やめたいって言ってきかないんだけど、無理だよね?
と旦那さんから、ご相談がありました。
住宅ローンを借りたときは、こちらが頼んだ訳でもなく
もちろん脅してもなく、連帯保証人として署名押印をしたのに
別れるってことになったら、どうしても連帯保証人をはずせ!
ってきかないので、困っているというのです。
離婚と住宅ローンの関係からすると、これが一番の問題です。
しかも、今はきちんとローンの返済はしているし、今後も
返済していく。と言っています。
そんな状況だから、何を言っているの?と思っているのでしょうが・・
実際のところ、離婚して連帯保証人のままで
数年後、十数年後に、返済が出来なくなってしまったり
自己破産をしたりして、痛い目に遭っている人は、少なくないのです。
ただ、離婚する時に連帯保証人を外れるには
それなりの条件が整わないと出来ないのが、現実です。
金融機関によって、条件が異なりますが
例えば、現連帯保証人よりも安定収入のある人に
新連帯保証人になってもらう。
ローン残高の半分以上をまとめて返済することで
連帯保証人を外してもらえる。
などと言ったことです。
離婚しても、住宅ローンをきちんと完済してくれれば何の問題はありません。
だけど、みんな住宅ローンを借りるときは、将来離婚するなんて全く考えないから
連帯保証人になってしまっているのでしょうけど。
・・・将来のことは、誰にも予測できないですよね。
住宅ローンを借りるときに、銀行に言われるまま連帯保証人になってしまうのも
問題の1つだと思います。
まっ、それが条件と言われてしまうと断りようがないんでしょうけど。