2/07(土)、久しぶりに地元の数社参拝しました。
松山神社(福岡県行橋市)で地元の行橋ロータリークラブが案内看板を設置し、除幕式が行われたとの新聞記事を見て、大分寒さも和らいだこの日出掛けてきました。
カーナビも機種交換しましたので、この試運転も兼ねての参拝です。
松山神社(まつやまじんじゃ)
【鎮座地】〒824-0013 福岡県行橋市沓尾150 旧豊前国 仲津郡
【御祭神】(配祀)杉光治 松山神 宇賀之御魂神 菅原神 守田神
【例祭】 10月第1日曜日
【旧社格等】村社
【御由緒】
沓尾松山神社と石切丁場跡
沓尾(くつお)松尾神社は、苅田松山城主の杉弾正弘信(すぎだんじょうひろのぶ)らの霊を祀るために、その重臣の子孫でありこの地の庄屋を代々務めた守田家の二七代当主房貫(ふさつら)[精一・号は蓑洲(さしゅう)1824‐1910)によって明治二十年代に建てられました。
広大な境内には山県有朋(やまがたありとも)の手による「江山豁如」(こうざんかつじょ)碑や三条実美(さんじょうさねとみ)の揮毫した神勅碑、松尾芭蕉の句碑などがあります。
神社のある沓尾山の西側は平尾花崗閃緑岩(ひらおかこうせんりょくがん)とよばれる火成岩からなり、境内には「獅子岩」や「烏帽子岩」と名付けられた奇岩が見られます。
松山神社の入口には「霊石」と呼ばれる巨石があり、上面にはこの石を切り出そうとしたノミの痕跡(矢穴)が残っています。松山神社周辺や北側の龍日売(たつひめ)神社の裏山は江戸時代からの石切丁場(いしきりちょうば)で、矢穴の残る石が多く見られます。
ここから切り出された石材が、元和六年(1620)の大坂城天下普請のため、小倉藩主細川忠興(ほそかわただおき)の命で海路大坂まで運ばれていたことが古文書と現地調査によってわかりました。
(参道入口案内板より)
北九州市より国道10号線を20数Km南下、行橋市にあります。周防灘に注ぐ祓川の河口近くの沓尾山に鎮座しています。
明治22年3月建立の鳥居の変額には、「松山神社」とあります。
参道参道に入るとしばらくモウソウ竹の林です。
さらに鬱蒼とした樹木に覆われた急な石段が続いています。
松尾芭蕉の句碑「名月や 門にさし来る 潮頭」とあるそうです。
「江山豁如」の碑山県有朋の揮毫です。
参道脇にあります。さらに急な石段が続きます、建設当時の先人の苦労が偲ばれます。
参道の神門?
あまり見慣れない神門、または鳥居のような門があります。
霊石と境内社の跡?
神門をくぐってすぐ、大きな霊石の向こうに屋根の落ちた建物があります。境内社(稲荷社)でしょうか。
参道の鳥居狭い急な参道を登りきると明治22年3月建立の鳥居です。
裏に従三位子爵 杉孫七郎 書とあります。
参道から社殿
鳥居をくぐり階段を上ると正面に神門、瑞垣に囲まれた中に小さな社殿です。
社殿
明治20年代、旧仲津郡の大庄屋で守田家27代目の房貫により建立、苅田松山城主の杉弾正弘信や、その家臣の守田家の祖先が祀られています。
社殿木鼻および正面にみごとな彫刻があります。
社殿全景
社殿および参道の老朽化も進んでおり、地元行橋ロータリークラブが整備を進めているとのことです。
神門から鳥居
神門から鳥居、社域は広く、巨石が散在し江戸時代に大坂城再興で使われた石垣の採石跡もあります。
参道から入口
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大坂城の石垣が 一部でもここから運ばれたと知り、感動です!
巨石、芭蕉の句碑他 結構 見るところ満載!?
ただあまりにも 神社が老朽化していて、残念でした。
九月も終わりだというのに、藪蚊がまとわりつき、大変なことに…
次回は もう少しゆっくりと散策したいと思います。(^o^)/
小生が当社に参拝したのは2009年2月7日でしたから5年近く経過しています。当時は社殿は少し修繕されているように見られましたが、老朽化しているとのこと残念です。
当社近くの行橋市、苅田町など京筑地区には多くの神社が点在しています、是非訪ねてください。
蓑は「き」とは読まんです。
現地案内板から転記したとき、「さ」を「き}と読み違えたのかと思います。
訂正しました。