NYタイム

筆者が興味・関心のある事や趣味に関して語るブログです。〔不定期更新〕

最近のNHK朝ドラの感想

2023-04-07 21:42:00 | ブログ

 最近は、BSでNHKの朝ドラを見ることが習慣になっているが、感想を書く機会がなかったので、2021年以降に放送・再放送されたドラマの感想を紹介していく。

・おかえりモネ・・・最初から未視聴のドラマの話題をするのは気が引けるが、このドラマに関しては、ヒロインが決定した段階で、見る必要はないと判断したため、評価は割愛。

・カムカムエヴリバディ・・・ラジオ英語講座・ジャズ・時代劇がテーマの母(安子)・娘(るい)・孫(ひなた)の三代にわたる物語で、テーマとヒロインが3人?ということで、当初の期待は高くはなかったが、最初の安子編の出来が良く、その勢いで何とか見続けられた。

 安子編のほぼ終わり、るいが安子に向かって「I hate you ! 」と言い放つ、その場の空気が完全に凍り付く場面が物語のピークで、るい編はクリーニング屋で働き始め、ジャズトランぺッターのジョーと結婚するまでは良かったが、ジョーが東京で挫折し、るいがいきなり回転焼き屋を始めたあたりで、かなりトーンダウンし、ひなた編に入り、持ち直した感じでした。エンディングが今一つスッキリしなかったものの、作品の評価としては、中の上ぐらいです。

・ちむどんどん・・・途中から、ほぼながら見だったが、家族が見続けていたので、脱落はしませんでした。

 ながら見だったせいか、「ちむどんどん反省会」の流れにはついていけなかったが、ヒロインが思い付きで物事を次から次に始めるという「NHKの朝ドラのヒロイン像という固定観念」から大きく外れるものだったり、ヒロインを含めヒロインの周りの登場人物に今一つ共感できないというところが、波に乗り切れなかった原因のような気がします。

・舞いあがれ!・・・作品としては悪くはなかったが、視聴者を引き付ける魅力は今一つだった気がします。

 子供編→大学編→航空学校編→町工場編→こんねくと編→エンディングと話は流れていくが、こんねくと編が個人的には今一つだったのと、ドラマを通してみるとメインとなるべき筈の航空学校編の必要性は?となるのが、マイナス点だが、エンディングで何とか大団円を迎えて、ぎりぎりセーフという感じの評価です。

・あぐり・・・実在の人物がモデルとなっている作品なので、それなりのクオリティーで、十分に楽しめました。

 ただ、ヒロイン役の田中美里が完全に新人女優で、周りを里見浩太朗・星由里子などのベテラン俳優が脇をしっかりと固めていたおかげで、画面が締まっていたが、登場人物の死亡などにより、ベテラン俳優がどんどんと退場していき、演者が田中美里・三浦理恵子・細川ふみえあたりになった終盤は完全にパワーダウンした気がしました。

・マー姉ちゃん・・・名作という前評判だったが、個人的には今一つでした。

 サザエさんの作者 長谷川町子の姉がヒロインのモデルとなった作品でしたが、ヒロインの母が宗教にのめりこみ、時折暴走したりするなど、個人的についていけない部分もあり、それがハマらなかった要因だった気がします。よく考えると長谷川町子も今でいう「宗教2世」だったのね・・・ということに最近気づきました。

・芋たこなんきん・・・準名作というべき評価の作品です。

 淡々とした日常のシーンが多く、それほど大事件が起きたり、急展開があったというわけではなかったが、ヒロイン役の藤山直美と夫役の國村隼など演者の力量によって、十分にドラマとして成立するという作品でした。ただ、子役がメインの回想シーンが多く、そこが藤山直美が出演しているときと比べるとクオリティーが下がるので、その点が少し残念でした。

・本日も晴天なり・・・始まった当初は、それほど期待していなかったが、意外に良い作品でした。

 主演の原日出子が演技がしっかりしていて、周りを固めていたベテラン俳優が登場人物の死亡などにより退場しても、あぐりと違い、最後までパワーダウンすることはなく終わりました。ただ、ドラマの終盤でヒロインの娘が成人を迎えたあたりで、ヒロインの娘役で川上麻衣子が登場し、母娘の実際の年齢差は?となった時に、もう少しキャスティングを考えろと思ってしまった。←調べた結果、約7歳の差でした。

 

 今の朝ドラは、再放送のあまちゃんが主、らんまんが従という感じで見ています。

 

 次回は、独断と偏見で選ぶNHKの朝ドラのワースト3を紹介したいと思います。  (文中 敬称略)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