
Story
レントゲン技師飛鳥芳一(オダギリジョー)は、ある日、香川という男から「キンジローに偽物疑惑が浮上していて、本物ならパリ万博出品時に骨折した際の治療の跡が背骨に残っているはず」とレントゲン撮影を依頼される。キンジローとは、動物国宝のオオサンショウウオのことで、美人四姉妹で名高い二宮家が代々運営する「キンジロー財団」によって管理されていた。そしてキンジロー150歳の誕生パーティが二宮家で盛大に行われた夜、忍び込んだ芳一と二宮家の四女あずき(香椎由宇)は運命的な出会いをする・・・。
2006年/日本/富永昌敬監督作品

評価 ★★☆☆☆
この映画は、サスペンスあり、ラブコメあり、ホームドラマあり、オカルトありで、何でもありのハチャメチャな笑えるおバカ映画でした。
オダギリジョー演じる飛鳥芳一は、物語の前半では普通のまともなレントゲン技師だったのに、美人四姉妹の四女あずきと出会い、恋に落ちることで、人格がどんどん新しく変化して、後半では、とてつもなく変な奴に変わってしまう。芳一のキャラクターの変化とともに、この映画の印象も、最初のシリアスタッチから最後にはおバカコメディへと変わっていきます。
うーん、この映画はまともにストーリーを追ってしまうと、ものすごく混乱しますね。山椒魚がこの映画のキーポイントになるはずなのですが、本物なのか偽物なのか最後まではっきりしないし(芳一が偽物だろうとコメントしているシーンがありますが・・)、山椒魚をめぐる二宮家の人々も、あずきの出生の秘密とか、色々な謎が隠されているはずなのに、最後までその謎がはっきりしない、しまいには死んだはずの人間が生き返ったりもしています。
私はもう途中からストーリーを追うのを止めてしまって、この映画のおバカなギャグを楽しむことにしました。このギャグは、ハマる人にはとても面白いと思います。オダギリジョーや他の出演者たちも思いっきり楽しんで演じていたので、私はけっこう笑えましたね。
ハチャメチャな登場人物のなかで、唯一まともでクールなあずきを演じた香椎由宇は、「デスノート」にも出演している女優さんですが、なんだか目が離せない、とても存在感のある女優さんでした。
私がこの映画のなかで好きなシーンは、芳一が何度も失敗しながら、あずきのレントゲンを撮ってあげるシーンです。その二人のやり取りがほのぼのしていて、彼らと水槽の中にいる山椒魚とを、カメラで交互に映していく演出はとても上手いと思いました。
この映画の監督は、自主制作の短編・中編が絶賛されて、海外の映画祭でも受賞しているまだ31歳の若手監督で、この「パビリオン山椒魚」は、初の長編劇場用映画だそうです。第1弾がハチャメチャな映画だっただけに、次の映画はどんな内容の映画を撮るのか、とても興味深いです。
(「パビリオン山椒魚」2006年12月 松本にて鑑賞)
レントゲン技師飛鳥芳一(オダギリジョー)は、ある日、香川という男から「キンジローに偽物疑惑が浮上していて、本物ならパリ万博出品時に骨折した際の治療の跡が背骨に残っているはず」とレントゲン撮影を依頼される。キンジローとは、動物国宝のオオサンショウウオのことで、美人四姉妹で名高い二宮家が代々運営する「キンジロー財団」によって管理されていた。そしてキンジロー150歳の誕生パーティが二宮家で盛大に行われた夜、忍び込んだ芳一と二宮家の四女あずき(香椎由宇)は運命的な出会いをする・・・。
2006年/日本/富永昌敬監督作品

評価 ★★☆☆☆
この映画は、サスペンスあり、ラブコメあり、ホームドラマあり、オカルトありで、何でもありのハチャメチャな笑えるおバカ映画でした。
オダギリジョー演じる飛鳥芳一は、物語の前半では普通のまともなレントゲン技師だったのに、美人四姉妹の四女あずきと出会い、恋に落ちることで、人格がどんどん新しく変化して、後半では、とてつもなく変な奴に変わってしまう。芳一のキャラクターの変化とともに、この映画の印象も、最初のシリアスタッチから最後にはおバカコメディへと変わっていきます。
うーん、この映画はまともにストーリーを追ってしまうと、ものすごく混乱しますね。山椒魚がこの映画のキーポイントになるはずなのですが、本物なのか偽物なのか最後まではっきりしないし(芳一が偽物だろうとコメントしているシーンがありますが・・)、山椒魚をめぐる二宮家の人々も、あずきの出生の秘密とか、色々な謎が隠されているはずなのに、最後までその謎がはっきりしない、しまいには死んだはずの人間が生き返ったりもしています。
私はもう途中からストーリーを追うのを止めてしまって、この映画のおバカなギャグを楽しむことにしました。このギャグは、ハマる人にはとても面白いと思います。オダギリジョーや他の出演者たちも思いっきり楽しんで演じていたので、私はけっこう笑えましたね。
