のんびり乗り鉄紀行

乗車したことについての乗車記。
旅行行程についての旅行記。
施設についての探訪記。
などの記事を投稿している。

【乗車記】ワイドビューもびっくりのデカい窓 特急むさしに乗車。

2024-11-04 21:20:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年11月上旬の乗車記。
そして乗車するのは西武鉄道の最高傑作「001系 Laview」で運行される特急むさしです。

停車駅と発車時刻
特急むさし63号 飯能行

 池袋 8:00
 所沢 8:22
入間市 8:33
 飯能 8:42

この列車は土休日のみの運行です。
あらかじめ運行日時をご確認ください

乗車記
ここは朝の池袋です。


西武と台鉄は姉妹鉄道協定を結んでいるらしいです。


イモムシフェイスのこの車両がLaviewです。
池袋7番ホームが特急専用乗り場です。
7月に投稿したLaview夏祭りの記事でも書きましたがLaview最大の特徴はこの大きな窓。
JR東海のワイドビュー車両もびっくりのサイズの窓からの眺望は抜群です。

この飾り過ぎないロゴがまたかっこいいです。

Laviewは西武池袋線特急に投入されています。
西武池袋線特急は主に2つあり、飯能止まりの特急むさしと飯能で進行方向を変えて西武秩父まで足を伸ばす特急ちちぶです。
今回は飯能止まりの特急むさしを選択。


ゆりかご型の座席に可動式ヘッドレスト。




車内は全体的に黄色が採用されてます。
車内にも外のと似たような電光掲示板が設置されている。

もちろんブルーリボン賞を獲得しています。

リクライニングもそこそこ倒れます。

テーブルはインアームテーブルと背面テーブルがあり、コンセントにFree Wi-Fiまであるという充実っぷり。


ヘッドレストカバーも変わった付き方をしています。

液晶タイプの車内案内表示器。

練馬から先は地下鉄が合流するため見れる車両の種類も増えます。
早速東急5050系が見れました(なんか既視感)
↓詳しくはコチラから

【乗車記】東上線最速達列車 川越特急で小江戸へ - のんびり乗り鉄紀行

こんにちは✋はくたかです。今回は2024年7月下旬の乗車記。そして乗車するのは東武東上線の最速達列車、「川越特急」です。停車駅と発車時刻川越特急小川町行池袋11...

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清瀬を通過。
この駅止まりの列車もいくつか設定されています。
清瀬の次の秋津は駅構内に東京と埼玉の県境がある面白い駅です。
一応JR武蔵野線の新秋津駅と接続してます。

新宿線と合流すると…

所沢に到着。

所沢はとなりのトトロの舞台となった街なので発車メロディもジブリ関係です。

小手指車両基地が見える。

航空自衛隊入間基地の中を突っ切って入間市駅に到着。

旧線跡らしきものが見えました。

そして終点、飯能に到着。
この駅はムーミンバレーパークの最寄りです。
池袋から割と短時間で着きます。


まとメモ
列車種別:特急むさし63号
使用車両:001系8両編成
使用座席:普通車指定席(2号車5番A席)
使用路線:西武池袋線
運行区間:池袋→飯能
乗車区間:全区間
乗車時間:42分




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【宿泊記】外人向け? THE KNOT HIROSHIMAに宿泊。

2024-11-03 12:30:00 | 宿泊記
こんにちは✋
はくたかです。




先日投稿した東海道新幹線の記事の続きです。
平和記念公園を訪れたその帰り、資料館の置く見える航空障害灯のある建物が今回宿泊する「THE KNOT HIROSHIMA」です。

(画像は翌朝撮影)
入口。
客層を見るとなんとほとんどが外国人観光客でした。

(画像は翌朝撮影)
ライフスタイルホテルだからかモダンアート(?)というやつでしょうか?
入り口にずらりと絵が並べられています。

いろんな国の言葉で書かれています。

歯ブラシなどのアメニティは自分で持って行くスタイル。
部屋の全貌。
壁にかかっている絵にはハングルと中国語で何かが書いてありました。



市電が見える部屋でした。
コーヒーケトルや陶器(?)のコップがありました。





ここに宿泊するとこんな感じのコインが渡されます。(確か1人3枚)

