のんびり乗り鉄紀行

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などの記事を投稿している。

【ひとくち乗車記】全長4㌔ 浜川崎支線に乗車する。

2024-03-18 18:33:42 | ひとくち乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回の記事は昨年、新潟地区で活躍していたE127系を首都圏に転属させたことで話題になった浜川崎(南武)支線の記事になります。


ここは南武線の尻手駅です。


今回来た車両はE127系の転属によって引退することが決定した205系です。
浜川崎支線は元々は本線でしたが現在では本線完全に分離されもはや別路線となっています。
本線から追い出されたもののメリットもいくつかあります。


乗車した日は強風によって首都圏のJR線に大幅な遅れをもたらし南武線も例に漏れず10分少々の遅れが発生していました。
しかし分離された浜川崎支線は問題なく定刻通りの運行を行っておりました。
その代わり一部時間帯は1編成しか運用に入ってないため運行間隔がかなり空いています😅





尻手発車時かなり多くの乗客で賑わっていましたが八丁畷、川崎新町とでどんどん下車していき浜川崎到着時には2両合わせて10人程しか乗車していませんでした。



国鉄車らしいふかふかな座席でした。

終点、浜川崎まではすぐに着きました。


かなり簡素な駅舎です。





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【乗車記】名称変更⁉ 特急つがる3号のグリーン車に乗車

2024-03-17 17:21:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

本日、ついにダイヤ改正が行われました。
北海道では根室本線の部分廃止、快速エアポートの特快の増設や区快の新設、特急の自由席の両数変化など。

東日本では京葉線通勤快速の廃止、255系のしおさい運用からの撤退、房総特急の全車指定席化、E8系デビュー、E2系一部運行終了など。

東海では東海道新幹線の喫煙室の廃止など

西日本ではダイナスター等北陸の通勤特急の廃止、関西圏の通勤特急をらくラクシリーズへ統一、一部特急列車の全車指定席化、北陸新幹線敦賀延伸、観光列車あめつちの運行区間拡大など。

東武鉄道ではスペーシアXの増設、アーバンパークライナーの廃止など

近畿日本鉄道では特急の喫煙室の廃止など

数多くの鉄道会社がダイヤ改正を行う日となりました。

今回は北陸新幹線の延伸の影に隠れて世間からはそこまで大々的に注目されてませんでしたが鉄オタの間ではかなりの注目されていることが行われました。
それは特急つがるの一部を停車駅を減らしてスーパーつがる号に改名されることです!
この令和の時代「スーパー」の名が着く列車は減少傾向にありもう新設されることはないと考えられてきましたがまさかことタイミングで新設されることになるとは…と鉄オタの間では驚きに包まれていました。
そこで今回は3/14までの平日で使用できたキュンパスを利用して解明される列車のうちの一つ、つがる3号に乗車してきましたのでその様子をお伝えします。


停車駅と発車時刻

  つがる3号

  秋田 12:40
 八郎潟 13:02
  森岳 13:17
 東能代 13:27
 二ツ井 13:41
 鷹ノ巣 13:51
  大館 14:09
 碇ヶ関 14:28
大鰐温泉 14:35
  弘前 14:47
  浪岡 15:00
 新青森 15:14
  青森 15:22

