牛首紬の日本刺繍着物 2017-06-22 21:58:32 | 日本刺繍作品 昨日梅雨入りした金沢ですが、今日はもう晴れ能登の方では、田植えが出来なかった所もあるとか・・・白生地の牛首紬を染め注文して、総刺繍を施したMさんの作品です地色は、もう少し紫です6月の大きなイベントに着用する為に単衣の着物、夏帯を頑張って刺繍されましたあっぱれです牛首紬は光沢があり、柔らかくしなやかです白・ブルー・紫・の濃い薄いの波頭が何とも涼しげな、そして上等な単衣の着物に仕上がりました着物をお召しになったMさん殿方からも綺麗だねと、声がかかったそうですよ~ 着物に合わせて、帯も仕上げました図柄は「ほり ひろし」さんの作品集のご本から、Mさんが大好きという兎の雷神風神をお借りして、刺繍しました牛首紬とは石川県の白山の麓、白峰村字牛首で生産されたので、この名がつけられました釘に引っ掛けても、釘が抜けるほど丈夫でありながら、糸に空気を含ませる独自の糸の処理で、柔らかな着心地です 「コトバンク」より
能装束『腰帯』と金沢能楽美術館 2017-06-13 15:25:29 | 美術館&催事 『腰帯』四作品出来上がりお教室のYさんの作品ですYさんの事は、昨年、作品展の後記に『江戸筥迫・羽衣』と題してアップしています笹龍胆子方紋日本刺繍の腰帯です浅葱地南天文様日本刺繍の腰帯です地色が綺麗に写せません浅葱地菊文様日本刺繍の腰帯です亀甲花文様日本刺繍の腰帯です四点の作品が揃いましたお見事作品展で展示した作品左・能楽師のご主人が打ったお面 奥様(Yさんの事)が刺繍した 七宝文様の腰帯と鬘帯です右・七宝文様の腰帯を付けた姿 (これから舞台でしょうか)家族で同じ方向を見て進んでいる姿を拝見するのは、とてもほほえましく、羨ましいです~ねズーット気になっていた『金沢能楽美術館』へ行って来ました山科 理絵が描く能楽世界左・『秘スル花ヲ 知ルコト』の ご案内右・『永遠に(菊慈童)より』上・『傍に(松風より)』下・『逢いたい(桜川より)』余り大きくない美術館ですが、見応えありでしたうっとりして見続けていましたこの様な形で『能』を紹介して頂くと興味がわいてきます金沢は小さな町!能楽堂も近くにあります折に触れ、お誘いも時々あるので、これからは・・・・と思っています
久しぶりの東京 2017-06-05 22:11:06 | 貼り込みの嚢物 6月3日、4日と筥迫工房の講習会に参加する為、上京しました久しぶりの東京!人の多さに息絶え絶え一日目鏡付き脂取り紙入れこの年齢ですから、顔に出てきた脂!勿体なくて捨てられません(笑)が・・カタチが知りたくて その上、沢山作って上手になりたい~・・このような野心で・・中を開くとこんな風です~小さくて可愛いのですよ~写真ではお伝え出来ませんがなかなか手が込んでいるのです朝6時の新幹線に乗り9時20分頃、教室に入り夕方6時頃まで、缶詰状態で~仕上がりました~二日目四ッ襠紙入れ被せに付けた金具素敵でしょう!ここに惹かれて二日目に挑戦中を開くとペン挿しが襠もダブルに入っています二日目も10時から6時過ぎまで缶詰です!帰りの時間があったので、一番さきに帰ってきました四ッ襠紙入れを受講するに当たり、宿題がありました念珠入れを3個以上作ってくること!~5個~作ったょ~とても疲れたけど、充実した二日間でした昼食の時間はお喋りタイム若い方々とのふれあいは、色んなことを教わります筥迫先生とも沢山お喋りが出来て、楽しかった