おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

東京スカパラダイス国技館&東京スカパラダイス体育館 LIVE DVD

2011-02-13 23:52:06 | Music
SKA

東京スカパラダイスオーケストラの20周年を飾る「東京スカパラダイス国技館」と21周年のキックオフとなる「東京スカパラダイス体育館」という 2本のライブを完全収録したDVDがリリースされた。
実は「東京スカパラダイス体育館」には参戦してきたが、アニバーサリーにふさわしい素晴らしいライブだった。
残念ながら行けなかった「東京スカパラダイス国技館」も気になっていたし、「東京スカパラダイス体育館」の興奮を再び味わいたいと思っていた。
だから二つのアニバーサリー・ライブが収録されたDVDのリリースはそんな自分に打ってつけだった。
結局、ちょっと高かったが、特典映像DVDも1枚追加されている初回限定盤を購入した。

収録されている曲は、両ライブ合計でなんと50曲!
当日演奏された曲はすべて収録されているのだ。
「東京スカパラダイス国技館」は今までにリリースしたアルバム全般から選曲し、「東京スカパラダイス体育館」の方はアルバム『WORLD SKA SYMPHONY』を中心に構成されたものだ。
ダブっている曲もあるが、異なるセットリストに基づき、違う演出がされているので、全く別のライブとして素直に楽しめた。

さて、「東京スカパラダイス国技館」は大相撲の聖地、両国国技館で2010年3月27日に開催されたライブだ。
本来土俵がある場所に設置された360度回転するステージと全方向にいる観客という構図が印象的。
時々見える優勝力士の額と力士名が入った取組みの勝敗ランプとのアンマッチが逆にとても新鮮な感じがする。
通常4名で座る升席は1升/2名で配置されており、スカパラのロゴ入り座布団がセットされていた。
なお初回限定版にはこのブルーの座布団のミニチュアが入っていた。

アニバーサリー・ライブなので、ゲスト・ボーカルが来るのではないかと観客も期待していたハズだ。
奥田民生がボーカルを取った「美しく燃える森」がインストルメンタルで演奏され、アンコールに入ってもゲストが登場せずガッカリしていたかもしれない。
しかし、アンコールの2曲目で「流星とバラード」のイントロが流れ、奥田民生が颯爽と登場し、民生節を聞かせてくれた。
しかも田島貴男が歌った「めくれたオレンジ」も歌うというサプライズ付きで。
うーん、ニクイ演出だな。

両国国技館はそう大きなハコではないので、どの席からでも結構ステージが近く感じる。
また360度回転ステージだったので、ちょっと観ていてうらやましかった。
やはりこちらもがんばってチケットを取るべきだっか・・・。


「東京スカパラダイス体育館」の方は前述の通り参戦したライブなので、あの興奮をもう一度という感じで観た。
こちらは2010年4月24日に東京体育館で開催されたものだ。
当日の席は2階の後方だったし、モニターもなかったので、ステージ上の詳細はよく分からなかった。
だから、こちらも結構楽しんで観る事が出来た。
スカパラの緩急を織り交ぜた熱のこもった演奏と、より一層観客を盛り上げるゲストのパフォーマンス。
いやぁ、あらためてスゴイライブだったなぁと実感しました。

しかしあの広い東京体育館の満員の観客が踊っていたり、ジャンプするカットなんか圧巻だね。
谷中さんのお約束フレーズのように、戦うように楽しめました!


特典映像のDVDには両ライヴやヨーロッパツアーのオフショットやリハーサル風景収録した映像が収録されている。
メンバーが映像を見ながら解説し、おもしろエピソードを披露しているので、結構楽しめました。


さて、スカパラのライブDVDはしばらく出てなかったので、最近のスカパラのライブを観たかった人は多いのではないかな。
自分もそんなファンの一人だが、このライブDVDは間違いなくオススメです。
もちろんスカパラファンでなくても、このDVDはオススメできる作品です。
ちなみに amazon を確認したが、初回限定版はすでに無いようだ。
マーケットプレイスでは結構なプレミアがついて、売られていた。
通常版は特典映像DVDがないが、初回限定版よりも安いのでこちらももちろんオススメです。



お気に入り度: 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