このダイヤは2024年3月15日までの情報です。
3月16日以降のダイヤをあらかじめご確認ください

乗車記
ここは秋田駅です。





秋田駅のコンコースや改札内では秋田県やなまはげの展示がされています。


ここには新潟より乗車したいなほ1号で来ました。
何でこんなおかしなことやってるのかということについてはいずれ投稿するとき301号の乗車記で詳しく書きます。



当駅より奥羽本線特急つがる3号でもって青森へ向かいます。



1号車の半室にはグリーン車があります。
グリーン車はわずか12席。座席の造りはE3系のグリーン車に近いですね。


座席はかなり大きく、リクライニングをしなくてもすでに微妙に倒れているため快適です。


可動式ヘッドレスト。
E2系のグリーン車にあったものようにかなり柔らかいです。

少し小さめですが背面テーブルがあります。


フットレスト。
生地が表裏同じ素材だったので靴を脱ぐ必要はないと思われます。

裏返しても同じ生地。


リクライニングはかなり深く倒れます。


リクライニングはボタン式。

このE751系にはグリーン車を含めコンセントもFREE Wi-Fiもありません!
2000年デビューなので仕方がないといえば仕方ないのですが…

当列車に使われているE751系は新幹線によって大きく人生(?)を狂わされた悲運の列車でもあります。
E751系はデビュー当初『スーパーはつかり』という特急を受け持っていました。
当時は東北新幹線は盛岡までしか開通しておらず583系による『はつかり』とともに函館連絡の特急がいる青森まで連絡していました。
しかしリレー特急の宿命とも言えるのでしょうか、東北新幹線が八戸延伸をするとはつかりとともにスーパーはつかりは廃止され「八戸→青森→弘前」で運転された『つがる』に転属。
そしてとうとう2010年に新青森延伸が行われるとついにE751系の居場所はなくなりました。
しかし当時「秋田⇄青森」で運転されていた特急『かもしか』は485系という古い車両で運転されていました。
そこに目をつけたJR東日本がかもしかと統合する形でつがるの運行区間を変更させ今に至ります。
しかしかもしかと統合する際に6両あったE751系は余剰と判断され4両に短縮、中間車は廃車になりました。
その時、登場からわずか15年。あまりにも早すぎる廃車でした。
また、実は青函トンネルも走行できる作りのはずでしたが北海道に渡ることは叶いませんでした。
そんな悲運の迷車両E751系の旅は続きます。

しかし6時に東京をでてからろくな食事を取って来なかったのでE751系の歴史に思いを馳せつつお昼ご飯の準備をしてました😏
秋田のNewDaysで購入した『牛めし』です。


加熱式のため出発してすぐに紐を引っ張り温めておきましたがそろそろ食べても良い頃でしょう。
とても美味しかったです。


どうやら雨が振り始めたようです。
雨ぐらいであればなんともないのですがこの雨が雪になり、この列車に何かしらの影響を与えないか心配です。


東能代に着く頃には雪に変わってました。

あっという間に吹雪になりました。



今回乗車した座席はグリーン車の最後尾でした。
そのためすぐ後ろに車掌さんのいる後方の運転台があります。
そしたらなんと緊急防護無線と思われる信号を受信したことを知らせる音がなり始めました。
その外が後ろで流れるのを聞いたとほぼ同時、特急つがる3号は緊急停車してしまいました。

どうやら少し先の踏切から異常を知らせる信号が届いたようです。
ですが今回は5分ほどで復旧してゆっくりと走りつつ約4分遅れで二ツ井に到着しました。

二ツ井を出てからは今までの遅れを挽回するかのように高速で走り抜け次の停車駅、鷹ノ巣に到着しました。
当駅は秋田内陸縦貫鉄道との乗換駅でそちらのホームには珍しくなった有料急行の急行『もりよし』3号が出発を待っていました。


遅れを完全に回復したわけではないため再び高速で走り抜け次の停車駅、大館に着くはずでしたが再び緊急防護無線を受信、再び緊急停車してしまいました。
3分ほどで動き出したものの先程よりもゆっくりと進み下川沿駅で対向列車待ち合わせのため再び停車しました。

しかし何分立っても対向列車が来ません。
そこで調べたところ待ち合わせの列車は青森からの特急つがる4号でこちらの遅れが15分なのに対し4号は20分遅れとのこと。

下川沿駅停車からおよそ20分で対抗のつがる4号がやってきました。



離合し終えると急いで出発。
次の大館到着時およそ19分遅れていました。


色々あって少し飛ぶのですが、山を越えて弘前に着く頃には久しぶりの青空が広がっていました。
最後に青空を見たのは羽越本線の象潟付近だったため約3時間ぶりの青空です。

新幹線の高架が見えてきました。
最後の途中停車駅、新青森です。
そして次が終点なのですが向かい側のホームに来る列車が遅れているため5分追加で止まるとのこと。
もうすぐそこが青森なのだから行ってくれよと思いましたが仕方ありません。
当駅〜青森は特急つがるの自由席に限り乗車券のみで乗れる珍しい区間のため地元の方が大量に乗車してきていたこともあり自由席は相当混雑しているようでした。


