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ロマン・リローデッド / ニッキー・ミナージュ (Pink Friday : ROMAN RELOADED/NICKI MINAJ)

2012-05-20 21:41:38 | Music
RAP & R&B

ニッキー・ミナージュの待望の2作目となるアルバム『ロマン・リローデッド』がリリースされた。
超人気の女性ラッパーであり、歌ものもグッドなアーティストだ。
ニッキー・ミナージュといえばビッグネームとのFeaturingでの活動が目立っている。
個人的にはウィル・アイ・アムとのコラボの「Check It Out」が大好きだし、最近では本作にも収録されているデビッド・ゲッタとのコラボなんかもいい。
前作は聴いていないが、気になるアーティストなのでオーダーしてみた。

収録曲は22曲、収録時間は79分とお買い得な感じ!
最初の 6曲はラッパーとしてのニッキー節を聴かせる曲が続く。
1曲目の「ロマン・ホリデー」は今年のグラミーでパフォーマンスをした曲だ。
エクソシストをモチーフにしたステージで、予想通りカトリック教会から批判を浴びた曰く付きの曲だ。
その後は単調な繰り返しリフにラップを乗せる曲が続き、個人的にはちょっと退屈な感じ。

しかし、7曲目以降はガラリと雰囲気が変わる。
R&B やポップ、エレクトロ/ハウス等をバックに、ラップを乗せたり、彼女のボーカルを入れたりしている。
ここからはバラエティに富んでいて、かなり気に入っている。

7曲目の「チャンピオン」は R&B 調の曲で、NAS、ドレイク&ヤング・ジージーをゲストに迎えている。
次の「ライト・バイ・マイ・サイド」はクリス・ブラウンとのコラボで、皮肉にもリアーナっぽい感じの曲だが、なかなかいい曲だ。

9曲目の「セックス・イン・ザ・ラウンジ」にはリル・ウェインとボビー・VがFeaturingされている R&B 調のミディアム・バラードでこれまたいい。

この流れで、リードシングルの「スターシップ」に続く。
この曲はとてもポップで、キャッチーな曲で、「スーパー・ベース」に近い雰囲気を持った強力なナンバーだ。

11曲目の「パウンド・ザ・アラーム」からは14曲目の「ビューティフル・シナジー」までは怒涛のヘビービートが続く。
いずれもいいが、特に13曲目の「Automatic」はエッジーでクール!

15曲目から18曲目までは再びミディアムテンポの R&B 調の曲が続く。
15曲目の「マリリン・モンロー」はピアノで始まるミディアムテンポのバラードで、彼女の歌い上げ系のボーカルが楽しめる。
うん、この曲もいいね。

18曲目の「ガン・ショット」にはゲストでビーニ・マンが加わる。
ワイクリフ・ジョンにも似た雰囲気のビーニ・マンの味のあるボーカルが印象的で、この曲もグッドです。
19曲目の「ステューピッド・ホー」はラップ押し。
20曲目はデヴィッド・ゲッタの『ナッシング・バット・ザ・ビート』にも収録されている「ターン・ミー・オン」。
特にリミックスが加えられているわけでなく、同じバージョンが収録されている。
その後の曲も息切れ無しで最後まで続いていく。

うーん、このアルバムから何曲シングル・カットされるんだろうか?
そう思うくらいにいい曲満載のアルバムに仕上がっている。
流石、ニッキー、今年も彼女の活躍から目が離せない。



お気に入り度: 


Nicki Minaj - Starships (Explicit)



David Guetta - Turn Me On ft. Nicki Minaj



Nicki Minaj - Beez In The Trap (Explicit) ft. 2 Chainz



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