ぷりんは まだまだ やんちゃ坊主である。
出会ったとき、ぷりんは 大きな声で誰かを呼んでいた。
初めて会ったのに、私の足に頭をこすりつけて ごろごろ のどを鳴らしていた。
2時間後、そこに戻ると まだ 鳴いていた。
自転車のかごに入れ、にゃおんにゃおん鳴くぷりんを 家に連れ帰った。
そうやって我が家に来て 5週間がたった。
その間、病院で検査も受けた。
生後4~5ヶ月の 洋猫の血が混ざった雑種。歯は まだ乳歯だった。
猫白血病、猫エイズ、ともに陰性。検便でも卵は検出されなかった。
蚤もいないらしい。ほっとした。
猫白血病、猫エイズは 治す方法がなく、安静にしているしかないそうだ。
また、この2つは 他の猫に 感染するので、にゃんこと一緒には住めなくなる。
まあ、これで 安心して飼うことができる。
ぷりんは 鳴き声が変わっている。ほんとに「ごろにゃん」と鳴くときもある。
「にゃーん」じゃなくて「にゃんー」なのも 個性的。
毛の色は 白だったのに だんだんこげ茶っぽくなってきた。耳としっぽは 初めからこげ茶色。
後ろ足の付け根から、白いラインが伸びている。かかとが濃いこげ茶色。
目は青空のようなブルーで、ちょっと寄り目。太陽の光が苦手なようで、ベランダに出るとまぶしそうに目を細めてあけられない。
鼻の穴が大きく、ピンク色なので 黒い鼻くそが 気になるときもある(^^ゞ。そのときは綿棒で取ってやる。
テレビの動く物を捕まえようとしたり、ごみで延々と遊んだりする。
棒の先にふさふさが付いた物が 大好きで 夢中で遊んでいる。
一度、コレで遊んでいるときに にゃんこが頭を連続猫パンチしていたが まったく気づかないようだった。
人間が食事中は 夫のひざに乗り 魚の分け前をもらおうと、そわそわしている。
私は分け前をあげないので、私のひざの上ではおとなしい。が、嫌がって、すぐに夫のひざの上に戻ろうとする。
何か悪いことをしている最中に「こら!」としかると、ぴゅーっと逃げる。
しかし にゃんこのご飯を盗み食べしているときは 私が立ち上がるまで食べている。
新聞の端や スポンジなどを 食べちゃう。
ホコリだらけのスキマに 顔を突っ込む。
トイレットペーパーなどの 買い置きが 爪とぎされて、ミジミジになった。
にゃんこがいる 寝室の引き戸の隙間から 顔をのぞかせ、にゃんこに威嚇されてた。
あげたらキリがないが、ぷりんはこんなにかわいい。
かわいくって ぎゅうぅぅって抱きしめたくなる。
特に鳴き声は 最高!かまってあげたくなる 甘え声。
えさをやるとき 走ってついてくるのも かわいい。
にゃんこは「早くえさくれよ!」ってかんじで「にゃおーん」とえらそうに鳴くのだ。
どっちもかわいいし 大好きなので、早く“両手に猫”で のんびりしたいなぁ。