ハチャメチャな登場人物のなかで、唯一まともでクールなあずきを演じた香椎由宇は、「デスノート」にも出演している女優さんですが、なんだか目が離せない、とても存在感のある女優さんでした。
私がこの映画のなかで好きなシーンは、芳一が何度も失敗しながら、あずきのレントゲンを撮ってあげるシーンです。その二人のやり取りがほのぼのしていて、彼らと水槽の中にいる山椒魚とを、カメラで交互に映していく演出はとても上手いと思いました。
この映画の監督は、自主制作の短編・中編が絶賛されて、海外の映画祭でも受賞しているまだ31歳の若手監督で、この「パビリオン山椒魚」は、初の長編劇場用映画だそうです。第1弾がハチャメチャな映画だっただけに、次の映画はどんな内容の映画を撮るのか、とても興味深いです。
(「パビリオン山椒魚」2006年12月 松本にて鑑賞)
とても好きな俳優さんなんだけど
たま~~に ハズすんです。
「猫さんが 観たら 絶対に腹たつから やめときゃ~」とか みんなが教えてくれるので。(笑)
ゆえに
「Party7」とかも ハズし
この映画も ちょうど金銀の玄関口で会った知人に
(私はもう片方を観ようとしていた)
「映画の途中で出てきたよ。あんまりひどいから」と言われたので
完璧にハズしました。(笑)
でも サンショウウオは 嫌いじゃないので
ちょっぴり 観たかったかな?と・・(笑)
ちなみに
香椎由宇さんは
『リンダリンダリンダ』にも出ています。
この映画は 未見でいらしたら
オススメです。もうDVDになっています♪
うーん、確かにこの映画は好きな人と嫌いな人というように、賛否両論ありそうですね!
私は山椒魚がけっこう可愛かったので、(背骨を骨折した山椒魚に包帯がまかれている絵があったり・・^^ )ツボにはまったところもあったので嫌いではないです。。(^-^;
オダギリジョーが妙に楽しんで演じていたので、この役けっこう気に入ってるのかもしれないですね。
逆に役者さんたちの熱演にすごく助けられている映画かもしれないです。
金銀というのは、ゴールド、シルバー劇場のことですよね?よく利用するので分かりました♪(笑)
「リンダリンダリンダ」はまだ見ていないので、今度ぜひ借りて見てみます!
「ローレライ」→アニオタ路線
「リンダリンダリンダ」→リアルタッチ路線
「大停電の夜に」→通俗路線
「デスノート」→バカ路線
そんで今作と、方向性のさっぱりわからない、けれどすごく期待してしまうちょっと贔屓の女優です。マサミ・エリカ・ジュリ・Wアオイなんかよりよほど、色んな意味で将来が楽しみです。イマイチ上記の五人に比べると地味ですが、彼女らよりもハリウッドやカンヌが似合う気がします。
暗そうな娘ですが、応援してあげてください。
香椎由宇さんは最近の映画に沢山出演されているんですね。
しかも映画によって路線がぜんぜん違うのはすごい・・。
それだけ演技の幅が広いのかな~。幅広く演じられるのは女優にとって強みですよね。
これからの活躍が楽しみな女優さんです!
Wアオイというのは、宮崎あおいと蒼井優のことかしら?。。
後は全部分かりました。(^-^;
そうです♪
Wアオイというのは 二人ともの事だと思いますよ。
W=ダブル
上野さんは「幸福のスイッチ」「7月24日通り~」
「虹の女神」など いろんな役が演じられる 楽しみな女優さんですね♪
エリカちゃんは ちょっと 出すぎじゃない??
と危惧してたんですが
「天使の卵」は いい演技をしてたと思います。
今年の蒼井さんは やっぱり「フラガール」が良かったですねぇ~。
宮崎さんは 昨年の「NANA」のハチ役がとても好きでした。
最近は若手の女優さんたちの活躍がすごいですね。
上野さんはけっこう好きな女優さんで、テレビドラマの「ノダメ」も含めて色々観てます♪「幸福のスイッチ」が観たかったのですが、上映終わっちゃったんですよね。。長野でもやらないかしら。。
蒼井さんはホントに「フラガール」がすごく良かったですね!演技も自然体でとても良かったです。
私も「NANA」のハチ役の宮崎あおいが好きなのですが、「NANA2」で出演しないのが残念です。
普段のすっぴんに近い宮崎あおいに比べて、ハチ役では、化粧が濃くて今時の女の子でしたが、それがまたとても可愛かったと思います。
結構期待していたのですが、それほど大爆笑というかんじではなかったですね~。
ファン以外にはちょっとキツイかもしれません(汗)
私も飛島芳一が舞い上がってしまって、あづきのレントゲンを何枚も撮るシーンが好きでした!
ハチャメチャぶりについていけないところもあったのですが、時おり笑えるところもあったりして、観終わった後、なぜか印象に残る映画でした。
飛島芳一があづきのレントゲンを撮る時の「はい、どーん」ていう掛け声が笑えましたね。^^