夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

フラッシュ・ゴードン

2013年03月12日 | は行の映画
Story
突如地球を襲い始めた天変地異。異変の背後に未知のエネルギー源があると気づいたザーコフ博士(トポル)は、偶然合流したアメフト選手のフラッシュ・ゴードン(サム・ジョーンズ)と恋人のデール(メロディ・アンダーソン)とともに、自作のロケットで惑星モンゴへと向かう。たどり着いたモンゴには邪悪なミン皇帝(マックス・フォン・シドー)が支配する世界が広がっていた。フラッシュは、ミンに反感を抱くバリン王子(ティモシー・ダルトン)や鷹族のバルタン(ブライアン・ブレッスド)と共に、宇宙の平和のため戦いを挑むのであった。
1980年/アメリカ/マイク・ホッジス監督作品





評価 ★★★☆☆

最近、「テッド」、「アルゴ」と偶然「フラッシュ・ゴードン」ネタの映画が続いたので、思わずDVDをレンタルして観てしまいました。
公開当時は、”全編の80%が特撮シーン!”、”クィーンが音楽を担当!”と、大変話題になった記憶があります。

オープニングにクィーンの主題歌といっしょにコミックの名場面をアレンジした映像が流れるのですが、このカッコよさには特筆すべきものがあり、この部分だけ切り取れば映画史に残るといっても過言ではありません。

本編が始まってからは、今観ると(公開当時観ても)かなりアホバカなシーンが連続。宮廷で突如アメフトアクションが始まったり、皇帝の護衛部隊がショッカーの戦闘員並みに弱かったり、と結構笑わせてくれます。
しかし、最近のアメコミの映画化作品はやたらと深刻になりすぎるきらいがあるので、こういう無邪気な作り方は逆に新鮮ですね。






評価 ★★★☆☆

私は映画「テッド」で初めて「フラッシュ・ゴードン」のサム・ジョーンズを知ったのですが、この変なおじさんは誰だろう?とずっと気になっていました。
当時のDVDを観てびっくり!今とは全然違って、若くてとってもハンサムな俳優さんですね。

wancoも言っているように、オープニングの映像はかなり格好いいです!本編への期待が高まるというか、このオープニングだけで、すごく惹き込まれました。
本編が始まってからも、SFおバカアクションと割り切って鑑賞すれば、思ったより結構楽しめます。

普通、アメコミのヒーローといえば、人間離れした強い超人たちを連想しますが、このフラッシュ・ゴードンは、特殊能力も何も無い全く普通の人なので、他のアメコミ映画にくらべると、主人公が弱くて、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、人柄だけはとっても良いので、色々な宇宙人たちを味方につけて、ついには、邪悪なミン皇帝を倒すことに成功します。
また、登場する女性たちがホントに美女ぞろい!おまけに、やたらと色っぽくて、この当時の映画の方が美人な女優さんが多かったな~なんて、ちょっと感慨深い気持ちになりましたね。

CG全盛の今の映画と違って、特撮を使った、なかなか迫力ある映像に仕上がっているので、思ったより新鮮な気持ちにさせてくれる、面白いSFアクション映画でした。




(「フラッシュ・ゴードン」1980年 wancoが盛岡市 SY内丸 にて鑑賞。同時上映「マイ・ボディーガード」。)

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