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くらやみ祭 / 府中・大国魂神社

2007-05-06 00:13:54 | Spot
府中最大のイベントである「くらやみ祭り」に出かけた。
大国魂神社の例大祭とも言われるくらやみ祭りは、4月30日の品川海上禊祓式(汐汲み・お浜降り)から始まり、5月6日の鎮座祭で終わる。
例大祭としては期間が長いが、一番盛り上がるのはゴールデンウィークで連休となる5月3日~5月5日だ。
この期間はいろいろと神事、イベントなどもあるし、神社境内にはたくさんの露天が出る。

特に今日は祭りのクライマックスの日でもあり、幸い天気にも恵まれた。
今年も神社の境内はたくさん人々であふれかえっていた。
地元の人や観光客、はっぴを纏い祭りを守り立てている人達。
お囃子の音、露天の呼び込みの声、おいしそうな食べ物の匂い・・・。
なぜお祭りはこうも人々をウキウキとした気分にさせるのだろう。
まずは本殿にてお参りをし、境内を散策する。
ちょうど無形文化財の能の舞が披露されていて、しばし鑑賞。



その後、境内に処狭しと並んだ露天を見て回る。
初詣の時は基本的に参道の両脇に並ぶ露店だが、くらやみ祭りでは参道以外の境内のいたるところにひしめいている。
参道にはたこ焼き、わたあめなどの食べ物系露天が多いが、裏に入ると射的などの遊戯もの、植木の即売もあった。
なかには怪しげなお化け屋敷もあり、見て回るだけでも楽しい。
そういえば幼い頃、田舎の大社のお祭りで見世物小屋に入った事を思い出した。
あの頃はちょっと怖い感じがしたものだが、今見るとちょっと滑稽な感じすらする。
なんかなつかしい。

ちょっと大きめな軽食が取れる小屋で焼き鳥をつまみにビールで一休み。
これだけ大きな露天だとショバ代はいくらぐらいなんだろうか?
多少価格が高くても次から次へと人が出入りするのでそれでも儲かるだろうな。

一方、参道では神輿・太鼓の通る道をお祓いして歩く儀式が始まっていた。
はっぴを着た人たちがリズムに合わせて竹を参道に叩く事により道を清めているらしい。



その後、直径2mの大太鼓が登場。
この太鼓の低い音はズシンと腹に響き、空気が揺れているのが分かる。
府中の祭りでは御馴染みの大太鼓だ。

このあと神輿が登場するのだが、疲れたのでここで帰ることにした。
うーん、ゴールデンウィークも明日で終わりか・・・。
今年は遠出はしなかったので、のんびり出来た連休だった。
残された1日ものんびりと過ごすぞぉっと。


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