そして あれこれ言いたい

あちこち散漫なブログ

ケアンズ旅行記 クランダ観光2

2006-04-20 23:47:10 | ケアンズ旅行記
クランダ鉄道のマーク



クランダ鉄道の旅はサトウキビ畑のひろがる南国の風景を過ぎ 牧場を過ぎ 山へと入っていく。
どこか懐かしい、私の生まれ育った日本の田舎の風景と重なるような気がする。
ここは熱帯雨林気候というのに。

ところで今日の天気は雨期の終わりにふさわしく、めまぐるしく変わる。しかも曇りがちで降れば大雨である。列車の窓を何度も開け閉めする。ザーッと降る雨が浸入するのを防ぐためである。バロン滝を見学する際も雨具なしでは外にも出られない。

バロン滝 雨の後で水量は多い。

ケアンズ旅行記 クランダ観光1

2006-04-20 19:11:05 | ケアンズ旅行記
カンタス機は早朝ケアンズ到着。飛行機を降りると かすかに南国の香りと気温。エアコンが効いているのだ。窓から覗いた外の様子は鄙びた南国の地方都市という感じ。

検疫に非常に厳しいと聞いていて 持参の薬もしっかりと説明書込みで用意していたのだが 気が抜けるほどにあっけなく通過した。預け荷物を受け取るベルトコンベアには麻薬犬がいて仕事をしていた。

一階ロビーに出るとそこには各ツアー会社の出迎えの人が待っていて、はいHIS、はいJTB、はいホリディ、はい何々、はいどこどことそれぞれに振り分けられていく。まるでベルトコンベアに乗せられた気分で私たちはホリディツアーのバス2台に分乗した。私の乗っバスには十数名ほどもいたかしら。

空港の外に出てもそれほど暑くはない。多少、湿気がある。雨期の終わりかけの時期である。
2週間ほど前にカテゴリー5という巨大サイクロンが襲来しかなりの被害があった模様である。パロネラパークは破壊され当分の間パロネラパークへのツアーは中止ということだ。

私たちはリーフカジノのロビーに運ばれツアーの説明を受ける。飛行機到着が遅れたので多少忙しい説明だった。朝食を取る間もなくどきどきツアーのキュランダ観光のバスが到着。ツアーガイドのトモコさんとドライバーのマイクに連れられて出発。バスは満杯。20名くらいかな?

トモコさんの慣れた説明に案内されまずはクランダ鉄道へ。フレッシュウォーター駅で卵とチーズのホットサンドウィッチとミネラルウォーターを買って車内で朝食を済ませる。このサンドウィッチが美味しかった。

鉄道は10チャンネルの『世界の車窓から』のタイトルロールを長いこと飾っていた有名な鉄道である。300メートルほど(間違ってい
るかも)の高度にあるクランダまで約45分の列車の旅である。メガホンを持ったトモ子さんの無駄のない観光ポイントを逃さない案
内で私たちはカメラを構え景色を堪能した。


ケアンズ旅行記 飛行機編

2006-04-20 14:20:44 | ケアンズ旅行記
成田空港第二ターミナルC86ゲートにいる。カンタス航空21時25分発の予定で、ホリディツアーのカウンターには18時55分に集合。ところが私たちが飛行場についたのは5時15分ごろ。早すぎた。

そこで4F中央にあるセルフレストランで狐そばとかつカレーを食べる。その後カウンターで搭乗券をもらう。嬉しいことに燃油サーチャージの差額、二人分8,800円が戻ってきた。現地でのお小遣いが増えた。

搭乗手続きをして機内預けのスーツケースを預けてもなお時間がいっぱいある。売店巡りをして、ベンチに座って飛行機を眺めていてもなお時間がある。本屋で息子はパズルの本を私は『ダヴィンチコード』の文庫本上巻を購入する。

その後手荷物とともに出国審査を無事通過して出発ゲートのあるロビーへ。それでもまだ時間が・・・・・・・4時間もの待ち時間を費やしてやっと搭乗時刻になった。ところがである。なんと成田空港周辺の天候が悪いということで出発が遅れるとのアナウンス。やれやれ。出発時刻が何時になるかまだわからないとの事。もう売店も閉まってしまった。待つのに飽きた子供たちがロビーを走り回っている。


その後 またアナウンスがあり 飛行機が落雷を受けたのでいつ出発するのかまだ見込みが立っていない、という。落雷!?だいじょうぶなのかなあ。出発予定時刻から30分以上も過ぎたころ、さらにアナウンスがあった。機体にSmall Crack が見つかったので修理します。ですって!

ロビーの隅から夜の飛行場に待機しているカンタス機を見てみると、周囲には大きな車(修理車か)や人やらがたくさん集まっている。そのうち機体の前の方にバーナーの火花が光っているのが見えた。溶接しているの~?本当にだいじょうぶなのかな~:::::人生2度目の海外だよ。飛行機乗るのも2度目だよ。

それでも午後10時30分ごろ修理が完了し慌ただしく搭乗開始そして離陸となる。う~、なんだか恐い。飛行機の座席は思っていたよりずっと狭い。座席には薄いひざ掛けと小さなポシェットに入った歯ブラシ、アイマスク、靴下が置いてある。バッグから持参のスリッパを出して履き替える。夜間の飛行には必需品との情報は正しかった。100円ショップで買った耳栓も活用した。ケアンズとの時差は1時間。時計を1時間進める。

ところでアテンダントはオールオーストラリアン。さすがみんな背が高い。女性アテンダントが日本語でアナウンスするのだが 丁寧な日本語なのに片言っぽいのが妙に可笑しい。


シートベルト着用のサインが消えるとすぐに入国カードが配られ、その後食事が配られる。楽しみにしていたメニューはビーフカツとヌードルの洋食と 卵そぼろごはんとチキンの2種類。飲み物はオーストラリアビール。味よりも機内食を食べるということが嬉しく楽しい。食事も終え歯磨きもして後は寝るばかり。拭き取り用の化粧落しを用意して正解だった。明日はホテルにも寄らず朝から丸一日のキュランダ観光ツアーだもの、眠っておかなければ!

3時ごろ目が醒めてしまった。2時間も寝ていない。でもそれから全然眠れなくなってしまった。飛行機って揺れるのね。電車のようなリズミカルな揺れでないし、気流のせいでがたがたっと不規則に上下左右に揺れるのだ。はっきり言って恐い。何分おきに時計を見たことだろう。

6時近くになって窓の外で夜明けが始まった。時間ごとの変化が美しい。この数時間の恐さと窮屈さとを忘れさせるほどに美しい。

まもなくケアンズだ。