夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

トゥ・ザ・ワンダー

2013年10月04日 | た行の映画
Story
エンジニアのニール(ベン・アフレック)は旅行で訪れたフランスのモン・サン・ミッシェルで、シングルマザーのマリーナ(オルガ・キュリレンコ)と出会い付き合うことになる。アメリカで一緒に暮らし始めた二人だったが、やがて心が離れていくように。そんなある日、ニールは学生時代の友人ジェーン(レイチェル・マクアダムス)と久しぶりに会い、やがて彼女に心の安息を感じるようになり……。(Yahoo!映画より。)
2012年/アメリカ/テレンス・マリック監督作品





評価 ★★★☆☆


マリック監督の前作『ツリー・オブ・ライフ』みたいに恐竜なんかが出てくる悪ノリは無いですが、物語はより散文的で、ますます晦渋になってしまいました。
『ツリー』が神の視点から観ているのに対して、今回は苦悩する神父に象徴されるようにより人間に寄り添って描いている感があります。
美しい映像と音楽で愛の彷徨を描いてますが、ここまで映像に凝るのなら、ベン・アフレックじゃなくてもっとハンサムな男優を起用すれば良いのにと思ってしまった。
個人的には、いまいち映画に入り込めなかったです。不謹慎ですが『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』('07・イギリス)の中でおちょくられていた、ウィレム・デフォー演じる芸術派監督のエピソードを思い出しながら観てました。
ただし、映像の美しさは絶品で、冒頭のモンサンミッシェル城のシーンから目を奪われてしまいます。DVD化されたらBGM映像として流すとお洒落ですね。



映画『トゥ・ザ・ワンダー』公式サイト


(「トゥ・ザ・ワンダー」 2013年8月 名古屋 名演小劇場 にて鑑賞)

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