このコインを使えば最上階のバー(?)で食べ物や飲み物と交換できます。
興味本位で行ってみました。
客層は屋内席が満席になるほどかなり賑わっておりどうみても宿泊者では無さそうな人も多く来ていました。
オリーブとチーズをオリーブオイルに漬けた奴(詳しい名前は忘れた)を交換しました。
コインが足りなくなったので飲み物を別途購入。しかし驚いたのがその提供速度の遅さ。
ドリンク1個持ってくるのに20分かかるってのはちょっとねぇ…
言ってしまうとアイスティーを注文したのですがカクテルみたいな混ぜたりで時間のかかりそうなものならまだしもただのアイスティーを持ってくるのにしてはちょっと時間がかかり過ぎじゃないですか?まぁ…これに関しては屋内席が満席になっていたことも考慮すると仕方ないなという感じです。
しかし注文するときにミルクもつけてほしいと言ったのに伝わっていなかったようでそれを持ってくるのに今度は30分。一応自分で持ってきましょうか?と聞きましたがすぐに持ってくるので大丈夫ですと言ってたんですけどね…
たかがアイスティーに約1時間費やすことになってしまいました。待ってる間にオリーブは全部食べ終わってしまいましたし長時間夜風にさらされたことで体も芯から冷え切ってしまいました。これ以上の滞在は翌日の行程に支障をきたすので8割方飲んでしまったアイスティーにミルクを突っ込んで一気に飲み干し足早に去りました。持ってきてもらったミルク、あんまり時間がかかるようなものだから金属の入れ物にでも入れてるのかと思いきやどこにでもあるようなプラスチックカップタイプのやつでしたよ
↑金属のやつ

↑プラスチックカップタイプのやつ


ちなみに景色と座席の方はめちゃくちゃ良かったですよ最上階(14階)にあるだけのことはあります。座席もクッションがいくつも置いてあったりと体が冷えないうちはリラックスできました。
今回の場合1件でバーというものが自分の性に合わないということがよくわかったので今回失ったお金は勉強料ということにしたいと思います。もしかするといつもはもっと提供速度が速かったりするのかもしれませんので、この1回で全てを決めつけてしまうのはよくないかもしれません。

あのバーで何かしら食べることを想定していたので夕食を腹6分目までしか食べておらずバーだけではいっぱいにならなかったので近くコンビニに食料を買いに行くとグリーンムーバーAPEXが横を通り過ぎていきました。デザインがかっこいいですね。
コンビニでは西日本限定(?)の金ちゃんヌードルを購入。冒頭で紹介したケトルでお湯を沸かして食べました。あのケトルすごくお湯が注ぎやすかったです。
カップラーメンと風呂で体を温め早めに寝ました。翌日の行程はかなり体力が必要ですからね…
おはようございます☀
天気は快晴、時刻は8時を回ったところです。
ふかふかなベッドと枕でぐっすり眠れました。

向こうが平和記念公園の方向。
次の工程のことも考え早めにチェックアウト。
泊まってみてわかったのがこのホテルはやっぱり外人向けということですかね。

あとこのホテルは2020年にできた比較的新しいホテルだったようです。
ちなみにTHE KNOTは広島の他に横浜・新宿・札幌にもあります。

最寄りの中電前電停から市電に乗って広島駅を目指します。
本日のメインイベントは芸備線の完乗です。



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【ひとくち乗車記】東京臨海「高額」鉄道りんかい線に乗りに行こう。

2024-11-02 20:59:00 | ひとくち乗車記
ここは池袋です。

乗車する列車が来ました。
1本前の新宿行がE233系だったので次は70−000形かなーと思っていたらBINGOです。
この車両もついに後継車が発表されましたね。
道中この車両の写真を撮るマニアも散見されました。
この車両はZ10編成で全部で10編成ある東臨の中で一番新しい編成のようで大崎延伸開業用として製造されたようでした。(けれどもデビューは2002年の11月)
ちなみにZ4、5編成はもういません。

2018年に全編成が機器更新を終えました。
2002年製のもとのは思えないフルカラーの電光掲示板があります。




大崎に到着。
ここまではJR埼京線を走行してましたがここからはりんかい線に入ります。
この日は雨風で全体的に遅れや運休が生じていたので少々停車。
せっかくの3連休の初日なのに東海道・山新幹線は運休する便も出ていてニュースによると博多駅が人でごった返していたようでした。
ちなみにサンライズ出雲・瀬戸も同様の理由で運休です。

あれ??
サンライズ……大雨…運…休………??



