夫婦でシネマ

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グリーンランド-地球最後の2日間-

2022年05月14日 | か行の映画
Story
突如現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突した。さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まる。建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ(ヘラルド・バトラー)、そして妻のアリソン(モリーナ・バッカリン)と息子のネイサンも避難所を目指して輸送機に駆けつけた。しかし、ネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになってしまう。人々がパニックに陥り、無法地帯と化していく中、生き残る道を探すギャリティ一家が目にしたのは、非常事態下での人間の善と悪だった。(映画.comより)
2020年/アメリカ/リック・ローマン・ウォー監督作品






評価 ★★★☆☆

CG満載の大ディザスター映画はほとんど出尽くして食傷気味ですが、この映画は災害の状況説明は最小限に、あくまで一般市民目線で描いているのが少し新鮮。
離れたところの大災害はニュース映像として描写されるのですが、フロリダの都市に隕石が落下する描写なんかはそのせいで逆に戦慄をおぼえます。

何らかの技能を持った人々は、生き残るべき人類として選ばれ、集結地点に集合。そこから大規模シェルターのあるグリーンランドに移送されるのですが、
その過程で選ばれた人々とはじかれた方の生々しい相克が描かれるわけです。
集結地点までは、当局から迎えが来るわけではなく、自力で行く必要があり、裏を返せば辿り着けなかった場合を想定して余分に招集をかけているはずで、
置いていかれるかも、という焦燥感も生じてくる。

主人公のジョンが浮気が原因で家族とうまくいってなかったりして、次第に絆が回復していくのは、ありきたりの展開。

なぜ、グリーンランドかと思ったのですが、冷戦時代に作られた地下ミサイル基地キャンプ・センチュリーがあるそうで、
ここは小型原子炉をはじめ住環境も整備されているので、これをモデルにしたんでしょうね。



映画『グリーンランド-地球最後の2日間-』公式サイト


(「グリーンランド-地球最後の2日間-」2021年 6月 昭島ムービックス にて鑑賞。)

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