そして あれこれ言いたい

あちこち散漫なブログ

磐音 本の紹介

2008-03-17 19:39:46 | 磐音
陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙 (双葉文庫)
佐伯 泰英
双葉社

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これが二十数巻も続く 居眠り磐音江戸双紙 の 第一巻

筋立てにちょっと無理があるかなあ と思われるのだが(すみません)
でも一番大事な物語の端緒

作家は 佐伯泰英さん 
ご自分では 月刊佐伯とも言われていると
それは自嘲か 自負か

どちらでも良い
これほど面白く読ませていただいているのです

たまに齟齬があるのは自明の理

どうぞこれからも面白いお話をお願いいたします



磐音 人気の秘密

2008-03-16 22:43:51 | 磐音
磐音は
➀ 国家老の嫡男で つまり下世話でいえばいいとこのお坊ちゃま
  なのに長屋暮らしの浪人
➁ めっぽう腕が立つ剣術家
  悪人をばったばったと切り倒す
③ 姿がよくて性格がめちゃくちゃいい
  上つ方から下々までファンがいっぱい

ということで
痛快時代劇王子様ヒーローとしての資質が満載

お話しも
次から次へ事件勃発
市井の小さな事件から将軍家に関わる事件まで息をもつかせぬ
そこに奈緒さんやおこんさんとのラブストーリーも絡む

一度読み始めたら途中で止まらない





磐音

2008-03-16 13:34:30 | 磐音
作品に散りばめられている小道具が心憎い

料理もそのひとつ
豪華な高級料理というわけでないの
ぶりと大根の煮付け
ひじきと豆の煮たの
鰯や鯖の焼いたのに大根おろしとか
蓮根蒟蒻人参椎茸の炊きあわせとか
庶民の食べ物

またそれを無心に美味しそうに食べる磐音がいる

食べる場所も
2間9尺の長屋
お店の台所
一膳飯屋とかそんなところ

温かい湯気や匂いがすぐに思い出される

また
大根の切れっぱしがあるから
それで雑炊でもつくろうか

とかいう発想も身近なんだな