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【乗車記】Hello New NANNKI ハイブリッド気動車で快適な移動を

2024-05-24 18:03:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。


今回は2024年5月上旬の乗車記。
そして乗車するのは旧ワイドビュー特急で唯一第三セクターを経由する南紀号の乗車記です。



停車駅と発車時刻
南紀82号名古屋行

紀伊勝浦 14:29
  新宮 14:49
 熊野市 15:10
  尾鷲 15:46
紀伊長島 16:08
 三瀬谷 16:34
  多気 16:58
  松阪 17:06
   津 17:21
  鈴鹿 17:39
 四日市 17:48
  桑野 18:01
 名古屋 18:26

この列車は臨時列車です。
予め運行日時をご確認ください。

乗車記


ここはJR東海と西日本の境界駅、新宮駅です。
ここまではJR西日本の特急くろしお号に乗ってきましたが当駅でバトンタッチ、これより先はJR東海の特急南紀号で名古屋を目指します。
やってきました。
2両編成での運転です。

座席。

リクライニングはレバー式、コンセントも一緒についています。

ヘッドレストは無い。
頭が当たる部分もちょっと硬め。

ちなみにこの車両は2023年のブルーリボン賞を受賞しています。
ブルーリボン賞についてはスペーシア日光号の記事で詳しく書きましたので一番下の関連記事の欄にリンクを貼っておきます。
シートピッチはそこまで広くありませんが足をゆったり伸ばせる余裕はあります。
不思議なことにこの座席、全体的に硬いうえにヘッドレスト、フットレストバーもないのにかなり快適、これが新型車両の実力かと一人で感心しました。
近年製造された特急によく見られる大型荷物スペース。

車間扉(?)のガラス部分は和紙のような模様でスモークがかかってました。

リメイクされた国鉄三大チャイムの1つ
「アルプスの牧場」を鳴らして発車。

列車は新宮を発車してすぐ熊野川をわたり三重県に入ります。ここから大体3時間15分ほどかけて三重県を南北に縦断します。
およそ20分で次の停車駅、熊野市です。

きれいな海。



GW中の旅のためこどもの日に向けてクレーンで鯉のぼりを吊し上げていました。

乗車中のHC85系は世にも珍しいハイブリッド方式の特急型車両です。
画像ではエンジンを回してそのエネルギーでモーターを回して走行していますが時々、モーターのエネルギーをバッテリーに貯めたりバッテリーに貯めたエネルギーでモーターを回したりしている情報が電光掲示板に回ってきます。

海岸線ギリギリを走行。
尾鷲に到着。
尾鷲市は日本でもトップクラスに降水量が多い都市として有名です。

尾鷲を出発後順調に進んでいましたが画像ではわかりにくいですが田んぼのど真ん中でストップしてしまいました。
この日は関西本線のダイヤがそこそこ乱れており南紀や快速みえにも遅れが出る事態となっておりその影響でこちら紀勢本線にも飛び火してきたのかと思われましたがすぐにエンジンをうねらせ出発。
車内放送もなく何が原因で止まったのか分からずじまいでした。
すぐに時速80キロ台に復活しました。

紀伊長島に到着。
向かい側にキハ25がいますが回送でしょうか?
電気が消えてるように見えます。

紀伊長島出発後少し眠ることにしました。

途中目が覚めたところで一枚写真を撮りましたが何なのかよくわかりません。
後で調べたところ大内山川を撮ろうとしたと思われます。
また寝て起きるとここは三瀬谷駅でした。
合計30分ほど寝たようです。

なんかすごい駅がありました。
なんて名前の駅だったかは忘れましたが昔このホームは廃止され反対側のホームで上下線の列車をさばいてるみたいな情報を耳にしました。



多気に到着。
この駅から参宮線が分岐します。
またここから先は先日乗車した快速みえと同じ区間を走行します。

近鉄山田線と並走。

松阪に到着。
近鉄各線から名古屋駅で新幹線に乗り継ぐ場合この松阪で特急南紀や快速みえに乗り継ぐと新幹線への乗り継ぎがスムーズになることがあります。

田んぼに反射する伊勢志摩ライナー
結構いい感じ。

津に到着。
ここから先は伊勢鉄道線に直通します。
そのため今朝、和歌山駅から乗ってきた紀勢本線ともついにお別れです。
紀勢本線の未乗車区間は和歌山〜和歌山市、津〜亀山となりました。

快速みえのキハ75系。
こちらも引退が危惧されており、後継は乗車中のHC85のようなハイブリッド車になると噂されています。

伊勢鉄道線内は時速110キロほどでぶっ飛ばしていきます。

伊勢鉄道線内唯一の停車駅。

近鉄鈴鹿線が見える。




画像中央部に白い点、あれは飛行機と思われ、その真下付近にあるものが本日の目的地、セントレアでしょう。
河原田でJR関西本線に入って暫く進むとついに見えてきました。四日市の石油化学コンビナート!!

と思いきや一つ手前の南四日市で対向列車の待ち合わせとのこと。
先ほども書きましたが本日の関西本線は大きくダイヤが乱れています。
対向の快速亀山行きは約8分遅れてゆったりと入線してきました。
セントレアへの乗り継ぎの特急(切符はまだ未購入なのであとの便にもなってもいいのですが…)
の時間があるので
「もっと早くきてくれてもいいだろ」
と心の中で文句を言いましたが遅れていた列車は315系のトップナンバーだったのですべて水に流しました。
画像は貨物駅の駅名標ですが約5分遅れて四日市に到着。


四日市を出てすぐに見ることができるこの施設でタンク車に石油を詰めて全国へ送り出します。
富田駅には赤熊と快速みえのときにはまだ噂でしかなかった三岐鉄道に譲渡される211系がいました。

彼方に名古屋市街が見える。

橋を渡ってすぐのところでまた停車。
対向の南紀とすれ違うとすぐに発車。

数少ないナローゲージを導入している三岐鉄道北勢線。

木曽三川をわたり愛知県に入ります。
(画像は揖斐・長良川と思われる)
木曽川を渡っている最中に愛知県に入り、それによって長かった三重県縦断が終了しました。
弥富駅で対向列車待ち合わせのためしばらくの運転停車。
ここから先、春田まですべての駅で運転停車を行い実質「各駅停車南紀号」になっていました。

1号車と2号車の間にあるトイレに行こうとしたら何やら面白いものが展示してありました。
HC85系はデッキに沿線の品を飾るミニ美術館のような物がつくられています。




おや?

おやおや?
なんと近鉄の観光特急しまかぜと並走を始めたではありませんか!!
八田のあたりで追い抜きましたが名古屋到着直前に追いついてきました。
車内にいた人もなんだこのかっこいい列車は!?と言わんばかりにカメラを向けていました。

終点名古屋に定刻で到着。
何と5分もあった遅れを完全に回復してしまいました。

一枚写真を取ったらすぐに改札を飛び出し、名鉄名古屋駅に向かいました。



まとメモ
列車種別:特急南紀82号
使用車両:HC85系
使用座席:普通車指定席(2号車14番D席)
使用路線:紀勢本線、伊勢線、関西本線
運行区間:紀伊勝浦→名古屋
乗車区間:新宮→名古屋
乗車時間:3時間37分



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1 コメント

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山陰インバウンド観光 (グローバルサムライ)
2024-06-27 13:46:59
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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