いろいろトラブルがありましたが無事に終点、青森に到着です。
かつて新幹線が無く特急と船で北海道へ行くのが主流だった時代。奥の端のさらに奥にある船着き場まで鉄道が行っていましたが今では飛行機、新幹線ができたためかなり手前に乗るようになり青函連絡船もかなり廃れてしまいました。
かつて栄華を誇ったブルートレインや青函連絡船のことを考えていましたが新幹線連絡の列車の発車時刻が迫っていたため足早に青森をさりました。

そして乗車したつがる3号はこの記事が投稿される頃には名称が変更されていると思われますが、キュンパスがあるから来た、というような人が多くつがる3号が目的という人はそこまで多くないように感じました。

〜まとメモ〜
列車種別:つがる3号(現在はスーパーつがる1号)
使用車両:E751系4両編成
使用座席:グリーン車指定席(1号車13番A席)
使用路線:奥羽本線
運行区間:秋田→青森
乗車区間:全区間
乗車時間:2時間42分(+25分)















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【乗車記】JR東日本の豪華観光列車 サフィール踊り子4号に乗車する様子。

2024-03-15 15:15:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。


今回の記事はJR東日本の豪華観光列車、特急サフィール踊り子号です。
この列車は全車グリーン車以上でさらにカフェテリアを連結した観光列車です。

停車駅と発車時刻
サフィール踊り子4号
伊豆急下田 16:39
   河津 16:52
 伊豆稲取 16:58
 伊豆熱川 17:06
 伊豆高原 16:15
   伊東 17:35
   熱海 18:00
   横浜 18:57
   品川 19:11
   東京 19:19

この列車は臨時列車です。
運転日時を予めご確認ください。


乗車記

ここは伊豆急行線の始発駅、伊豆急下田駅です。

当駅では列車ごとに改札を行っているためそれを知らずにいた僕は1時間少々暇になりました。



駅の裏手に回って伊豆特急の並びを撮影。
被写体は撮影した場所からかなり離れていたので画質がとんでもないことになっています…

発射の5分ほど前に改札が始まりました。
一番乗りで改札を通過。
人だかりができないうちに写真を撮ります。

サフィール踊り子の見どころの一つ。
「車内設備のご案内」は4号車カフェテリアを除き全車両にグリーン車のシンボル、四つ葉のクローバーが並んでいます。
これも全車グリーン車の列車ならではの光景です。

おそらくE5系新幹線のグリーン席と同じタイプの座席ですね。そちらは乗車したことないのでわかりませんが😅
今回予約した座席は一番後ろなので心置きなくフルリクライニング。


背面テーブルに書かれた車内設備にはなんとグリーン車のマークが無色で印刷されています⁉

フカフカの可動式ヘッドレストに頭を乗せて空を見上げれば…


小窓越しに伊豆の青空!
何気に普通のグリーン車が一番開放感があるかもしれません


気づけば次の停車駅、河津でした




伊豆の海を眺めつつ車内販売で購入した軽食(みかんのアイス)を食べます。


果肉が多くてとても美味しかったです。


気づけば外は暗闇。


伊東に到着です。
次の停車駅、熱海駅にいたのは貧乏旅愛好家の味方、313系8000番台です。
元々はセントラルライナー用の車両としてデビューした313系8000番台。
料金が少々高かったばかりの人気が出ず、銭トラレルライナーというひどい愛称をつけられたのち有料列車の舞台から姿を消しました。
現在は追加料金のかからない普通列車の運用についてるため普通列車らしからぬフカフカの転換クロスシートを楽しめます。



今朝降り立った小田原駅は通過です。
サフィール踊り子は熱海を出ると次は横浜に止まるので約75kmノンストップで走ります。


平塚を通過すると馬入(相模)川を渡ります。




サフィール独自のミュージックホーンを鳴らして最後の途中停車駅、品川に到着です。



サフィールがデビューした日に開業した高輪ゲートウェイ駅のすぐ横を通過します。


名残惜しいですが終点、東京です。


〜まとメモ〜
列車種別:サフィール踊り子4号
使用車両:E261系8両編成
使用座席:グリーン車指定席(8号車11番C席)
使用路線:伊豆急行線、東海道本線
運行区間:伊豆急下田→東京
乗車区間:全区間
乗車時間:2時間40分


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【乗車記】JR直通特急 スペーシア日光1号乗車記

2024-03-05 13:04:13 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回の記事はJR直通の特急東武特急「スペーシア日光」の乗車記です。
列車名の通り使用車両は東武鉄道100系スペーシア号です。
この列車に乗車した12月下旬にはすでに新型特急「スペーシアX」がすでにデビューしていたため影に隠れがちになっていたこの列車も実はすごい特急であると紹介しようと思います。

