九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

カラシラサギ(北九州市小倉南区)

2015-05-26 07:31:13 | 野鳥

 5/22(金)日本野鳥の会北九州支部の定例探鳥会(毎月第一日曜日)が行われる曽根干潟に出掛けてきました。

このところこの探鳥会は天気に恵まれず参加していませんでしたので久しぶりです。この日は満潮が正午頃でしたので、1持間ほど前に到着しました。

 先客はお一人のみ、早速スコープをセットして覗くと、遠くにクロツラヘラサギが5羽、その他繁殖羽の綺麗なダイサギ10数羽が見られましたが、シギチは見つかりませんでした。
 干上がったところにダイサギに混じって1羽コサギに似たのが居ました。良く見ると嘴が赤みがかった黄色で。頭の冠羽もコサギと違って多くふさふさしてカラシラサギのようです。以前、佐賀の大授搦で見ていましたが、この時は、かなり遠くで、冬羽で嘴も黒味を帯び、足の黄色も見られませんでした。今回のこの個体は夏羽でこの鳥の特徴がはっきりと視認できました。
 ただ、この時も観察主体でこのような珍鳥に出会えるとは思ってもいませんでしたので、ズームレンズしか持参してなく写真は良くありません。このところ(前々から?)ズボラで失敗続きです。

  

  

  

  

カラシラサギ(唐白鷺、学名:Egretta eulophotes、英名:Chinese egret、科属:サギ科コサギ属、体長:65cm、時期:旅鳥)
【分布・生息環境】数少ない旅鳥として渡来し、日本海側の島嶼や、九州以南での記録が多い。海岸、干潟、河口、水田に生息する。朝鮮半島北西沿岸と中国南東部沿岸でのみ繁殖する世界的希少種。[NT]
【特徴】全身白色でコサギに似る。雌雄同色。夏羽は嘴が黄橙色で眼先は青緑色。後頭には房状の冠羽があり、頸の付け根、胸、背には飾り羽がある。足は黒く、趾は黄色、虹彩は黄色だが暗色の個体もいる。
 (真木広造 『日本の野鳥650』、平凡社、2014年 175頁)


撮影機材:カメラ:Nikon D7200
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2015年05月22日10:40~ 
撮影場所:北九州市小倉南区

おまけ

 鶴田浩二さんの名曲「傷だらけの人生」、「古い奴だとお思いでしょうが、古い奴こそ新しいものを欲しがるもんでございます。、、」のとおり、先頃入手した、35mm判換算で、広角24mm相当から超望遠2000mm相当までをカバーする、光学83倍の超高倍率モデル、Nikon「COOLPIX P900」で撮影しました。これは散歩用にと思い購入しましたが、ファインダー(EVF)が見づらく、連写の後のメディアへの書き込みが遅く、動き回る小鳥などは捉えるのが難しくかなり訓練が必要と思いますが、このような動きの遅い大きなものはなんとかなります。
 小生のような記録写真には手軽に超望遠が楽しめ、TPOに合わせて使い分けしたいと思っています。

  

  

全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

カラシラサギ(北九州市小倉南区)


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