▼中国の恐るべき現状についてすこしでも関心のある方は、習近平国家主席がミャンマーを訪れ、アウン・サン・スー・チー国家顧問と会談して33もの合意文書を結んだというニュースに「あれ? これは大丈夫か。ミャンマーも中国の物になってしまうのか。それとも・・・」と心配になったのではないでしょうか。
その心配は、日本国民の感覚がきちんと世界にも向いている証拠だと思います。
▼しかし・・・ちょっと待ってください、中国にとって肝心な目的のひとつの巨大ダム。
ほんらいはミャンマーの民衆のためにある水の恵みを、すべて中国が独占しようとしていることが明らかになって、ミャンマーが軍政時代に反中姿勢に転じたあのミッソンダムの建設再開は、合意に含まれませんでした。
「ミッソンダム」なんて初めて知りました。勉強になるわー。