夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

トランスフォーマー

2007年10月15日 | た行の映画
Story
探検家を祖先に持つサム(シャイア・ラブーフ)は冴えない高校生。やっとのことでオンボロのスポーツカーを手に入れたものの、同じ高校のミカエラ(ミーガン・フォックス)を家に送る途中に車はエンスト。せっかくの関係を深めるチャンスもどこかしまらない。その日の夜、彼のスポーツカーが突然家から走り去った。自動車泥棒だと思い必死で追いかけるサム。その先で彼は常識を疑うような光景を目にする。それは、巨大なロボットが歩き回る姿だった…。(goo映画より)
2007年/アメリカ/マイケル・ベイ監督作品





評価 ★★★☆☆

マイケル・ベイとスピルバーグがタッグを組んだ超大作!

予告編の印象では、もっとハードでシリアスなロボット襲来SFパニック映画かと思ってたんですが、意外にコミカルな映画に仕上がっていましたね。
最初に出てくる立方体の物体がスタートレックのボーグキューブを連想させるのはちょっと新鮮味に欠けます。しかし、ヘリにトランスフォームしていたロボットが正体を現す砂漠での戦闘シーンはさすがの迫力ですね。製作にアメリカ軍が全面協力したような感じで、軍のデモンストレーション映画の性質も帯びた作りでした。

難点と言えば、ロボット達がサムの家に物語のキーとなる祖父の眼鏡をとりに行く場面が無駄に長いです。それにしてもサムの母親がしゃべりっぱなしでうるさすぎ。少し黙っていて欲しかったな。
ロボットの戦闘アクションが凄いことは凄いのですが、素早すぎて良くわからないところが多くて。。もっとじっくりとアクションを観てみたかったです。
フットボールチームの入団テストに落っこちた過去を持つダメ少年のサムが、キューブをフットボールさながら抱えて走り、最後には敵の首領ロボのメガトロンの胸部に見事タッチダウンを決めてやっつけるのは、アメリカ映画的な敗者復活劇で良く出来ていました。
展開が雑なところはありますが、アニメの映画化だからこんなもんかと思えば、力を抜いて気楽に楽しめる映画ですね。
戦闘機にトランスフォームしたロボットが1台大気圏外へ逃げて行ったので、こいつが仲間を連れて逆襲してくる続編が作れそうです。





評価 ★★★☆☆

1984年、日米で提携して製作された変形ロボット玩具が、映画『トランスフォーマー』の原点。

私は、あまり期待しないで観に行ったせいか、思ったより楽しめました。日本のロボット・アニメの実写版?のような印象を受けましたが、実際に巨大ロボットがスクリーンで動く姿は迫力があって興奮しますね!ただ、三半規管の弱い私は、あまりの大音量に途中から辛くなってきて、、軽く耳栓をしての鑑賞となりました(ちょうどいい音量になるのでオススメですよ~)。。

この映画では、善玉と悪玉のロボットがそれぞれ登場しますが、キャラクターの違いがハッキリしていて面白かったです。善玉ロボットの方は、人間に近い姿形をしていて、おまけに悪玉ロボットにはない良心を持ち合わせているせいか、より親近感を感じるように描かれています。その反対に、悪玉ロボットの方は、姿形もエイリアンのようで、情け容赦のない非情なキャラクターとして描かれていました。
それから、悪玉ロボットの方が、ロボットの性能も善玉ロボットよりさらにハイテクな感じだったので、善玉ロボットと主人公の青年が一緒に力を合わせて地球を護るという図式も、違和感なく観ることができましたね。

主人公サムを演じたシャイア・ラブーフはこの映画で初めて知ったのですが、かえって有名どころの俳優を起用しなかったことも、物語にすんなり入り込めて良かったように思います。ミカエラを演じたミーガン・フォックスは、美人でとてもセクシーな女優さんですね。スタイルも抜群に良くて、彼女の引っ込んだお腹が羨ましかったです。。^^;

普段はオンボロスポーツカーなのに、いざとなると巨大ロボットに変身するという発想も面白かったです。この映画を観終わった後、街を走る車たちが突如、ロボットに変身するのではないかと、そんな錯覚に陥りましたね。。


映画『トランスフォーマー』公式サイト


(「トランスフォーマー」2007年8月 長野グランドシネマズにて鑑賞)

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは! (由香)
2007-10-16 18:09:04
お邪魔します^^・
息子と観に行ったのですが、困っちゃうくらい興奮して観ていましたよ~(笑)ホント男の子にはたまらなく面白い映画なんでしょうね~
お話は思った以上にコミカルで子どもっぽい気もしましたが、私も充分楽しめました♪
ただ、トランスフォームシーンが目が回るほど早かったので、今度はジックリ観たい気がします。続編に期待です!
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おはおうございます! (アイマック)
2007-10-17 08:53:03
お引っ越し無事済まれたようで、落ち着かれたでしょうか?^^

ここまでロボット映画だとは思いませんでした。
ロボットたちが人間味があってよかったし、
変身するシーンは、子供の頃に戻った様にコーフンしました!
ロボットアニメをそのまま実写も、どこまでCGなのかがわかりにくいのが凄いですね!
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由香さんへ (nyanco)
2007-10-19 14:19:41
こんにちは♪
早速コメントありがとうございます!
息子さん、楽しまれたみたいで良かったですね。(^^)♪
やっぱり男の子はロボット映画がたまらなく好きなんでしょうね
本当にトランスフォームシーンが早過ぎて、目が回りそうな凄い映像でした~。。
次回作こそじっくり観たいですね♪
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アイマックさんへ (nyanco)
2007-10-19 14:25:30
早速遊びに来て下さってありがとう♪
おかげさまで無事引越しの方も片付きました。

思ったよりずっとコミカルな感じのロボット映画でしたね!
でも、ロボットたちが人間味があって、主人公の青年とのやり取りが面白かったです。
変身するシーンはとても格好良かったですね~。
本当にどこまでが実写でCGなのか分からないほどリアルな映像だったので、興奮して楽しめましたヨ♪
次回作も楽しみですね。
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予想外の展開! (Any)
2007-10-21 14:59:29
wancoさん、nyancoさん、こんにちは♪
私も予告編の印象から、ハードでシリアスなSFものかと思い込んでました。
物語が進むにつれ、あれれ~っ?って感じで、
サムの登場シーンではBGMまでコミカルに(笑)
予想外の展開に口がポカーン状態のシーンも多々でしたよ~
男子じゃないけど、かなり楽しませてもらいました!
ミーガン・フォックスのお腹は羨ましいですね~
でもでも、この映画で一番気になったのはジョシュ・デュアメルかな?
出番は少なかったけれど素敵でした
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Anyさんへ♪ (nyanco)
2007-10-23 11:16:55
こんにちは~♪
いつもコメントありがとうございます。
本当に予告編の雰囲気とはまるで違うコミカルなロボット映画でしたね!(笑)
私も予想外の展開にかえって楽しませてもらいました。(^^)♪
ジョシュ・デュアメルって知らないんですよ。。
もしかして、あの米軍大尉を演じた男性かしら?
主役を凌ぐくらい、とってもカッコ良かったですよね!
本当にもう少し出番を増やしてほしかったなぁ。。
TBありがとうございました。
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