夫婦でシネマ

夫婦で見た映画と、個別に見た映画について感想をかいてます。全て映画館で見た映画で、ミニシアター系の映画をたくさん紹介!

トップガン マーヴェリック

2022年06月17日 | た行の映画
Story
アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリック(トム・クルーズ)が教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースター(マイルズ・テラー)の姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。(映画.comより)
2022年/アメリカ/ジョセフ・コジンスキー監督作品






評価 ★★★★★

これは文句なしに百点満点!
無茶な作戦を遂行するために、トップガンパイロットを招集。トム・クルーズを教官に訓練が始まるのですが、起こるトラブルは全てどこかの映画で見たような、"あるある"シーンの連続で解決。回想シーンも前作の1986年版トップガンの場面を絶妙なタイミングで挿入してくれて感慨に浸れました。

クライマックスは、敵地に侵入してのターゲット爆破!第5世代戦闘機が迎え撃つ所に、1世代型落ち品のF-18で突入するところがヒーローものの醍醐味ですね。
敵のミサイルサイトがギャグすれすれに林立するのも悲壮感を盛り上げます。

米本土での訓練シーンで何度も地形をなぞっているので、見てる方はナビ付き運転みたいに安心してアクロバティックな戦闘に没頭できる。ついでに前作の主役F-14も登場させてファン心理をくすぐり、絶体絶命の危機もよくある展開で回避してくれるので安心して?観てられます。

よくぞこれだけ、お約束&予定調和満載な映画を作ったなと思いつつも、感動するポイントはきちんと押さえられていて満足な面白い映画でした。
それにしても、将来AIが映画を作り始めたら、こんなのばっかりになるのかなと心配になったりして。






評価 ★★★★★

wancoの言うように、この映画は展開が先読みできるお約束なシーンの連続だったにも関わらず、観客の楽しめるツボはきちんと押さえて作られているので、大満足の面白い作品でした。特に飛行シーンは爽快でしたね。やっぱり36年前の前作と比べると映像のクオリティが格段にアップしているので、トム・クルーズと一緒に飛行しているような感覚で楽しめました。
レディ・ガガの新しいテーマ曲も良かったのですが、やはり前作のテーマ曲「デンジャラス・ゾーン」がオープニングで流れると、36年前にタイムスリップしたような錯覚を覚えてテンションがすごく上がりましたね。

今回の続編は、前作の延長という感じの物語ではなく、新しい仲間と共にマーヴェリックが親友グースを亡くした喪失感からいかに立ち直るか、再生をテーマにして描かれているので、また新たな物語を観ているような印象がありました。前作のトップガンを知らなくても、アクロバット的な飛行シーンはもちろん、人間ドラマの部分もよく出来ているので、この続編だけ単体で観ても充分に楽しめる映画ではないかと思います。


この映画を観終わった後、wancoがファイリングした当時の1986年版トップガンのパンフレットを持っていたので、早速見せてもらいました。やはり、トム・クルーズが若くて美青年でしたね。今でも還暦間近とは思えないカッコ良さですが、まさに当時は青春スターといった感じの面影がありました。
それから、ケリー・マクギリスとメグ・ライアンが続編では出演していなかったのが残念だったのですが、彼女たちも当時のパンフレットを見ると、本当に綺麗で可愛くて、当時まだ学生だった私からすると憧れを持って観ていた印象があります。
最近の映画ってあまり華のある女優さんが出てきていない印象があるので、1980年代はそれこそ華のあるブロンド美女が数多く出てきて、とても映画を盛り上げてくれた良い時代だったなと感じますね。

wancoのトップガンをファイリングしているパンフレット集には、その他にもダイハードやランボー、007などのスパイものもいっぱいあって、これはアクションというカテゴリーでまとめたのかな?(^◇^;) これらの1980年代のパンフレット集を見ていたら、この時代は今でも愛される名作がたくさん生まれた時代だったなと本当に感慨深い気持ちになりました。
トップガンの話から逸れましたが、ダイハードやスタンドバイミー、グレムリン、バックトゥザフューチャーのような1980年代に作られた作品が大好きだったので、このような夢のある一生記憶に残るような映画がまた観たいですね。




映画『トップガン マーヴェリック』公式サイト


(「トップガン マーヴェリック」2022年 6月 昭島ムービックス にて鑑賞。)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« グリーンランド-地球最後の2... | トップ | 帰らない日曜日 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

た行の映画」カテゴリの最新記事