おやぢタイプ

音楽とマラソンと、時々、映画と府中

東北地方太平洋沖地震

2011-03-13 23:52:55 | Diary
2011年3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生した。
都内のビルの16Fにあるオフィスの揺れはかつてない程、凄い揺れだった。
携帯電話も固定電話も全く繋がらず、家族の安否確認もままならない。
JR、私鉄、東京メトロ等すべての電車が運行を停止し、歩道には歩いて帰宅する人々の群れが延々と続いた。
やっとカミさんからメールで無事が確認出来て一安心。
結局、自分も青山から府中までを歩いて家に向かうことにした。
凄く遠いように思ったが、Google Mapによると20Km超ぐらいだ。
ちょうどハーフマラソンぐらいの距離かと思えば、そうたいした事はないだろう。

途中、青山通り沿いのディスカウントストア「オリンピック」では自転車を買い求めている人が多数いた。
きっと長距離通勤の方だろう。
コンビニに寄ったが、おにぎり、パンなどはすべて売り切れ。
幸いにして、渋谷の「すき家」に席が空いていたので、そこで牛丼を食べることが出来た。
しかし、その後すぐに店内は埋まり、多くの待ち行列が出来た。
タイミング、良かったなぁ。
エネルギーの補給が出来たので、長距離も元気に歩けそうだ。

時々、iPhone の Google Map でルートを確認しつつ、iPod nano でFMの地震情報を聴きながらひたすら歩いた。
何度か自宅にも電話をし、やっと電話が繋がり、カミさんと話すことも出来た。
途中、ラジオで京王線が全線運行開始したと聴き、仙川駅からは電車に乗ることが出来た。
結局、午後6時半ごろオフィスを出て、深夜0時過ぎに自宅に到着した。

しかし、その後のテレビの報道で太平洋側の東北地方の津波による悲惨な被害をみて、絶句してしまった。
車や家までも津波により流されている。
町ごと消滅してしまったところもいくつかあり、あまりにも酷い災害だ。
しかも被害はかなり広範囲にわたっている。

日曜日にスーパーに買い物に行くと、水やカップめんや保存がきく食料、米、パンなども売り切れていた。
ガソリンスタンドにもガソリンが売り切れという異常事態になっている。
ガソリンの供給がしばらく止まり、配送に影響が出るとスーパーやコンビニにも売るものがないという状況が続くかもしれない。

また12日午後、福島第1原発で爆発があり、第1原発と第2原発周辺には避難指示が出ている。
当然、電気の供給量が減るわけで、政府の発表では4分の1は不足するとのことだ。
そしてグループ分けによる3時間毎の計画停電が明日より実施されることになった。
京王線も運行本数を半分に減らし、調布より先の八王子方面、橋本方面は時間によっては運休するとの発表もあった。
明日から仕事だが、当面混乱が続くだろう。
しかし、不便だろうが、我慢するしかない。
いま食べるものも暖を取ることもままならない東北の被害にあわれた方々を思えば、非常に恵まれている。
自分達が今何をしなければいけないのか、何が出来るのかを考えよう。

かつて経験したことの無いような未曾有の大災害。
しばらくは不便な日々が続きそうだ。


今回被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
また皆様の安全と、一日も早い復興をお祈り申し上げます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