第55回グラミー賞授賞式

WOWWOWで生放送された世界最高峰の音楽の祭典、第55回のグラミー賞授賞式を観た！
例年は平日月曜日の午前放送のため生では観れず、夜に再放送されるダイジェスト版を観ていた。
今年は祝日と重なったので、生放送で楽しむことが出来た。

やあ、なかなか良かったですね。洋楽好きにはたまらない！
賞取りレースの行方も気になってたし、ステージで披露されるライブパフォーマンスも楽しみだった。

今年のライブパフォーマンスで良かったのが、レゲエの神様ボブ・マーリーに捧げたトリビュートステージ。
まず自らのアルバムでレゲエの曲が多いブルーノ・マーズが、現在ヒット中の「Locked Out Of Heaven」を披露。
この曲、実にポリスっぽい曲なのだが、2コーラス目でスティングがベースを持ってステージに登場しリードヴォーカルを取った！
しかし、違和感が全く無し。
おぉ、こんなのグラミーじゃなけりゃ、観れないコラボなんじゃないの！？
その後、やはりレゲエ調の曲が多いポリスの「Walking On The Moon」をコラボで披露。
そしてリアーナ（やはりレゲエ調の曲が多い）とボブ・マーリーの息子、ダミアン・マーリーが加わり、ボブ・マーリーの「Could You Be Loved」をパフォーマンス。
個人的にはこれが本日のNo.1ライブだった。

他にもUKのフォーク・シンガー、エド・シーランとエルトン・ジョンのコラボも印象的だった。
アコースティックギターとピアノで、エドのノミネート曲「The A Team」を披露。
なんでもエルトン・ジョンからエド・シーランにコラボを申し出たとのこと。
この曲、気に入っている曲なので、すごく嬉しかった。

他にも Fun. のずぶ濡れステージやザ・ブラック・キーズとドクター・ジョンのコラボ！、ジャック・ホワイトの白熱のステージも印象的だったし、ミゲル＆カリファの R&B/HIP HOP コラボも良かった。
またジャスティン・ティンバーレイクがタキシードでおしゃれに決め、新曲「Suit & Tie」をジェイ・Zとのコラボで披露したステージもとてもクールだった。
なって言ったってプレゼンターのビヨンセとエレン・デジェネレスが、興奮してジャスティンのステージ紹介をしていたのが印象的だった。
いやぁ、カッコ良かったです。はい。

他にもオープニングを飾ったテイラー・スィフトのパフォーマンス、マルーン５とアリシア・キーズのコラボなんかも良かったです。
やっぱりグラミーならでは豪華な夢のステージはどれも素晴らしい。

さて、気になる主な受賞の結果は以下の通り。

RECORD OF THE YEAR（年間最優秀レコード）

ゴティエ(Feat.キンブラ) / サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ

ALBUM OF THE YEAR（年間最優秀アルバム）

マムフォード＆サンズ / バベル

SONG OF THE YEAR（年間最優秀楽曲）

Fun.(Feat.ジャネール・モネイ) / ウィ・アー・ヤング

BEST NEW ARTIST（最優秀新人賞）

Fun.


BEST POP SOLO PERFORMANCE（最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス）

アデル / セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン

BEST POP VOCAL ALBUM（最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム）

ケリー・クラークソン / ストロンガー

BEST ROCK PERFORMANCE（最優秀ロック・パフォーマンス）

ザ・ブラック・キーズ / ロンリー・ボーイ

最多６部門にノミネートされた Fun. が主要４部門を取るかと思ったけど、マムフォード＆サンズが年間最優秀アルバムを受賞したのは予想外だった。
UKのバンドとは言え、カントリーのアルバムはアメリカでは根強い人気があることを思い知った。
また、年間最優秀レコードもゴティエではなく、Fun.になるかな？と予想していた。
ゴティエの「サムバディ・ザット・アイ・ユースト・トゥ・ノウ」は2012年の世界年間 No.1シングル。
一方、Fun. の「ウィ・アー・ヤング」は2012年の全米年間 No.1シングル。
やっぱり地元 No.1の方が強いかなと思ったが、見事ゴティエが受賞。
個人的にはこの曲、大好きなので嬉しい予想外しだった。

さて、今夜はダイジェスト版の授賞式をもう1回観ようっと。
それから気になったアーティストのアルバムはチェックしないとなぁ。
とりあえず、ザ・ブラック・キーズとフランク・オーシャン、Fun.あたりか。
ジャスティン・ティンバーレイクのニュー・アルバムも気になるなぁ。


グラミー賞　受賞結果(Grammy.org)


2013 Grammy Nominees (グラミー・ノミニーズ2013)