久しぶりに乗るサンライズがウヤった話。 - のんびり乗り鉄紀行

こんばんは、はくたかです。まずはこの写真を見てください。本日発車分のサンライズ瀬戸のノビノビ座席の特急券です。明日岡山で用事があるので昨日マルスを叩いたところ7番...

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りんかい線は大半の区間で地下を走行しますが地下鉄扱いではないようです。

品川シーサイド駅に到着。



りんかい線は1996年に新木場⇄東京テレポートで開業した路線で2001年に天王洲アイル、2002年に大崎まで開業し、大崎延伸開業と同時に埼京線との相互直通運転を開始しました。
当初は京葉線と直通する計画もあったようですよ(なんなら使ってる線路の一部は京葉線の貨物支線を転用している。)
かっこいい柄のモケット。

遠目に東京ゲートブリッジが見えます。

そして新木場に到着。

りんかい線で使用される発車メロディは「Water Crown」、「Cielo Estrellado」が基本ですが地下区間は駅にちなんだご当地発車メロディが設置されています。



ちなみにサブタイトルになっている臨海高額鉄道というのは東京臨海高速鉄道の運賃がかなり高めに設定されていることからそう呼ばれています。



〜〆〜


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【乗車記】人気ない⁉ 東海道新幹線海側座席に乗る。

2024-11-01 19:04:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年10月中旬の乗車記。
そして乗車するのは今年の10月に開業60周年を迎えた東海道新幹線「のぞみ号」です。

停車駅と発車時刻
のぞみ73号 広島行
 東京 13:48
 品川 13:55
新横浜 14:07
名古屋 15:26
 京都 16:02
新大阪 16:17
新神戸 16:30
 姫路 16:45
 岡山 17:06
 広島 17:42

乗車記
ここは東京駅八重洲口。
古風な丸の内口とは違い近代的な見た目の八重洲口は高速バスの拠点となっています。
名古屋行や鹿島神宮行のバスに乗客が乗り込んでいくのを横目に駅舎内に入ります。
この日は三連休の初日、東京駅東海道新幹線乗り場は大勢の旅行者で混雑…では済まされないほどの人がホームの先端に押しかけていました。大勢の親子に高そうなカメラをぶら下げたマニアっぽい人たち。間違いない、さてはドクターイエローが動いているんだな?と思いながら定期では珍しい広島行ののぞみに乗り込みます。後で調べてわかったのですがどうやらこの日はドクターイエローの乗車体験回が開催されていたようで、つまりこれは運行ダイヤが公開されてるも同然の状態、よって大勢の人が駅や沿線に集まったようです。元々ドクターイエローの人気は高かったですが引退宣告を受けて押しかける人が倍以上に増えてしまいました。

乗車するのはもちろん1号車自由席。
今までのぞみ号の1号車はガラガラだったのですが最近では1号車でも始発駅で窓側がほぼ全て埋まるレベルにまで混雑するようになってしまいました。

汽笛一聲、東京の駅を発車します。

いつもは見どころが多く、日も当たりにくい進行方向右側(番号でいうとE席側)に好んで座るのですが今回はあえて進行方向左側(A席側)に着席。今回のメインテーマはA席からの景色の紹介です。
新橋を過ぎるとゆりかもめが見えますがすぐ分かれていってしまいます。
浜松町付近の東京モノレールも同様。
運が良いと走行中の車両が見れます。


レインボーブリッジを横目に品川駅に滑り込みます。



ガラスに乗車している車両が反射することは反射鉄と呼ばれ親しまれているようです。
東北新幹線では下り列車の進行方向右側に座ると上野を出て地上に上がり、田端付近でJR東日本首都圏本部に反射する様子を見れます。

(写真はE2系200系カラー)

東急大井町線の上を跨ぎます。
画像左側に下神明の駅があります。
湘南新宿ラインと並走(すぐに追い抜いてしまったが。)奥に見えるのは武蔵小杉の建物群。

多摩川を渡って神奈川県に。

武蔵小杉駅。

YOKOHAMA NAVY BLUE色のこの車両は相鉄の。

新横浜に到着。
駅の裏手はたくさんのビルが伸びる正面との差がすごい。
下には横浜線の線路があります。
馬入川(?)を渡ります。

小田原を通過。
確かここでEXEaを見た気がするが写真に写ってないということは記憶違いか?

