九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

光明八幡神社(福岡県赤村)、他に参拝

2010-08-08 15:48:41 | 神社巡拝
 8/2(月)、5月末以来、久しぶりに近場の数社を参拝してきました。

連日の猛暑で、外出もひかえていましたが、涼を求めて山間の滝の見物を兼ねての参拝です。
 場所は、筑豊地域の東部に位置し、北は香春町、南は添田町に挟まれた山間の村、田川郡赤村です。演歌歌手の西川峰子さんは当村のご出身です。
 自宅からは国道322号線を南下、香春町に入り県道418号線(英彦山香春線)を経由しておよそ35kmほどの距離です。

 最初は、当村でも最大級の?滝、「大音の滝」です。

 赤村中学校から新今川橋を渡り、今川沿いに添田町方面へおよそ1.7km、赤村小学校上赤分校手前を左折、十津川沿いの小道に入り、1.5kmほど進むと琴弾の滝の駐車場があり、さらに1.3km進むと「大音の滝」の案内板があります。駐車場は整備されていませんが、道路沿いに駐車スペースはあります。

 鬱蒼とした樹木の中を進むと二段の滝が見えてきました。

 側に小祠があります。
 水神様が祀られているのでしょうか。

  
 かなりの水量で名前のとおり迫力がありました。

大音の滝
 この滝は、水量が豊かでごうごうとした大きな響きをもっていることからこの名がついたと思われる。
 周囲は、うっそうとした樹木におおわれていて、夏でもはだ寒さを感じるほどです。滝の高さは、約10メートルに及び下の方が二段になっていることから、特に、壮大な、響きを感じさせる。
 赤村産業振興課
  (滝前案内板より)


 つぎに天智天皇が豊前の国に御立寄りの時、命名されたと伝えられる「琴弾の滝」です。
こちらは駐車場、トイレも整備されています。
 入口左に由来の石碑があり、階段を上ると展望台がありますが、ここからは樹木に遮られ滝の全容は見られません。

 さらに進むと多くの不動明王など大小の石像が斜面にあります。

  
 足元に注意しながら滝の下に出ましたが水量は少なく、「大音の滝」のような迫力はありません。

 しばらく、木陰で休息し、つぎの目的の神社参拝です。最初は「琴弾の滝」から1km余りの光明八幡神社です。

 光明八幡神社(はちまんじんじゃ)
【鎮座地】〒824-0431 福岡県田川郡赤村赤1517 旧豊前国 田川郡 
【御祭神】神功皇后、保食神、應神天皇、姫大神、大山祇神 (福岡縣神社誌)
【例祭】 5月5日 神幸祭
【旧社格等】村社

 境内入口の鳥居
 鳥居の右には平成5年2月11日建立とわりと新しい社号碑があります。
 
 社殿全景
 鳥居をくぐり、石段を上がるとかなりの規模の拝殿です。

 本殿
 本殿は普通の流造りと違う、あまり見かけない構造です。

つぎは、光明八幡神社から北西に真直ぐ延びる田んぼの間の道の突き当たり、県道418号線沿いにある稲荷神社です。

 稲荷神社
【鎮座地】〒824-0431 福岡県田川郡赤村赤 旧豊前国 田川郡
【御祭神】宇迦之御魂神
【例祭】

  
 祠の中に「正一位稲荷大明神」と刻まれた大きな石が鎮座しています。

 つぎは今川に架かる大川橋を渡り、数百mの赤村の地名の由来となったとも云われる、我鹿八幡神社です。

 我鹿八幡神社(あかはちまんじんじゃ)
【鎮座地】〒824-0431 福岡県田川郡赤村赤3602−1 旧豊前国 田川郡
【御祭神】神功皇后 (合祀)保食神 (主神)應神天皇 姫大神 (合祀)大山祇命 猿田彦命
【例祭】 1月1日 元旦祭 3月26日 俵家飯上げ祭 5月4日 神幸祭 11月23日 新嘗祭 11月29日 神待祭
【旧社格等】郷社

 境内入口の鳥居
 銅製のみごとな鳥居です。左の建物は社務所です。

 拝殿
 社殿の前にやゝちいさな土俵があります。

 本殿の彫刻
 かなり老朽化していますが、随所にみごとな彫刻が施されていて、往時が偲ばれます。

ここの参拝を終えたところで雨が降り出してきて、次の目的の大祖神社(山浦神社)に向かいましたが、だんだんと強くなり、大祖神社(山浦神社)近くに着いた時には止む気配もなく、雨具の用意も無く、明日、再挑戦することにして帰路に着きました。
 
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