停車駅と発車時刻
  新宿 9:34
  池袋 9:40
  浦和 9:59
  大宮 10:06
  栃木 10:50
 新鹿沼 11:06
 下今市 11:22
東武日光 11:30


乗車記
ここは一日の平均乗降客数世界一の大ターミナル新宿駅です。

これより乗車するのは東武鉄道直通特急「スペーシア日光」号です。



入線して来ました。
日光詣色編成の100系ですね。
非常に大きなドア。


内装も非常に豪華。
とても分厚く、深く倒れるリクライニングシート。


比較用にこちら新型特急スペーシアXの座席。

どちらも普通車指定席。ですが座り心地は大きく違います。


背面テーブルはありません。
全席にインアームテーブルと窓側にでかい折りたたみテーブルがあります。



こちらの折りたたみテーブル、しまうときは支柱のボタンを押しながらたたむのですが、気をつけてください。挟まれるとすごく痛いので!!
(これをわざわざ伝えておいたということは…察してください😅)

なんと驚き、全席にフットレストがあります。
しかも裏返して靴を脱ぐタイプの。


体全体を包み込むような作りの座席。

もはやグリーン車ですね

そんな100系スペーシア。
ブルーリボン賞を獲得しています。
毎年新型車両の中で最も優れていた車両を決める賞で中でもブルーリボン賞は最優秀賞に当たります。最優秀賞以外はローレル賞っというものに選ばれることもあります。
しかもこの年はブルーリボン賞常連客の小田急ロマンスカー「RSE」やJR東日本スーパービュー踊り子こと「251系」を抑えて選出されたまさに名車です。
ちなみに2023年のブルーリボン賞はJR東海の「HC85系」に贈られました。



そんなこんなで新宿を発車。


かなり進んでここは大宮駅。
この駅で車内はコンパートメントを含めとうとう満席に。




写真は栗橋駅。
当駅で東武鉄道に連絡します。
ホームから大体線路2本分離れたところで乗務員交代を行いデットセクションを通過してこれより東武鉄道を走行します。





デットセクション通過時は非常灯以外の電灯や空調機能が停止するため車内が一時静まり返る

南栗橋の大カーブ。


利根川を渡ります。

JR両毛線と接続する栃木に到着。



南栗橋車両管区新栃木派出所にはSL大樹用の客車(しかもぶどう色)が留置されてました。

新旧スペーシア同士のすれ違い

東京のビル群から2時間足らずでこんなのどかな場所まで来ました。
写真に写っている山はおそらく古賀志山

何度見てもほぼグリーン車の座席ですね
終点の一つ手前の下今市で下車。


次はSLふたら大樹に乗車しました。






〜まとメモ〜
列車種別:特急スペーシア日光1号東武日光行
使用車両:東武鉄道100系スペーシア
使用座席:普通車指定席(1号車11番D席)
使用路線:山手貨物線、東北本線、東武日光線
運行区間:新宿⇄東武日光
乗車区間:新宿→下今市
乗車時間:1時間48分

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【惜別乗車記】さようなら 金沢行の特急しらさぎ号

2024-03-03 00:00:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。




今回の記事は前回と同じく地震によって投稿を控えていた記事の第二弾です。前回の記事と同日、12月中旬の記事になります。


停車駅と発車時刻
 名古屋  9:48
尾張一宮 10:02
  岐阜 10:12
  大垣 10:21
  米原 10:56
  敦賀 11:26
  武生 11:46
  鯖江 11:51
  福井 12:01
芦原温泉 12:12
加賀温泉 12:23
  小松 12:31
  金沢 12:48





乗車記
ここはJR東海一の大ターミナル、名古屋駅です。



特徴的な姿の681系(非貫通扉)


