コクマルガラス（福岡県みやこ町）

　2015年もいよいよ大晦日となりました。
今年の遠征？は、2月、6月の2度の道東探鳥ツアー以外では、伊吹山、東京、島根くらいで地元九州内ではこれといった収穫はありませんでした。8月以降の後半は身内の慶弔が重なり、何かと忙しく、このブログもほとんど更新できませんでした。
　やっと落ち着きましたので、来年はまた活発に行動したいと思っています。

　12/29（火）今年最後の鳥見、撮影となりました。通称パンダガラスと言われているコクマルガラスを掲載します。

今迄、出水などで何度か出会い見ていましたが、撮影はできていませんでした。今年も11月に隣県の情報をいただき出掛けましたが、結局見つけることはできませんでした。今年もダメかとあきらめていましたが、やっと念願が叶いました。
　ポイントに到着すると先客がおひとり、以前からお世話になっている方で、状況を色々と教えていただき、周囲の田んぼを探索しましたがミヤマガラスばかりで見つかりませんでした。
　いつもやってくる場所に戻り、双眼鏡を覗くと、多くのミヤマガラスの中に確かにパンダ模様が1羽見られました。枝被りばかりでなかなか良いところに出てくれませんでしたが、出会え、なんとか撮影もでき、ライファー1種追加できました。
　

コクマルガラス（黒丸烏（鴉）、蒼鷹、学名：Corvus dauuricus、英名：Daurian jackdaw、科属：カラス科カラス属、体長：33ｃｍ、時期：冬鳥）
　この鳥も以前は珍しい冬鳥だったが、近年、渡来数が増加している。「丸」は牛若丸の丸と同じで、子供や船などにつく接尾語。小形なので「丸」がついた。「白・黒」型の羽衣（うい）のものと「黒型」がある。
　（安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年　311頁）

左「白・黒型」、右「黒型」と思われます。

　　

　

　　



　今年も山口、福岡、佐賀、北海道、滋賀、東京、など各地でご親切にご教示頂いた皆様との数々の出会いが思いだされます。皆様のご親切にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

　今年はこれが最後の掲載です、一年間お付き合いいただきました皆様ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。　
　皆様にとって来年が良い年であるようお祈りいたします。　

撮影機材：カメラ：Nikon　D4s
　　　　　レンズ：Nikon　AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR＋Ai AF-S Teleconverter TC-17E II
撮影日時：2015年12月29日09:46～　
撮影場所：福岡県みやこ町


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

コクマルガラス（福岡県みやこ町）

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