日本には数多くの銀行があるが、不良債権処理に関しての対処方法はまちまちだ。
私ども任意売却に携わっているものにとって腑に落ちないのは
債権者にもよし、債務者にもよし、という処理方法が明確に出たにもかかわらず
それに応じない銀行があるということだ。
任意売却でまとまる金額が極めて妥当であるのに、全く耳を貸そうとしない銀行の態度は
理解に苦しむ。
競売申立をした結果、任意売却で提示された金額の半値ほどにしかならない落札価額を
回収して平然としているのには、ただただ呆れるばかりである。
公的資金を注入された銀行が取るべき営業方針ではないと思う。