明日の日本に必要な真実を語ります!       (HP→http://www.it-dream.biz)

世界も日本も人類が混迷する現代において政治・経済・経営そして生活の全ての環境問題を厳しい眼で捉えてお伝えします!

<ブログアーカイブ78>日本の水を告発する!(1:水道水2:ビル・マンション3:プール):2013/6/18掲載

2015年04月26日 11時53分39秒 | 健康・医療
<第1弾:水道水の安全は本当か?2012/8/11掲載>

先日都内の電車に乗っていたら社内広告で「水道水はゴクゴク飲める安心の美味しさ」という東京都と首都圏の水道局のポスターを見ました。私は以前「家庭用のオゾン浄水装置」を企画・開発した事がありますのでこの内容に背筋が寒くなりました。
そこで、現在の日本の水に関する実態をシリーズで警告したいと思います。今回は第1弾:水道水の安全は本当か?」です。

日本の「水道水は世界一安全」と思っている方は少なくないと思います。一方、私のように「家庭で水道水を飲まない方」もボトルウオーターやサーバウオーターの売上拡大を見れば明白です。

その理由は水道に不可欠な塩素消毒により有害性の発がん物質で有名な「トリハロメタン」が発生しますが最近まで日本は規制外でした。最近になってWHO(世界保健機関)と同様の規制になりましたが肝心の塩素(カルキ)の水道水中の含有量(残留塩素)がWHOは0.5mg/Lに対して日本は1mg/Lと倍の含有が認められているので下痢はしなくても癌発症のリスクは拡大しています。この事は「長年水道水は安全と信じて飲んでいた人は癌発症の確立が上がっている」というリスクを負っている事になるのです!

それでは何故首都圏の水道局は上記のキャンペーンを打ったのでしょうか?実は「高度浄水処理」という取水した原水をオゾン等でクリーンにしてトリハロメタンや水のまずい成分を除去するセンターを首都圏水道局で導入が始まったのです。確かにこれは効果がありますが日本全国でこの高度浄水処理された水道水を飲める地域は僅かであり是非ご自分の住まいの水道水はどうかを調べる事をお勧めしますが、遺憾ですがこれで安全とも云えないのです。(次回にレポート予定)
いずれにせよ放射能と同様の水行政のごまかし体質が見えてきますが、「日本の水道水は飲んでも直ぐに病気にはならないという安全性」の主張ですが疑問が多くまた長期的な発ガンのリスクを隠してきた罪は重いのです。

現状の日本の水道水は世界のWHOやEPA(米国環境保護庁)の安全基準に比べて大甘で危険です。ポイントは以下の通りですが詳細はこのリンクでご覧下さい。

 1、微生物含有・・・米国EPAの7つの規制基準に対して日本は一般細菌&大腸菌の2つしか規制していない。
 
 2、放射性物質・・・WHO/EPA更にEUでも明確な基準があるが最も問題の日本は一切の基準が無い。
 
 3、化学物質・・・・WHOの100を超える規制物質で日本は半分位しか規制していない。問題物質の一例は次の通り。
   (アンモニア/アスベスト/銀/硫化水素/亜硝酸塩/塩化ビニル/エチルベンゼン/スチレン/トリクロロベンゼン .etc)
 
 4、農 薬・・・・・日本はWHOで規制している数十種の物質を殆ど規制せず、ゴルフ場の監視項目に入れている程度
 
 5、有機物/無機物/消毒剤及び消毒副生成物・・・WHO規制の半分程度しか規制していない

尚、水道水を止める人の中には人が活動する度に体内のミトコンドリア細胞が発生させる癌細胞発生や老化促進で有害な「活性酸素」を取り除く「活性水素入りの飲料水」が人気なのも知って於いて欲しい情報です!
********************************************************************************
<第2弾:ビル・マンションの貯水槽が危ない?2012/8/14掲載>

8/11に掲載した「日本の水を告発する!<第1弾:水道水の安全は本当か?>」の続編で、今日は第2弾:ビル・マンションの貯水槽が危ない?です。

ビルやマンションには水圧不足にならないよう貯水槽が付いていますが、実はこの大半が水道水を汚染して飲めない水にしています。逆に一般家屋や小さいアパートはありませんのでこの危険はありません。又10tを超える貯水槽は年間1度以上の認可業者による清掃が義務つけられていますが小中規模のビル・マンションは野放しなので全く飲めない水と思った方が安心です。また地下の貯蓄槽が屋上設置型よりはやや有利ですが所詮点検と清掃頻度次第です。

