日本刺繍 nuinui のブログ

日本刺繍をつづります

届きました!かわいいの~

2017-02-26 21:12:16 | 貼り込みの嚢物
前々回、江戸筥迫の開き扉の中に納められている「可愛い指貫と鋏」をUpしましたが、それを見て、乙女心

をくすぐられた面々が、注文して制作していただきました。もちろん「筥迫工房」で・・・

その「指貫と鋏のセット」に糸巻がプラスされ、バージョンアップして届きました
注文者には、まだ見せていないのですが、待ちきれなくて、ここで見せちゃいます
















前々回の「しあわせ尽し」の
指貫と鋏に、プラス糸巻、指貫も
ふっくらとバージョンアップして
作り直してくださいました
 

各自の指のサイズに合わせた
オーダーメイドの指貫です
 





       
  


 



江戸型筥迫 「オリエント」

2017-02-19 20:15:22 | 筥迫&筥

作品展では、14個の「江戸型筥迫」を制作しました
その中で一番スッキリした(あっさりした)出来上がりです
(配色は、鮮やかですが・・・)


被せ上


蝶の配色には、当教室の釜糸の色数では、色出しが出来なくて、他店から取り寄せた色もあります

トルコブルーは、思い描いた色が出せたと思います





被せ下



裏地の選択の見事なこと
何時ものことなので、つい忘れてしまっていることが多いのですが、お仕立ては「筥迫工房」です
お仕立てはさることながら、裏地の選択に、いつもステキ
です




筥迫裏


被せの蝶に比べて、日本の蝶!












胸元に差し込む「筥迫」のイメージより、ドレス着用の時、オペラバックのように持ったら、両方が引き立て合うと思うのですが
・・・


被せ下は、開きではなくて、箱になっていますので、携帯、口紅、小さいレースのハンカチ位は、入ります
   










江戸型筥迫 「しあわせ尽し」

2017-02-12 22:08:46 | 筥迫&筥


色色な宝物の模様を配したものを、身に纏うと「福を寄せる」ということから「宝尽くし」模様と、呼ばれれています

作品展の筥迫には「しあわせ尽し」と名付けました




被せの文様
◎隠れ笠
 危険な事柄から、姿を隠し守ってくれる
◎巻物
 知恵・知識
◎七宝
 七つの宝(金・銀・瑠璃・真珠・珊瑚など)




被せ下の文様
◎隠れ蓑
 隠れ笠と同じく、身を守ってくれる
 (笠は、男文様・蓑は女性文様という)
◎打ち出の小槌の文様
 願いを叶えてくれる





筥裏の文様
◎宝袋
 財宝を入れる巾着袋
◎分銅
 富の象徴・・重さを量るおもり
◎丁子
 夫婦円満・長寿


江戸型筥迫の被せ下の中


見て下さい
可愛いでしょう
こんなんですよ~







おまけ

随分、前も前、数えてみたら40年も過ぎていました

この帯は、まだ東京に住んでいるとき
渋谷の東急デパートで一目ぼれして買った帯です

丁度、日本刺繍を習い始めた時で、この宝尽くしの模様で刺繍したいと思っていたのでしょうね!

未だに、夢は実っていませんが・・

もう、着物を着ることもやめてしまい
箪笥の中はスッキリ整理したのに、この帯だけが、新品のまま40年、まだ眠っています
(写真が下手で綺麗な色が出ませんでした)


未だ!
やり残していること、沢山あるヮ~















使用中・使用後

2017-02-05 12:16:23 | 雑記


 昨年10月の作品展後、マッタリと日々が過ぎていきます
~いけないな~と思いながら~

作品展会場に立てられた看板!

全部、企画会社にお願いしていたので、会場に行ってビックリ
呑気な主催者です

遠くからでもよく見え、立派な看板で
評判よかったです







作品展終わった後、捨ててしまうのが、勿体なくて、この写真だけ持って帰りましたが
自宅の天井から吊るしても、この有様
(1mの物差しの小さい事)




















この大きさだったらいいかな~


その後、こんなのになりました