その年の世相を一文字で表す「今年の漢字」に「税」が選ばれました。政治、経済、スポーツ界と色々ありましたが、2023年もいよいよ大晦日となりました。
「税」の字が選ばれた理由について協会は、1年を通して増税の議論が行われたことに加えて、所得税などの定額減税が話題にのぼったことのほか、インボイス制度の導入やふるさと納税のルールの厳格化など、「税」にまつわるさまざまな改正や検討が行われたことなどをあげています。https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20231212b.html
となっていますが、「増税メガネ」も一因と思われます。
安倍、菅と強権政治が続き、期待された岸田政権でしたが、このところに内閣支持率は低下し続け、内閣の存亡が危ぶまれています。閣僚その他の人事は派閥の顔色を窺い、税の増収分を還元すると、ジャパネットの利益還元祭のパクリ減税も、財務大臣に、増収分はすでに使い切って、あっさり打ち消される始末。やることなすこと、へぼ将棋のごとく、一手指しては、待ったをする。全く戦略が見られません。
新年を迎え、早々に退陣してもらいたいと切望します。
鳥見の方は、日本野鳥の会北九州支部の探鳥会、響灘ビオトープ探鳥会には、できるだけ参加していますが、それ以外は県外含めて全くでかけていませんでした。コロナ以降出掛けるのが億劫になり、すっかり怠け癖がついてしまいました。
今年最後は、12/27(水)響灘ビオトープで見られた北九州では大変珍しい、、オオハクチョウを掲載します。
このオオハクチョウは、11月20日に飛来しているのが見つかり、以来今日まで一か月以上滞在しています。北九州では大変珍しく、響灘ビオトープでは2,012年開園以来初めてとのこと。
早速、地元のNHKテレビで11月22日放映され、西日本新聞で11月21日報道されました。
小生は、九州では、福岡市今津で2014年12月27日、撮影しています。この時は3羽見られましたが、今回は単独のようです。
今回、12月09日の響灘ビオトープ探鳥会、12月21日の日本野鳥の会北九州支部の探鳥会に参加する予定でいましたが、いずれも天気が良くなく参加しませんでした。
そこで、12月27日、年内最後と思い、決行しました。到着するとすぐに見つかりましたが、生憎、居眠り中で、時折、首を上げて、周囲を見渡していましたが、すぐにまた首を突っ込んでしまいました。
羽ばたきなど期待しましたが、願いはかないませんでした。
オオハクチョウ(大白鳥、学名:Cygnus cygnus、英名:Whooper swan、科属:カモ科ハクチョウ属、体長:140cm、時期:冬鳥)
鳴き声の特徴から古名は「ククイ」。「コーイ、コーイ」と呼び寄せるが、それも鳴き声から。
現在の和名ハクチョウの意味は解説の必要はないだろう。ハクチョウ 類を表す漢字は、鵠、鵝、鴻などが ある。白く、大きいこの鳥は古くか ら日本人の目にとまっていた。
『古 事記」の垂仁天皇の条に「………………今高往く鵠の声を聞きて・・・・・」とあり、 同じことが『日本書紀』にもあり、 記紀ともに鵠の字が使われている。
やはり記紀にある景行天皇の条、倭建命の死の項に「八尋白智鳥、白鳥 陵」とある。『古事記』景行天皇の 条には「・・・・・・天の香具山利鎌にさ渡 くび る鵠・・・・・・」とあり、鵠の原文は久毘である。
クビはククヒの略とされて いる。この時代にはハクチョウは 「ククヒ、クグヒ」 といわれていたことが分かる。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 76頁)
撮影機材:カメラ:Nikon COOLPIX P1000
撮影日時:2023年12月27日10:58~
撮影場所:北九州市若松区響灘ビオトープ
今年はこれが最後の掲載です、一年間お付き合いいただきました皆様ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。
皆様にとって来年が良い年であるようお祈りいたします。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
オオハクチョウ(北九州市若松区)
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