海が見えたのは予想外。

三島を通過…と思ったが通過線がないためこれは熱海ですね。
三島を出てすぐのところ簡易的な車両基地がありました。三連休の初日だからか何一つ止まっていませんでした。

富士川を渡ります。
新富士通過前後から車内の所々から聞こえるシャッター音も富士川を渡ると少しずつ収まってきます。

冒頭でも書きましたが東海道新幹線は今年で60周年を迎えました。

静岡のあたりだったと思う。

東静岡駅。

♪駿州一の大都会 静岡出でて安倍川を…♪
の安倍川です。
安倍川と大井川はある時とないときで水量の差が激しいです。


大井川。
この川の上流で中央新幹線の建設が行われています。

貨物列車が見えた。
おそらく掛川駅。
このあたりまで来ると意識が途切れ途切れに…
そして気づけば夢の中。
目が覚めるともう名古屋の手前まで来てました。
大きな見どころの一つ、浜名湖を見逃してしまいました。
アーバンライナーが見見える。

名古屋に到着。
大混雑だった1号車自由席もここで少し落ち着きました。

関ケ原の辺り。

米原を通過。

米原を通過すると進行方向左側に鉄道総研の車両保存所があり、そこにかつての高速試験者たちが3本保存されています。
通過は一瞬なので結構見逃しやすいです。

京都に到着。

近鉄線と東寺の五重塔。

京都と新大阪は新幹線を使うとすぐに着きます。


ここも見どころ。
新大阪を出てすぐ宮原総合運転所があります。
今日はサロンカーなにわと瑞風がいました。
コナンラッピングのスーパーはくとで使用されるHOT7000系もいました。
コナンラッピングと聞くとJR北海道のキハ261系が思い浮かびます。



淀川を渡ります。

N700Sに限った機能なのかはわかりませんが停車駅が近くなると光が少し強くなります。
こっちが通常時。

新神戸に到着。

こちら側に座ると神戸市外が見える。

西明石(?)を通過。

姫路に到着。
のぞみの山陽新幹線内の停車パターンは
新神戸・岡山・広島・小倉+姫路or福山or新山口or徳山といった感じです。

500系がいました。
ついにN700aのJ西車の8両化改造が始まったようですね。500系の時代もついに終わるのかと思うと少し寂しかったり。


山陽一の交通の要衝、岡山です。
ここから先は約10年ぶりに行くため実質初見です。
岡山の貨物ターミナルはかなり大きいです。


ラ・マル・ド・ボァが見えた。
やってきた方向を考えると向きが逆のラ・マル・備前長船は✕、宇野みなと線を通ってないことからラ・マル・せとうちとラ・マル・ことひらも✕でしょう。ラ・マル・やまなみもまだ運行を開始していないためこの列車は三原からのラ・マル・しまなみと思われます。

末期色の世界もUranaによって少しずつ解体されています。

末期色にピンク色が混じるようになった。



高梁川を渡る。

そこそこ大きな貨物ターミナルが見えてくると

福山を通過。

うっかり降りたら大惨事の東広島は新幹線単独駅です。在来線は山陽線の西条駅が最寄りですがここから5km程離れています。
広島が近づくと車両基地が見えますが…

もう末期色は一掃されRed Wingが広島シティネットワークの覇権を握っています。
広島到着後は乗り継ぎ時間がわずかのため写真等は一切撮らず切符を買い可部線に乗って移動。この日は山陽線でかなりの遅れが発生しており可部線も約5分遅延していました。
所変わってここは新白島駅。
アストラムラインに乗り換えます。

アストラムラインはこの駅から終点の本通まで地下区間を走行します。



かっこいい。

なかなか座り心地のいい座席でした。

ホテルに荷物を預けたあと平和記念公園を訪れました。
原爆ドームの下には崩れた瓦礫が残されているのですが、なんとも言えない不気味さがありました。

ホテルからの景色。
今回はここで終了です。

まとメモ
列車種別:のぞみ73号
使用車両:N700S
使用座席:普通車自由席
使用路線:東海道新幹線、山陽新幹線
運行区間:東京→広島
乗車区間:全区間
乗車時間:3時間54分

