功山寺決起

青山繁晴事務所から自由民主党の党員になりました。(2020年)

1月10日の時点で「誤射」だと断言していた(1月12日)

2020-01-12 16:39:35 | On the Road


▼おととい1月10日金曜に、国会議事堂のなかで自由民主党の「国対正副」が開かれました。
 正式に申せば、国会対策委員会正副委員長会議です。
 ぼくは、去年秋の臨時国会から、党の政審 ( 参議院自由民主党・政策審議会 ) の副会長に就き、任期の最初の三年のあいだ務めてきた国対 ( 国会対策委員会 ) の委員はもう外れています。
 それなのになぜ出席 ?
 上記の国対の会議には、政審からも出席が求められ、政策審議の様子を報告するからです。


▼この日は「明けましておめでとうございます」と述べてから、「年初から、不肖わたしの専門分野に関連する大きな事案が発生し・・・」と述べ、中東情勢の混迷にも政審として取り組む決意を述べました。
 すると、国対首脳陣からどっと質問が雨あられと飛んできました。
 そのなかに「ウクライナ国際航空機はほんとうはなぜ、墜落したんですか」という質問もありました。
 10日の会議ですから、当然、イランが撃墜を認める前です。
 イランが認めたのは翌日です。


党内部の会議ですから、イランの防空ミサイルが誤って撃墜したと、証拠もいくつか挙げて、この時点で断言しました。
 そのうえで、民間旅客機はどうやって、こうした誤射を防ぐべきかも話しました。

▼すると、国対委員長から「ことしの国対は、国会対策に加えて、こうした識見を高める議論も致したい」という発言がありました。
 さらに国対が終わってから、副委員長のひとりから、国会のある委員会に民間企業も集まってもらい、そこで話してもらえないかという積極的な提案がありました。

 新年も、こうした歩みをこつこつと重ねていきたいと思います。



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イラン、米軍の偵察衛星に敗れる(1月12日)

2020-01-12 10:26:22 | On the Road


ひとつは殺された乗客にイラン国民がいちばん多かったことから、革命防衛隊にイラン国内でも不満が高まり、多くの死者を出したことが記憶に新しい反政府デモがまた起きることを警戒したのでしょう。
 ただ、もっとも大きかったのは、確たる証拠がありすぎたということだと考えています。
 革命防衛隊の地対空ミサイル発射からウクライナ国際航空機の撃墜まで克明に捉えた米軍の偵察衛星に敗れたとも言えます。


そもそも米軍にしても、かつてイージス艦がイラン航空機を誤射によって撃墜し、多くの犠牲者が海に漂った悲惨な、生々しい記憶は消えません。
 ハイテクを誇る軍事システムでは、むしろこうしたエラーが起こりやすくなっています。
 なかでも最近では、今回の革命防衛隊の防空システムがロシア製だったように、ロシアのシステムが問題を指摘されています。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする