Story
両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、孤児のエヴァン(フレディ・ハイモア)。鋭い音感を持つ彼は、ある日、不思議な音に導かれるようにNYのマンハッタンへと向かう。そこで“ウィザード”と名乗る男(ロビン・ウィリアムズ)にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)と父ルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)も、それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指し……。(goo映画より)
2007年/アメリカ/カーステン・シェリダン監督作品
評価 ★★★★☆
この映画の監督は、『マイ・レフトフット』などの名匠ジム・シェリダンを父に持つ女性監督のカーステン・シェリダン。
普通だったら、こんなにベタな展開だと共感できないと思うのですが、この映画では音楽がとても効果的に使われていたのと、主要な役者たちがそれぞれ芸達者だったことが、すべて上手くミックスして、なかなか感動的な映画に仕上がっていました。
特に、フレディ・ハイモア君のギターを叩きながら弾く姿がとても斬新で、ノリのいい音楽に観ているこっちまで楽しくなってきましたね♪
また、エヴァンの父ルイスを演じたジョナサン・リース=マイヤーズが本物の歌手かと思うくらい、抜群の歌唱力で思わず聴き惚れてしまうほどでした!この素晴らしい歌声と甘いルックスなら、女性が一目惚れしてしまうのもちょっと分かる気がしますね。
エヴァンの母ライラを演じたケリー・ラッセルも、今作ではお姫様のような華やかなルックスでとても素敵でした~♪でも、性格は見かけとは違う、真面目で芯のしっかりとした女性を演じていたので、女性から見ても好感の持てるキャラクターになっていたと思います。
それから、エヴァンの才能で一儲けしようと企む謎の男を演じたロビン・ウィリアムズは、さすが大物といった感じで素晴らしい演技でした。この謎の男の存在は、エヴァンにとってあまり好ましい人物ではないので、彼が登場する度に良い方向へと流れていた物語が逆行するような感じになり、メリハリがあって面白かったですね。
この映画全体が一つの音楽を奏でているような、そんな不思議な魅力を持つ映画でした。ラストのありえないほどのハッピーエンドも、美しい音楽と重ね合わせて観て行くと、一種のおとぎ話を信じさせてくれるような気持ちになり、まったく違和感がないんですよね。
この映画は細かなストーリーなどは気にせずに、心地良い音楽と、役者たちの表現力の上手さに、ただただ酔いしれて鑑賞するのが、いちばん楽しめる見方ではないかと思います。
評価 ★★★☆☆
只今売り出し中のフレディ・ハイモア君。彼の新しい企画を考えていたハリウッドのプロデューサーが、『onceダブリンの街角で』と『僕のピアノコンチェルト』を観て、そうだ!この2つをくっつければ面白いストーリーになるぞ!。ついでに思いっきりベタな展開にして観客を大泣きさせてやれー。
と、悪知恵を働かせて「奇跡のシンフォニー」が出来上がりました。
ベタな展開とわかりつつも、結構感動させるところは良く出来ていました。
フレディ・ハイモア君があり得ない程の音楽の天才少年を演じていましたが、音楽が導く出逢いの奇跡を描いた物語なので、彼の天才ぶりも音楽の奇跡を表す一種のメタファーなのかなと思いました。
音楽が誘うファンタジーに身を委ねて楽しめば良い映画だと思います。
映画『奇跡のシンフォニー』公式サイト
(「奇跡のシンフォニー」2008年7月 長野グランドシネマズにて鑑賞)
両親が必ず迎えに来ると信じながら養護施設で暮らしていた、孤児のエヴァン(フレディ・ハイモア)。鋭い音感を持つ彼は、ある日、不思議な音に導かれるようにNYのマンハッタンへと向かう。そこで“ウィザード”と名乗る男(ロビン・ウィリアムズ)にギターを習い、ストリートミュージシャンとして音楽の才能を開花させていく。一方結ばれぬまま別離したエヴァンの母ライラ(ケリー・ラッセル)と父ルイス(ジョナサン・リース=マイヤーズ)も、それぞれの想いを胸にマンハッタンを目指し……。(goo映画より)
2007年/アメリカ/カーステン・シェリダン監督作品
評価 ★★★★☆
この映画の監督は、『マイ・レフトフット』などの名匠ジム・シェリダンを父に持つ女性監督のカーステン・シェリダン。
普通だったら、こんなにベタな展開だと共感できないと思うのですが、この映画では音楽がとても効果的に使われていたのと、主要な役者たちがそれぞれ芸達者だったことが、すべて上手くミックスして、なかなか感動的な映画に仕上がっていました。
特に、フレディ・ハイモア君のギターを叩きながら弾く姿がとても斬新で、ノリのいい音楽に観ているこっちまで楽しくなってきましたね♪
また、エヴァンの父ルイスを演じたジョナサン・リース=マイヤーズが本物の歌手かと思うくらい、抜群の歌唱力で思わず聴き惚れてしまうほどでした!この素晴らしい歌声と甘いルックスなら、女性が一目惚れしてしまうのもちょっと分かる気がしますね。
エヴァンの母ライラを演じたケリー・ラッセルも、今作ではお姫様のような華やかなルックスでとても素敵でした~♪でも、性格は見かけとは違う、真面目で芯のしっかりとした女性を演じていたので、女性から見ても好感の持てるキャラクターになっていたと思います。
それから、エヴァンの才能で一儲けしようと企む謎の男を演じたロビン・ウィリアムズは、さすが大物といった感じで素晴らしい演技でした。この謎の男の存在は、エヴァンにとってあまり好ましい人物ではないので、彼が登場する度に良い方向へと流れていた物語が逆行するような感じになり、メリハリがあって面白かったですね。
この映画全体が一つの音楽を奏でているような、そんな不思議な魅力を持つ映画でした。ラストのありえないほどのハッピーエンドも、美しい音楽と重ね合わせて観て行くと、一種のおとぎ話を信じさせてくれるような気持ちになり、まったく違和感がないんですよね。
この映画は細かなストーリーなどは気にせずに、心地良い音楽と、役者たちの表現力の上手さに、ただただ酔いしれて鑑賞するのが、いちばん楽しめる見方ではないかと思います。
評価 ★★★☆☆
只今売り出し中のフレディ・ハイモア君。彼の新しい企画を考えていたハリウッドのプロデューサーが、『onceダブリンの街角で』と『僕のピアノコンチェルト』を観て、そうだ!この2つをくっつければ面白いストーリーになるぞ!。ついでに思いっきりベタな展開にして観客を大泣きさせてやれー。
と、悪知恵を働かせて「奇跡のシンフォニー」が出来上がりました。
ベタな展開とわかりつつも、結構感動させるところは良く出来ていました。
フレディ・ハイモア君があり得ない程の音楽の天才少年を演じていましたが、音楽が導く出逢いの奇跡を描いた物語なので、彼の天才ぶりも音楽の奇跡を表す一種のメタファーなのかなと思いました。
音楽が誘うファンタジーに身を委ねて楽しめば良い映画だと思います。
映画『奇跡のシンフォニー』公式サイト
(「奇跡のシンフォニー」2008年7月 長野グランドシネマズにて鑑賞)
お返事が遅れてすみません。
あり得ない話なんですが、音楽のオブラートにつつまれて、ファンタジーとして納得させる展開が良く出来てましたね。
タッピング演奏はヘビメタのヴァン・ヘイレンが最初でしたか!知りませんでした。
ちょっとご無沙汰ですね。
>『onceダブリンの街角で』と『僕のピアノコンチェルト』を観て、そうだ!この2つをくっつければ面白いストーリーになるぞ!。
そうだったんだ!
あり得ない話でうまくいきすぎな映画ですが、フレディ・ハイモアくんの表情と音楽に尽きると思いました。
ギターのタッピングは新鮮でしたよ。
聞いたところによると、タッピング演奏はエディ・ヴァン・ヘイレンが最初だったらしい。
ジョナサン・リース、今迄の映画で一番よかったかな。笑