伊豆の土肥温泉に行ってきました。

母の喜寿のお祝いに温泉に行こうということになった。
候補地を探す上で検討した条件は、実家の沼津から遠くないことと部屋に露天風呂がついていること。
それからもちろんリーズナブルな価格であること。
箱根、熱海、修善寺、天城等いろいろとある候補地の中で、部屋に露天風呂付きでリーズナブルとなると候補はそう多くない。

いろいろと探した結果、決めたのが実家から車で1時間くらいの土肥温泉の『土肥　海花亭　いずみ』。
ここの露天風呂付き個室は眼下に駿河湾を見下ろせる眺望が特徴で、源泉掛け流しだ。
大浴場は温泉だが、部屋付き露天は源泉掛け流しではないというケースも結構あった。
せっかく母に温泉を楽しんでもらいたいので、やはり源泉掛け流しの方がいい。
価格もリーズナブルだったのが決め手となった。
母と妹夫婦とうちの家族の合計 6名で予約した。

ホテルについて案内されたのは和室が 2部屋付いた部屋。
ゆったりとして広めの部屋だ。
曇り時々雨のあいにくの天気だったが、部屋は海に面していて眺めがいい。



すぐ前に清水～土肥間のカーフェリーの発着場があり、到着時には汽笛が聞こえたりして、港の雰囲気を盛り上げる。

そして部屋についている露天風呂も下記のようで、なかなか良し。



ホームページの写真を見る限りでは部屋から露天風呂が丸見え？のように見えていたが、部屋か仕切られていてプライベートはきちんと確保されている。
土肥港を見下ろせるこちらの眺めも良い。
予約制の貸切露天と違って、部屋を出ずにいつでも気軽に入れるのがいい。
源泉掛け流しだが、源泉の温度は52℃とのことなので、水で薄めないと熱くて入れなさそうだ。

もちろん同じく海に面した大浴場もあるので、気分でどちらかを選べる。
近くを散歩したあと、大浴場で汗を流した。
そう混んでいなかったので、ゆったりと温泉を楽しむことが出来た。
こちらにも海を見渡せる露天風呂がついている。

さて、夕食はかなり豪華な海の幸が、部屋のテーブルに並んだ。



舟盛りには金目鯛、伊勢エビ、甘エビ、アジが並ぶ。
いずれも新鮮でとてもおいしい。
ほかに個別にまだ動いているあわびが着き、こちらは焼いてレモンをかけていただく。
これらの海の幸を中心としたおかずでおなかいっぱいとなり、ご飯を食べる前におなかいっぱいとなった。

仲居さんも気さくでなかなか感じの良い方で、夜食用におにぎりを作ってくれたりした。

昨夜はサッカーワールドカップの日本 vs オランダ戦が放送されていた。
おいしい食事に舌鼓を打ちながら、家族団らんで観戦した。
食事後は布団を敷いてもらったので、寝転びながら日本を応援。
結果は 0 対 1 と負けてしまったが、なかなかいい試合だった。
アルコールも入っていたので、そのまま割と速い時間に床についてしまった。

朝食も和食だったが、アジの干物が脂がのっていて、とてもおいしかった。
あっという間の１泊温泉旅行だったが、とてもゆったとくつろげた。
価格は他と比べてもリーズナブルだったけど、ホテルのホスピタリティもいいなかなか良い宿でした。

旅館のすぐ近くにセブンイレブンもあり、何かと便利な場所だった。

なお、すぐ近くに土肥金山もあり、大きな土産物屋もある。
後から知ったが、本日土肥金山の来場者が200万人に達したと、ローカルニュースで報じられていたようだ。
土産物屋には寄ったが、今回は土肥金山は見学しなかった。
見学してたら、記念すべき200万人目になっていたかも知れない！？

母も喜んでくれたようで、良かった。
妹夫婦も一緒に泊りがけで温泉というのは初めてだったが、楽しい時を過ごせた。
天気がよければ、いうこと無しだったが贅沢かな？
なにはともあれ、いい休日だった。


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