロとあまり違いはなく、いつもの民生節が聴ける。
力は抜けているが、芯が通っているハードロックはどの曲もいい曲ばかりだ。
またこのアルバムではメンバー全員が作詞作曲を手がけていて、それぞれが最低1曲はリードボーカルをとっている。
これら全体が現在のユニコーンなのだ。
40過ぎのおぢさん達が楽しんで、リラックスして作ったアルバムという感じがひしひしと伝わってくる。
事実、初回生産限定盤にはこのアルバムのメイキング映像がついているが、全員が非常に楽しんでアルバム製作に取り掛かっていることがよーくわかる。
やはりファンなら、迷わずこちらのDVD付きのバージョンを購入することをオススメする。
さて、おやぢとなったユニコーンのサウンド、あなたにはどう写るかな?
お気に入り度:
こういうおぢさん達がいてくれることが嬉しいです。
コメント並びにTBありがとうございました。
おぢさんとなったユニコーンのメンバーが、わいわいと楽しげにアルバムを作っているメイキングは見ごたえありました。
なんか観てて、ついうれしくなっちゃいました。
いまや自分自身もおぢさんなので、今のユニコーンはサウンドもメイキングもすごく刺さりました。