TVドラマシリーズ CSI:5 科学捜査班の最終話として、映画界の鬼才クエンティン・タランティーノが監督を手がけたエピソードがWOWWOWで放送された。
「CSI"12時間"の死闘」と題されたこのエピソードは、タランティーノが原案も提供している。
タランティーノ・ファンにとっても映画「キル・ビル2」以降の待望の新作となる。
通常1話45分完結のエピソードだが、今回はスペシャルとして前編・後編の2話に分けて放送された。
以前にもCSIについては何度か書いているが、これについては感想を書かずにいられない。
いやー、期待を裏切らない出来で、ハラハラ、ドキドキの連続だった。
CSI捜査官のニックが誘拐され、生きたまま箱にいれられ埋められてしまう。
仲間の救出のためCSIの捜査官、ラボの分析官達が見事なチームワークで彼の救出にあたる。
おやっ、以前にもそんな話あったよなぁ・・・。
そうタランティーノは「キル・ビル2」でも主人公のユマ・サーマンを棺桶に入れて生き埋めにしている。
「キル・ビル2」とCSI:5のこのエピソードのどちらが早かったのかはわからないが、(たぶんCSI:5の方が後だろう。)、狭く暗い空間に閉じ込められる恐怖を見事に描いている。
しかもこの恐怖、次から次へと容赦なくニックを襲っていく。
考えただけでも寒気がする残酷な試練だ。
残されたわずかな手がかりを追って捜索にあたるが、前編の終わりで絶望的な状況に追い込まれてしまう・・・。
しかし絶望と思われた状況から、重要な手がかりが浮かび上がってくる。
そうすべてが緻密に仕組まれた複線なのだ。
タランティーノの原案に基づく本エピソードの脚本はすごく良く出来ていて、最終回を飾るにふさわしい。
最後の最後まで気が抜けない展開だ。
タランティーノの監督作品となると明らかにいつものCSIとは雰囲気が違う。
前編の最初からしてタランティーノの臭いがプンプンする。
演出に使う曲は非常に特徴があり、効果的な歌詞だったり、曲調だったりするものを好んで選んでいる。
このエピソードでも彼らしい演出で、効果的な曲を使った演出をしている。
またグロなブラックユーモアにあふれた場面もあり、このあたりの評価は分かれるところだと思う。
とはいえこのあたりも含めて、非常にタランティーノらしい作品になっている。
ニックのニックネーム(おやぢギャグではない!)が何故かわからないが、"ポンチョ"であることがなにげに明かされるが、これまた演出上は重要なポイントだったりする。
映画のタランティーノ作品はかなりのハードバイオレンスだったりして、好き嫌いが分かれるが、このエピソードはCSIのファンの期待を裏切らない素晴らしい作品だ。
また映画と同じレベルのクオリティを持っているエピソードだった。
CSI:5はこのエピソードで終了だが、次のシーズンとなるCSI:6にも期待したい。
「CSI"12時間"の死闘」と題されたこのエピソードは、タランティーノが原案も提供している。
タランティーノ・ファンにとっても映画「キル・ビル2」以降の待望の新作となる。
通常1話45分完結のエピソードだが、今回はスペシャルとして前編・後編の2話に分けて放送された。
以前にもCSIについては何度か書いているが、これについては感想を書かずにいられない。
いやー、期待を裏切らない出来で、ハラハラ、ドキドキの連続だった。
CSI捜査官のニックが誘拐され、生きたまま箱にいれられ埋められてしまう。
仲間の救出のためCSIの捜査官、ラボの分析官達が見事なチームワークで彼の救出にあたる。
おやっ、以前にもそんな話あったよなぁ・・・。
そうタランティーノは「キル・ビル2」でも主人公のユマ・サーマンを棺桶に入れて生き埋めにしている。
「キル・ビル2」とCSI:5のこのエピソードのどちらが早かったのかはわからないが、(たぶんCSI:5の方が後だろう。)、狭く暗い空間に閉じ込められる恐怖を見事に描いている。
しかもこの恐怖、次から次へと容赦なくニックを襲っていく。
考えただけでも寒気がする残酷な試練だ。
残されたわずかな手がかりを追って捜索にあたるが、前編の終わりで絶望的な状況に追い込まれてしまう・・・。
しかし絶望と思われた状況から、重要な手がかりが浮かび上がってくる。
そうすべてが緻密に仕組まれた複線なのだ。
タランティーノの原案に基づく本エピソードの脚本はすごく良く出来ていて、最終回を飾るにふさわしい。
最後の最後まで気が抜けない展開だ。
タランティーノの監督作品となると明らかにいつものCSIとは雰囲気が違う。
前編の最初からしてタランティーノの臭いがプンプンする。
演出に使う曲は非常に特徴があり、効果的な歌詞だったり、曲調だったりするものを好んで選んでいる。
このエピソードでも彼らしい演出で、効果的な曲を使った演出をしている。
またグロなブラックユーモアにあふれた場面もあり、このあたりの評価は分かれるところだと思う。
とはいえこのあたりも含めて、非常にタランティーノらしい作品になっている。
ニックのニックネーム(おやぢギャグではない!)が何故かわからないが、"ポンチョ"であることがなにげに明かされるが、これまた演出上は重要なポイントだったりする。
映画のタランティーノ作品はかなりのハードバイオレンスだったりして、好き嫌いが分かれるが、このエピソードはCSIのファンの期待を裏切らない素晴らしい作品だ。
また映画と同じレベルのクオリティを持っているエピソードだった。
CSI:5はこのエピソードで終了だが、次のシーズンとなるCSI:6にも期待したい。
最終回、見ごたえありましたね。
やはりグリッソムが活躍すると番組もビシっとしまります。部下に対する深い愛情が垣間見えたエピソードでもありました。
今週から始まるマイアミ4も楽しみですね。