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【乗車記】運行距離第2位 特急宗谷に乗って最北へ。

2024-10-27 16:58:00 | 乗車記
こんにちは✋
はくたかです。

今回は2024年8月下旬の乗車記。
そして乗車するのは昼行特急の中では運行距離日本第2位の特急宗谷号です。乗車時間5時間超えの今では数を減らした長距離列車の旅。長時間の着席から来る疲労に備えて今回はグリーン車を予約しています。

停車駅と発車時刻
特急宗谷 稚内行

  札幌 7:30
 岩見沢 7:56
  美唄 8:07
  砂川 8:18
  滝川 8:24
  深川 8:38
  旭川 9:00
  和寒 9:29
  士別 9:40
  名寄 9:56
  美深 10:16
音威子府 10:41
天塩中川 11:13
  幌延 11:46
  豊富 12:00
 南稚内 12:38
  稚内 12:42

乗車記
初日から3泊お世話になったアパホテルに別れを告げ札幌駅へ向かいます。

宗谷号は一日一往復しか走っていないため区別する必要がないため「あずさ2号」みたいな、〜〜〇〇号という名称がなくダイレクトに特急宗谷と書かれています。

宗谷号の入線まで時間があるので先にお隣のホームに停車していた785系すずらんを見に来ました。

元々は特急ライラック・カムイの前身であるスーパーホワイトアロー用の車両なのでかなり古いです。(確かJR北海道の特急型車両の中では最古参)
こんどの春のダイヤ改正で特急すずらん号は廃止になりますがそれと同時に785系も引退することになるでしょう。
Uシートのポテンシャルがグリーン車並なので一度でも乗ってみたかったのですが今回の旅行ではその夢は叶いませんでした。そして来年春までにもう一度北海道を訪れることもできそうにないためこれが最初で最後の785系かもしれません😭
そんなことをやっている間に特急宗谷で使用されるキハ261系0番台がやってきました。
この車両は今やおおぞら、とかち、北斗、フラノラベンダーエクスプレス、ニセコ、ホームライナーなど数多くの特急に充当されるキハ261系1000番台(5000番台)の原型ともとれる車両です。
そんな優秀な後輩とは裏腹に特急宗谷・サロベツにしか充当されない0番台は何たることか…
と言いたいところですが札幌・旭川と稚内、大変な長距離に冬場は大雪、そんな過酷な路線を毎日休むことなく(検査や故障が発生しているときは5000番台が代走しているが)走り続けるそんなパワフルな車両の底力というのでしょうか?今回の旅行でそれを目の当たりにすることになります。

四葉マークのグリーン車。
この車両のグリーン車は半室のため「グリーン室」「グリーン席」と呼ぶのが正しいのかもしれませんが面倒なのでグリーン車と書きます。

シンボルマークはHokkaido Express Train の頭文字と形式番号「Series261」からHET261と書かれています。なぜかこのマークと記念撮影をする外国人観光客が何人かいました。

日本語・英語両方を同時に表示しているため撮影が楽です。

サボ風の号車案内。

座席の全体像を撮り忘れるという大失態を犯しましたので部分的にしか写真がありません。
座席は革張りで高級感がありました。
可動式ヘッドレストにカバーには指定席という意味のReserved Seatの刺繍が。
フットレストは両面タイプ。

E2系にあったものと似たタイプのインアームテーブル。
朝ご飯を乗せてもう一枚。
まるごとバナナは前日にセイコーマートで、炭酸水は改札階のキヨスク、紅茶はホームの自販機で買いました。はい、どうでもいいですね。
宗谷号は長時間走り続けますし特に冬は暖房で車内の空気が乾燥するので水分は多めに買っておくことをおすすめします。車内販売や自販機が設置されてませんし途中駅で買いに行けるだけの余裕もありませんので。

コンセントがあります。
Free Wi-Fiやブランケットのサービスはありませんでした。

特急宗谷のグリーン車は9席しかありませんし何度も書いてますが5時間にわたって走り続けるため満席になることが多いです。僕は座席をフルリクライニングすることが好きなので気兼ねなく倒せる一番後ろの席を優先して予約しているので念には念をと10時打ちで切符を取ろうと考えましたが予定があって無理そうだったため、えきねっとの事前予約に任せたところ…
見事!!一番前を取ってくれました😭
もう二度と任せません。
もちろん最後部座席はすでに予約されていたと。一列掛けを取ってくれただけマシですね。
東室蘭行特急すずらんと同時発車。
若干向こうが早く発車しましたがポイント追加の関係で一気に抜きます。