座席。
JR西日本が保有する特急用車両のほとんどに採用されているリクライニングシート。

背面テーブルはそこそこの大きさ。
テーブルの上に広がるは今回の旅のオトモ。
名古屋名物『地雷也の天むす』と正義の飲み物『コカ・コーラ』です。

リクライニングはボタン式です。


小さなインアームテーブルもあります。

尾張一宮に到着。
奥に見えるのは名鉄一宮駅です。


しばらく名鉄線と並走。



名古屋を出て最初に渡る大きな川。
それは木曽三川の一つ、木曽川です。


岐阜に到着。
ちなみにこの日は名古屋から当駅まで同一区間を走行する特急ひだが少々遅れたため僕の乗車するしらさぎ号も少なからず影響を受けていましたがひだ号は当駅より高山本線に入るためしらさぎ号は今までの遅れを回復すべく引き続き東海道本線をぶっ飛ばします。
次に渡る大きな川は長良川。
この川は日本屈指の清流です。
もちろん木曽三川を構成するものの一つです。


名古屋発の列車では木曽三川の中で最後に渡るのが揖斐川。
この川を渡れば交通の要所、大垣です。



大垣に到着。
かつては東京駅から当駅まで夜行列車『ムーンライトながら(大垣夜行)』が走っていました。


大垣〜米原の間では特急列車や貨物列車などの速達タイプの車両のみが走行する新垂井線という路線でショートカットします。
そのため上の写真のように一時本線から分岐します。
おそらく新垂井線走行中に岐阜までの遅れは解消されました。


本線と合流したあと最初に通過する駅は天下分け目の戦いの地として知られる関ヶ原です。


伊吹山と思われる山が見える。
鉄道唱歌東海道編の一節に歌われている内容と同じですね。
交通の要所、米原です。
当駅より東海道本線から離れ北陸本線を走行します。
その関係で進行方向が逆転、さらに需要が拡大する当駅からは付属編成を連結します。



琵琶湖が見えます。
ただ、琵琶湖は湖西線のほうが見やすいです。



近江塩津で湖西線と合流した辺りからさっきまでの青空から打って変わって辺り一面霧に包まれております。



霧に包まれた景色は雨→雪と少しずつ変化していきあっという間に吹雪になりました。
この時点で最後に青空を確認した長浜付近を通過してから30分程しか経ってません。
恐ろしく早い天気の移り変わり、太平洋側から日本海側へ移動する旅の醍醐味。これだから旅はやめらんねーぜ!って僕にとってはこれが今年始めての雪だったので非常にテンションが上っておりまして681系の側面に打ち付けられた雪や雨の音を聞きながらまもなく運行形態が見直される特急しらさぎ号の旅を楽しんでいました。

新幹線の高架と合流。
雪積もる敦賀に到着。
当駅から先は次の3月を持って運行が終了する区間になります。
また、当駅から武生駅までの間に狭軌在来線用のトンネルの中では最長の北陸トンネルがあります。
この区間では携帯の電波が通じない時間が10分程度あります。



武生駅は少し市街地から外れた位置にある越前たけふ駅に新幹線が通るため新幹線開業後は優等列車が来なくなってしまいます。
また、写真を撮り逃したのですが人生で初めて営業中のラッセル車を見ました。



メガネフレームで有名な鯖江に到着。
奥ではサンダーバードが通過する様子が見えます。


また青空が広がっている…

どうせ特急列車はもうこない区間ですから特急列車らしい設備と新幹線の高架を合わせて写真を取ってみました。


福井に到着。


豪雪地帯特有のスプリンクラー。
このあたりまで来るとデッキはキンキンに冷えてました。



いい感じの写真が撮れました。
また雪がちらついてます。
車両基地が見えます。



終点金沢に到着。
名古屋から3時間非常に長旅でした。
もうすぐしらさぎ号で長旅を感じ取ることが難しくなることを考えると少し寂しいです。
列車によっては途中停車駅無しで走るものも出てくるでしょうからね。


鼓門の前で終了です。

東海道新幹線開業と同日に新設された北陸特急『しらさぎ』まだ完全引退するわけでわありませんが今までのようなパワフルな走りというよりかは新幹線リレーの特急として余生を過ごすことになるでしょう。
何にせよ今まで多くの乗客を名古屋・米原から北陸へ運び続けたことに変わりありません。

今までありがとう、そしてお疲れ様。


〜まとメモ〜
列車種別:特急しらさぎ5号金沢行
使用車両:681系6両(+3両編成)
使用座席:普通車指定席(2号車10番D席)
使用路線:東海道本線、北陸本線
運行区間:名古屋・米原⇄金沢
乗車区間:全区間
乗車時間:3時間










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