この貯水槽の危険性は以下のようになり、知らないうちに病気やアレルギーを誘発します
1、昆虫やねずみ、鳥が入り込み屍骸になりタンク水を汚染する。
2、安価なFRP製は光を通すものがあり、結果タンク内に藻が発生しそれに有害な菌等が増殖する。
3、雨水が混入し消毒用のカルキを薄めてしまい、更に有毒物質を増殖する。
4、タンク内喚起不足で異臭や異味が起きる。

詳細はこのアンカークリックでご覧下さい。

上記の現象が稀なら良いのですが、多くの清掃業者が酷い惨状を告発しており、これは政治/行政の怠慢です。
従って自分の住むビル・マンションが10t以下の貯水槽か?及び管理規定に清掃は年何回実施しているかを確認すべきです!
もし築10年以内の大型ビル・マンションなら比較的安心ですが、だからと言って飲料水には出来ない事は前回報告しました。逆に築10年以上のマンション/10t以下の貯蓄槽/年1回以下の点検/FRP製のタンクならもう飲めないと覚悟すべきでしょう!

それから水道水を必ず沸騰して使用しているから大丈夫と思っている方も次の危険性を知って下さい。
1、タンクの汚れはフィルター浄水するしか無く沸騰では取れません。
2、カルキは沸騰時間を5分位掛けないと抜けないのでケトルのように沸騰した音で直ぐ止めると実は最悪の濃度になり逆効果なのです。


これ以外も古い水道管の錆び混入も多く発生していて戸建てもこれは対象リスクです。
いずれにせよ水道水は安全というのはごく一部の高度浄水処理を安全な配管や貯水槽で受けられているほんの一部の人にのみ当てはまる話で通常は飲めない危険な水と思った方が賢いと思います。
******************************************************************************
<第3弾:日本のプールが危ない?>

8/14に日本の水を告発する!<第2弾:ビル・マンションの貯水槽が危ない?>を掲載しましたが、今日は今真っ盛りのプールの水への警鐘で<第3弾:日本のプールが危ない?2012/8/15掲載>です。
「水道水は安全で美味しい」という首都圏水道局のポスターを見た事からこのシリーズを掲載していますが、今日はプールの水についての日本の規制もやはり大甘で安全は疑わしいです!
 そのポイントを先ず「日本と世界のプール水水質基準」を参考に<ドイツ:DIN基準>と<世界水泳連盟(FINA)基準>との比較でご覧下さい!

1、「遊離残留塩素濃度」がDIN/FINAが0.6以下なのにやはり日本は消毒優先で1.0以下と多すぎる。もし1.0なら飲料水不適合というのが世界の常識なのに・・・・。

2、その結果発がん性物質である「トリハロメタン濃度」は世界基準の0.02(mg/L)以下に対し日本は一桁多い0.2以下と異常に多いのでお子さんがウッカリ飲んでいるとその影響は将来の癌発症リスクになります。また一年中プールに浸かっている選手や関係者は皮膚からも浸透しますので要注意です!


次に「プール水の汚染実態」をこのアンカークリックでご覧下さい!

日本の厚生労働省は細菌消毒中心なので「一般細菌」「大腸菌群」「ORP(酸化還元電位)」等を強化していますが世界は発ガン性等の総合的健康判断基準になっていて「遊離残留塩素濃度」「トリハロメタン濃度」「過マンガン酸カリウム消費量」の規制がシッカリしていて安全性を高めています。

もちろんプールにも高度浄水処理が可能で、「人体に害の無いオゾン滅菌システム」「塩素濃度自動監視による自動注入システム」「循環式浄水システム」等が存在しますが、それは会員制プール等の一部だけです。

いずれにせよ日本の公共プールは殆ど安全とは云いがたい状態です。プールの水をウッカリでも飲まないようにしましょう!また遊泳後は直ぐにシャワーでカルキや汚染物を流して下さい。それと目薬も忘れずに!特にお子さんが最も影響を受けやすいのでご用心です!

それから管理が悪く、清掃もシーズン終わりまでしないようなプールでは、カルキの入れ過ぎだけでなく、投入不足や水中の有機物による汚染(過マンガン酸カリウム消費量基準違反)により細菌からさえも守れない状況ですので直ぐ病気になる恐れがあることも留意して下さい!

いずれにせよプールは高級ホテルや有料で管理レベルの高い処を選びましょう! 分からなければ問い合わせして下さい!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