しかし向こうはかつての日本最速列車を受け持っていた車両かつ高性能な電車特急。あっという間に抜き返されました。

しかしこちらも負けてられません。
モーターをフル稼働して再び抜き返し、そのまま差をつけて今回の勝負は特急宗谷の勝ちでした。
こんな感じの付きつ抜かれつの戦いは最大で函館本線と千歳線が分岐する平和駅付近まで続きます。

千歳川を渡ります。

朝が早かったため一眠り。
目覚めると美唄まできてました。
向かいの列車は特急カムイ。
初日に訪れた深川駅。

石狩川を渡って旭川市街に入ります。

旭川駅。

旭川を出てすぐ、富良野線が分かれていき次の旭川四条で石北本線と別れます。(富良野線は別れてすぐ方向をぐるりと変えてあっという間に見えなくなりますが石北本線は旭川運転所の奥まで並走します。)

キハ54やキハ40などが多くいました。

花たびそうやに使用される観光列車「山紫水明」のうちの片方、紫水号です。

ラッセルが団子の如く集まっています。

狭い範囲に駅名標が4つもある謎の駅、永山駅で運転停車。

和寒(わっさむ)駅。
函館本線の「発寒(はっさむ)」と似ています。


駅の近くにスキー場のようなものが。

対向のサロベツ号が遅れているため士別でしばらくの停車。
なんとキハ261系5000番台はまなす編成が代走に入っていました。
士別を7分遅れて発車しました。
おや??

名寄駅到着前にあの有名なキマロキ編成を見ることができました。
キマロキとは

キ…機関車
マ…マックレー車
ロ…ロータリー車
キ…機関車

の略で雪かきに使われていた編成です。
かつて越美北線で運転されたものでは「ロキヤキマロキラ編成」なんていう「スーパー雷鳥信越サンダーバード」に近しいヤケクソネーミングセンスなものもあったそうな。ちなみに句切れをつけるのは「ロ/キ/ヤ/キマロキ/ラ」で
ロータリー車+機関車+職用車+キマロキ編成+ラッセル車になります。


話が脱線しました。
名寄に到着。
ここから先は高速化工事が行われていないため速度が落ちます。

車間部の木目調ドアは国鉄車を彷彿とさせます。

美深に到着。

飛ばして音威子府(おといねっぷ)。

〇〇まであと✕✕km
という表示は北海道らしさがあります。

天塩中川まで来ると少しずつ体に疲れが現れ始めます。
白樺がここまで生えているのを見たのはこれが初めてでした。

牛(?)が放牧されてました。

幌延駅に到着。

幌延は北半球のど真ん中の街らしいです。

豊富(とよとみ)には日本最北の温泉街、豊富温泉があります。

廃止が決定した日本最北の木造駅舎の駅、抜海の写真を取り逃がしたので代わりに兜沼の写真を。

トイレの帰りに273系にあるようなフリースペースを発見しました。

稚内市の中心駅、南稚内に到着。

えらい土砂降りになっていました。

アルプスの牧場を流してついに…ついに終点の稚内駅に到着です!!
札幌を出てからおよそ5時間15分、距離にして約400km、これは東京から神戸市までの距離に相当します。







ちなみにここまで来た列車は折り返し旭川行特急サロベツになります。



最北の駅から眺める景色は絶景です。
この線路は約3100km先の指宿枕崎線の終点、枕崎まで続いています。いつか稚内発枕崎行の切符を使って日本縦断をやってみたいです。



人生であと何回来れるでしょうか。
最北の駅まで来た喜びを噛み締めて稚内観光へと繰り出します。


〜〆〜


まとメモ
列車種別:特急宗谷 稚内行
使用車両:キハ261系0番台
使用座席:グリーン車指定席(1号車10番A席)
使用路線:函館本線、宗谷本線
運行区間:札幌⇄稚内
乗車区間:全区間
乗車時間:5時間12分(+3分


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